コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 魔界の姫と白竜・黒竜
- 日時: 2014/08/15 16:15
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- 悪魔と人間の日常を描いた騒ぎがありながらもアクションあり、シリアスあり、コメディありというエキサイティングな小説です。最後の最後まで読んでいただけたらうれしいです。 
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- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(305) ( No.311 )
- 日時: 2015/11/02 22:15
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- 「え?まさか・・・」 
 「そのとき、皆眠たくなったでしょ?」
 「まあ、そうっちゃそうだけど」
 「でも、篤は飲まなかったよ。っていうかココア飲み忘れちゃった」
 おいおい。
 「その後、眠くなりませんでしたか?」
 「いや、深夜の1時ごろ、レンジで暖めて飲んで部屋へ戻ったら・・・」
 「でしょう?それは偶然じゃなかったんです。しかも、阿蘇宮君同様ココアに砂糖を入れなかったのがただ1人・・・」
 やっぱり、ジョーゼフさん!?
 「ちょっと、どうなんですか?」
 僕は尋ねざるを得ない。
 「それはどうかな?」
 ?
 環奈が急に言葉を返した。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(306) ( No.312 )
- 日時: 2015/11/02 22:22
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- 「確かに、ココアの砂糖に、睡眠薬が入ってたのも無理ないとは思うんだけど。皆あのときの食事を飲食もしてた。でもさ、それを口に含まないようにできる手もあるんじゃない?」 
 え?
 そんなことできるのかよ。
 「ハハハ、何いってるんだ。そんなこと、できるわけ・・・」
 「簡単よ」
 篤はココアを入れた。
 「でも入れるのって・・・なんだ?」
 「唐辛子よ」
 おいおいおい、そいつまさか、本当入れて飲むのかよ!?
 って、篤がちで飲んでるし。
 そいつはちとやばいんじゃ・・・
 え・・・
 「え?辛くない!魔法みたいだ!」
 「僕にも飲ませて。本当だ。辛味なんか感じない」
 どうして唐辛子入れても辛くもなんともないんだ?
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(307) ( No.313 )
- 日時: 2015/11/02 22:28
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- 「簡単なことよ。ほら、ココアって牛乳から作るでしょ。だから時間が経つと表面に膜ができちゃうんだよね。これ、案外丈夫なものでね。ほら、さじ1杯くらいなら包み込んじゃうってわけ」 
 そうか・・・
 だからあの時辛くもなかったわけか。
 「しかし、君が言ったトリックを使ったという証拠はないじゃないか!」
 「そうね。でもさ、密室まで作った狡猾な犯人が篤君が見てる中で堂々と砂糖を入れると思う?」
 確かに、これじゃ犯人だって告白するようなものだ。
 けど、何でジョーゼフさんはあの時うそついたのかな?
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜 ( No.314 )
- 日時: 2015/11/03 00:39
- 名前: せあら (ID: UgGJOVu5)
- えーっと、見にくいです。 
 記事が多いので、遡って見るのが大変です。
 目次を作ってはいかがでしょうか。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(308) ( No.315 )
- 日時: 2015/11/04 22:20
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- >>314 
 せあらさんご指摘ありがとうございます!この件についてはおいおい改善したいと思いますので待っててください。
 「あのー・・・なんであの時、うそをついたんですか?」
 僕と篤はわけが聞きたくてたずねた。
 「うそ?」
 「ほら、あの時あなた言ったでしょ?外から進入できないって」
 まさかあのうそが密室トリックにつながることも考えられてしまうからね。
 「わたしはうそなんかついてませんよ」
 「え?どういうことなんだよそれ?」
 僕にはわけが分からなくなってしまった。
 「私の部屋には確かに抜け道はありました。しかしそれは外へのためであって外からは不可能ということです」
 ますますわけが分からなくなっちゃった。
 「そんなの、ただの屁理屈じゃないか!」
 犬養さんも食って掛かる。
 でも、ここはあきらめるべきだろう。
 「あきらめましょう。こんなことで議論したって始まりません」
 「・・・っ」
 犬養さんは悔しそうに部屋を出て行った。
 もうデュオ。
 次が殺されればもうおしまいだ。
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