ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 狂人の遊び 番外編
- 日時: 2011/01/23 20:43
- 名前: 月夜の救世主 (ID: 07JeHVNw)
どうもー!小説書くのめちゃ初心者の月夜の救世主です
ヘタクソな小説かもしれませんが・・・
温かい目で、見てやってくださいw
最近、リク掲示板で名前屋始めました。
よかったら覗いてみてください(宣伝ッ!!?)
※月夜の救世主のステータス▼
・コメくれたら喜ぶ▼
・お調子者である。(自分で言うな。)▼
・弱点:メンタルが弱い。▼
・出現場所:アメーバピグ、チョコットランド、小説カキコシリアス・ダーク掲示板、リク掲示板、チャベリ▼
※分かってて欲しいこと
①血とかグロ系含んでます。無理な方スルーで。
②おもしろくないかもよ?それでも読んじゃいます?
※こんな方はスルー
①はぁ?荒らすぞコラッ!(それだけは、ホントやめて・・・。)
②喧嘩しに来た。なのでかかってこいや。(無理です!私、喧嘩弱いもので・・・。)
※逆にこんな方大歓迎!♪
①ん?しゃあねぇなぁ、こんなもんでもオモロそうやな。読んだるわ、アホ。
②あぁ、駄目だ。アドバイスしねぇとこりゃ駄作で終わる。アドバイスしたるわ、書かせろー。
以上!
登場人物(自作)
名前:浅村 零
歳:18歳
性別:男
種類:実験体
容姿:赤毛。群青色のパーカーを着ている。Gパンをはいている。黒いスニーカーを履いている。瞳の色は空のように青い色。髪の毛は肩に少し付くぐらいで後で薄く小さくくくっている。
備考:10歳の頃に大手軍に入っている天才児。両親は軍に殺された。軍を憎んでいる。14の頃に騙され、ある実験体になった。強化実験・火属性操作の実験である。
瞳の色は元々烈火のように赤かった。だが実験により青になった。クールであり、孤独を好む。
武器:妖刀・炎神轟炎丸。炎神の血で作られた刀。火の力があるため、ものすごく熱い。
能力:火属性操作(火を操る力)・強化人間(力が通常の人間よりも500倍以上持っている。)
名前:浅村 白
歳:18
性別:男
種類:実験体
容姿:青毛。赤いパーカーを着ている。Gパンをはいている。白いスニーカーを履いている。瞳の色は赤色。髪の毛は肩に少し付くくらいで後で薄く小さくくくっている。
備考:零の双子の弟。零と同じく10歳で大手軍に入った天才児。零と同じく軍を憎んでいる。15の頃に例と同じく騙され実験体にされた。強化実験・水属性操作の実験である。瞳の色は元々海のように青かった。だが実験により赤くなった。兄の零とは全く正反対の性格であり、活発。おっちょこちょいである。
武器:妖刀・水神龍水丸。水神の血で作られた刀。水の力があるため、少し濡れている。
能力:水属性操作(水を操る力)・強化人間(上記)
小西 黒夜&狂神 黒影>>4
ブレッグ&ガルベル>>24
〜黒の刺客リスト〜
NO.1:高木 翔真
NO.2:北条 直希(死亡)
NO.3:原田 明実
NO.4:川西 詠(死亡)
NO.5:アペルプシア(死亡)
NO.6:船越 馨(死亡)
NO.7:風見 陽輔(意識不明)
NO.8:綾瀬 鈴(死亡)
NO.9:黒沢 勇星(意識不明)
NO.10:空内 琉黄(睡眠)
NO.11:長谷川 洋清(死亡)絵>>171
NO.12:鵜飼 疾風(死亡)
NO.13:西川 牙怜(死亡)
NO.14:紅賀崎 弥生(死亡)
NO.15:坂本 海清(意識不明)
※プロフィールは登場した順番に更新します。
黒の刺客プロフィール
NO.1>>221
狂神 黒影の用語説明
1.>>27
第一章「軍・本部編」
第1話「ゲームスタート」>>2
第2話「遊びの秘密」>>11
第3話「実験室の悪魔」>>15
第4話「軍の地下研究室」>>16
第5話「奇妙な研究室」>>17
第6話「失踪」>>19
第7話「世界破滅」>>20
第8話「救出作戦」>>21
第9話「タイムオーバー」>>25
第10話「真力の覚醒」>>26
第11話「動き出す世界の破滅」>>28
第2章「仲間探索編」
第12話「白い死神」>>29
第13話「駄神の野望」>>30
第14話「罠」>>34
第15話「漆黒のマント」>>35
第16話「レストランの死闘」>>39
第17話「相手は普通」>>41
第18話「黒獅子に乗る者」>>43
