ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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ハンターモデル
日時: 2010/12/09 17:29
名前: 羅樹 (ID: kI5ixjYR)

こんにちわ。初めてだけどがんばります。応援よろしくお願いします。

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Re: ハンターモデル ( No.52 )
日時: 2011/02/17 22:00
名前: 羅樹 (ID: 07aYTU12)

 「キールさん・・・。」
 思わずミランは呟いていた。
 するとキールは優しく微笑んだ。
 「ごめんね、心配させて。でも、大丈夫だよ。『1年だけ、ハンターとしての仕事が出来ない』ってだけで許されたから。」
 その場の雰囲気が和んだ気がした。
 そして、そのままキールの部屋に向かった。


 部屋に着くと、キール、アレン、ミラン、ドール、コランの4人は、ソファに座った。
 「でも、ハンターとしての仕事が出来ないって事は、ミランとドールの稽古、どうなるんだ?」
 「そこは大丈夫よ。奈落様は、ミランたちの稽古を認めてくれたから。だから、明日から特訓始めるからね!」
 「「はいっ!」」

—そして、ミランたちの稽古が始まった。





                 「第二章 K・コールの正体」終

Re: ハンターモデル ( No.53 )
日時: 2011/02/19 13:15
名前: 迷 (ID: 0NyvUW87)

初コメです^^
スランプ脱出おめでとうございます^^
李厨夢さんの友達で、
漫画のヤツを小説に変えてくれと言われたものです
でも、少し変更したので、お楽しみは
とっておけると思いますよ^^
では、これからも頑張ってください^^
私も何個か小説書いてるので
参考にさせてもらいます。
かきかたとか・・・・・
ではまた今度

Re: ハンターモデル ( No.54 )
日時: 2011/02/27 17:20
名前: 羅樹 (ID: 07aYTU12)

初めまして、迷さん!
李厨夢さんのお友達なんですか。
初めて知りました・・・。
迷さんの所にも顔を出しに行きます!
でわ、また来てください!

Re: ハンターモデル ( No.55 )
日時: 2011/02/27 17:57
名前: 羅樹 (ID: 07aYTU12)


第三章「人殺し・・・。」


 ミランたちの稽古が始まって1年後・・・—

—稽古場
 
 バシッバシッバシッ・・・。
 乾いた音が稽古場から聞こえてくる。
 そんな稽古場に、おにぎりの乗ったおぼんを持った少年が入っていく。
 「ミラン!ご飯持ってきたよ!」
 「ん・・?あっ・・ありがとう、コラン!」
 ミランはサンドバッグを蹴るのを止め、コランの方に歩いていく。
 そしてコランが持ったおぼんからおにぎりを取ると、ほうばった。
 「ん〜っ・・・やっはりおいひい(やっぱりおいしい)!」
 ミランはおにぎりを食べながら喋りだす。
 「わっ!も〜・・ミラン!もの食べながら、喋らないっ!!」
 コランは母親のような事を言い、ミランを叱る。
 そして、ミランとその場に座る。
 「あと、立ち食いも禁止。」
 「はあーーーい」
 コランは一回ため息をついた。
 「ミラン。稽古もほどほどにしないと、足いかれるよ?」
 「へーきだって。コランは心配しすぎだよ。本当、心配性なの?」
 「え〜・・そうかなぁ〜・・・?」
 「それよりさ、これ食べ終わったら、稽古付き合ってよ!」
 コランは呆然とミランを見る。
 「ミランさぁ〜・・・人の話し聞いてた?・・・はぁ、いいよ、稽古付き合うよ・・・。」
 ついにコランも諦めた。
 「やったぁ〜!」

Re: ハンターモデル ( No.56 )
日時: 2011/03/01 20:03
名前: 羅樹 (ID: 07aYTU12)

 「「はっ・・はっ・・・はっ・・・・」」
 お昼を食べ終わった二人は、さっそく稽古を始めた。
 そして、稽古が終わり、二人は仲良く床に寝転んでいた。
 「コラン・・いつの間に、そんなに強くなったの・・・?」
 「強くなんか・・・なってないよ?」
 二人はようやく息切れもある程度おさまり、話を始めた。
 「ウソ・・・。だって、私の本気の攻撃が一つも当たらなかった。」
 「・・・だけど、僕の攻撃も一回も当たってないよ?」
 コランは否定も肯定もせず、自分の意見を言った。
 「・・コランの嘘つき・・・。」
 「なんで?」
 「だって、コラン一度も私に本気で攻撃してこなかった・・・・。」
 「・・・・。」
 しばらく沈黙が続く。

—あーあ・・・。ばれてたか・・・・。
—相変わらず勘が鋭いなぁ・・・ミランは。

 コランは心の中で苦笑した。
 そしてコランが何か言いかけたときだった。
 「ミラン、コラン。奈落様が呼んでるよ。」
 「ん・・・?」
 誰が来たのか確かめるため二人は上半身を起こした。
 稽古場に入ってきたのは、二人の師匠の、キールとアレンだった。
 「キールさん、どうしたんですか?」
 「どうしたって・・・。さっきも言ったでしょう・・・。奈落様が呼んでるの、そのベタベタの服着替えて、早く奈落様の所行くよ。」
 キールが呆れ半分で言った。
 二人は言われた通り着替えて、キールたちと共に奈落の部屋に向かった。

—奈落の部屋

 部屋に着いた四人は、いつも通り立ち膝になる。
 「奈落様、今日のご用件は何でしょう?」
 四人を代表して、キールが奈落に言った。
 「用件は幾つかあるんだが・・・。まず一つ目、キール・コロネット。」
 「はい。」
 「お前は1年の実刑をよく耐えた。もう、ハンターとして戻っていいぞ。」
 「はい、ありがとうございます。」
 キールが軽く頭を下げる。
 「それともう一つ、ミラン・ムーマス。お前をキール・コロネット、アレン・カーボン同様、幹部に任命する。」


 「えっ・・・?」
 


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