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    さ く ら
日時: 2010/11/23 20:36
名前: 葵 (ID: 0WRXSyTI)


こんにちわ♪
あおいといいますっ!!

初めてなんでうまく書けないですが、がんばって書くのでよろしくです。
あと、悪口はいやですけど、アドバイスとか大歓迎です☆

ぜひぜひ、見ていってね♪

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Re:     さ く ら ( No.42 )
日時: 2011/01/28 18:05
名前: 葵 (ID: i5NaGCNU)

第3話 ------夜月は私のただ一人の親友なんだから

 ごろりと寝返りを打つと、ざあざあと降りしきる雨音が耳を刺激した。ごしごしと目を擦りながら体を起こすと、掛けていた布団がばさりと肩から落ちる。

「……ん…今、何時…?」

 まだぼんやりとする頭で棚の上の時計を振り返ると、時刻は十一時半。

「うそ、もうお昼!?」

 驚いて叫ぶと同時にがばっと立ち上がると、全身にずきっと痛みが走った。

「———っ!」

 思わずかくりと膝を着くと、痛みでようやく目が覚めてきた。そうだ、昨日のことを忘れていた。

 そんな自分に呆れつつ、今度は傷を刺激しないようにゆっくりと立ち上がる。

 手早く着替えて部屋を出ると、洗面所で顔を洗って髪を整える。

「ご飯は……お昼まで待とう」

 別段お腹が空いているわけでもなかったので、台所には向かわずに部屋に戻る。台所に行けば、麻美や貴紀に会うかもしれない。昨日の今日では、それは避けたかった。



『何度も迷惑かけて、何度恥をかかせれば気が済むんだい!?』



 言われ慣れたことだった・・・

Re:     さ く ら ( No.43 )
日時: 2011/01/28 18:28
名前: 葵 (ID: i5NaGCNU)

こないなぁ〜・・・

Re:     さ く ら ( No.44 )
日時: 2011/02/03 17:59
名前: 葵 (ID: i5NaGCNU)

夜月の何が気にくわないのかはわからないが、この家に引き取られて間もない頃から、麻美は事あるごとに何かしら理由をつけて夜月に暴力をふるってくる。最初は訳がわからずに抵抗したが、抗えば抗うほど暴力が増すことに気付いてからは、抵抗することも諦めてしまった。

 はぁっと大きく息を吐き、軽く頭を振る。駄目だ、また気持ちが落ち込んでしまう。

 別のことを考えようと思考を巡らせていると、ふと似たようなセリフが脳裏に蘇ってきた。



『———私に恥をかかせる気か!』



 確かそれは、男の人が言っていた言葉だった。それを向けられていた相手は………。

「……あっ…」

 思い出した。昨日の祝宴を抜け出した時に会った、藍色の髪の青年。

 悲しげな瞳で桜を見上げていた彼はとても寂しそうだった。彼もまた、自分のように罵られる日々を送っているのだろうか。

 そう考えると、胸がずきんと痛む。なぜだろう、こんなにも共感してしまうのは。

 痛い。苦しい。助けてほしい。

 そんな思いが聞こえてきそうで—————。

Re:     さ く ら ( No.45 )
日時: 2011/02/04 17:48
名前: 葵 (ID: i5NaGCNU)

この小説も見てね♪

Re:     さ く ら ( No.46 )
日時: 2011/02/04 18:14
名前: 葵 (ID: i5NaGCNU)

夢こないかなぁ〜?


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