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*85*
七実
「それともう1つ」
七実もまた悟空と同じ構えを取る
悟空
「おっ、これは……」
七実
「かー」
七実
「めー」
七実
「はー」
七実
「めー」
トリコ
「こいつまさか………離れてろ!」
洋輝
「遊戯!」
遊戯
「うん!」
七実
「波っ」
悟空のものに負けない位のエネルギーが
洋輝達に襲い掛かる
トリコ
「8連………釘パンチ!遊戯!」
遊戯
「魔法の筒!相手の攻撃を跳ね返す!」
トリコはエネルギー波に殴り掛かり、流れを止め、遊戯が魔法の筒で七実へ返した
七実
「………そしてこれが、先程の技」
七実は手刀を構え、大きく振り上げると、蒼い刃………【月牙天衝】に似た斬撃を飛ばし、かめはめ波を真っ二つにする
一護
「なん…だと…?」
ルフィ
「なんだぁ、あいつ?」
トリコ
「分かんねーよ!よく分からないが……あいつは俺たちの技を真似出来るのか!?」
悟空
「まるでセルみてぇな奴だなぁ」
七実
「もちろん、この技術だけが虚刀流の能力ではありませんのであしからず」
洋輝
(見稽古………噂で聞いた程度だったがここまで真似出来るなんて)
洋輝
「ルフィ!ギアセカンドだ!」
ルフィ
「あ、なんで?」
洋輝
「後でいい肉やるから戦ってくれ!」
ルフィ
「よっしゃ!ギア2!」
洋輝
「悟空は界王拳で!」
悟空
「界王拳ッ!」
七実
「懲りずにまた新しい力を………」
一護
「なんであの技なんだ?」
洋輝
「界王拳は元々身を削る諸刃の技だ、体が弱い七実なら発動する事も難しいだろう?」
トリコ
「じゃあギア2は」
洋輝
「超速いから目で捕らえきれない」
一護
「おいおい」
ルフィ
「ゴムゴムの……JETピストル!!」
七実
「!」
ルフィの超高速の拳が七実の腹に当たり、大きく吹き飛ぶ
悟空
「だぁーーーーー!!!!」
そこから追い打ちで悟空が蹴りを………
七実
「くっ…………!!」
七実の体もそろそろ限界だった
元々弱い体で長時間戦闘も行えず、本気を出せばその力に肉体が耐えきれず崩壊してしまう……
七実
「………ケホッケホッ」
七実
「今一度、これを」
七実は服から小さな短刀を取り出して…………
服をまくり、胸元に大きく空いた穴に突き刺した。
悟空
「いい!?」
洋輝
「何をしているんだ!!?」
一護
「…………まさか、あれは!!!」