ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- a rose of Purple -紫の薔薇-【完結感謝!】
- 日時: 2011/03/31 22:32
- 名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: ZTrajYO1)
クリック☆⌒(*^-゜)v Thanks!!
はじめまして!or2度目まして!or3度めまして!!
玖龍と申します♪
ハイ、ここで注意事項です!ヾ(´囗`。)ノ
○亀更新とかwwもうちょっと早くして!
○グロいのって無理だわぁ
○玖龍?あぁ、俺嫌いだわ、あいつ。
○荒らしにきたよぉん♪
○神文が読みたいのぉ。
上記のような方は、今すぐお逃げください。
ダッシュで!!
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- Re: a rose of Purple -紫の薔薇- ( No.109 )
- 日時: 2011/03/27 18:13
- 名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: ZTrajYO1)
- 参照: 更新はちょっと遅れますね
#32
「夢と同じ…」
ため息をつく。
私はまた、出口を探してこの世界をさまよわなくてはならないのか…。
しょうがない。
私は目を大きく開いた。残った涙がぽろぽろと落ちる。
——夢ナラ覚サメロ。早ク、早ク…!!
とまったはずの涙が、また溢れ出した。
『お姉ちゃん』
葵の声がかすかに、だが力強く聞こえた。
振り返る。誰モイナイ。
葵の声が小さく木霊していた。
私は走りだす。
葵を探して。現実という強大な敵から逃げて。罪という物を知らず、ただ人を殺し続けた過去を捨てるために——。
『お姉ちゃん…』
葵の声が、今度は近くで聞こえた。
私は立ち止まって、まっすぐ前を見つめる。
葵が静かに歩いてきた。
——確かに葵だ。
葵は、無表情だった。それでも、その透き通る瞳には、涙がたまってる。紫の炎は消えたようだ。
私の瞳もそうだろう…。
私は振り返った。
強烈な殺気を感じたからだ。——今まで感じたことのない、黒い狼も超える殺気を。
振り返ったその先には、いくつもの目が見えた。
赤く輝くその目達が、私にじりじりと近づいてくる。
後ずさりはできなかった。
——何本もの手が私の足をつかんでいるんだもの。
「うわっ…!?」
私はそれを見た。
——私に殺されたたくさんの魂を。憎しみの塊を。
押し寄せてくる屍の波に、私は飲み込まれた。
- Re: a rose of Purple -紫の薔薇- ( No.110 )
- 日時: 2011/03/29 15:03
- 名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: ZTrajYO1)
謝 罪 と お ふ ざ け ★
なぬ、pc制限だと…。くっ…し、死ぬもんか…。
…ふざけました。すんまそん。
ということで、夜は23:00までなので、夜型更新の私には痛い制限です。
勘弁してやってくださいまし…。
- Re: a rose of Purple -紫の薔薇- ( No.111 )
- 日時: 2011/03/29 19:40
- 名前: misako (ID: KS1.rBE0)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode
うちもPC制限されたぁ〜〜
ネット依存症の恐れもあるからねw
がんばってね!!!(((…しか言葉が見つからなかった…
- Re: a rose of Purple -紫の薔薇- ( No.112 )
- 日時: 2011/03/29 21:06
- 名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: ZTrajYO1)
misako★>>
うわぁ、何か久しぶりな感じが…。
ネット依存症。怖いよね…。
頑張ります!!頑張れだけで十分っ!!
- Re: a rose of Purple -紫の薔薇- ( No.113 )
- 日時: 2011/03/30 08:01
- 名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: ZTrajYO1)
- 参照: こっ、これでも早起きしたほうなんだからねっ!//
#33
その屍の波は、憎しみで溢れた。
私を飲み込んでもなお、その憎しみは消えないようであった。
——殺ス。己ノ魂ニ変エテモコイツヲ殺ス。殺スッ!!!
いくつもの屍が私に襲い掛かろうとしていた。
——二度目の死だ…。
私は死を覚悟し、受け入れた。…私の罪はそれほど重いことなんだから。
私の体に冷たい手が触れるのと同時に、視界が開けた。
『お姉ちゃん』
葵だ。
——どうして…。
『私、死んでもお姉ちゃんのそばに居るよ。二度も死なせたりしないんだから。だからね、一緒に帰ろう?ね?』
葵は、私に手を差し伸べた。
——私を救ってくれる、たった一本の手。
葵……。
私は、にじんできた涙をこらえず、こぼした。その涙は、暗黒の地面に落ちて消えた。あの日のように…。
私は、ゆがむ世界の中で、葵の手を握り締めた。
「 あ り が と う 」
——葵は笑った。あの日の笑顔で——
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