ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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悪魔達の宝探しゲーム
日時: 2010/07/03 16:36
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: TXIed2RW)

はじめましての人もいますね。九龍です!

今回はある悪魔の話を書きます。まぁ、題名通り、宝探しって感じの小説です。
僕が嫌いな人、あと……文才があるかないか僕には解りません。心配なら今すぐ逃げたほうがいいです。
……あ、あと、チェーンメールと荒らしは歓迎しないんで!

……これでも残ってくださるんですか? 心が広いんですね。
……できれば、お話を読んでくださるとうれしいです。


目次
第0話>>3

第1章    第2章
第1話>>10  第5話>>19
第2話>>13
第3話>>15
第4話>>16

お客様
怪物くん様、桃井様、ヴィナン様、ナサニエル様、雉明様

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Re: 悪魔達の宝探しゲーム ( No.37 )
日時: 2010/07/10 21:30
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: hZ1VwQsw)

使い魔の猫様へ

はい、そうです。
死のチャット、書いてました〜。

Re: 悪魔達の宝探しゲーム ( No.38 )
日時: 2010/07/10 21:35
名前: 雉明 ◆uqC/dldH8Q (ID: EM3IpZmD)

じゃあ銃刀法違反ー、とかいってる時点で危なくないですかー^p^p^p^
体罰!? それなんか響きが怖い!←

あ……そう言えばそうでしたね^p^
俺なら≪元≫に重点を置いてきっと敬語じゃなくなるんだろうなァ……((
……失神のほうである事を祈ろう!←

Re: 悪魔達の宝探しゲーム ( No.39 )
日時: 2010/07/10 21:38
名前: 雉明 ◆uqC/dldH8Q (ID: EM3IpZmD)

あ、アスモデウスさん心が広い^^
やだなんか急激にアスモデウスさんが好きになってきt((ry

Re: 悪魔達の宝探しゲーム ( No.40 )
日時: 2010/07/11 08:43
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: 5kDSbOyc)

雉明様へ

危ないですね〜。危ないでしょうね〜。でも、緋勇兄弟もそんなでしたよね。
アスモデウス、それくらいしてもしなくても3カ月は反省しますが、1年ですべて忘れる。怒られてまた思い出す。
まァそんな感じです。

まぁ、そこを見ると、ベリアルも要君を結構信頼してます。うん、いい方向と悪い方向とどっちの面でも。
まぁ、多分腕折れたの見た途端、失神するか頭痛起こすかでしょうね〜。
まぁ、一応心は広い。ルシファーさん以外には。ルシファーさんとは色々あって、縁切りました。
しかも、仲が悪くなってしまいました……。

Re: 悪魔達の宝探しゲーム ( No.41 )
日時: 2010/07/14 16:05
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: rk8mdQwZ)

第12話


ルシファーの氷の城の扉を、ベリアルがトントンとノックする。
要はきょろきょろと辺りを見回す。
背後には、罪人を燃やす炎。
そして目の前には、炎の真ん中にあるのに、溶けない氷の城。
冷気を発す氷の城と、そばにいるだけでも熱い炎の間に立たされて、要は非常に困っていた。

「ベリアルと要……だよね? 入りなよ。特に、要くんは人間なんだから、そこにいるのはキツイんじゃない?」

氷の扉の向こうで、ドゥマがそう言って手招きをする。
ベリアルはコクリと頷き、扉を押す。
要はベリアルの後に続き、扉が閉まらない前に城に入った。

「よく来たね、2人とも。じゃ、これからルシファーのいる所に案内するから、ついてきて」

ドゥマがそう言って、歩きだす。
ベリアルと要は、ドゥマについて行く。
要は体を震わせていることに気づき、ドゥマとベリアルは足を速めた。
氷の城の中は生身の人間が入ったら、30分で凍死してしまう程の寒さだ。
ドゥマとベリアルは涼しいというくらいにしか感じないが、要からしたら、感覚を失ってしまうほどの寒さだ。

大きな氷の扉の前で、ドゥマが止まった。
氷の扉を開け、3人が中に入ると、ルシファーと蒼い髪の少女がいくつもの椅子のうち、2つに座っていた。
5人がいる部屋は、氷の城の中にあるとは思えないほど暖かかった。
そして、部屋の中心には大きな白いテーブル。その周りには、いくつのも椅子が置いてあった。

「よく来たな。要、ベリアル。まァ、そこらへんに座れ」

ルシファーがそう言い、2人を手招きする。
要とベリアルは、扉の一番近くにあった椅子に座った。

「で、要件は何? 俺、凍え死にしそうになったんだから、つまんねぇ事だったら許さねぇから」

要が頬杖をつきながらルシファーにそう言った。
ベリアルは、要の態度に小さなため息をつく。
ルシファーは2人の様子を見て苦笑したが、すぐに真剣な顔つきになり、口を開いた。

「要、お前は悪魔になりたいと思ったことはあるか?」
「ん〜、そうだねぇ? 考えたことなかったけど、色々と便利そうだね」
「では、本題に入るが……」
「ん、何?」


「私はお前を悪魔にしようと考えているのだが……。お前はどう思う?」

それを聞いて、要は目を丸くした。
人間は心は悪魔になれるが、ルシファー達のような本物の悪魔にはなれるはずがないと思っていたからだ。
もしかして、頭がおかしいのかとも思った。
だが、そんな感じもしないし、冗談というようにも見えなかった。

「え? でも、どうやって……」
「要、質問に答えろ。お前は人間と悪魔、どちらをとる?」

要は少し考える。
人間のままでも、ここではやっていけると思うが、この体では、多分不便だ。
悪魔は人間と体のつくりが違うし、悪魔の体でいた方が少しは楽だろう。
でも、普通の人間ってのが一番いいのかもしれんし……。
要がそんなこと考えて、かれこれ5時間。人間界の時間で、7時だ。

「要。答え、でた?」

ドゥマが、首をかしげて要に聞いた。

「……俺、悪魔になる。そっちの方が、何かと便利そうだし」

要は考えた結果、このような答えを出した。
ルシファーはそうか、と言って、ルシファーの目の前に置いてある包丁を手に取った。
ルシファーが12枚の翼の1枚の根元に、包丁を充てた。
要には、ルシファーがこの後何をするか、わかるはずもなかった。

ルシファーは包丁の刃を根元に向け、翼を切り落とした。


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