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僕の嫌いなモノ。
日時: 2009/11/28 19:23
名前: 藍羽 (ID: eM8uJ0aJ)

こんにちわー!

藍羽(アイハ)と申します。

えっと、このお話には、少しグロイところがあります。
気をつけてください・・・!

では、頑張ります。

♪お客さま

ジョーカー様   朝崎疾風様  架凛様  要竜(のび太)様
白魔女様    叉紗様

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Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.51 )
日時: 2009/11/22 19:25
名前: 藍羽 (ID: jl0vZ129)

朝崎疾風様。

神田さんは、頑張ってます!笑
(「笑」じゃねーよ)
リオの過去も色々です・・・・・・

Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.52 )
日時: 2009/11/22 19:39
名前: 藍羽 (ID: jl0vZ129)

「拓真ァ、メールきてるよ。リオちゃんじゃない?」

僕の姉である、黒崎茉莉がニヤニヤしながら言う。
・・・何回言えば分かるんだ、この馬鹿姉は。
リオは彼女じゃないっつうの。
とか思いつつ、僕は携帯をとる。

「・・・・・・起きたんだな」

内容は、拓真が運んでくれたの?ありがとう。
それだけだった。
『そうだよ。どういたしまして』
僕もそれだけ打って、送信、と。

ガタンッ!

突然、下の階から物音がした。
母さんかな?

「拓真、下に行かないでよ」

「・・・・・・え?」

姉ちゃんが、いつもと違う真面目な顔でハッキリと言う。
何故、下に行ってはいけないのだろうか?

「・・・聞こえないの?」

ズイ、と姉ちゃんが僕に近寄る。

「今、母さんのところに行っちゃ駄目ッ」

「はっ・・・・・・?うん?」

いつもと違う姉ちゃんに戸惑い、部屋から出た。
一人、暗闇につつまれた廊下に立つ、僕。
・・・何だったんだ?
どうして母さんのところに、行っちゃ駄目なんだ?

「茉莉、茉莉!来なさい!茉莉!」

母さんが下から、姉ちゃんを呼ぶ。
すると姉ちゃんは光のような速さで、部屋から出た。

「来ないでよ。分かってるでしょ」

それだけ言うと、階段を下りて行った。
何なんだよ。
どうしたんだよ。
何があるんだよ。

Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.53 )
日時: 2009/11/22 19:46
名前: 藍羽 (ID: jl0vZ129)

『***!***ッ!止めろよおおおッ』

『はなせぇぇぇぇえええええッ』

***が、***の腕を掴む。
そのせいで、持っていたナイフが落ちる。
真っ赤な血のついた、ナイフが。

『***、***が腕を掴むからああああッ!』

落ちたナイフを取ろうとしたら、奪われた。
そして***は、そのナイフを・・・・・・
腕に思い切り刺した。

『はぁ・・・はぁ・・・!これで、いいんだろ!』

なんて馬鹿なやつ。

Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.54 )
日時: 2009/11/22 19:47
名前: 藍羽 (ID: jl0vZ129)

またまた↑も秘密、で。

Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.55 )
日時: 2009/11/23 14:51
名前: 藍羽 (ID: 6WxHP1uY)

また、二の腕にある傷跡が目に入る。
それがいつ、何の傷なのか分からなくて・・・
だんだん苛々してくるんだ。

あれ。

あれれ?

わたしはこれからどこにいくの?

思い出せよ、佐倉リオ!自分!わたし!

でも・・・わたしはこれからどこいくの?ねえ?!

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はあッ・・・!」

体の力が抜けて、ガクン、と座り込んでしまう。
汗が出ている。
分からない。思い出せない。分からない。思い出せない。
ねえ、どうしたらいい?どうすればいい?

座ってても、仕方ない。
なんとか立ち上がって、近くの椅子に座ろうとした。
・・・電話に・・・留守電?
誰から?
赤く光るぼたんを、ピ、と押す。

『リオ?大丈夫?元気にしてる?
 お母さん、もしかしたら近いうちに退院できるかもしれないの。
 だから、退院できたら連絡するわね。
 ちゃんとご飯食べなさいよ。じゃあね』

ピー・・・・・・。
「お母さん」?
知らないよ。
わたしの知らない女の人からの、メッセージ。
誰ですか?
本当にわたしのお母さん?


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