ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- スパイは荒事がお好き——第一章完結
- 日時: 2010/11/14 21:21
- 名前: agu (ID: gzQIXahG)
スパイ物です。
舞台は1940年代のフランス。ナチス・ドイツに占領されています。
一応、現実の歴史ではなくそのパラレルワールド設定しておりますので、
現実の歴史とは色々と違う場面が出てくると思います。
そこら辺はご容赦ください。
【スパイ名簿】
*持ち出し厳禁!
・ハンニバル・アンダーソン
・ニコラス・ブロウニング >>2
・クラウザー・シューダー >>4
・イヴァン・カルメフスキー >>9
・メル・アルス・エネルス >>38
・サミュエル・ジョンソン >>43
・テレーゼ・ライリー >>65
*
「序章」>>11
一章【スパイ・コネクション】
「>>13 >>19 >>20 >>24
>>28 >>49 >>59 >>64
>>68 >>69 >>72 >>88」
二章【大西洋からの来訪者】
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- Re: スパイは荒事がお好き—スパイ募集— ( No.45 )
- 日時: 2010/09/02 21:05
- 名前: Nekopanchi (ID: jZi4txmM)
いえいえ、そう言って貰もらえると幸いです。
使いにくかったらどんどん設定変更しても構いませんので!!
応援してるので頑張って下さい!!!
- Re: スパイは荒事がお好き—スパイ募集— ( No.46 )
- 日時: 2010/09/02 22:18
- 名前: SHAKUSYA ◆fnwGhcGHos (ID: YjRhtU7o)
- 参照: 静かにせよ、我は喧騒を好まぬ。
>agu様
いえいえ、私はただ、文章をみて気付いたことを述べただけです。何もしちゃあ居ませんよ。
ぎゃーっ、引き千切っちゃダメです——ってあれ、パソコンって引き千切れるっk(蹴
私も最近スランプで物語が滅茶苦茶です。つくづく自分の持ちネタの無さを痛感した次第(泣)
今何とかして書こうとはしてるんですが、自分の実力の集大成を書き上げた後に何かを書こうとするとどうしても自分の文章に納得がいかなくなるんですよ。受験勉強が本格化する前に抜け出したいところですが、やっぱりなァ……(´A`)
インターネットで何かを調べるときはYHOOよりGoogleの方がいいですよ。グーグルはヤフーみたいにヘンな広告とか一切無いんで、必要な情報だけをらくらくピックアップできます。
本は自分の趣味にあったものから順に遠いジャンルに手を伸ばしていくといいかな、と。あえて「これを読んだらいい」とは指定しません。
目標があることはいいことですよ^^
頑張ってくださいね。
これからの小説の向上、期待しております。
>Nekopanchi様
当の本人であるSHAKUSYA、ここに参上! あっはっはっはっはっは(殴打
……色々な意味ですいません。
こんな鑑定もどきに「勉強になる」とか言っていただけると、とても嬉しい反面恐縮です(汗
こんな偉そうに言った分、自分も精進しなければ……と毎日思っております。
言っていただければいつでも鑑定(もどき)に行きますよ〜。受験勉強が本格化する十月・十一月くらいまでは私は暇人の極みですからねぇ〜。
- Re: スパイは荒事がお好き—スパイ募集— ( No.47 )
- 日時: 2010/09/02 22:41
- 名前: 神無月 (ID: XOYU4uQv)
・・・ふう。なにやら厳しくも温かいお言葉を目にしましたが。
あぁいうの見ると自分の小説消し飛ばしたくなりますね。もっと文才を磨かなければならないと深く感じましたorz
スパイですが、頑張って考えてる途中なのです。
もうちょっとだけ待って下さい(汗
ももも、もしかしたら出すかもしれなくもないですからね!?(黙
- Re: スパイは荒事がお好き—スパイ募集— ( No.48 )
- 日時: 2010/09/02 23:42
- 名前: agu (ID: zr1kEil0)
>>SHAKUSYAさん
いえいえ。
とてもタメになりました。
こんな私でも理解できる文章、本当に感謝です。
YHOOよりGoogleですか・・・。
なるほど、これからはGoogleで調べる事にします。
変な広告というと・・・→に表示されてる奴とかですかね。
納得いかない事ってしょっちゅうありますよね。
自分はすぐ妥協しちゃうんですが・・・。
SHAKUSYAさんに芸術家の姿勢を見た今日この頃であります。
>>神無月さん
確かにそうですね、こうドガーンとやっちまいたくなりますw
でも、神無月さんの小説を吹き飛ばすなんて勿体無いので
ノアの箱舟に乗せて、神様に送り出しましょう。
スパイは焦らなくて結構ですよ。
ゆっくりゆっくりで大丈夫ですw
- Re: スパイは荒事がお好き—スパイ募集— ( No.49 )
- 日時: 2010/09/03 18:50
- 名前: agu (ID: zr1kEil0)
ゴードンを見下す、大男。
彼は仰々しく、重苦しい声で言った。
「君が……ここの司令官か?」
謎の大男の突然の訪問に、気が動転していたゴードンだったが、
はたと気がついたように顔を挙げる。
「ああ、君達はなにも……」
そう問いかけた所で、彼は目の前に佇む大男の衣服に気が付く。
(将校用の軍服……階級章は……大佐)
この時点でゴードン・ゴロプは相手が何者かを理解した。
彼はすぐさま足を整えると、背筋をシャンと伸ばす。
そして彼は眼前の“ドイツ国防軍大佐”に一部の乱れもない敬礼を行った。
「第27物資集積所司令官、ゴードン・ゴロプ中佐であります。
少官に何か御用でしょうか?」
お手本のような返礼に“大佐”は、満足げに微笑し、
彼はいくばか、その重苦しい声を和らげて返答する。
「……君は優秀で忠実な士官と聞いている……中に入っても?」
ゴードンは自分の非礼を自覚し、慌てて大佐を部屋に招き入れた。
大佐はその長身を半ば、折り曲げるようにしてオフィスに足を踏み入れる。
ゴードンは手振りで大佐に椅子を勧めるが、彼はいらぬ世話だと手を振って応じた。
大佐が口を開く。
「ゴードン・ゴロプ国防軍中佐。今から君に話すことは機密事項だ……
たとえ相手が陸軍元帥でも、口外する事は許されない……分かるな」
いきなり始まった予想外の話に、ゴードンは内心仰天したが、
かろうじて表情に出すのを食い止める。
彼は自分を落ち着けながら、真剣な声色だが、煮え切らないように答えた。
「りょ、了解しました……しかし、自分はただの集積所司令官でして……その……」
大佐はそれを聞き入れると、うんざりした様に言う。
「……自分はただの管理責任者です、か?……ふぅ……官僚のような物言いだな。
“優秀で祖国に忠実な士官”私にとってはそれで充分なのだ、権威など必要ない」
それを聞いたゴードンは不安げに頷き、左手で首をさすった。
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