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【第五章更新!】古本少女!【コメント返信遅くなります><!】
日時: 2012/03/11 21:36
名前: 月読 愛# (ID: 1/l/Iy6H)

月読 愛(つきどく こう)
といいますわ。

『古本少女』もいよいよクライマックス突入ですわぉ!
残りあとわずか(の予定)、頑張りますわ。


……何はともあれ、クリックしてくださった方々に感謝の塊を届けたい勢いです。
頑張ります。

これからも温かい目で見守ってやって下さいねω

少しでも多くの方に見ていただけるよう、
頑張っていますので、
是非、コメントやアドバイス、意見、要望などあれば
どんどんお願いします!
勿論、お客様が書いてらっしゃる小説の宣伝でもかまいませんわ。

ただ……誹謗中傷はやめて下さいね☆



大切なお客様っ▼

ポテトチップス様、芽璃様、まにゃ様、黎様、
魅音様、チョゴリ様、miku(≧ω≦)様、
盾椅 神南様、ハイリ様、アキラ様、らるか様
黒兎様、コウタ様、ヒマワリ様、紗夢羅様、レキ様
翔亜様、だいこん大魔法様、仁都様、風猫(元;風様、鴉咲様
インク切れボールペン様




ありがとうございます☆
これからもよろしくですわ(ω)/


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Re: 古本少女! ( No.148 )
日時: 2011/04/29 14:54
名前: 月読 愛 ◆o9WCM38pVQ (ID: OJbG5PHc)

第四章

「戦争ってなんのこと?いきなりすぎて意味分かんないよ」
「なら教えてあげる。全部」
古本少女はほらと短く僕に声をかけ、手を差し出す。
「え?」
「早くつかまりなさい。行くわ」
「え、うん」
僕は言われるがままに彼女に手を伸ばす。
強引に僕の手をつかみ、ものすごい勢いで上にひっぱられた。
「うわ!ちょっと、空飛んでる!?」
「普通よ。これくらい。これからこういうのも増えていくから」
「それってどういう……」
古本少女の返事はなく、ただ黙って空高く飛び続けた。
「ここ」
そう言って僕に辺りを見回させる。
「なんだこれ……」
そこに広がっていたのは僕たちの街、しかし、それはもう原形を留めていなかった。ところどころに焦げたように黒くなっていたり、
大きな穴があいていたりした。そして、一番奇妙なのはなのは
その形が本の形に似ていること。
「どうなってるんだよ、これ」
「言ったでしょ。戦争がはじまるの」
「……」
「この街は私たち古本管理人によって守られていたわ。でも、私たちを操作しているのは担い手。つまり今はあんた、藍川 湊。
そして、担い手が私たちを捜査するための条件に、感情のコントロールとい枠が存在する」
感情のコントロール?なんなんだ、それは……?
あ……。
「気付いたようだな。そうだ、あんたは母親とぶつかっただろう今までは抑えていた感情、それをこの間乱したんだ。その時にあたしは倒れた。力がなくなったから」
「え」
「あんたが感情を操作できなくなったから、あたしはもう古本少女という立場に立てなくなったの。今は残りわずかの力でここにいる。
あんたが、湊がバランスを崩したということは、このセカイの破滅を意味する。この意味、分かる?」
古本少女は僕を寂しい目で見つめていた。
「いや、僕にはわからないよ」
「そう……」
残念ね、と彼女はつぶやいた。それは今までに見たことのない表情で、僕は戸惑ってしまった。
ふと顔をあげ、再び寂しげな目が僕に向けられる。
「……あんたが、このセカイを壊したってことよ」
「!」
 古本少女は、一瞬微笑んだかと思うと、その目を伏せた。
僕は息を呑んだ。繋いだままの手の甲に温かな涙がこぼれた。                

   ・・ ・・
———霜月 そらが泣いていた。


「……もう一つ……もっと…いっ…かっ……」
「何?」
霜月は僕の手を強く握りしめた。
「湊ともっと一緒にいたかったよ!」
 僕はようやく気付いた。もう古本少女じゃないということは、僕も担い手なんかじゃない。このセカイを僕が壊してしまったというのなら、
もう古本少女は必要ない。僕のそばから彼女は消えてしまう。
必要ないのだから。
そして僕と彼女のつながりもなくなる。今に至るのだって担い手になるためだけのものだ。
なんで今まで気付かなかったんだ。
 僕は自分があの時以上に愚かに感じた。
目の前で本当の霜月そらが泣いている。僕はどうしてこうなんだ。
いつも結局だめなんだ。
そしていつの間にか、僕たちは、見えない何かで繋がっていたんだ。それを自分から切り離してしまった。
でも、ただ一つ言えることは、
『僕は』
『私は』
『あなたのことが好きです』

Re: 古本少女! ( No.149 )
日時: 2011/04/30 11:26
名前: 月読 愛 ◆o9WCM38pVQ (ID: OJbG5PHc)

参照が結構いきました!
ちょっと一人で喜んでみたり……

読んでいただいた皆様にホントに感謝してます!ええ!

これからもよろしくです!
 
500目指して頑張ります!

Re: 古本少女! ( No.150 )
日時: 2011/04/30 13:18
名前: 月読 愛 ◆o9WCM38pVQ (ID: OJbG5PHc)


勉強と内容の都合により、更新が遅れると思いますが、
ご了承下さいですわ。

Re: 古本少女! ( No.151 )
日時: 2011/05/20 22:11
名前: 月読 愛 ◆o9WCM38pVQ (ID: OJbG5PHc)

なんと!
参照が500を超えました!

ありがたいですわぁ*

Re: 古本少女! ( No.152 )
日時: 2011/05/01 01:18
名前: 月読 愛 ◆o9WCM38pVQ (ID: OJbG5PHc)


次は目指せ600です!
頑張ります☆


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