ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

    さ く ら
日時: 2010/11/23 20:36
名前: 葵 (ID: 0WRXSyTI)


こんにちわ♪
あおいといいますっ!!

初めてなんでうまく書けないですが、がんばって書くのでよろしくです。
あと、悪口はいやですけど、アドバイスとか大歓迎です☆

ぜひぜひ、見ていってね♪

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11



Re:     さ く ら ( No.17 )
日時: 2010/11/25 21:21
名前: 葵 (ID: 0WRXSyTI)

 あんなに悲しげな瞳をしていたのに、そんな彼に男は手をあげたのか。

 部屋から飛び出しそうになるのを堪えていると、さわりと青年の気配が動いた。

「———桜に別れを告げていただけだ」

 呟きのような青年の言葉に、男が小さく舌打ちをする。

「私は宴会に戻る。さっさと部屋に帰れ」

 苛ついたように言い残し、足音が一つ去っていく。その足音が聞こえなくなると、やがて青年も身を翻して歩き出す。

 体を小さくして息を呑んでいた夜月の脳裏には、いつまでも青年の言葉が木霊していた。





 ふぅっと大きく息を吐き、夜月は玄関の敷居をまたいだ。

「ただいまぁ……」

 小さな呟きに、返ってくる声はない。当然だ。聞こえないように言ったのだから。祝宴を抜け出してきたのだ。それがこの家の人間———とくに義母にばれると非常にまずい。早く部屋に帰って大人しくしていよう。

 そんなことを考えながら、夜月はそろりそろりと歩き出す。

Re:     さ く ら ( No.18 )
日時: 2010/11/26 16:10
名前: 葵 (ID: 0WRXSyTI)

やっぱりこないねぇ〜

Re:     さ く ら ( No.19 )
日時: 2010/11/26 16:11
名前: 葵 (ID: 0WRXSyTI)

 なるべく足音をさせないように歩いていた夜月は、自分の部屋が見えてくるとほっと息を吐いた。どうやら見つからずにすんだらしい。

 そう思って気を抜いた刹那、廊下を曲がって一人の女性が現れた。その瞬間、夜月の表情が強ばる。

「…お母さん……」

 思わずこぼれた言葉に、夜月の義母、麻美あさみが夜月を振り返る。

「あんた、なんでここにいるんだい?今は宴会の途中じゃ………」

「っ、それは……」

 咄嗟に夜月が言いよどむと、麻美は息を呑んで目を見開いた。

「まさかあんた、抜け出してきたのかい!?」

 強く怒鳴られて、夜月がびくりと身をすくめる。みるみるうちに麻美の表情が怒りに彩られ、麻美は近くにあった箒をつかんだ。

「まったく! なんて奴だい! またあたし等に恥をかかせる気だったのかい!?」

 怒りにまかせて、麻美は夜月に箒を振り下ろす。避けることも出来ずに叩かれた夜月は、思わずその場にかくりと膝を着いた。

Re:     さ く ら ( No.20 )
日時: 2010/11/26 21:37
名前: キャン太 (ID: LsYW7S6m)

すごいですね!
更新がんばってください♪

Re:     さ く ら ( No.21 )
日時: 2010/11/26 22:33
名前: 白井 (ID: LsYW7S6m)

みたよ。
最後までがんばってな!


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11



この掲示板は過去ログ化されています。