コメディ・ライト小説(新)

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私だけには甘い彼 -完-
日時: 2025/02/13 17:03
名前: 流川陽葵 (ID: f/YDIc1r)

はじめましてー!流川陽葵です!本作品が初投稿!これからもよろしくお願いします!
では、本編をどーぞ!

<本編>
???「おはよう!」
元気が良すぎる声にびっくりしながらも私は笑顔で答えた。
千夏「おはよー!漣君!」
漣 「ッ…、今日もかわいい…」
千夏「( ,,`・ω・´)ん?なんかいった?」
漣 「なんでもない!!」
漣は少し顔が赤くなっていた。

モブ子「おはよー!漣君!」
漣  「・・・」
千夏 「もう、無視しちゃダメでしょー(#^ω^)」
漣  「分かったよ…おはよっ!」
あまりにも力強く言うのでモブ子はおびえて、どこかへいってしまった。
千夏 「もう…、強く言いすぎだよ…」
漣  「だって、俺と千夏との時間を邪魔されたくないし。」

なぜか、私だけには甘い漣。
これからどうなっていくのか!?
(ちなみに千夏と漣は高校生。まだ付き合ってもいません)

Re: 私だけには甘い彼 第33話 ( No.46 )
日時: 2024/11/15 15:45
名前: 流川陽葵 (ID: DHvILgv3)

<本編>
千夏「写真で見たけど…、やっぱりすごいわw」
澪 「で、ですね…!」
漣&颯真「(* ̄▽ ̄)フフフッ」
澪 「めっちゃ嬉しがってるw」
千夏「ささ、はやく部屋に行こ!」
目をキラキラさせる千夏。
颯真「OK!部屋の鍵もらっといた!」
澪 「そんじゃ、いきますか!」

漣 「105号室が澪と千夏の部屋ね」
颯真「んで、106号室が俺たちの部屋!」
澪 「え、ちゃんと男女で分けてくれたんですかw」
颯真「そうだよ??」
千夏「偉い!ヨシヨシヾ(・ω・`)」
颯真によしよしする千夏。
颯真「(≧▽≦)」
漣 「(; ・`д・´)」
澪 「千夏さんて、なにか嬉しいことしてくれたらすぐよしよししますよね!」
千夏「え、嫌だった!?」
漣&颯真「NO」
澪 「(´・ω・)そんじゃ、部屋入りますか!」
千夏&漣&颯真「OK!」
颯真「んじゃ、また夕食の時にね!」
澪&千夏&漣「はーい!」

Re: 私だけには甘い彼 第34話 ( No.47 )
日時: 2024/11/16 16:05
名前: 流川陽葵 (ID: B9PxCLY9)

<本編>
ー千夏たちの部屋ー
千夏「男子たちも結構やるねぇw」
澪 「そうですね!見直しました!」
千夏「同感w」
急に澪が思い出したような顔をして、澪が言いずらそうに、口を開いた。
澪 「あの…、千夏さん」
千夏「ん?どした?」
澪 「なんで…、千夏さんにはご両親がいないのですか?」
千夏「ッ…」
いつも、人前ではずっと笑っている千夏が今日の今だけは真顔になった。
澪 「いや、言いたくなかったら別にいいです」
千夏「ううん。いつかは絶対に話すだろうし」
千夏「いいけど、結構昔の話で、うろ覚えだけどいい?」
澪 「もちろんです!」

ー漣たちの部屋ー
颯真「はぁー、千夏によしよしされたぁ…」
漣 「それ以上言うと、颯真という人をこの世から消すよ?」
颯真「( ゚Д゚)ゴメンナサイ・・・」
漣 「嘘だよw」
颯真「あ、ねぇ、漣」
漣 「どした?」
颯真「ずっと前から、聞きたかったんだけど…」
漣 「うん?」
颯真「なんで、漣と千夏には両親がいないの?」
漣 「え…?」
漣の顔から笑みが消えた。
颯真「あ、別に話したくなかったらいいからね?」
漣 「いや?別にいいよ!でも、昔のことで、うろ覚えだけどいい?」
無理に笑う漣。
颯真「うん。全然いいよ」
漣と千夏は違う部屋で、同時に話し始めた。

Re: 私だけには甘い彼 ー漣と千夏の過去ー ( No.48 )
日時: 2024/11/17 16:26
名前: 流川陽葵 (ID: B9PxCLY9)

