ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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僕の嫌いなモノ。
日時: 2009/11/28 19:23
名前: 藍羽 (ID: eM8uJ0aJ)

こんにちわー!

藍羽(アイハ)と申します。

えっと、このお話には、少しグロイところがあります。
気をつけてください・・・!

では、頑張ります。

♪お客さま

ジョーカー様   朝崎疾風様  架凛様  要竜(のび太)様
白魔女様    叉紗様

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Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.11 )
日時: 2009/11/04 17:27
名前: 朝崎疾風 (ID: VZEtILIi)

旧友ですか。よかったですね^^
昔の記憶を覚えていない事が心苦しいですが…。

Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.12 )
日時: 2009/11/04 19:57
名前: 藍羽 (ID: z2nqgfVA)

朝崎疾風様。

コメントありがとうございます!!
旧友に会えましたよ^^
残念ながら、覚えてないんですねー・・・

Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.13 )
日時: 2009/11/05 19:14
名前: 藍羽 (ID: nFA1oz.j)

♪登場人物

■神田 沙世 Kanda Sayo
16歳、高校1年生。黒髪ツインテールに、茶色の瞳。
リオの旧友。転校生。
父親が公務員、母親が専業主婦。母親とは、血がつながっていない。

Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.14 )
日時: 2009/11/05 19:28
名前: 藍羽 (ID: nFA1oz.j)

僕の嫌いなものは、人間。
僕は人間が大嫌いだ。

例えば。
ずっと親友だと思っていても、相手は親友だと思っていない。
大好きだと、言ってくれても、本当なのか分からない。

そんな嘘、偽りが。僕は嫌い。
人間は嘘をつく生き物。
だから、僕は人間が、大嫌いなんだ。

たまに、感情なんてなければいいのに、と思う。
感情なんて、いらない、と。

「拓真、お昼さ、陸とわたしと、拓真。あとは沙世で食べよ?」

「あぁ、いいよ」

「えへへ〜♪今日はね、わたしの大好きなオムライスなんだ」

もしかしたら、と僕は何回も考える。
もしかしたら、リオは本当は、病気じゃないかも。
本当は、全部覚えているかもしれない。
病気なんて・・・嘘かもしれないだろ?

被害妄想すぎるか。
でも、僕は人間を信じることができない。
僕は人間が嫌い。

そんな、小さな人間が、黒崎拓真である。
そんな僕の居場所は、リオと陸の間。
この2人といると楽しい。

Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.15 )
日時: 2009/11/05 19:44
名前: 藍羽 (ID: nFA1oz.j)

♪第2章 壊れてしまうかもしれない、月♪

「リオのオムライス、もらいー」

「あぁぁ、陸!ひどい!わたしのオムライス様!」

「仕方ねぇなあ。俺のタコさんあげるぜ」

俺、北条陸は屋上で昼ごはんの時間を楽しんでいる。
リオの大好きなオムライスを一口、とってみたり。
拓真のカラアゲと俺の卵焼きを交換したり。

「何か、陸君、女の子みたいだね」

沙世が、笑いながら言う。
・・・けっこう可愛い顔してるな。
彼女にしちゃいたい!・・・なんて。
でも、リオも可愛い。

「あはは、じゃあ沙世の卵焼きも、もらいー♪」

「あっ・・・!じゃあ陸君のも、もらっちゃお♪」

「いひひ、ねえ、見て、拓真。兎さんリンゴ!」

「それ僕が作ったやつ?」

「うん。可愛いから、食べるの勿体無いけど・・・」

「また作ってあげるからさ」

「ありがとー!」

そんな子供みたいな会話を、俺たちは楽しんでいる。
高校生なのに、幼稚園児みたいな会話。
まあ、たまには真面目な話とかするけどさ。

「そういえば、陸。空ちゃんと海ちゃんは、元気?」

拓真が、おにぎりを食べながら聞いてきた。
空ちゃんと、海ちゃん。っていうのは俺の妹たち。
俺はこの2人の妹たちと暮らしている。

「あぁ、もう家が壊れるくらい、元気だぜ」

「あっはは!今度、遊びに行ってもいい?」

「いいぜ、勿論」

「私、小さい子好きなんだよね。私もいい?」

「沙世もいいぜ〜」

沙世は将来、保育士になるのかな。とか思う。
昼休み終了を告げるチャイムが聞こえてきた。

さ、次は数学だ。


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