第19話「狂神 黒影の出生」>>46
第20話「都会の眠り姫」>>47
第21話「黒の刺客」>>56
幻道ルート
第22話「聖地の谷」>>67
第23話「聖地の遺跡シナイ」>>70
第26話「釈朱の彼女」>>75
第29話「北の街の博物館」>>78
黒薙ルート
第24話「亡神の願い」>>71
第27話「緑髪の少女」>>76
第30話「殺人虫」>>80
三木ルート
第25話「魔の森」>>72
第28話「魔の森の親玉、赤い悪魔」>>77
第31話「記憶喪失の男」>>81
第32話「全員合流」>>88
第33話「15人の戦士」>>90
第34話「聖の力をまとう少女」>>93
第35話「王」>>94
第36話「釈朱のプラン」>>97
第37話「決断の夜」>>100
第38話「黒い刺客NO.14」>>102
第39話「エピカの男」>>103
第40話「幻覚トンネル」>>109
第41話「アジトの手がかり」>>110
第42話「黄色い雪」>>115
第43話「エピカの悪戯」>>117
第44話「悪戯は最高の遊び」>>120
第45話「王は悩む」>>122
第46話「高木は何者?」>>123
第47話「恐怖の塊」>>124
第48話「静寂の教会」>>125
第49話「眠る青年」>>129
第50話「祖父」>>130
第三章「夢編」
第51話「相手はもう1人の自分」>>138
第52話「悲しみの記憶」>>139
第53話「強い心」>>140
第54話「怒涛の炎」>>143
第55話「白き者の記憶」>>145
第56話「温かみはもう感じている」>>146
第57話「夢の崩壊」>>150
第58話「隠れた記憶」>>151
第59話「悲しみの狂神」>>152
第60話「幼き子供の悩み事」>>154
第61話「全ての元凶」>>157
第62話「記憶の道しるべ」>>158
最終章「白と黒の闘争」
第63話「嵐は戦いの始まり」>>163
第64話「戦いは最高だ」>>166
第65話「鏡は僕だけ見てくれる」>>170
第66話「牙狼の若き忍者」>>172
第67話「本当の能力」>>173
第68話「母は息子のために」>>174
第69話「鏡は皆を見る」>>175
第70話「呪師とシスター」>>176
第71話「鴉は狼を狩る」>>181
第72話「俺は人間なのか?」>>182
第73話「1つと2つの大事な話」>>185
第74話「暗闇なんて怖くない」>>186
第75話「変化錬金術」>>188
第76話「心を操る少女」>>190
第77話「姫は怒る」>>193
第78話「救世主出現」>>194
第79話「盗みは俺の味方」>>195
第80話「魔法コンボ」>>198
第81話「弟」>>199
第82話「真似る聖者」>>201
第83話「巫女の悲しみ」>>208
第84話「王座強奪対決」>>209
第85話「空気は武器と化す」>>211
第86話「魔女は巫女を救う」>>215
第87話「その心があれば」>>216
第88話「母子の戦い」>>217
第89話「聖者は捨てた」>>219
第90話「負けてられない」>>220
第91話「復讐」>>222
第92話「狂神は駆ける」>>223
第93話「私頑張りますから」>>225
第94話「魂が動く」>>227
第95話「強大な電気」>>228
第96話「朱嵐の瞬間勝利作戦」>>229
第97話「待っててね」>>233
第98話「全てを守る盾」>>234
第99話「聖の神霊と闇の神霊」>>235
第100話「嘘つきは泥棒の始まり」>>236
第101話「玉座に座るのは」>>238
第102話「人形は友達」>>240
第103話「神霊と妖霊の思い出」>>241
第104話「人工神」>>242
第105話「爆破で散れ」>>243
第106話「永遠の友達」>>246
第107話「最後の戦場へ」>>247
第108話「悪魔が笑う」>>248
第109話「1人で闘うな」>>249
第110話「運命は途切れる」>>250
第111話「屍姫」>>251
第112話「銃撃の神」>>254
第113話「次は俺たちの番だ」>>256
第114話「駄神の善意」>>257
第115話「双子と親友」>>258
第116話「少しの希望」>>259
第117話「祈れ 誓え 勝て」>>260
第118話「三つの光り」>>261
最終話「それぞれの道」>>262
オリキャラ募集してます!
