コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 魔界の姫と白竜・黒竜
- 日時: 2014/08/15 16:15
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- 悪魔と人間の日常を描いた騒ぎがありながらもアクションあり、シリアスあり、コメディありというエキサイティングな小説です。最後の最後まで読んでいただけたらうれしいです。 
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- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(36) ( No.41 )
- 日時: 2014/09/17 20:44
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- そして放課後・・・・・・ 
 3年3組は帰ることになった。
 だけど・・・・
 「お前か、熊本健太郎」
 「いかにも、そうだが」
 「早く姉ちゃんを返せ」
 「何のことか?」
 「こいつ、ぬらりひょんを彷彿させやがる顔しているな」
 「そりゃ無理ありませんよ。だって健太郎は23代当主なのですからね・・・・・・」
 「おい、零。帰ってこないと思ったらこんなところに長居しやがって。さっさと帰るぞ!」
 「それもいいけど今はまだやめとくわ」
 「澪姉!?」
 そこには澪が突っ立っていた。
 「久しぶりね、水俣君に熊本君。それから、3年3組の愉快な仲間たちのみんな、はじめまして」
 「略すのも無理ないけど、どうしてここに?」
 「あなたにまた会いたくなっちゃって」
 「で、今どうしてるんだ?」
 「今、京都大学に通ってるの」
 「じゃあ、大学生という身分なんだ」
 「そういうことになるわね」
 「ほかの姉ちゃんたちは?早く出せ!」
 「ごめんね、この2人、魔界一乱暴者って言われてて・・・」
 「くう、こうなったら名乗ってやるよ。俺たちは魔界最強の双子、『青竜院霜』と『震』だ!!」
 「最強双子・・・・俺たちは20人がかりでやってやるよ!」
 追記 ついにやってきた魔界の双子について表記しておきます。それから熊本君たちの誕生日も記載しておきます。
 青竜院霜 次男(17歳)<4月11日>
 青竜院震 三男(17歳)<4月11日>
 熊本健太郎 (14歳)<9月24日>{熊本市}
 阿蘇宮篤 (14歳)<12月22日>{阿蘇市}
 水俣芳大 (14歳)<3月14日>{水俣市}
 八代海斗 (14歳)<9月24日>{八代市}
 天草翔貴 (14歳)<8月12日>{天草市}
 人吉幌大 (14歳)<6月15日>{人吉市}
 長崎光平 (14歳)<6月11日>{長崎市}
 雲仙明 (14歳)<1月18日>{雲仙市}
 島原唯真 (14歳)<8月7日>{島原市}
 諫早敏輝 (14歳)<11月21日>{諫早市}
 大分紗野 (15歳)<5月17日>{大分市}
 中津桃歌 (14歳)<3月2日>{中津市}
 国東マルシー (14歳)<2月16日>{国東市}
 宇佐美晴海 (14歳)<10月19日>{宇佐市}
 竹田愛 (14歳)<1月28日>{竹田市}
 城下玲菜 (15歳)<5月1日>{日出町}
 由布院真有 (14歳)<7月22日>{由布市}
 日田野菜緒 (14歳)<10月5日>{日田市}
 杵築望恵 (14歳)<10月27日>{杵築市}
 玖珠原瑠璃 (14歳)<9月24日>{玖珠町}
 玖珠原麗魅 (14歳)<9月24日>
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(37) ( No.42 )
- 日時: 2014/09/18 19:08
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- ついに始まった。 
 魔界最強双子の戦いが。
 澪たち護衛役はじっと眺めているしかできない。
 「この巨大な剣に勝てると思うな!!」
 「行くぜ、関西者の意地、見せてやるよ」
 「お前に大意を阻もうとしたこと、後悔させてやる」
 「んなもんに、俺はなりもしねえよ」
 「いくぜ!!!仏斬刀!!!!」
 「しかとその目に焼き付けるがいい!!白竜黒竜!!!!」
 「紗野も行く!!吹雪に凍てつきなさい!」
 「加賀の弦殺師・・・・・・それが篤の先祖だ」
 「弦殺師にぬらりひょんに雪女・・・・まとめて全員片付けてやる!!!!!!」
 「王駕裂帛!!!」
 「氷壁!!!」
 「くっ、凌がれたか・・・・」
 「まずい!!」
 「竜王止水“柳”」
 「こざかしい真似を」
 ひらりとかわされた。
 「修羅獄門!!」
 「為虎双撃!!!」
 火花が散る。
 「隙ができた・・・殺取・水竜螺旋陣!!!!!!!」
 「ぐわっ!!」
 「集え、嵐となれ!!!氷華蓮華!!」
 「どわああ!!」
 「受け取れ・・・」
 「行きますよ・・・兄上・・・」
 「何!!?」
 「竜王止水“百花繚乱”!!!!!!!!!」
 「ぐわあああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
 「終った・・・・」
 「勝った・・・・・・・・」
 「やった・・・・」
 「決まったな・・・・・・」
 零と僕は仲良く同時に着地した。
 ついに双子は倒れた。
 「ぬらりひょん23代目・・・どこまで強くなるんでしょうね・・・」
 「さあな」
 そうやさしく答えた。
 僕は知らなかった・・・・
 次なる追っ手が着ていることを・・・・
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(37-1)・(38) ( No.43 )
