ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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ニゲラ
日時: 2014/02/27 22:22
名前: 葵宇宙 (ID: u3utN8CQ)

はじめまして。
葵宇宙(あおい・そら)といいます。
見ていただいてありがとうございます。


アドバイス、感想を書いていただけるとありがたいです。



*プロローグ  >>1 >>2

*記憶  >>3 >>4 >>5 >>6 >>9 >>10 >>11 >>12

*決意  >>13

*出会い  >>14 >>15 >>16 >>17 >>18

*凶器‐疑い‐  >>19 >>20 >>21 >>22 >>23 >>24 >>25 >>26 >>27

*希望  >>28 >>29 >>30 >>31 >>32

*絶望  >>33 >>34 >>35

*侵入者  >>36 >>37 >>38 >>39 >>40

*犯人‐解決‐  >>41 >>42 >>43 >>47 >>48 >>49 >>53 >>54 >>55 >>56 >>59 >>60 >>61 >>62 >>63 >>64 >>65 >>66 >>67

*エピローグ

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Re: ニゲラ ( No.3 )
日時: 2011/03/21 01:04
名前: 葵宇宙 (ID: lcUCuO5M)


藤本悠希。


とある県内の公立高校に入学し、平凡な毎日を過ごしていた。


それなりの顔、体型、それなり成績をとり、特に目立つところはない。

悠希のいいところと言えば、

誰もが“気配りができるところ”と答えるだろう。


悠希には最近、気になる男子がいる。

クラスメイトの壱波秀。

1年生にして、サッカー部のエースであり、性格も明るく、

おまけに顔もよし。

女子が騒がないわけがなかったが、調子にのっているそぶりはまったく見せない。

そこがまた、人気になるひとつの理由だった。



——自分には手の届かない存在。



悠希は勝手に決め付けていた。

Re: ニゲラ ( No.4 )
日時: 2011/03/21 01:23
名前: 葵宇宙 (ID: lcUCuO5M)


ある日、悠希は放課後、秀から呼び出された。

悠希には、なにがなんだか分からなくて頭がパニックだった。



「藤本、俺と付き合ってくれないか?」




このとき、どんなに嬉しかったか。

なにかの罰ゲームなんじゃないか、という考えも浮かんだ。


しかし、悠希の答えはすぐに出た。



“はい”と。



それからの毎日は今までにないくらい幸せだった。

みんなから羨ましがられたし、自分にとっても自慢の彼氏だった。


とても優しい秀に悠希はもっともっと惹かれていった。

それは悠希だけでなく、秀も同じであった。


喧嘩をすることもあったが、その度により愛を深めていくのだった。

周りからは“結婚するんじゃないか!?”と噂されることもあったが

悠希も秀もそのつもりだった。


高校生が何を言ってるんだ、と思われるかもしれないが

ふたりは将来を……未来を見ていた。


そんなふたりを誰も邪魔をすることはなかった。

Re: ニゲラ ( No.5 )
日時: 2011/03/21 17:17
名前: 葵宇宙 (ID: lcUCuO5M)


——2007年10月4日、火曜日。


今日は、悠希にとっても秀にとっても特別な日。

付き合ってちょうど1年。


今日は秀の部活で一緒にいられないと思っていたが、

今日だけは絶対一緒に帰りたい、と言う秀の誘いを受け入れた。


校門で待つ悠希。

辺りはもうすっかり暗くて、部活を終えた人たちは帰っていく。



「悠希、ごめんっ。遅くなっちまった。」



そんなのことどうでもよかった。

秀と一緒にいられるだけで嬉しかったから。



「大丈夫。帰ろっか♪」



悠希が笑っていたから、秀まで自然と笑顔になった。

たわいもない会話だったが、お互い退屈もしなかったし、

笑顔を絶やすこともなかった。



「ちょっと寄って行かないか?」


そう言って指差していたのが、ある公園。

と言っても、すべり台にブランコが2人分、それに砂場があるだけの小さな公園だった。

そのブランコにふたりは座る。

Re: ニゲラ ( No.6 )
日時: 2011/03/21 17:44
名前: 葵宇宙 (ID: lcUCuO5M)


「今日で1年経ったんだなぁ。」


「早いねー、1年って。」


そんな会話をしている途中で秀が真剣な顔をして、悠希の前に立つ。



「俺……まだまだだし、中途半端な年齢だし、かっこいいこと言えねぇんだけどさ。」



その真剣な顔は月に照らされて、とても綺麗だった。



「高校卒業して、大学行って、それで卒業して。

就職もできたらさ……俺と結婚してくれないか。」



悠希の目から涙が溢れる。



「そんな先のこと、今から言うのも信じられねぇえかもしれないけどさ。

俺、一生悠希といたいんだ。」



少し自信なさそうに言う秀は、なんだか可愛く見えた。



「あっ、もし悠希の気が変わったらしょうがねぇから……

そうなったら、また悠希に惚れてもらえるように頑張るし。」



肩をすぼめながら言う秀を悠希は抱きしめた。

少しびっくりしていた秀だったが、すぐに悠希を抱きしめた。


腕の中の悠希は小さかったが、秀の中ではこの世の中で一番大きい存在だった。

Re: ニゲラ ( No.7 )
日時: 2011/03/21 22:58
名前: 月読 愛 ◆o9WCM38pVQ (ID: OJbG5PHc)


はじめまして、月読です。

拝見させていただきました!
文章の構成上手ですね!初めてなのに驚きです。

更新楽しみにしてますね。

月読はコメディのほうで連載もの書いてるんです。
暇つぶしにでも是非☆
駄文の塊ですが……


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