※オリキャラ募集は終了しました
名前:
種類:(人間でもおk、逆に人間じゃなくてもおk!
性別:
歳:
容姿:
備考:
武器:
能力:(無しでもおk^^
サンボイ(何個でもご自由にー^^
オリキャラ登録一覧
三木 彩佳>>1(水練さん作)
坂下 狢>>5(ヴィオラさん作)
幻道 裂>>6(パーセンターさん作)
雪砂 彩>>8(浅葱さん作)
黒薙 故>>10(neonさん作)
釈朱 神牙>>22(駒犬さん作)
レアリス・ポリアンサス&アスター>>31(Aerith さん作)
朱嵐 蓮>>55(風華さん作)
幻道 千恵>>61(パーセンターさん作)
ベイル・ウォーカス>>62(Aerith さん作)
シャルロリア>>63(Aerithさん作)
藍染 柚梨>>68(駒犬さん作)
サラン・カファル・エル・リグナール>>83(更紗蓮華さん作)
ルィン・カファル・ローゼッタ>>84(更紗蓮華さん作)
玖我瀬 瑠華>>87(パーセンターさん作)
コメントお待ちしてます!
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- Re: 狂人の遊び オリキャラ募集中! ( No.76 )
- 日時: 2010/11/29 21:13
- 名前: 月夜の救世主 ◆WABCAFs6Hg (ID: 07JeHVNw)
- 参照: 今日は振り替え休日だぁー!
第27話「緑髪の少女」
黒薙たちは、今お寺の段差に座っている。
あれから、2時間の時がたった。
正直歩きつかれて、田舎の寺にお邪魔している。
だが肝心なお坊さんもいない。
周りはくすのきが囲み、木漏れ日が少し見えるだけ。
気味が悪い。
ただ、なんとなく体が癒される。
やはり、神の力とはこういう力なのかと黒薙は思う。
「はぁ、できればコレが夢であって欲しい。朝起きれば、鳥のさえずりが聞こえてきそうだよ。」
雪砂はダァと横になる。
黒薙はうなずく。
「だけど、ほっぺつねってみな。痛いだろ?これは夢じゃないんだ。」
雪砂は「はぁー」とため息をつく。
確かに、いつ敵が来るか解からない状況にいつまでもいれるわけない。早く、こんな苦痛から出て行きたいとこである。
すると、いきなり楠木に止まっていた鳥がピィピィいいながら飛び去って行く。
雪砂は鴉の鳴き声を察知する。
「なんて言ってるんだい、雪砂。」
「ヤバイって。ヤバイのが来るって。」
すると、楠木の奥から地響きがする。
雪砂と黒薙は各々の武器を取り、構える。
「うおぉぉぉぉ!!貴様ら、ここで何をしてるかぁ!!」
般若の仮面を被り、歌舞伎の衣装のような服を着た大きな妖怪が現れた。
黒薙は、頭の知識の引き出しから情報を取り出す。
「コイツは、顔とそのまんまの名前さ。」
「え、ってことは『般若』っていう妖怪?」
「あぁ、そうさ。どうやらここはコイツの住処だったわけだね・・・。」
般若は足をじたばたし怒る。
「勝手に人の住処に来るとは、礼儀も無い奴らめ!わしが食ってやろう!!」
そういうと、般若は背中のつけてあった長刀を取り出し振り回す。木々は斬られ、バサバサいいながら倒れていく。
