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- お姫様は笑わない!
- 日時: 2011/02/26 15:25
- 名前: 白銀の夜 ◆/.wGEvSoxI (ID: bQbYMR0G)
初めまして。
白銀の夜です。
白銀はシロガネと読んで下さい。
ハクギンでも構わないですが。
とりあえず
荒らし
中傷
などなどはやめてください。
コメント
アドバイス
ばっちこいです。
というわけで始めます。
お客さん。
紅茶s 菫s 真飛s 虎々s 羅輝s サジュs クロ+s 花梨s hanas
オリキャラ用紙 >>16
オリキャラ*
アヤカ(菫s作)>>18 レルシェ・アーシェント(サジュs作)>>25
メイ・サリズム(真飛s作)>>19ココ・メルシェ(サジュs作)>>25
リト(虎々s作)>>22 アミン・テナー(サジュs作)>>25
ロロ(羅輝s作)>>23 シャーラ・サンドグルフ(クロ+s作)>>34
リリ(羅輝s作)>>23
プロローグ >>1
一話「夜の星」 >>7 >>9 >>10 >>11 >>12 >>13 >>14
二話「森の神」 >>15 >>17 >>21 >>28 >>30 >>33
「昔の記憶〜a purple princess〜」 >>36 >>42 >>43 >>44 >>45
三話「白い少女」 >>46 >>47 >>53 >>55 >>61 >>62 >>63 >>64
四話「表の裏側」>>67
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- Re: お姫様は笑わない! 参照500突破 ( No.69 )
- 日時: 2011/02/16 18:28
- 名前: 白銀の夜 ◆OnuzI5zYIA (ID: bQbYMR0G)
リトとはあの村でおさらばした、はず。
そのリトがなぜ今、リクシナの後ろに立っているのか。
「ずっといたぜ」
「まじですか?」
「……リクシナは気づかなかった?」
アヤカもユウジも知っていたらしい。
リクシナは先頭を歩いていたので気づかなかったのも無理はないが。
「でも昼食のときは……ねぇ?」
「ああ、どうどうとリクシナの前で食べてたよな」
「……リクシナはご飯盛ってくれた」
「…………」
という感じでグサグサ言葉の刃がリクシナに突き刺さっていく。
プライドよりリトへの謝罪の気持ちでいっぱいみたいだ。
罪悪感につぶされていく。
「…すみません。ですがこんな危ない旅、みたいなことにリトさんを巻き込むことは……」
「……私は看病ができる。怪我の手当ても。あなたたちを見ていると危なっかしい」
「むう。そこは悩みますね。怪我の正しい対処なんて知りませんから」
「……だから私はついていく。旅には怪我がつきものだから。怪我人をほうっておくわけにはいかない」
「…仕方がない、んでしょうか。でも、うーん……そうですね。わかりました」
案外早く話し合いは終わった。
アヤカやユウジだって成り行きみたいなもので一緒に行動しているのだからそうかわらない。
ただ、リトは知らない。
リクシナという少女が誰か。
どうしてさっきの貴族がリクシナに怯えたのか。
この旅は危険だと、知っている。
この国の姫が逃げ出したのだ。それを知っていながらの行動。
共犯者だ。
だけど、リトは知らないから。
無意識の共犯者ということになる。
リクシナはリトを利用していることになる。
正体をばらさないといけないけど、リトは貴族を良く思っていないし。
「あ、あそこでアイスを売ってますよ」
自分で自分の感情を隠した。
アイスの店にいくと、その店は子供たちだけでやっていた。
アイスを作るのも、盛らすのも、会計するのも全員。
リクシナと歳は近い。
一つしたくらい。
しかも髪の色からみて、貴族。
三人とも貴族なのに、この町でアイスを売っていた。
- Re: お姫様は笑わない! ( No.70 )
- 日時: 2011/02/27 13:02
- 名前: 白銀の夜 ◆OnuzI5zYIA (ID: bQbYMR0G)
その子たちはリクシナたちに気づいたみたいだ。
不思議そうに見ているリクシナたちを不思議そうな目で見る。
「あの、貴族ですよね」
リクシナの問いに三人が頷く。
「私はレルシェ・アーシェント」
「私はココ・メルフェ」
「私はアミン・テナー」
三人が自己紹介をする。
リクシナたちもそれに倣う。
「私はアヤ」
「俺はユウジ」
「……私はリト」
「私は…リクシナ。リクシナ・ヴィ・アルスクリブ」
リトまでの自己紹介を頷きながら聞いていた三人は最後の一人に驚く。
アルスクリブ。この国の王家の名。
「あなた、王女だったの?」
とレルシェ。
「紫の髪か。貴族の恥ね」
とココ。
「どうしてここに?」
とアミン。
「ちょっと、あったんです……。紫の髪もいいと思いません?ココさん」
「…まぁ、ね。……何か買わないの?後ろの邪魔」
言葉がきつくそれに自覚がないのが残念だが、仕方がないだろう。
アミンはココが口を開く度おろおろしている。
王女にあの口は悪いと思っているのだろう。
「じゃぁ、私はチョコを」
「俺バニラ」
「私は、抹茶」
「……白桃」
お金を払って近くのベンチに座る。
アイスショップの中で働いている三人が良く見える。
「貴族って働くんだなぁ」
「普通は働きますよ。あんな歳からはしませんけど」
「何してるんだろう」
「……さぁ」
四人そろってまじまじと見つめる。
太陽が照り、心地よい風が頬を撫でる。
この街は南にあるため周りの町より気温が高い。
だから海で遊んでいる子がたくさんいる。
「この町に生まれたかったです」
「同感」
貴族なんて、平民なんて、そんな風に分けられなかったらこんな毎日があったのだろうか。
笑って笑って、それでもたりない毎日ができただろうか。
リクシナは、心の隅に白で塗れない真っ黒な思いがあることに気づく。
マイナスな感情は誰にでもある。
この光景をみて自分の国がどれだけ残酷か思い知らされる。
所詮はただの王族にすぎない。
ただの人間にすぎない。
上の地位に立っても、立ってるだけ。
とても、虚しい感情が心の隅に光った。
- Re: お姫様は笑わない! ( No.71 )
- 日時: 2011/03/13 18:06
- 名前: サジュ (ID: lJTa6URm)
わぁっ!
使ってくれたんですね、オリキャラ。
嬉しいです。感謝感激ですっ!
- Re: お姫様は笑わない! ( No.72 )
- 日時: 2011/04/20 23:29
- 名前: 虎々 ◆SDhkkrnOxE (ID: yBm8.USt)
お久しぶりです^^
リト使ってくれてありがとうございます
白銀の夜さんの小説やっぱり大好きです!
- Re: お姫様は笑わない! ( No.73 )
- 日時: 2011/05/07 13:18
- 名前: サジュ (ID: lJTa6URm)
最近、更新されてないようですね・・・。忙しいのでしょうが、更新待っています。
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