コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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ファンタジー(仮)
日時: 2015/12/20 10:58
名前: 明鈴 ◆kFPwraB4aw (ID: bIAXyXLC)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=16841

■お知らせ■
ひっそりとこの物語をベースに、新たな僕アリを書き直しております。
複雑ファジー板で執筆中のウェルリア続編が完結したら、再アップしようと考えております。
設定に若干の変更がありますが…なんとか完結させますよ(涙)
いつも閲覧くださるそこのあなた、本当にありがとうございます!


☆:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::☆
■お客様♪■
・書き述べる様『2次創作(紙)板:AsStory』
・シア様『コメディ板:白銀の巫女姫』
・一ノ瀬美鈴様『コメディ板:Clear the Dimension』
・如月神流様

★━━━━−−———————————————————————————————
『コメディ・ライト板』書き始め日*2014.07.21〜
参照100突破*2014.07.29 参照200突破*2014.08.04
参照300突破*2014.08.20 参照400突破*2014.08.31
参照500突破*2014.09.23 参照750突破*2015.04.01
参照800突破*2015.04.06

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Re: 僕とアリスと白ウサギ ( No.8 )
日時: 2014/07/26 09:06
名前: 明鈴 ◆kFPwraB4aw (ID: yFAAjPBD)

>>書き述べる様

コメントありがとうございます(o^^o)
そうです、コメライっぽく(笑)ネタに走ります…(^^;)
コゴウ先輩が今のところ1番自由に暴走してくれます(ダメじゃんw)

ただ、いつもの癖でシリアスに走らないか心配…しつつも、
コメディライト路線で、いけるとこまで突っ走りたいと思います(笑)

アリスモチーフなので、冒頭にハンプティダンプティの詩をちょっと…
これって、マザーグースなんですね…知らなかったやつです…^^;←
ハートの女王もマザーグースらしく、、一回マザーグース読んできます()

現在途端に思ったような文章を書けなくなって焦り気味なのですが^^;
こちらもウェルリアも、よろしくお願い致しますっ!
それではっ…!

明鈴

Re: 僕とアリスと白ウサギ ( No.9 )
日時: 2014/07/26 12:57
名前: 書き述べる ◆KJOLUYwg82 (ID: Vkpu3Lr3)

こんにちは〜!

アリスにハンプティがいたことを知らなかった(忘れてた?)野郎です(ダメジャン)

マザーグースは、合唱曲でしか聞いたこと無いですが、色んな寓話のオムニバスみたいなやつだった気がするので、アリスからだんだんとマザーグースに話が広がり過ぎないようにお気を付けを。。。。(笑)

 さもなくば、先達が時間をかけて考えた数々の物語を、単身かつ短期間でまとめ上げるという神業を要求される羽目になってしまいます。。。ぉぉぉ(震撼)

 いつかいいアイディア浮かぶ時がくるさ、ぐらいに考えてた方が事が前に進むかもしれませんよ。。(適当)。。。。。。(いや実体験)


どうも失礼しました〜〜〜

Re: 僕とアリスと白ウサギ ( No.10 )
日時: 2014/07/29 10:34
名前: 明鈴 ◆kFPwraB4aw (ID: sopKm/an)

>>書き述べる様

ご返信ありがとうございます‼︎
マザーグースに広がっていかないように…あくまで参考程度で、、(⌒-⌒; )w
どうやらやっとこさ物語動き出しそうです…
今日中にまたup出来たら良いなと目論みつつ(⌒-⌒; )
よろしくお願い致しますσ^_^;

明鈴

Re: 僕とアリスと白ウサギ ( No.11 )
日時: 2014/09/06 10:03
名前: 明鈴 ◆kFPwraB4aw (ID: 0T2ECwzo)

Ⅲ.

「アンタが『姫』ね」
「な、なんなんだよ、アンタ……」
「アンタなんかが私よりも人気があるだなんて。ハッ、女神様が聞いて呆れるわね」

初対面でいきなりあだ名と共に暴言を吐かれた訳だが、僕は突然の出来事に、ただただ呆気に取られていた。
僕がコゴウ先輩と出会ったのは、今から数ヶ月前のことであった。
放課後の通学路で背後から見知らぬ女性に声をかけられたと思えば、この状況である。
振り返ってみれば、僕と同じ学校の制服に身を包んだ女子生徒がそこに立っていた。
その容姿は雑誌に載っているモデルに引けを取らない整った顔立ちだ。
しかし、そのような見た目とは裏腹に強烈な暴言を吐かれ、と、同時に彼女によって投げつけられたのは、制服のリボンであった。
僕の学校は、学年別にカラーが存在する。
今年は1年生が赤色で、2年生が紺色、そして3年生が緑色である。
投げつけられたのは緑色のリボンーーと、いうことは、この女子生徒は僕よりも1年先輩ということだ。

「ちょっと待って下さいってば。先輩が……僕になんの用なんです」
「私を知らないの? さっすが『姫』様よね」
「ごめん……僕、流行にはうとくて」
「謝るんじゃ無いわよっ!」
「……あ、あの…………ゴメンナサイ」
「だから、謝らないでって言ってるでしょーがっ!」

見た目からして落ち着いた雰囲気だとは思ったのだが、どうやら内面は酷くすさんでいるらしい。
最初から僕に対して、喜怒哀楽の怒の感情しか表していない。

「とにかくっ……! 私はアンタをライバルとは認めたく無いんだけど……負けないんだからねっ!」

僕は内心、何に対して対抗意識を燃やしているのか、さっぱりであった。
捨て台詞を吐いて駆けていく先輩の姿は、真っ赤な夕陽に飲み込まれるように霞んでいった。

Re: 僕とアリスと白ウサギ ( No.12 )
日時: 2014/08/06 16:12
名前: 明鈴 ◆kFPwraB4aw (ID: lyw636O3)

翌日、僕は親友である加賀見 陸(かがみ りく)に昨日起こった出来事を話していた。
会話の中で分かったことなのだが、昨日出会った先輩は古郷 春香(こごう はるか)という名前で、霞ヶ丘高校ではかなりの有名人だという。
……どうやら僕は本当に流行に疎い奴らしい。
『コゴウ先輩』はこの霞ヶ丘高校では歴代トップの美人で、ファンクラブなるものがあるのは周知の事実らしい。
中には密かに先生までファンクラブに加盟しているという噂もある程だ。
また、容姿だけで無く、勉学もしっかりと成績を残しているのだから隙が無い。


ーーそんな先輩が、現在進行形で僕の目の前に仁王立ちしている。
中庭なので滅多に他の生徒は通らないが、校舎に囲われる形で存在する中庭は、廊下の窓から覗き込んだら確実に見える場所にあった。
はたから見ればこの状況は果たしてどのように映るのだろう。

「だから先輩、もう僕に付きまとうのはやめてください。それにこんな場所で2人っきりって……確実に変な噂が立ちますって」
「それでアンタの株が下がれば儲けモンよ!」
「その時は先輩の株も一緒に下がると思うんですけど」
「いちいちうるさいわねえ!」

もう、無駄だと思った。
この先輩に何を言っても、会話など成立しないのだと。
僕はとにかくこの場から早く立ち去りたかった。
いな、そもそもの話、僕は今日学校に長居する気などさらさらなかった。
だが、ホームルームが終わった瞬間、何故か隣のクラスの三船という女子生徒に呼び出された僕は家庭科準備室に向かう羽目になり、何故か今、中庭でコゴウ先輩に襲われている。

(早く帰って寝たい……)


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