黒薙は、魔法を唱える。
すると、ピタリと般若の体は止まる。
「んぐぅ!?なんじゃ、これはぁ!」
「ふっふっふ・・・。甘いね。アタシたちをタダの女と思ってないだろうね?」
そういうと、後から雪砂が鴉羽を振り上げ襲い掛かる。斬れたが少し切ったぐらいの傷の浅さだった。
「かったーい!なんちゅう体つきしてんの!?」
「フンッ!わしの体はほぼ筋肉じゃ!!さぁ、行け!わしは怒ったぞ、餓鬼ども蹴散らせぃ!」
すると茂みから多数の餓鬼が飛び出してきた。
奇妙な鳴き声をあげ、黒薙たちに襲い掛かる。
黒薙の魔法が溶け、自由になった般若は怒りを黒薙たちにぶつける。
長刀の先は地面に突きつけられ、地割れが起こる。
「くわわわ!相手がデカイし、多いし!」
「チッ!ここで死にたくないよ!」
般若は大笑いをし、最後の一撃を食らわそうと長刀を振り上げた。その時・・・。
一瞬で般若の腹部に血飛沫が飛び、般若はよろめく。
「うおおっ・・・何奴だぁ?」
緑色のポニーテールがヒラリと靡く。
そして少し血が付いたナイフがキラリと光る。
そう、坂下 狢だ。
黒薙は笑いを見せた。
「さ、坂下ぁ!生きてたの?!」
「黒薙さん、今はお静かに。般若は気が荒くてね。さて、般若さん。このままズタズタに切り裂きましょうか?」
般若はおびえた様子でしりもちをつく。
「わ、わかった!もう危害を加えん!わ、わしは帰る!!」
そういって、餓鬼を引きつれ帰っていった。
坂下はナイフを直す。
黒薙は坂下に駆け寄る。
「アンタ、どうしてここに・・・。」
「私、本部が爆発してから死んだと思ってたんです。ですが、いつの間にか知らないおじいさんの家に来てたんです。なんか、赤い髪の男の子がボロボロになって「助けてやってくれ」と言って私ともう1人の男の子を置いて、何処かへ行ってしまったと聞きましたが。」
黒薙と雪砂は顔を見合わせた。
まさかと思ったのだ。
赤い髪といえば、アイツしかなかったのだ。
零だ。
そしてもう1人の男の子は幻道だ。
黒薙は坂下に顔を近づけて聞く。
「今、浅村は何処にいる!?」
「わかりません。ただおじいさんは私が出るときにこういうことを言ってましたね。『わしはあんたらが来ることを事前に知っていたよ。またいつかわしはあんたらと会う日が来るようじゃの。』と意味深なことを言ってました。」
黒薙は頭に手を当て、考える。
「そのおじいさん、ただもんじゃない。先のこと、過去のこと・・・全部見えてる。そう感じるよ。まぁ、とにかく浅村は無事なんだね?」
「恐らく。」
「よし、悪いけど予定変更。浅村を保護するよ。ボロボロだったんだろ?じゃあ急がないと。釈朱に襲われるかもしれない。」
「そうですね。急ぎましょう。」
黒薙たちは寺を後にした。
零を見つけ出すために、歩く。
- Re: 狂人の遊び オリキャラ募集中! ( No.77 )
- 日時: 2010/11/29 21:51
- 名前: 月夜の救世主 ◆WABCAFs6Hg (ID: 07JeHVNw)
- 参照: 今日は振り替え休日だぁー!
