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- 【第五章更新!】古本少女!【コメント返信遅くなります><!】
- 日時: 2012/03/11 21:36
- 名前: 月読 愛# (ID: 1/l/Iy6H)
月読 愛(つきどく こう)
といいますわ。
『古本少女』もいよいよクライマックス突入ですわぉ!
残りあとわずか(の予定)、頑張りますわ。
……何はともあれ、クリックしてくださった方々に感謝の塊を届けたい勢いです。
頑張ります。
これからも温かい目で見守ってやって下さいねω
少しでも多くの方に見ていただけるよう、
頑張っていますので、
是非、コメントやアドバイス、意見、要望などあれば
どんどんお願いします!
勿論、お客様が書いてらっしゃる小説の宣伝でもかまいませんわ。
ただ……誹謗中傷はやめて下さいね☆
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- Re: 古本少女! ( No.33 )
- 日時: 2011/03/20 11:27
- 名前: 魅音 ◆YP8dJbS7cg (ID: kJqRqkmR)
来たよん♪
面白すぎる!
何あんた!文才ありすぎ☆
いいな〜ww
これからも頑張れ—☆ω☆
- Re: 古本少女! ( No.34 )
- 日時: 2011/03/20 11:30
- 名前: 月読 愛 ◆o9WCM38pVQ (ID: OJbG5PHc)
ありがとう魅音▼
感謝だわっ!!
とってもあなたには及ばんですわ……
でも、そう言ってもらえると嬉しいわ。
- Re: 古本少女! ( No.35 )
- 日時: 2011/03/20 12:14
- 名前: 月読 愛 ◆o9WCM38pVQ (ID: OJbG5PHc)
それらの書物には、確かに父の字で文字の羅列が並べられていた。
「これっていつの?」
「二年前。あんたのお父様の病気が分かった頃くらいかしらね」
「え……お父さんが病気になったこと知ってたの?」
「……」
嘘だ……!
「だったらなんで解放してくれなかったんだよ!医師にだった、もう少し早ければ回復も希望があるって言われたのに……!」
「それは……」
「言い訳なんかいらないよ!」
「……」
僕は無性に腹がたった。古本少女は至って冷静に、僕に述べる。
「あのね、言わないでって言われたから隠してたけど、伝えなかったのは、あんたのお父様のご希望なのよ」
「え……そんなわけ!」
彼女の目は真剣だった。
「どうしてそんなこと……」
「お父様の病気が藍川湊に伝わると、この世界を操る担い手がいなくなってしまう。そうなった場合、代わりの者が必要。
でも、跡継ぎはその血筋をひくものに限定される。
つまり、そのときまだ中学生だったあんたには任せられず、あんたのためにお父様は頑張っていたのよ」
「僕のせいなんだ……お父さんが死んだの……」
「これで分かったでしょ? たかが古本管理人でも、人間をいくらでも蝕むことが可能なの。
……あんたのお父様も言っていたわ。湊のためにあの世へいけるなら本望だって」
「嘘だ!」
「ホントよ!……でも、あたしはこういうふうになることを予想していたから、だからそうやって書物に残させたのよ」
その後古本少女は感謝しなさい。と残して、地球の椅子がある部屋へと戻っていった。
そうなのか、僕がお父さんを……。そう思うと、凄く自分がいやになった。でも、僕がやらなきゃお父さんとも顔を合わせられない。
同時にそう思った。
だから、僕は立派な担い手になる。そう決めた。
正直、自分でも、展開をいまいち呑み込めていないが、お父さんが残してくれたこのマニュアルがある。
それだけで、心が緩んだきがした。
