コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 魔界の姫と白竜・黒竜
- 日時: 2014/08/15 16:15
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- 悪魔と人間の日常を描いた騒ぎがありながらもアクションあり、シリアスあり、コメディありというエキサイティングな小説です。最後の最後まで読んでいただけたらうれしいです。 
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- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(119) ( No.126 )
- 日時: 2014/12/10 22:58
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- 「うふふ、熊本健太郎君、阿蘇宮篤君、水俣芳大君、八代海斗君、大分紗野さん?決心はついてるかしら?」 
 決心?
 どういうことなんだそれは?
 「やぁんもう、……そんなに顔真っ赤にしちゃって。実はね?私、弟……ほしかったのよね。お姉ちゃんしかいなくて、親戚で年下がいなくて……それで、後輩が出来た時はすんごく嬉しかったのだけれど、やっぱり弟がいいな……って」
 おいおい、いったい何の話なんだよ!
 僕らに弟妹になれと!?
 体育祭の話は!!?
 「男性経験は初めてなの。もっとあなたのこと知りたいの」
 僕の首元に「の」の字を書いた。
 「ダメ・・かな?」
 こんなので僕の理性は崩壊しないぞ?
 僕は過去にどんな女性経験してきたと思っているのか?
 もうとっくに耐性はついているんだ。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜 ( No.127 )
- 日時: 2014/12/11 23:11
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- 「ねえ答えてよ熊本君・・・それともまだ刺激が足りない?もっと年上の魅力、知りたい?確かに、教えあうことは必要よね・・・」 
 うう、こんな時、豊高先輩ならどうするんだろう。
 教えて豊高先輩!
 「沈黙はOKと取っていいのかしら?そう・・・わたし、もう限界なの・・・」
 唇がいつの間にか僕の面前に。
 好きじゃない相手とのキスはちょっと苦手だ。
 実は僕、恋愛に関しては結構奥手なんだ。
 でもそんなこと言ってるうちに、星空先輩の唇が僕の前にいる。
 くそっ、これは現実か?
 僕の体は彼女に押さえつけられている。
 ちっ、ムダだとは思うが僕に残された最後の足掻きはこれしかない。
 ごめん先輩!!
 僕は思い切りヘッドバットを一発。
 「きゃうっ!」
 あとがき また中途半端なところですがここで次回に持ち越しにします。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(121) ( No.128 )
- 日時: 2014/12/15 14:06
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- なんともかわいらしい悲鳴を上げた。 
 おわっと!
 僕も自由を幾分取り戻した。
 しかしここは!?
 ここは京都市山科区にある豪邸の一室だった。
 うわっ、この2人が横にたっている。
 こっちはボーイッシュなかんじで、こちらは典型的な姿だ。
 なんだこれ?
 鎖!?
 僕は縛り付けられていることがよく分かった。
 どういうことだ!?