第28話「魔の森の親玉 赤い悪魔」
雄たけびが聞こえる。
するといきなり木々が燃え出す。
アスターが「グルルッ!」と威嚇する。
すると薄暗い森の奥から赤い何かが近づいてくる。
それが近づくと草木は燃え、灰になっていく。
「おっやぁ〜?こんなとこに、グルメがっ!丁度よかったんですよぉー、お腹へってて。」
炎のように、モヤモヤとし形は悪魔。
ツノは生え、悪魔独特の尻尾が生えてある。
そして手や足は尖がってあり、キバもあった。
三木が刀を構える。
「おっほーぅ!これは、これは・・・私に挑戦しに来たのぉ?」
「いや、あんたが邪魔するなら真っ二つに斬るよっ!」
「おおぉ、怖いですねぇ。ただ、そういう女の子は肉厚がジューシーで歯ごたえがありますからネ。美味しいでしょうね、ホッホッホ。」
三木は、舌打ちをする。
かなりイライラしてるようだ。
こういう性格は苦手らしい。
すると、奥からレアリスが三木の肩をポンッと叩く。
「わたしがするよ。」
すると、睨みを利かせ杖を構える。
すると赤い悪魔は笑う。
「アナタのような弱弱しい人が来ちゃってもOK?ワタシを馬鹿にしてもらっちゃ困るんですよー。でも、わざわざ・・・。」
「うるっさい!!」
赤い悪魔の話は途中で途切れる。
レアリスが叫んだからである。
「あなた・・・燃やしたでしょ?」
「えぇ、邪魔ですもの。燃やさしていただきました。」
「・・・なんてことを!!」
レアリスは杖を突き出し、呪文を唱える。
すると、杖の先に電気の塊が集まる。
どんどん大きくなり、そして放出させた。
それは、とても速く一瞬で赤い悪魔に直撃した。
悪魔は声を張り上げ、苦しむ。
「うおおおおぅ!!!まぁ!!乱暴な女の子ッ!!!ワタシもう、怒っちゃいましたよッ!!」
そういうと、赤い悪魔は散らばり、そのチリは一斉にレアリスにくっつく。
レアリスは苦しい顔をする。
三木とアスターはチリに襲い掛かろうとするが、
「いいんですかぁ?ワタシを攻撃すれば彼女にも傷が!!フッフッフッフッ!!」
アスターは、「チッ」としたうちをする。
三木は何も出来ずにいるので悔しい表情を浮かべる。
レアリスは心で叫ぶ。
(助けて・・・だれか!!お願い・・・!!)
すると、リボンが眩い光りに満ちる。
悪魔は叫び声をあげ、どんどん消えてゆく。
三木とアスターは光りをさえぎる為に顔を隠す。
光りは消え、レアリスが倒れていた。
三木とアスターは駆け寄り、呼びかける。
「ねぇ、おーい!レアリス!!おきて!!」
「レアリス・・・起きてくれ!ボクは1人じゃやだよ。」
するとレアリスの目はうっすら開き、バッと起き上がる。三木とアスターは「ホッ」と安心する。
三木は何があったか、レアリスに聞く。
「え・・・っと。助けて!って思ったら助けてくれたの・・・皆が。」
「へっ?皆?」
「うん、わたしたちの星の皆が。」
「すっ、すっご〜!!」
レアリスは服の砂を払い、立ち上がる。
ふと、左を見ると・・・
海があった。
それに、向こう側には街だ。
三木とアスターに教える。
そして、3人は海のほうへと走った。
よく見ると、向こう側の街はあの大都会だった。
もしかすれば、黒薙たちがいるかもしれないと三木は思う。ただ、どうやって海を渡るか。
木を使うわけにはいかない。
レアリスが怒るに決まってる。
泳ぐわけにもいかない。
さて、どうするか・・・と思っていたら
浅瀬に赤髪の青いスーツを着た男が倒れていた。
- Re: 狂人の遊び オリキャラ募集中! ( No.78 )
- 日時: 2010/11/29 23:21
- 名前: 月夜の救世主 ◆WABCAFs6Hg (ID: 07JeHVNw)
- 参照: 今日は振り替え休日だぁー!
