ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 悪魔達の宝探しゲーム
- 日時： 2010/07/03 16:36
- 名前： クロウ ◆vBcX/EH4b2 （ID: TXIed2RW）
はじめましての人もいますね。九龍です！
今回はある悪魔の話を書きます。まぁ、題名通り、宝探しって感じの小説です。
僕が嫌いな人、あと……文才があるかないか僕には解りません。心配なら今すぐ逃げたほうがいいです。
……あ、あと、チェーンメールと荒らしは歓迎しないんで！
……これでも残ってくださるんですか？ 心が広いんですね。
……できれば、お話を読んでくださるとうれしいです。
目次
第０話>>3
第１章 第２章
第１話>>10 第５話>>19
第２話>>13
第３話>>15
第４話>>16
お客様
怪物くん様、桃井様、ヴィナン様、ナサニエル様、雉明様
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- Re: 悪魔達の宝探しゲーム ( No.42 )
- 日時： 2010/07/25 20:22
- 名前： クロウ ◆vBcX/EH4b2 （ID: n483SiHb）
第13話
白い翼の生えていたところから、紅い血が流れる。
血が、他の白い翼も赤く染める。
床に落ちた翼を、蒼い髪の少女が拾い上げた。
「……お前、大丈夫か!?」
「あぁ、別に大丈夫だが？ どうせ、数日すればまた生えてくるんだ。心配するな」
「そうか……。あ、そういや、あの蒼い髪の子、お前の翅、持ってっちまったぞ？」
「あぁ、あれはいいんだ。彼女はリヴァイアサン。レヴィアタンと呼んでいる者もいるな……。まぁ、仮名序も私と同じ、七つの大罪を司る者だ」
ルシファーはそう言って、椅子に座る。
この傷が、すぐにふさがるはずがない。
要はルシファーを心配するが、ドゥマとベリアルは平然としている。
なんなんだよ、ここの連中は……。
要はそう思いながら、小さなため息をついた。
しばらくすると、レヴィアタンが何か運んできた。
レヴィアタンの手には、鳥の唐揚げが乗った小さな皿。
さっきまで、これを作っていたのか。
「どうぞ、お召し上がりください」
レヴィヤタンがそう言って、要の前に皿を置く。
要はそれを指差し、ルシファーに問う。
「これ、食っていいの？」
「あぁ、食ってみろ」
要は目の前にあるはしの入ったいれ物から、はしをひと組とる。
皿の上の唐揚げをはしでつまみ、口に入れてみる。
「……旨い」
要がそう呟くと、リヴァイサンは嬉しそうに微笑んだ。
衣はサクサクしていて、鶏肉は普通のものとは違う味だが、とても美味しい。
要はそう思いながら、唐揚げを食べる。
唐揚げを食べ終わり、要は手を合わせて、ごちそうさま、といった。
「……美味しかったの？ それ」
「うん、旨かった！」
「そう、よかったね」
ドゥマが怪しい笑みを浮かべる。
ルシファーは足を組み、頬杖をつきながら問う。
「さて、要、これからお前は地獄で生活することになるが……」
「ん、何？」
「いままでは私の城の近くにある、炎の中にいたが、今はどうする？」
「……あ」
そういえば、自分は今まで罪人だったから、居場所がないんだ。
要がそう思って、苦笑する。
「……うちに、来るか？」
「え？」
ルシファーの言葉に、要の口から気の抜けた声が出た。
「お前は、ここに住むのは嫌か？」
「……いや、全然」
要は驚きながらも、きちんと答えた。
あぁ、ここにいていいってのはありがたいんだけど、ここ、寒いよなぁ……。
……まぁ。その分厚着すればいいか。
要はそう考える。この寒さは、厚着しても防ぎきれないと思うが。
「じゃあ、俺、ここに住んでもいいのか？」
「あぁ、ベリアル、要を部屋に案内してやってくれるか？」
ベリアルはコクリと頷き、要の手を引き、氷の扉を押した。
「……要様、ルシファー様に気に入られたようですねぇ」
ベリアルが、クスクスと笑いながらそう言う。
あぁ、じゃなかったら、ここに住ませてくれないだろうな。
悪魔に気に入られた人間か。不思議なものだな。
要はそう思い、クスリと笑った。
- Re: 悪魔達の宝探しゲーム ( No.43 )
- 日時： 2010/07/11 21:15
- 名前： 五十鈴 凜 ◆LuqsQs0P4w （ID: gM9EmB37）
当然のようにグロ満載です。
でも、面白いです。
新作もがんばってください
- Re: 悪魔達の宝探しゲーム ( No.44 )
- 日時： 2010/07/11 21:27
- 名前： ヴィナン ◆qZUCpA/gIM （ID: icsx9rvy）
要さんが悪魔にっ！
でも、氷の城は確かに寒そうですね・・・。
鳥の唐揚げ・・。な、なんだか食べてみたい・・・（ぇ）
- Re: 悪魔達の宝探しゲーム ( No.45 )
- 日時： 2010/07/12 19:29
- 名前： クロウ ◆vBcX/EH4b2 （ID: g8fOXsqd）
五十鈴 凜様へ
当然のように、ですねぇ。僕の場合。何故でしょうね……。
面白いだなんて、光栄です！ 更新、がんばります。
ヴィナン様へ
あはは〜。要君、人間のままだと色々と不便ですから。
そして、氷の城は寒い。悪魔達にとっては寒さなんてどうってことないけど、人間には寒い！
鳥の唐揚げ、といっても、鳥の味ってわけでもない鶏肉。……食べたいと思いますか？（妖笑）
- Re: 悪魔達の宝探しゲーム ( No.46 )
- 日時： 2010/07/12 19:30
- 名前： 五十鈴 凜 （ID: gM9EmB37）
がんばってください！！！！！！！
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