 「熊本君?さっきはよくも不意打ちしてくれたわね?」
 「さっきはどういうことなんですか?僕はなぜここに?しかも鎖で縛られてるし。死んでたらどういう責任を取るつもりですか?」
 「あーー、うるさいうるさい!いきなり質問攻めで追い詰めようったってそうはいかないわよ!?」
 矢継ぎ早に出てくる僕の質問に業を煮やしたのかな、突発的に大声出して僕の鼻先に人差し指を突きつけた。
 「星空さん、熊本君の言うことにも一理ありますよ。説明くらいさせてやって・・」
 「そうっすよ」
 「では自己紹介からいきましょうか」
 「わたしは七星遥」
 「おれは北斗原涼子」
 「口の利き方・・・男じゃねえのか?」
 翔貴が地雷を踏んでしまった。
 「それいっちゃ・・・」
 「天草翔貴・・・今なんつったぁぁぁ!!」
 だから言わんこっちゃない。
 こんな睨み付けられ方されたら僕みたいな弱虫などいちころだ。
 もしかしたら死んでるかもしれない。
 「ダメよ北斗原ちゃん!熊本君たちは大切な存在よ!」
 「へ?」
 「あなたが休み時間の間あちこちに逃げ回るから探すのとっても苦労したんですからね?そのせいで委員長にも怒られちゃったんですから!ぜーーーーーーーーーったいに協力してもらいますよ!!」
 またそう来たか。
 いくら言ってもムダだなこいつら。
 もっかい言ってやろうか。
 「何度も言うまでもなく絶対加わることはありません!!」
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(122) ( No.129 )
- 日時: 2014/12/15 19:51
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- 絶対加わらないと断った。 
 ところが・・・
 「だったら嫌でも参加させるしかないわね」
 なんと箒を出してきた。
 「こいつが交渉用の・・・」
 「そうよ」
 僕はやられると思った。
 しかし・・・
 やられたのは島原唯真だった。
 「う、うあははははは!!」
 唯真は笑い出してしまった。
 「うわわ・・・」
 芳大はこの唯真の惨憺たる姿に言葉を失っていた。
 「見たでしょう?んな人間でもくすぐりだけは耐えきることは出来ないはず……。特に感覚神経の鋭い人間なら尚更……ね?さあ観念しなさい熊本君?私たちに協力しなさい!」
 「まだ分からないんですか?嫌です!!だいいち、言ったじゃないですか。3年1・3組は誰の配下に加わらないって!」
 「これで・・・どう?」
 今度は翔貴にまで手を出してきた。
 ぬ〜べ〜(鵺野鳴介)だったらどう言ったことか。
 『俺の生徒に手を出すな!!』
 「ほらほらぁ、もっとよがりなさい島原君?」
 あわわ・・・
 七星先輩がここまでドSだったなんて・・・
 ここは星空先輩が女王様役に相応しいのに・・・
 「お前が悪いんだぜ天草翔貴?おれを男だと思ったんだから・・・」
 ちっ、こいつらをどう助けてやるべきなのか・・・
 このままではドSな先輩にヘンな扉をこじ開けられてしまう。
 「いったいどうして僕と言う人脈にたどり着いたんですか?」
 「それはね・・・」
 どうも体育祭の種目決めの時から始まっていた。
- Re: 魔界の姫と白竜・黒竜(122-1・123) ( No.130 )
- 日時: 2014/12/16 13:50
- 名前: メカニッカー (ID: YvSbEZ.f)
- まずはじめに 
 いつの間にか参照が500P超えてました!
 ありがとうございます!!
 これは去年の話なんだが、委員長は星空奈々の姉、仁美だった。
 ちなみに彼女は副委員長で取り仕切っていた。
 今年は仁美はもう卒業しているので、彼女が委員長として姉にも負けないほどの頑張りをしようとしていた。
 でもそれを邪魔でもするかのように、変態軍団・・・3年4組が勢力をまして来た。
 てっきりあの変態軍団のボス、都城久男が卒業して勢力が落ち目になっていたと思い込んでいた。
 ところが、2年5組から持ち上がりで3年4組になった川内亮太郎が力をつけてきたのだ。
 これは予想外の事態だ。
 ましてや、あの『七つの償罪』までもあった。
 彼は絶対23代目ぬらりひょんである僕をこちらに引き入れるつもりだった。
 いや、もう3年3組も引き入れるつもりでいたのだった。
 あいつにとって兄貴的な存在、いや、もはや師匠と言うべきかな、都城久男は変態軍団の14代ボスだ。
 彼は亮太郎に15代ボス候補として期待されていた。
 そんな彼の宿願は七つの償罪の解放だった。
 でも、それを目前に彼の宿願は星空仁美に邪魔されてしまっていた。
 そして対立は今にも続いてることなのだ。
 もし解放されたら姉の頑張りもムダとなってしまうし、委員会二対しての不満も強まってしまう。
 でも、彼の宿願が今果たされようとしているのだ。
 でも、やっぱり僕は法を犯してでも配下に加わりたくない。
 いや、加わる理屈など成立しないんだ。
 書記の土浦仁も加わってしまった。
 で、結果今彼は今どうしているかというと、恐ろしい断末魔をあげて裸にされつるされたと言うのだ。
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