第29話「北の街の博物館」
なんとか夜が更けるまでには街に着けた。
だが、やっぱり誰もいない。
狂神が異次元に通常の人間を飛ばしたから。
にぎわってたら、家族の笑い声が聞こえたろうに。
どこも静まり返り、街じゃないみたいだ。
「まぁ、とにかくどっか入るか。」
「そうじゃの。」
辺りを見回す。意外とこの街は小さく、
直ぐに、出口が見える。
すると、ふと目がいく場所がある。
博物館だ。
なにやら、不思議な感じだ。
幻道は興味があった。
「なあ、ばぁちゃん。あそこ行こうぜ、あそこ!」
「うーん・・・。まぁ、寝れるところぐらいはあるだろうね。行きましょ、藍染さん。」
「はい。」
早速、3人は博物館へ行くことにした。
中に入り、寝れるところを探す。
適当に扉を開けると、弱弱しく燃える暖炉の火と
寝れるベッドのようなものがあった。
おそらく仮眠室だ。
幻道はラッキーと思い、ベッドに寝転ぶ。
千恵は魔法で、火を強める。
藍染は窓から外を見る。
幻道は毛布を被る。
すると、隅に小さな扉があることに気づく。
扉には、張り紙がしてあった。
『開けることなかれ。』
幻道はさらに興味が増す。
すぐに千恵と藍染を呼ぶ。
「ホントだ・・・。気になりますね。」
「じゃが、危険じゃぞ。」
「お願いだって!行きたいんだ。」
幻道は手を合わせ、頭を下げる。
千恵は腕組みをし、考える。
そして1分経っただろうか。
千恵が決断を出す。
「よし、行こう。わしも確かに気になる。北国の博物館にこういうものがあるのは気になるのう。」
幻道はガッツポーズをし、ベッドから降りた。
そして、早速扉を開ける。
すると、長い階段が地下へ続きろうそくが壁にズラリと並ぶ。
ゴォーと冷たい風が下から吹く。
コツコツと階段に足を踏み入れ、降りていく。
しばらく歩き、やっと地下に着いた。
鉄製の錆びた扉を開ける。
すると広い書斎に来た。
大きな地球儀が真ん中に置かれていた。
本棚がずらりと並び、壁にはいろいろな絵画。
幻道は「うおーっ!」と叫ぶ。
叫び声がこだまする。
千恵と藍染は書斎に走り、本を手に取り読む。
「凄いです!300年前の本があります!」
「ほうほう・・・。聖書もたくさんある。全ての宗教の聖書じゃないか!」
幻道は地球儀に触れる。
すると、青く光り、魔方陣が現れる。
「な、なんだこれ・・・!ばぁちゃん!」
千恵と藍染は本を書斎に直し、駆け寄る。
千恵は、魔方陣を調べる。
「これは、瞬間移動の魔方陣じゃよ。ほれ、この地球儀で何処へ行くか決めれるんじゃ。とても特別な装置じゃの。地位が高い、魔法使いや博士などぐらいしかこの装置を作ることはまず不可能じゃ。」
「・・・待てよ。瞬間移動装置っつったな?これなら黒薙たちと合流できる!!」
幻道は黒薙たちとはぐれた場所を探す。
だが、どこら辺かわからない。
幻道は、舌打ちをする。
千恵は地球儀の真ん中を指差す。
「ここじゃよ、裂。」
指を指したところは、日本の東京だった。
「それと、わしらがいるのはここ。」
北海道を指差す。
幻道は聞く。
「なんでわかったんだ。」
「裂の記憶を引っ張り出したんじゃ。魔法じゃなかなか難しいが、運良く出来たぞ。」
「おお!ばぁちゃん、ナイス!」
幻道は地球儀の真ん中、日本(東京)に触れる。
すると、魔方陣は強く光りだし、幻道たちは一瞬にして消えた。
気づけば、渋谷と書かれた看板の目の前に立っていた
渋谷駅にいた。
ハチ公の像が勇ましく立つ。
幻道は「よっしゃ!」とガッツポーズをする。
藍染は周りを見渡す。
「ここらへんにいるかもしれないってことですね。」
「おうよ、さぁ探すぞー。」
幻道は走り出す。
仲間に会うために。
- Re: 狂人の遊び オリキャラ募集中! ( No.79 )
- 日時: 2010/11/29 23:23
- 名前: 月夜の救世主 ◆WABCAFs6Hg (ID: 07JeHVNw)
- 参照: 今日は振り替え休日だぁー!
