ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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a rose of Purple -紫の薔薇-【完結感謝!】
日時: 2011/03/31 22:32
名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: ZTrajYO1)

クリック☆⌒(*^-゜)v Thanks!!
はじめまして!or2度目まして!or3度めまして!!
玖龍と申します♪

ハイ、ここで注意事項です!ヾ(´囗`。)ノ

○亀更新とかwwもうちょっと早くして!
○グロいのって無理だわぁ
○玖龍?あぁ、俺嫌いだわ、あいつ。
○荒らしにきたよぉん♪
○神文が読みたいのぉ。


上記のような方は、今すぐお逃げください。
ダッシュで!!


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オリキャラ募集、終了です!
ご協力有難う御座いました^^

じゃぁ、はじめましょうか♪

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Re: a rose of Purple -紫の薔薇- ( No.64 )
日時: 2011/03/13 13:15
名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: e8jC9Mfi)
参照: そろそろ終わる、かなぁ?出口が見えましたよーっ。

#21



「もう終わりか…」


私はたくさんの人の死骸を見て呟いた。
まだ左目しかあけていないのにな。


「さ、ボスんとこ行こうぜ」


自分が何もできなくて、黒い狼は不機嫌そうであった。
私は黙って瞬間移動の魔方陣に乗った。


「……お前たちは…」


急に現れた私達に、ボスまで目を見開く。
私は目を開けようとする。


「待て」


黒い狼がとめた。きっと欲求不満なんだろう。
黒い狼は黒の球体を作り、 a black holeのボスに投げた。
簡単にはじき返される。

私は瞬間を見極めた。
左目をあけてそのボスを見る。
うめき声が聞こえて、そのまま消えた。

私は表情を変えず、そのまま黒い狼を見た。


「……俺を見るな!」


黒い狼が叫ぶ。
視線をそのまま黒い狼に突き刺した。


「ぐ……お、お前…、う、らぎる気か…」


私はふっと笑って言い放った。


「簡単に従うと思うな。葵の仇、とらせてもらう」

「な、何を…」

「消エロ、死後ノ世界ヘ」


私は目を大きくした。
黒い狼は消えた。


—葵。仇、取ったからね。


私はそのまま座り込んだ。

そのとき、部屋の扉が蹴破られた。




「警察だ!!!」



Re: a rose of Purple -紫の薔薇- ( No.65 )
日時: 2011/03/13 17:51
名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: e8jC9Mfi)
参照: 警察ごときに捕まるかよっ。塚また出口を見失ったぞ…;

#22



「警察だ!!!」



「ケイサツ?」


私の目には、100人程度だろうか。
警察官がぞろぞろ。
そうか、黒い狼に従うとはこういうことなのか。代償というものか…。
あの男は何処まで悪の人間なんだ…。


「お前を………、…色々な罪で逮捕する!」


色々なって…。
まぁ、私はそういう罪なんだよな。色々と違反してんだよな。
……おとなしく捕まっておくか。

後デ全員ブッ殺シテヤッカラヨォ?


「来い、抵抗するなら抹殺の許可も下りている!」


数人の男が私に手錠をかける。
私は静かに左目を閉じた。


「署まで同行してもらう」


私は車に詰め込まれた。
空はかすかに赤かった。そう、血のような赤だった。
左目の中で”神”が笑った。
そうだ、私には”神”が居るんだ…。


奪エ、奪エ。命ヲ、人間ヲ食イ尽クセ。サァ、サァ!


神は静かに、笑った。
その笑い声は悪魔のようであった。

Re: a rose of Purple -紫の薔薇- ( No.66 )
日時: 2011/03/14 18:05
名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: e8jC9Mfi)

えぇ、ここで神や悪魔の能力者について説明を入れたいと思います!

神の能力者↓★

○この世を善に正すために居る。
○神自らが選んだ人物。
○その能力者には、とてつもない能力が加わる。
○能力者が死ぬと、神はまた新しい人間を探す。


悪魔の能力者↓☆

●この世を悪に導くために居る。
●悪魔自ら選んだ人物。
●その能力者は、神の力と互角の能力が加わる。
●能力者が死ぬと、また新しい人物を探す。


共通して言える事↓♪

♪たとえ神・悪魔の能力者でも死ぬ。
♪神・悪魔は裏切らない。
♪お互いを憎み、殺しあう。


こんなとこですね♪

Re: a rose of Purple -紫の薔薇- ( No.67 )
日時: 2011/03/14 22:07
名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: e8jC9Mfi)
参照: 短くてすみません!

#23


ガチャンと、錠がかかる音が響いた。
暗く、狭い牢獄の中、私は笑った。
笑い声もこだまする。立ち上がって誰にも聞こえないように呟いた。


「さぁて、狩りますか」


左目を開く。
その眼球には、ただただ笑う”神”がいた。

錠くらいは外せるだろう。

そう思って手をかけると、パキッと真っ二つに割れた。
私は、会心の笑みをこぼした。


「わっ、お前はなんだっ」


入り口に居た警察が叫ぶ。
正面から彼をにらみつけると、すこし呻いてそのまま倒れて動かなくなった。
”神”が微笑んだ。

振り返ると、鉄格子からもれる光に照らされて、一人の少女が立っていた。
——気がした。

私はくるりと向きを変えると、きょろきょろと人間を探しながら、
光を求めて歩き出した。

Re: a rose of Purple -紫の薔薇- ( No.68 )
日時: 2011/03/15 19:04
名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: ZTrajYO1)

#24


「もう終わり、か」


私は紫色の空を見上げた。青い三日月が爛々と輝いていた。
視界に白い花弁が入る。その姿は、兄弟でじゃれ合っているようであった。
私は、ため息をついた。

警察とは言っても、所詮人間なんだな…。
おろかで、臆病で。
私はもう人間じゃないんだ。”神”に近い存在なんだ。

私は、口の端に笑みをこぼした。

青かった月が赤く光り始める。
私の見つめる先から、一人の人影が見えた。
笑みが消える。


「悪魔だ」


私は呟いた。
そう、それは悪魔だった。


「ご名答」


遠くに居たはずの悪魔が目の前へ現れる。
それは、さっき食い荒らした警察の服を着た男だった。

風が吹く。
私の頬に、美しい漆黒の羽が張り付いた。


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