ガシャッと音がして、古本少女が戻ってきた。今度は僕の前に腰に手をあて仁王立ち。
「早く立ちなさいよ、ばーか」
といつもの不機嫌にもどる。
「あ、ごめん」
僕はたちあがり、彼女の表情を伺う。
相変わらず無表情だったけど、いいことしたわ、というようなオーラが出ているように感じた。
それから僕は必死にマニュアルを覚え、古本少女に指示することを覚えた。
ふうとさきほどの火星の上で休んでいると、冷たいコップを古本少女が頬に当ててきた。
「つめた!」
「ふん、飲みなさいよ、少し休憩させてあげる」
言葉は悪いが、気を使ってくれたのだろう。
「ありがとう」
素直に感謝の意を伝えた。
ふんと面白くなさそうに踵を返して足を止める。
そして僕に向き直る。
「……やれば出来んじゃない」
「え……」
小さくはあったけれど、確かに聞き取れた。
彼女なりに褒めてくれたらしい。
固まっている僕をしばらく見ていたが、また隣の部屋へと移動した。
その時、僕はなんとなく見てしまった。
彼女の表情はかすかに笑っていたように見えた。
勘違いかもしれないが、ここはうぬぼれて、そういうことにしておく。
僕も飲み物を終え、移動しようとしたと同時に、目の前でその扉が開かれる。
「どうしたの?」
「この顔をみてわからない?」
どうやら彼女は怒っているらしい。さっきの感動返せよ。とは言わず、
「怒ってる?」
「ええ」
どうして急に……僕が原因だろうけど、思い当たる節がない。
部屋を散らかしてきた?いや、ちゃんと本棚に戻した。
椅子を壊した?なわけはない。
さっきの飲み物?意味が分からない。
何だろう?
「僕、何かしたかな?」
「本」
「はい?」
「ふ・る・ほ・ん!」
耳を劈くがごとく、大きな声でいいやがった。
僕は咄嗟に耳を覆ってしまう。
「古本よ!さっき思い出したけど、あんたが一番最初にここに来たとき、浮いてた本持ってったでしょ!」
「ああ……」
そうか、そういえば寝た後、手に持ってたな。
「返さなかったっけ?」
「はぁ? 返されてたらこのこの空間に浮いてるでしょぉ?
今ないじゃない!」
「え?」
僕は辺りを見回す。
そのうちの一冊を手にとる。
「これだろ?」
「え?」
素っ頓狂な声を出し、彼女は渡された本を受け取る。
図星だったらしい。
「……」
沈黙がしばし続き、古本少女は僕の顔を一度見てから、さっと隣の部屋へと逃げた。
古本少女なのに自分が本見つけられなくてどうするんだよ。
他の捨ててあるたくさんの数は見つけられるくせによ……。
- Re: 古本少女! ( No.36 )
- 日時: 2011/03/20 15:36
- 名前: 月読 愛 ◆o9WCM38pVQ (ID: OJbG5PHc)
*
ってな感じだった。
古本少女も普通の心を持っていた。これはいえる。
そして現実に意識を戻してみたが……。
相変わらず教室はいつもどおりで、一刻もたいして変わった風もなく
過ぎていく。
別に深い意味もなく、三人の女子を目で追った。
勿論、ののか、霜月、榊原である。
気のせいかもしれないが、今日は榊原とののかが元気がないように見える。
というか、霜月がそうであったとしても読み取れない。
ここで僕の中で脳内シュミレーションが働く。
ののかに話しかける場合。
①どうしたんだ?具合悪そうだけど
②何してんだよ、ののからしくないぞ!
③ののかあああああああ!
③はないな。①だったら……
「どうしたんだよ?具合悪そうだけど」
「みなとぉ〜べつに」
「べつにって……さっきからなんか元気ないように見えるよ?」
「そっかぁ〜みなとには分かっちゃうんだね。うん。少し朝から……調子悪くて……」
「そうなのか……大丈夫か?」
「うん、平気。でも、湊が気付いてくれるなんて、あたし嬉しいな」
「はい!?」
ダメだダメだダメだ!
これは古本少女が実験したときみたいな展開になってしまうううう!