- 日時: 2014/09/19 16:31
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- 訂正 来ている 
 そう、更なる追っ手がやってきた。
 17時・・・
 まったく京都の町はどうなってんだ・・・・
 そう思っていた。
 さて、ここは京都市伏見区鳥羽。
 「さて、目的の男はどこかな?」
 そう探しているうちに強面の男が現れた。
 「貴様、不審者だな」
 そう、この男こそが蘆屋義憲だ。
 「あ、今私のこと恐れた。悪魔も人間も恐れたら負けよ。その目玉、もらうね☆」
 少女は消えた。
 義憲は動揺する。
 「何をされた!?み、右が見えん!くそっ!!」
 「あなたの眼球は、こちらの世界・・・」
 「な、なめるなあ!」
 刀を抜き、接近する。
 しかし、薙刀で右目をつぶされた。
 義憲は、倒れた。
 魔界の戦いの前哨戦、鳥羽の戦いで蘆屋義憲は戦死した。
 「・・・骸の世界へようこそ」
 1人の女が近寄った。
 「あ!お狐様!どうぞ、人間の生き胆です!!」
 「・・・靉・・・そなた、父親より見所があるな・・・」
 こうして、歴戦の刑事、蘆屋義憲は殉職した。
 追記 ついに来ました14人目の護衛役。靉について書こうと思います。
 青流院靉 十一女(10歳)<3月22日>
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(39) ( No.44 )
- 日時: 2014/09/19 17:57
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- 洛西学園・・・ 
 洛西学園の3年3組は半妖の多いクラスだ。
 それだけじゃない。
 悪魔も3人きているとかで異色なクラスだ。
 洛西学園で3年3組の名を知らないものはいない。
 また、同じくらい有名なクラスに、3年4組がある。
 ここのクラスの男子は変態とかなんかで有名だ。
 それだけでなくても1組も2組も5組もわけありで・・・・
 まさに異色なクラスばかりである。
 しかしそんな3組に魔の手が襲う。
 「未来永劫人間は、悪魔に勝てない・・・」
 靉は誓いを立てる。
 そう、姫たちはもちろんだが兄弟も連れて帰ること。
 そして、京都の洛西学園都市の近くまで来た。
 「お姉ちゃんたちを奪っていったぬらりひょん…絶対許さない・・・」
 さてその頃。
 僕らは京都ではどんな名で知られてるかを零たちに話した。
 「なるほど・・・皆そんなに京都では知られてるんですか」
 零は相変わらず敬語だ。
 「加賀の弦殺師といい、総大将といい、3年3組の特攻隊長!出れも皆すごすぎるよ!」
 瑠璃も関心を示す。
 「ふうん、京都ではすごい人物なんだ・・・」
 「あの声は・・・・・・・・」
 零が辺りを見回す。
 「零?」
 「あの声は靉の声のはず・・・」
 「靉は私たち兄弟の末っ子・・・十一女です」
 「兄弟多いな・・・しかも女の子の確率が多い・・・」
 「私たち悪魔はXYが男でXXが女・・・そこまでは変わりませんが女の子が生まれる確率が多いんです・・」
 「つまり、X精子が多いんだ」
 「まあ、そうなりますね・・・」
 「お姉ちゃんそこにいつまでいるの?」
 「ちょっと何のつもり?」
 「澪?」
 「こいつ気まぐれなんだよな・・・」
 「雫・・・」
 「おい、そろそろ現れたらどうだ?」
 「お兄ちゃんにお姉ちゃん、早く帰ろうよ・・・」
 「こんなところに留まりたくないけど仕方ないでしょ?姫様がそこにいたいって言うし・・・護衛役だからここに留まってるだけよ」
 「嫌だよ、こんな世界。地味だし・・・」
 「何言ってんの?こっちのほうが平和で落ち着くわよ」
 「だから地味だって言うの」
 「俺もあいにくここに慣れちまったもんで結構平和ボケしてしまったな・・・」
 「そんなあ」
 「雪たちと一緒に留まろう?」
 「あれ、雪?一人称変わった?」
 「だってクラス皆下の名前で言ってるんだよ?だからそうすることにしたんだよ。郷に入ったら郷に従えってやつだよ」
 「じゃあ、靉もそこに留まる」
 こうして兄弟姉妹の説得で靉も留まることになった。
 あとがき ついにプール授業スタートです!
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(40) ( No.45 )
- 日時: 2014/09/21 17:41
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- 洛西学園でももちろんプール開きはある。 
 「今日は3年3組のプール開きか・・・」
 そういや前回の体育で、
 「明日からプールやで」
 と言われてたっけ。
 「ラジオ体操はじめ」
 光平の号令でラジオ体操を始めた。
 ラジオ体操を始める3年3・4組。
 京都の夏はかなり暑いから、結構早いんだろう。
 ラジオ体操をし終えた後。
 川内が話しかけてきたがパスすることにした。
 所詮、変態が考えそうなことだろう。
 先生が話しかけてきた。
 今のは男子の体育の『玉名貞治』先生だ。
 「熊本君、なんかあの3人輝いてるんじゃないかな」
 「ん??」
 「ほら、メラニンなんて寄せ付けないほど白いし、髪もオレンジとか青じゃないかな」
 「はい、そうですけど・・・・・・」
 「本当に宝石みたいに見えてくるな」
 「え???」
 僕は困惑した。
 いったい何に喩えるつもりなのかな・・・・
 「そうだな・・・ダイヤモンドとサファイア、トパーズ・・・かな?」
 ずいぶん金の香りがしそうですけど・・・
 「いったいどんな手入れしてるんやろな」
 「分かりません・・・・」
 そう言うしかできなかった。
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