いや・・・。瞬間移動ってww
チート技使っちまったww
なんか・・・おもしろみなくてすいません。
次回の更新は、来週の土日です。
しばらくは、来れません。
ご了承下さい。
それでは、おやすみなさい!
ノシ!(今度こそですww)
- Re: 狂人の遊び オリキャラ募集中! ( No.80 )
- 日時: 2010/11/30 17:53
- 名前: 月夜の救世主 ◆WABCAFs6Hg (ID: 07JeHVNw)
- 参照: 時間が空いたので、一応更新しときます。
第30話「殺人虫」
寺から歩き、今は田舎から普通の街にたどり着く。
おそらく、お台場と思われる。
人がにぎわってて当たり前の場所が静かで気味が悪い。
広い道をコツコツと歩く3人。
1時間ほど前、有力な情報が坂下から聞いた。
零は生きていること、妙な老人に助かったこと。
零が生きててよかったと、雪砂と黒薙は思う。
「はぁ、広いねー。しっかし、零はどこにいるかなぁ?」
雪砂はさっきまでネガティブだったのに、
ものすごく上機嫌になっている。いつもの雪砂だった。
その光景をまじまじと見下ろす黒い影。
黒の刺客の一味だ。
なぜここに黒の刺客がいるか?
それは1時間ほど前のことだった。
いつものように、机に座る釈朱に命じられた。
「おい、お前。今寺にいる奴を偵察しろ。できれば、お手並み拝見しとけ。」
と、いう風に命じられたのだった。
黒の刺客はスッと手を出す。
すると、手のひらから黒い大量の虫がゾワゾワ出てくる。虫は、下に落ち黒薙たちに襲い掛かる。
「キャアアアァァァ!!何よ、コイツら!」
「し、知らないよ!さっさと、倒すよ!」
騒いでいる3人を「クックック」と笑う黒の刺客。
それを見て、消えて行った。
坂下は、ナイフを伸び縮みさせなぎ払う。
だが虫は一瞬にして集まり、盾のように硬くなる。
ナイフは「ガキンッ」といって、跳ね飛ばされる。
「・・・ただものじゃありませんよ。」
「ああ、わかってるさ。あたしの知識の中にはこんな虫はいないよ!!」
いくらなぎ払っても、武器を振り回しても
普通に受けられて、飛ばされる一方だった。
そして、ずっと防御体制だった虫たちは
集まり、大剣へと姿を変える。
それは、本物の様に鋭く、周りのものは全て
切り裂かれる。
「そ、そうか・・・!わかった!」
黒薙は、短剣を構える。
「アイツラはわざとアタシらに攻撃させたんだ。攻撃をすればするほど、攻撃した分その力を吸収したんだよ!今あいつらの攻撃力はあたしら以上だよ!」
虫たちは、大剣を振り回す。
なんとか避けられてるが、疲労がたまる。
「くっ・・・。」
坂下が倒れそうになった、その時
大剣が振り上げられる。
(ここまでですか。)
坂下は心の中で、諦める。
すると大剣は真っ二つになった。
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