えーと、②
「何してんだよ、ののからしくないぞ!」
「う〜ん?あ、みなとぉ〜別に〜」
「別にって……何かあったら言えよ、相談に乗るぞ?」
「それじゃあ……」
目を輝かせて少し上目遣いで言ってくる。
「なんでさっきの台詞の語尾に『!』がついたの?」
「はい!?」
もっとダメだ!これは意味分からん。でも一番不明なのは、こんなことを考えてる自分自身だな。反省。
いろいろ試行錯誤した結果、無難にいくことにした。
「ののかー」
「う〜ん?あ、みなとぉ〜何〜?」
「えっと……」
いざとなると言葉って不親切だよなぁ。
「その……」
「用がないなら今は気にしないで〜。眠いのぉ〜」
「そ、そっか。じゃあ後でな」
う〜んと生返事をするののか。
本当に眠いのか知らないが、そっとしとくのがいいのかもしれない。
今度は委員長キャラの榊原に視線を向ける。
が、思考をめぐらせる前に、本人と目があってしまった。
ずっとお互い視線を逸らさないという、なんとも気まずい状況だ。
距離はあるので、まだましと、自分をなだめよう。
しかし限界もあり、榊原も不審に思い始めたらしく、首をかしげている。
何?というように表情もつけてきた。
やばいぞ……
「えっと……」
「藍川湊」
「はい?」
呼び捨てで呼ばれるときは先生か、こいつしかいない。
「なんだよ、霜月」
「ふん。あんたがみんなの委員長さんに変な目配せしてるから、助けてやったのよ、あっちをね」
と榊原を指差す。
「ははは……目配せなんか……」
霜月の鋭い視線に耐え切れず、あえなく撃沈。
「……もどきをしました。はい、視線逸らせませんでした、はい」
「あーあ。感謝しなさいよ」
面倒だわとかいいつついろんな場面で僕を助けてくれる。
第一印象は最悪だったけど、最近はいい面も見たからか、もっと馴染めそうな気さえしてきた。
そんなたわいもないことを思いながら学校は終わる。
帰りはまた、ののかと一緒で、帰りに「家に寄ってよぉ〜」
というののかの意見で、久しぶりに立ち寄ることになった。
- Re: 古本少女! ( No.37 )
- 日時: 2011/03/20 15:58
- 名前: 月読 愛 ◆o9WCM38pVQ (ID: OJbG5PHc)
ここで遅くなりましたが、現時点でのキャラ紹介をしたいと思います。
藍川 湊(男)
主人公。桜霞(さくらかすみ)高校に通う
高校一年。
父が病のためなくなり、後を継いで古本少女の担い手となる。
へたれ。
霜月 そら(女)
別の名を古本少女といい、湊と同じクラスになぜか滞在。
何を考えているのか分からない。
無表情。でも、感情は持ち合わせているらしい。
クールで近寄りがたいタイプ。
桜木 ののか(女)
湊の幼馴染。家も近く、親同士も仲がいい。
外見や言動とは裏腹に、成績優秀、運動もそこそこ、
老若男女に人気があり親しまれている。
うっとりタイプ。
榊原 亜美(女)
湊のクラスメイトで、委員長。
頭がよく、ののかといい勝負。
スタイルもよく、こちらは男子から多くの人気を集めている。
ののかとは仲がいいとか。
生徒会にも所属し、お姉さんタイプ。
*プロフィール*
名前;藍川 湊
誕生日;11月10日
好きな食べ物;こんにゃく
嫌いな食べ物;グレープフルーツ
趣味;読書
特技;暗記
悩み;古本少女
欲しいもの;お父さんが残した書物
一言;世界は僕が守る!///
名前;霜月 そら
誕生日;4月7日
好きな食べ物;餡団子
嫌いなたべもの;こんにゃく
趣味;人間観察
特技;古本回収
悩み;担い手が頼りない
欲しいもの;強い力
一言;特に。
名前;桜木 ののか
誕生日;4月7日
好きな食べ物;苺
嫌いな食べ物;ブロッコリー
趣味;おしゃべり
特技;リレー
悩み;最近眠たい
欲しいもの;ひみつ
一言;みなとぉ〜
名前;榊原 亜美
誕生日;9月15日
好きな食べ物;さくらんぼ
嫌いな食べ物;辛いもの
趣味;雑用
特技;勉強
悩み;湊くんが生徒会にはいってくれない
欲しいもの;勧誘能力
一言;いつか、絶対入ってもらいますよ!
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