コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 白銀の巫女姫 【オリキャラ募集中!!】
- 日時: 2013/08/16 05:41
- 名前: シア (ID: 0cRf5/D/)
初めまして。
シアといいます。
なかなか更新できないと思いますが、コメントをお待ちしております。
目次
プロローグ >>1
登場人物 >>4
用語解説 >>5
第一話 >>6
第二話 >>7
第三話 >>8
第四話 >>9
第五話 >>11 >>12
第六話 >>13 >>18
第七話 >>19 >>22
第八話 >>25 >>30
第九話 >>31 >>35
第十話 >>37 >>42
第十一話 >>43 >>47
第十二話 >>48 >>52
第十三話 >>56 >>57
第十四話 >>60 >>61
第十五話 >>64 >>65
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14
- Re: 白銀の巫女姫 【オリキャラ募集中!!】 ( No.45 )
- 日時: 2013/07/15 01:08
- 名前: 海月姫 (ID: G2ENsTvw)
シアさん、私の小説にコメントありがとうございました。
面白いですねー、私こういうの大好きなんですよ
シアさん書くのうまいっす、私にアドバイスを(つД`)ノ←おい
頑張って下さい&楽しみにしてます。
後オリキャラ投稿できますかね?
- Re: 白銀の巫女姫 【オリキャラ募集中!!】 ( No.46 )
- 日時: 2013/07/15 01:27
- 名前: シア (ID: 0cRf5/D/)
海月姫さん!
コメントをありがとうございます!!
上手くないです上手くないです上手くないです上手くないです上手くないです上手くないです上手くないです…………………………(エンドレス)
私などがアドバイスなんて嫌でしょうが、読んでて思ったことや改善したらいい部分を書いてはいきましょうか?
オリキャラ投稿は総合掲示板のリク依頼・相談掲示板に専用のスレッドを作っています。
そこにお願いします。
- Re: 白銀の巫女姫 【オリキャラ募集中!!】 ( No.47 )
- 日時: 2013/07/16 19:42
- 名前: シア (ID: 0cRf5/D/)
庭園に着き、私は四天竜達を招集した。
いつもは私の肩に乗ってくるところだが、封印を解かなければいけないため、地上に降り立ってもらった。
そして、封印解除の魔法を起動させる言葉を紡ぐ。
「全ての楔が解かれる時、全てが元に戻りうる………封印解除!!」
唱え終えると四天竜達の身体が光り、元の大きさ、竜としての大きさへと戻っていた。
すると、どこからともなく声がした。
「相変わらずだな」
その声は、あの人のもの。
イアルが一礼する時に、私は後ろを振り返った。
そこにいたのは、父君様と母君様だった。
「父君様、母君様…………………………」
「フィーア、どうしても行くの?」
母君様の言葉に苦笑しながら答えた。
「はい。私のような者が一人でも多くの人が戦場に向かうだけで、戦況が変わるかもしれませんし、ずっと、父君様と母君様に守られているだけでは、私は弱いままです。だから、ここを立つのです」
「フィーア…………………………」
母君様は片手で口元を覆い、涙を流した。
父君様は一歩近づき、私の肩に手を載せてきた。
「お前は私達の最愛の娘だ。くれぐれも、無理をするな。無事に帰って来ると約束しなさい」
「父君様、その件は…………………………」
「よいな?」
私の言葉は、最後まで紡がれることはなかった。
そんなに心配をしてくれていたんだと、改めて思う。
けれど、はい、と言うこともできない。
だから…………………………。
「全力を尽くします」
その言葉に満足したのか、父君様に笑顔がうまれた。
母君様はこちらに歩み寄り、私を抱きしめた。
私はそれに、大いに驚いた。
「は、母君様!?」
「皇帝との約束は、皇后である私の約束でもあります。無事に帰って来ることを、真の目標として、戦場で生き延びなさい」
母君様の声は涙声で、言葉の合間にもかすかな嗚咽が混じっていた。
母君様が離れると、イアルが手を握ってきた。
「………っ!」
「大丈夫です。私がお護りしますゆえ」
人目がある、というイアルの配慮なのだろう。
こういうところにイアルはとても目ざとい。
手を握っている位置だって、父君様と母君様には見えない位置で。
こんなさりげない優しさと、かけてくれた言葉に対して、私は頷いた。
私はもう一度父君様と母君様に微笑みかけて、ジルキヴィルに乗り、イアルはシュヴィルに乗った。
