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ハンターモデル
日時: 2010/12/09 17:29
名前: 羅樹 (ID: kI5ixjYR)

こんにちわ。初めてだけどがんばります。応援よろしくお願いします。

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Re: ハンターモデル ( No.12 )
日時: 2010/12/31 17:12
名前: 羅樹 (ID: 6..SoyUU)

 「来てくれたんだね。」
 そう言ってにっこりと笑った。

—ミンってルックスとか完璧なのにな・・・。
—喧嘩するような奴なんかに全然見えないんだけど・・・・・。

 そう思いながらミランも、にっこり笑った。
 「で、用事ってなにかしら?」
 本当は分かっていたが、あえて聞いてみた。
 そんなミランを見ながら再び笑った。
 「わかってるくせに。」
 ミランは一回ミンの顔を見た。
 「あ、見抜かれてた・・・?」
 「うん。」
 そう言った後、一呼吸おくと再び口を開いた。
 「おれとつきあって。」

—単刀直入かよ・・・
—ま、いっか。

 「んー・・。あんたの事だから分かってるよね?」
 少しミンの顔が真剣になる。
 「私と付き合いたかったら、




勝負して、あんたが勝ったらね。」


 「分かってますよ」
 ミランが少し戦闘体制に入った。
 「じゃ、はじめよっか。」

Re: ハンターモデル ( No.13 )
日時: 2010/12/31 17:13
名前: 羅樹 (ID: 6..SoyUU)

 両者がお互いに飛び掛った。
 バシリ、バシリと鈍い音がしばらく続き、音が止む。

ーー実は、この喧嘩(?)を初めから見ていた二人がいた。

   ☆ ここからは、コラン目線でいきます ☆

 今、僕は(ラートもいるけど・・・)ミランへの告白(喧嘩)の
 場所(体育館裏)の草むらに身を潜め、覗き見(って言ったら、聞こえが悪いけど・・・)をしている。
 「大丈夫かなぁ?ちょっと心配だね・・・。」
 隣にいるラートが小声で話しかけてきた。
 「大丈夫だよ。ミランは、あんな奴なんかには、絶対負けないよ。」
 自分にも言い聞かせるようにして言ってみた。
 ミランとミンの姿は見えるが、声までは聞こえないから、
 少しもどかしい・・・・。
 「あっ、始まった。」

—言われなくっても見れば分かるよ・・・。

 しばらく鈍い音が続く。
 僕は、その場面を見ていられなくなり目線を逸らす。
 目線の先には、ラートがいた。
 ラートもハラハラとした感じで、喧嘩を見守っている。
 ラートの顔をしばらく見続けると、しばらくし鈍い音が止んだ。
 僕はハッとミランの方に目線を戻した。
 勝ったのは・・・・



 ミランだっっっ!!
 「やったぁ!!ミランが勝った!」
 ラートが興奮を抑えきれず、大声で叫び、立ち上がってしまった。

—何やってんだ・・・。馬鹿やろう・・・・。

 そう心の中で呟いた後、僕も立ち上がった。

   
 
  

Re: ハンターモデル ( No.14 )
日時: 2010/12/31 09:17
名前: ポアロン (ID: rb3ZQ5pX)
参照: 皆様良いお年を!!

羅樹様御免なさいこの頃来れなくてっ!! 本当に申し訳無い。
おろ、ミランが勝ったんですか〜。
これから一体どうなるんでしょうか?楽しみです。

それと1つアドバイス(?)をば。
伸ばすダッシュは「ーー」ではなくて「——」のほうが解りやすいかもしれません♪
まぁ個人的意見なのであまりアテにはしないで下さい。
ちなみに「だっしゅ」と打てば出てきます。

Re: ハンターモデル ( No.15 )
日時: 2010/12/31 17:10
名前: 羅樹 (ID: 6..SoyUU)

あっ、アドバイスありがとうございます。
実は、いまいち「—」のやり方分からなかったんですよ・・。

本当にありがとうございます。

あと、よいお年を。

Re: ハンターモデル ( No.16 )
日時: 2011/01/01 17:41
名前: 羅樹 (ID: 6..SoyUU)


ーーここから元に戻ります。

 「はあ、はあ・・・・・はあ。」
 二人とも息切れしている。
 「ねぇ・・・。もう私も、あなたも疲れてるみたいだからさ、最後に一騎打ちってことで、終わりにしない?」
 ミランが提案をする。
 すると、ミンは口元をニヤつかせた。
 「その・・・必要は、ないですよ・・。」
 「・・・?」
 何事かと思い、再び戦闘体制に入る。
 そして、1、2秒たったと思うと、ミンが前に倒れた。
 「わっ・・!」

—あ・・・そろそろ終わるって、そうゆうこと・・。

 そして、「そろそろ予鈴も鳴る頃だ。」と思い、教室の方向へ足を向けたときだった。
 ミランの立っている茂みの後ろからラートが出てきたのは・・・。
 ラートと目が合い、ミランが呆然としていると、
 同じ茂みからコランまでも、申し訳なさそうに出てきた。

 ・・・その日の放課後ラートとコランが、やばいほど怒られたのは、言うまでもない。



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