ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 【これが私達の】KATANA-刀-【生き様だ】
- 日時: 2011/11/18 18:54
- 名前: るりぃ ◆wh4261y8c6 (ID: yE.2POpv)
<い>ったい誰の
<き>まぐれなのか知らないけど
<て>っていてきに抗ってやるよ。
はじめまして、るりぃと申します。
今回はちょっと息抜き程度に更新できる短編シリーズらしきものをかいていきたいと思います。
今回は基本等はあえて無視すると思いますのでご了承ください。
目指せ二分で読める文章。
その上、私の趣味が詰め込まれています。
以上に危険を感じた方は戻るボタンをクリックしたほうが身のためかと。
それ以外の方はどうぞお進みくださいというか読んでいってくださいお願いします。
━━━まとめ━━━
目次 >>151 >>152
オリキャラ一覧 >>153
━━━━━━━━━
ロードナイトの宝石言葉【優しさ・繊細・愛情・美・調和・穏やかな心】
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- Re: 【これが私達の】KATANA-刀-【生き様だ】 ( No.64 )
- 日時: 2011/05/23 19:30
- 名前: 華京 ◆wh4261y8c6 (ID: 2h9idj6y)
- 参照: るりぃ改め華京!心 機 一 転 !
>>63
周囲g(ry
ナンダッテー
勿論でs(ry
コメントありがとうございました。
- Re: 【これが私達の】KATAN ( No.65 )
- 日時: 2011/05/25 19:19
- 名前: 篠鼓 ◆P5YRMzu7js (ID: LkHrxW/C)
携帯から失礼します、篠鼓です
トリップとか上手く出来ていないと思いますが篠鼓です…
本当ですよ!
最新の記事確認出来ていないので話が食い違っていると思いますが、失礼いたします
学校のイベントが近いのでここに来にくくなってます来る比率は減ると思いますが、応援していますのでかんばってください!!
支援小説も出来上がりしだいあげます
(↑こっちは期待しない方がいいよ!)
携帯だから間隔が分からない…
- Re: 【これが私達の】KATANA-刀-【生き様だ】 ( No.66 )
- 日時: 2011/05/26 06:18
- 名前: 華京 ◆wh4261y8c6 (ID: ThA8vNRQ)
- 参照: るりぃ改め華京!心 機 一 転 !
>>65
無理してまで来てくださっているようでボク感涙。
了解しましたありがとうございます!
感動のあまり涙g(ry
イベント頑張ってくださいね!
- Re: 【これが私達の】KATANA-刀-【生き様だ】 ( No.67 )
- 日時: 2011/05/30 07:01
- 名前: 華京 ◆wh4261y8c6 (ID: ThA8vNRQ)
- 参照: るりぃ改め華京!心 機 一 転 !
私は戦争によって荒廃した元都市を歩いていた。
アパートの前に花束を(私は薄給なのでそんなに豪華な花は買えていない)そなえる。
そして、ジーンズが汚れるのも構わず地面に膝をついて、目を閉じ、手を合わせて亡くなった方々の冥福を祈る。
と、その時、上から視線を感じた。
ゆっくりと上に顔を向ける、と。
そこはアパートの屋上で、逆光を受けて、その黄金の髪を風に靡かせた男がいた。
私はゆっくりと彼の方を見ながら立ち上がると、ぎこちなく微笑んだ。
「……貴方は、誰?」
私がそう問いかけると、彼はアパートの屋上から姿を消してしまった。
と、数十秒後にアパートから出てきた。
逆光無しで見た顔には、見覚えがあった。
「……俺は、大釜 陽誠。」
彼は先程の私の問いかけに対する返答を返してきた。
大釜 陽誠。
彼も、プレイヤーキャラである。
酒を飲んで攻撃力、体力UP、防御力DOWNという固有技は、かなり重宝していた。
そして、私が彼の中で一番気に入ったのが右手の龍の刺青。
綺麗で、彼そのものだと思った。
「えと、陽誠さんってよんでもいいですか?」
「……勝手にしろ」
どこかで聞いたような返事だなぁと思いながら微笑んだ。
「陽誠さんは、この乱世が終わったら、どうしたいですか?」
私が何の気無しに彼に尋ねた。
彼はふっと眼を細めてこう答えた。
「人に、忘れてもらいたい」
ああ、やっぱり。
「忘れられるって事は、悲しい事ですよ。」
ゆっくりと彼の方を向く。
と、視線を私から外された。
「あなたは、太陽に向かって昇る龍です。その生き様を、刻みつけながら生きてください。私はそれを、願います。」
私がそういった瞬間、彼は勢いよく立ち上がり、踵を返して立ち去ろうとした。
私も慌てて立ち上がる。
「頑張らなくていいです! 大丈夫ですよ! あなたを誰より思う人間がいますから!!」
叫んだ声は、彼に届いただろうか。
逆光ドラゴン
(逆光は体を黒く埋め尽くす 怯えているんだ 太陽に マブシクテマブシクテ)
- Re: 【これが私達の】KATANA-刀-【生き様だ】 ( No.68 )
- 日時: 2011/05/30 20:37
- 名前: 華京 ◆wh4261y8c6 (ID: ThA8vNRQ)
- 参照: るりぃ改め華京!心 機 一 転 !
孤児院は今日もうるさい。
「みーくんが殴ったぁぁあああ!!」
「絵本破れた!?」
「ちょ、おま、それアタシのぉぉおお!!」
「うるせぇおまえらぁぁああ!!」
「……はぁ……」
毎朝恒例の喧騒。
今日より恒例化されるラジオ体操を終えて、それでも元気な子供達を見守る少女が一人。
藍色の髪を靡かせてフード付きのポンチョを着ている彼女は頬杖をついてふて腐れていた。
「お疲れ様ですね。飛曇ちゃん。」
「本ッ当僕って苦労症だよー。だいたい何さ、今頃になってラジオ体操って...…」
わざとらしい彼女の言い方にクスリと笑みが漏れる。
子供達に殴られてできた傷痕に薬を塗り込む。
あぃてっ! と彼女が肩を持ち上げた。
「まぁ、それが飛曇ちゃんの宿命ですね。」
「僕そんな宿命ヤなんだけど……」
ジロリと睨まれて私は軽く肩を竦める。
あ、子供達が壁に頭ぶつけた。
「何とか云ったらどーなの?」
「いてっ」
額を指で指されたので唇を尖らせればもう一発来そうだったので口を噤む。
に、しても何とか言え、と? ふむ。
「飛曇ちゃんは闇の世界よりこっちのが合ってるよ」
「—————へ?」
飛曇は驚いて目を見開き手の平から顎をずらした。
「いや、なんか言え云うから素直に直感ぼやいただけだけど…どうかした?」
「……いや、……」
何かを考えるように黙りこくってしまった彼を一瞥し、私は子供達に視線を移した。
奇声を発しながらタックルしていく少女を少年はがっちり受け止める。
そのまま取っ組み合いに突入したのでぼうっとしていたら、声がした。
「ありがと」
暗闇スマイル
(はにかんだ彼女は嬉しそうだった)
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