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- さ く ら
- 日時: 2010/11/23 20:36
- 名前: 葵 (ID: 0WRXSyTI)
こんにちわ♪
葵といいますっ!!
初めてなんでうまく書けないですが、がんばって書くのでよろしくです。
あと、悪口はいやですけど、アドバイスとか大歓迎です☆
ぜひぜひ、見ていってね♪
- Re: さ く ら ( No.12 )
- 日時: 2010/11/24 15:48
- 名前: 葵 (ID: 0WRXSyTI)
だが、夜月の目を引いたのは桜ではない。
鮮やかに散りゆく桜と柔らかい月光の中に浮かび上がる、藍色の髪。
目を閉じた横顔はまるで作り物のように整っており、すらりと背の高い姿は凛々しさを醸し出している。だが、桜と合わせて見ると、その姿はどこか寂しげにも見えた。
ふいに閉じられていた瞼が開き、黒い瞳が桜を見上げる。
その瞳を見たとたん、夜月の胸にじわりとした痛みが広がった。
「…お前とも、もう——————」
小さな呟きが、夜風にさらわれて消えていく。
なんて悲しげな瞳だろう—————
無意識のうちに息を呑んだ夜月が、胸の前で右手を握りしめた。その気配に気付いて振り向いた青年の、黒い瞳と視線がぶつかる。
夜月を見た青年はなぜか眩しげに目を細め、驚いているような困惑しているような表情を浮かべる。
「……………」
「……………」
お互い言葉を発することさえ忘れて、身動きせずに見つめ合った。
- Re: さ く ら ( No.13 )
- 日時: 2010/11/25 17:05
- 名前: 葵 (ID: 0WRXSyTI)
白井くんこないなぁ〜・・・
- Re: さ く ら ( No.14 )
- 日時: 2010/11/25 19:14
- 名前: 葵 (ID: 0WRXSyTI)
静けさだけが辺りに満ちる中、その静寂を破ったのは誰かの足音だった。その足音で同時に我に返り、二人が背後を振り返る。
咄嗟に夜月が何も出来ずにいると、足早に歩いてきた青年が夜月の右手を引いて、近くにあった部屋の戸を開け、夜月をそっと中に押し入れる。
「あ、あの————」
「過ぎたら去れ。それから、私と会ったことは忘れろ」
思わず声をかけた夜月の言葉を遮り、青年はそれだけ言い残すと部屋の戸を閉めた。言葉の行く先を失って呆然としていた夜月は、足音が近付いてきたのに気付いて息を潜めた。
「……青輝(せいき)…こんな所で何をしている」
耳に届いたのは低い男性の声で、静かだが明らかに怒りを含んだ声音だった。だが、それに対する青年の答えはない。
「祭りの日にこんな所をうろつくな! 私に恥をかかせる気か!」
押さえられた怒声と同時に、乾いた音が夜闇に響く。青年が叩かれたのだということを察するのはたやすく、夜月はぐっと唇を噛みしめた。
- Re: さ く ら ( No.15 )
- 日時: 2010/11/25 19:17
- 名前: 美穂 (ID: 0WRXSyTI)
題名に惹かれてきてしまいましたw
あたし美穂といいます♪
これ・・・めっちゃうまいじゃないですか!!
応援しますよ!がんばってください!!
- Re: さ く ら ( No.16 )
- 日時: 2010/11/25 19:20
- 名前: 葵 (ID: 0WRXSyTI)
そんなに褒められるとなんかてれるな〜ww
でもありがとうございます、がんばりますっ!!
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