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『✕✕✕アルティメット』ブレイク(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 119ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 時空監理局編 逃走中 オールスター 
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たくっちスノー
「お前たちだってそうだろ!?善か悪かは関係ないとして!そんなことをするのは幸せの為なんだろ!?」

たくっちスノー
「善悪の区別は………生きてる証だ!!」

たくっちスノー
「個性を捨てるな!心を失うな!」

たくっちスノー
「心無き者は………生き物じゃない!!」

「…………黙れええぇぇえええええ!!!」

「お前なんて、お前なんていらない!」

「心が邪魔をするなら、心なんていらない!」

「善悪が生きる証なら………そんな世の中で生きたくない!」

「そんなものが生き物なら…………無機物として生きる!!」

「そう………俺達はもう何も考えない!!」

「ただ、やりたいことをやる………そうだろぉ!!」

監理局の人間たちは、超巨大マガイモノに足を突っ込み、取り込まれていく

たくっちスノー
『馬鹿か!?そんなデカい奴と同化したら肉体を失って二度と元に戻れなくなるぞ!!』

「この人生を捨て去れるなら、それも本望!!」

「次に生まれる時は、もう少し俺たちに都合が良い時空になっているさ!」

たくっちスノー
「ダメだ!!生きることを諦めるな!」


たくっちスノー
「…………僕と違って心を持っているだろ!!」

たくっちスノーの静止も聞かず………監理局の者はマガイモノに飲まれていった


たくっちスノー
「…………」

たくっちスノー
『泣きっ面はまだはえーよ………』

アスカ
「どうする!?あのマガイモノに弱点はあるのか!?」

たくっちスノー
「あるけど意味を成さない………」


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たくっちスノー
「マガイモノは肉体が純度100%の液体成分で出来ています、1滴で800個にも膨れ上がった設定が体の元です」

たくっちスノー
「人間で例えるなら肉体組織が全て細胞で構成されている、といったところでしょうか、違うところと言えば細胞分裂が異常に速いこと」

たくっちスノー
「だから我々マガイモノは手足が千切れても瞬く間に細胞分裂を行いあっという間に再生する、これが不死のタネです」

たくっちスノー
「マガイモノキラーは全身がガン細胞のようなものです、それも特殊で自身に害は与えませんが、マガイモノに与えればあっという間に死に至る位の………」

たくっちスノー
「ですが、あの超巨大マガイモノは細胞の再生が速い上に図体が大きいから小さい範囲しか汚染できなくて、無効にされてるみたいです………」
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たくっちスノー
「………あの大きさになると、時空から大勢が集まって袋叩きにするしか」

たくっちスノー
『なんだ、簡単な事じゃねぇか!』


たくっちスノー
「無理だ!そんなに多く時空の渦は作れない!それに………超巨大マガイモノを倒せる人数が揃えばこのエリアは空の奥まで密集してしまう!」

たくっちスノー
「それに………僕にそんな数の味方は………」

たくっちスノー
『なに、それに関しては心配するな!』

たくっちスノー
『お前の味方はいっぱいいるぞ!』

月詠
「え、誰なんです?それは………」











たくっちスノー
『俺やリニュ後を生んでくれた……………皆だ!!』

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