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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 死神の懺悔
- 日時: 2011/08/11 23:08
- 名前: 比泉 紅蓮淡(ヒイズミ グレンダン) (ID: ID28wqen)
駄作一直線!
- Re: 死神の懺悔 ( No.1 )
- 日時: 2011/08/11 23:09
- 名前: 比泉 紅蓮淡(ヒイズミ グレンダン) (ID: ID28wqen)
「狙えるや」
短い声が聞こえた。
「ねらえます」
「殺れるや?」
「距離三百」
「殺れるな」
「はい」
重機関銃の射程には十分だろうか。
狙撃銃になると500ぐらいか。
「気づいてません」
「ぶっ殺せ。同法の仇たい」
了解。
そう言葉に出たかは覚えてはないないが引き金を引いた。
一気に弾薬が発射され、人影がミンチになったのを確認できる。
間違いない撃破だ。
そう確認する判断材料はある。
ただ、それを許さなかった。
戦闘経験が。
本能が。
- Re: 死神の懺悔 ( No.2 )
- 日時: 2011/08/11 23:16
- 名前: 比泉 紅蓮淡(ヒイズミ グレンダン) (ID: ID28wqen)
やれやれ。
口に出たときには機関銃の解体を始めていたのだが正直言ってほっぽり出して逃げても良かった。
何も知らない上官から見れば軍法会議物だろうか。
いや、自衛隊だからそれはないが確実に責任問題に達する。
「糞が・・・・!!!撃破したっちゃないとや!?」
流暢な博多弁で問いかける上官。
「知りませんが気配が残ってます。死神はこの程度じゃ死なないんじゃないですか」
その当時は死神と呼ばれていた奴らも後にはウィザードと呼ばれるようになる。
ただ、出現すれば確実に死人が出たから最前線の連中が勝手に付けた。
「気配?お前の気のせいやないとや」
「気のせいやない」
方言に思わず方言で返した。
「あと三十秒でここから退避せねば、俺たちの命の安全が二十%脅かされる。それからは増加の一途たい。連中は人間の魂が見える。見つかりゃ確実に消されるのがオチたい。一度や二度生き残ったけんって調子乗んなや」
最前線がどうなっていたかは生存者が少なすぎてまともな報告書が出来上がってない。今思えば陰謀に思える。
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