もう事前に父君様と母君様には、イアルが私について行くことを連絡している。
私は、右腕を横へ振り、四天竜達に飛行体制をとるように促した。
「父君様、母君様」
ジルキヴィル、シュヴィル、カーディナル、イグドラシルが飛行体制に入り、翼を広げた時、私は後ろを振り向いた。
「私のことは心配なさらないでください。私は、必ずイアルと共にここへと帰ってきます」
「「………っ!」」
私は、父君様と母君様の驚愕に満ちた表情を見て、命令する。
「翔べ!」
私の命令に合わせ、ジルキヴィル、シュヴィル、カーディナル、イグドラシルが飛翔し、父君様と母君様の姿が小さくなる。
死闘が、今、始まる…………………………
- Re: 白銀の巫女姫 【オリキャラ募集中!!】 ( No.48 )
- 日時: 2013/07/23 22:03
- 名前: シア (ID: 0cRf5/D/)
第十二話
私はジルキヴィルの背の上から地上を眺める。
隣にはイアルを背に乗せたシュヴィルが飛翔している。
四天竜達が羽ばたく度に、一つに結った白銀の髪が風に靡き、私の心の中の不安を煽っていく。
彼にはああ言ったけれど、怖いものは怖い。
なんせ私とイアルが向かっているのは、死が待つ場所。
私は彼を命をかけて護りたい。
彼だって、そう思っているはず。
戦場と一括りにしてしまえば、もし、戦う場所が同じだったら、護れたかもしれない。
けれど、戦う場所が違いすぎる。
私は天空で、彼は地上で。
もし、魔法の類、ドラゴンの属性ブレスが地上に当たったら。
それを想像するだけでも鳥肌が立つ。
けれど、もし、そうなってしまったら。
最悪の場合。
死なせてしまったら……………………………………………………
私は生きていけくなってしまう。
誰だってそうだ。
大切な人を失って、正気を保てる人など居ない。
人は、誰だって一つの命を持ち、この世に生を授かる。
そしていつか、大切な人を見つける。
その大切な人が戦場に行くとなった時、自分はどう思うのだろう。
…………………………考えたら、簡単なことだった。
私は必ず、自分の命を犠牲にしてイアルを助ける。
自分の命を犠牲にして、彼を生かしたい。
その願い虚しく死んでしまえば、私は三つの選択肢のどれかを選ぶ。
けれど、この三つの選択肢は、どれもがイアルが止める方法でもある。
一つは、後を追い、自殺を図ること。
全力で四天竜達は止めようとするだろうが、私は四天竜達の盟約者。
言わば、彼ら四天竜達の主。
結果として、私を実力行使で止めようとはしないだろう。
もう二つは、魔法の類に当たるが、二つとも禁術とされている禁忌の魔法だ。
一つは蘇生魔法。
その名の通り、命を体に戻す魔法。
命だけでなく、肉体を無傷の状態で再生することも可能。
が、この魔法の使用者は魔法を使った代償として、自らの命を捨てることになる。
故に禁忌の魔法として、魔導師達の間では、使用することは禁じられている。
最後の一つは禁忌の中の禁忌、悪霊魔法。
これは、天から命を呼び戻し、永遠に自分のしもべとして使用する魔法。
蘇生魔法と同じくして、肉体を再生することも可能。
蘇生魔法と悪霊魔法の違い。
それは、魔法をかけた相手の心。
蘇生魔法なら、死ぬ前の心も、感情も、命と肉体と共に戻ってくる。
それに対し悪霊魔法は死ぬ前と同じ命と肉体は戻ってくるけれど、心も感情も無いただの人形のようになり、使用者に絶対の服従を誓う。
言わば、魔法の使用者の言葉には必ず従うということ。
結果、命の尊厳を踏みにじっているということになる。
故に、この悪霊魔法は禁術とされている。
私は、イアルの命を踏みにじりたくない。
それに悪霊魔法は、使用者の心を狂わせ、正気ではいられなくなる。
悪霊魔法を一度使えば正気を保てなくなり、禁忌の魔法をもっと使用したいという欲が生まれ、終いには他の禁忌の魔法などに手を染めるという。
そんなこと、イアルは望まない。
私は、イアルが望まないことはしたくない。
これらの結果から、私とイアルは、自滅する道しか無いということ。
認めたくない
私の心をもっと煽る事実に、私は目を背けることしかできない無力な存在だと、改めて悟ったのだった。
- Re: 白銀の巫女姫 【オリキャラ募集中!!】 ( No.49 )
- 日時: 2013/07/26 14:51
- 名前: 冬の雫 (ID: /ReVjAdg)
久しぶり♪( ´▽`)
せっかくイアルくんといい感じだったのに……
悲しい(;´ェ`)
面白い〜次が楽しみ!更新頑張ってね!
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14
この掲示板は過去ログ化されています。