<本編>
私と漣の両親がいないのは、“あの事故”のせいだ。
中学生の千夏「え?社員全員で社員旅行?」
千夏の両親 「そうなんだよ!だから千夏は一人で留守番だけどいい?」
中学生の千夏「別にいいよ!いつ行くの?」
千夏の両親 「明日」
中学生の千夏「え、明日!?」
千夏の両親 「うん、急だけど食料はちゃんとあるから!」
中学生の千夏「OK!好きなもの食べていいの?」
千夏の両親 「もちろん!よろしくね」
これが、千夏が両親と話す最後の機会だとは、誰が思っただろうか。

中学生の漣「えぇ、社員旅行!?」
漣の両親 「そう、まぁ食べ物は冷蔵庫にあるから」
中学生の漣「うぃ、なんでも食べていいんでしょ」
漣の両親 「うん、好きなの食べて」
漣の両親 「あ、あと困ったらお隣の千夏ちゃんが助けてくれると思うから」
中学生の漣「あ、お、OK」
漣の両親 「んじゃ、よろしくね」
ー次の日ー
中学生の千夏「んじゃ、いってらっしゃい!」
千夏の両親 「いってきます(o^―^o)」

中学生の漣 「…いってらっしゃい」
漣の両親  「いってきます!」
ーその数時間後ー
中学生の千夏「暇。テレビでも見るかぁ」
そしてテレビをつけると…
アナウンサー「先ほど離陸したL108号が墜落しました。なお、この飛行機に乗っていた乗客
       500人は全員死亡したと考えられます。」
中学生の千夏「え…?この飛行機って、お母さんたちが乗っていたやつ…?」

Re: 私だけには甘い彼 ー漣と千夏の過去ー ( No.49 )
日時: 2024/11/18 17:05
名前: 流川陽葵 (ID: B9PxCLY9)

<本編>
千夏「え…?ってことは…、お母さんたちは…」
千夏は、受け入れることができなかった。というか、受け入れたくなかった。
お母さんとお父さんが死んだ、なんて。あの、優しいお母さんとお父さんが…?

千夏「そ、んなわけないよね。違うテレビ見よう!」
チャンネルを変えた千夏。でも…
アナウンサー「速報です。先ほど離陸したL108号が墜落しました。理由は不明。
       L108号に乗っていた乗客500人は全員死亡したと考えられます。」
千夏「う、嘘だ」
千夏の目からは、滝のように涙があふれていた。
千夏「会いたいよ…。あの笑顔をもう一回私に見せて…?」
千夏「どうしよう…。ねぇお父さん!お母さん!」
ピンポーン
千夏「ん…?誰だろ」
千夏は涙をぬぐって家のドアを開けた。
千夏「こんにちは…、あ」
漣 「千夏、ニュース見たか?」
千夏「み、たよ…グスッ」
漣 「ん…?泣いてる…?」
千夏「そりゃ、泣くでしょ…!」
漣 「…だよな、まぁ俺たちの今後を考えよう」
漣 「まず、中学をやめよう」
千夏「え?」

Re: 私だけには甘い彼 ー漣と千夏の過去ー ( No.50 )
日時: 2024/11/19 16:54
名前: 流川陽葵 (ID: tDifp7KY)

<本編>
漣 「親がいないんだから、お金がなくなるのは当たり前でしょ」
千夏「うん…」
漣 「俺は、一旦おばあちゃんのところに行くよ。千夏は?」
千夏「私は…、叔母のところかな」
漣 「そっか…。中学はもう会えないね」
千夏「そう…なるね」
漣 「ねぇ、千夏」
千夏「なに?」
漣 「高校生になったらここに戻ろうね?」
千夏「もちろん!同じ高校ね」
漣 「うん。その時に言いたいことがあるから…」
漣 (千夏のことが好きってことを…!)
千夏「言いたいこと?今言えばいいのに」
漣 「今はダメ!高校生になってからのお楽しみ」
千夏「なにそれ!気になるw」
漣 「だーめ(⌒∇⌒)」
千夏「ッ…」
千夏(そんな顔しないでよ…。余計このもやもやが広がるから…)
千夏「ねぇ、もうお母さんとお父さんには会えないのかな…」
漣 「そんなことないよ。いつか会えるから…」
漣 「いつかね…」

これが、漣と千夏に親がいない理由…。


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