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- 僕の嫌いなモノ。
- 日時: 2009/11/28 19:23
- 名前: 藍羽 (ID: eM8uJ0aJ)
こんにちわー!
藍羽(アイハ)と申します。
えっと、このお話には、少しグロイところがあります。
気をつけてください・・・!
では、頑張ります。
♪お客さま
ジョーカー様 朝崎疾風様 架凛様 要竜(のび太)様
白魔女様 叉紗様
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- Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.36 )
- 日時: 2009/11/18 17:06
- 名前: 藍羽 (ID: wJNgr93.)
朝崎疾風様。
そうなんですよ。ちょっと変です。
そのうち(?)分かります。・・・と思います。汗
- Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.37 )
- 日時: 2009/11/20 21:02
- 名前: 藍羽 (ID: UAMHtL4A)
「わわっ、拓真くん!どうしたの?」
神田さんが、驚いた様子で駆け寄って来た。
そりゃそうだろう。
何故なら僕は、リオを背負っているのだから。
リオはぐったりしている。
さっき、気を失ってしまったのだ。
「リオが倒れちゃって・・・・・・」
「・・・じゃあ私、リオの荷物持つね!」
「ありがとう、神田さん」
リオが目を覚ます様子は・・・ない。
家まで運んで、寝かせてあげよう。
夕日を見つめながら、僕は神田さんと、歩く。
しばらくは、沈黙が続いた。
気まずくなるくらい、続いた。
「・・・拓真くんは」
沈黙を破ったのは、神田さんの、アルトの声。
今まで下を見ていた僕は、顔を上げる。
「・・・拓真くんは、リオの幼馴染なんでしょう?」
「ん?そうだけど・・・?」
「じゃあ・・・知ってるんだよね?リオの伯母さんのことっ」
神田さんが足を止め、僕をじっと見つめる。
・・・やっぱり、神田さんは知っていたんだね。
リオの過去を。リオの辛い過去を。
知っていたんだね。
「あぁ・・・知ってるよ。どうして?」
「リオが壊れてしまったことも・・・?!」
「そして、僕も壊そうとした。壊れなかったけど」
「・・・・・・ごめんなさい」
「謝らなくていいよ。・・・リオの家だ」
僕は鞄から、リオの家の鍵を取り出し、開ける。
そして部屋のベッドまで、運んであげる。
神田さんは黙っていた。
・・・どうして、あんなことを聞いたんだろう?
「私ね、血がつながってないお母さんがいるの」
神田さんが、ふと、話し始めた。
「でね、公務員のお父さんもいる。・・・幸せそうでしょう?」
「あぁ・・・そうかもね」
神田さんは、窓の外、遠くの空を見つめながら話す。
どこまで遠くを見つめているんだろう?
「でもね、違うんだ」
「・・・・・・?」
「何も言わないで。・・・ほら、見て」
神田さんは制服の袖をまくり、二の腕を見せる。
そこには・・・・・・
火傷の痕があった。大きな火傷の、痕。
「これね、お母さんがやったの」
「お母さん、が?」
「うん。初めて家に来たばかりの頃に、ね・・・」
神田さんは、遠くの空を見つめながら話すのだった。
- Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.38 )
- 日時: 2009/11/20 21:17
- 名前: 架凛 ◆eLv4l0AA9E (ID: 81HzK4GC)
神田さんにも何かつらい過去が……?
続きが気になりますよッ☆
応援してます〜(> <)人(> <)
- Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.39 )
- 日時: 2009/11/21 10:46
- 名前: 朝崎疾風 (ID: VZEtILIi)
神田さん、お母さんから
酷い事されてたんですね…。
- Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.40 )
- 日時: 2009/11/21 19:52
- 名前: 藍羽 (ID: KCnf7FEj)
架凛様。
神田さんにも何か・・・あるかもですね。笑
応援ありがとうございます!
朝崎疾風様。
はい。
血のつながらないお母さんから酷いことされて
ました・・・涙
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