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『✕✕✕アルティメット』ブレイク(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 119ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 時空監理局編 逃走中 オールスター 
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一護
「……【悪刀・鐚(びた)】ッ!」

洋輝
「悪刀?それは一体」

一護
「………古来に作られた謎の刀【完了形変体刀】」

一護
「その中で死神から見て唯一形と能力が分かってンのが悪刀・鐚」

一護
「アイツを心臓にぶっ刺すと、刀が【死を拒んで】無理矢理生かすんだ」

洋輝
「不死になる………のはちょっと違うか」

一護
「心臓部分に穴が空いていたな」

遊戯
「それって、もう一回は使ったってこと………?」

七実
「…………」

悪刀・鐚が突き刺さった胸元の血管は禍々しく変色し、肌は生気を感じられないほどに白く染まる

七実
「では、面倒なことになるのは御免ですので、どうか死なないでくださいね」

ルフィ
「あっそーだ、おい洋輝!おれ捕まえる方法思いついた!」

洋輝
「本当か!?」

ルフィ
「ギア3!」プクー

ルフィは親指を咥えて空気を込め、大きく膨らませる

七実
「先程の高速移動に加え、肉体の膨張まで出来るとは………貴方は一体何者ですか?」

ルフィ
「おれは…………海賊王になる男だァ!ゴムゴムの~~!!」

ルフィ
「ギガントピストル!!」

七実
「『ごむ』………ああ、未来に存在する軟物質ですか」

七実
「でしたら………」

ルフィの巨大な右腕を七実は押し出すように受け止め、瞬間移動でルフィの真上へ飛ぶ

七実
「骨の肥大化……普通の人間には不可能に近い技術ですが、見稽古で見てしまえば」プクー

七実
「類義した物を発動することは出来なくないんです」

七実の右腕も大きく膨らみ、ルフィの真下へ……


洋輝
「ルフィ!」
と、そこに洋輝が素早く動いてルフィを押し出し、直撃は間一髪免れるが、余波で2人は吹き飛ぶ

遊戯
「無茶だよ!あの危険な技を真似させるなんて!」

ルフィ
「ニシシ、これでいいんだ!」

七実
「あら、あらららららら」

拳を叩きつけた後の七実は空気が抜けたように空を舞い…………ただでさえ小さめの身長が更に小さくなって床に落ちる

ルフィ
「お前すっげぇな、ギア3まで真似出来るんだからさ、おれも最初使った後そんな風になったまって大変だったからな~」

洋輝
「……そうか!ギア3の副作用!弱点まで綺麗さっぱり真似したことで無力化させたのか!」

悟空
「おめぇやるなぁ!」

ルフィ
「へへっ、今のうちに縄で縛ってどっかに置いとこーぜ!」

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