二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- リボーン〜水のキラメキ〜
- 日時: 2011/11/19 19:00
- 名前: ユキ (ID: Bhcs08zv)
- 参照: http://yuma-y1995@m2.pbc.ne.jp
ポケモン小説をかいてるユキです。
今回は‘家庭教師ヒットマンリボーン’の小説に挑戦です。前々から書き溜めていたもので原作沿いです。
↓は、主人公の設定とおおまかな動きと関係性です。
海音 雫(かいね しずく) 12歳.156cm.7/14.蟹座
・武と幼馴染で並中1年生
・‘文武両道’が似合う女子
・‘他人優先’と‘有限実行’が座右の銘
・美術部所属、環境委員の副委員長
補足
・ハーフの為、瞳はピンク/髪は淡い水色
・先祖はボンゴレ創立時から居て、‘水の使い’
と呼ばれていた
・属性は‘水’、武器は特殊な鎖と銃
(両方とも上着の袖、もしくはスカートの下)
・十年後は主に銃を使用
・両親は他界(詳しいことは本編で)
・マフィアを憎んでる、でもツナの考えを知り
ファミリー入り
・竹寿司の隣の家で一人暮らし中
綱吉達とは大の仲良し、恭弥さんは頼れる先輩(風紀委員を含む)、了平さんは楽しい先輩、黒曜組はそこそこ仲良し、髑髏は大親友♪
傾向...
・どちらかというと学園恋愛モノ、酷い扱いを受
る人は限られてます・・・
・NLCP多数、綱京/獄ハル/雲髑など・・
・ツナが結構勇敢
・山本がマフィアについてすでに知っています
・主人公の過去が暗いです
・酷い扱い...シャマル、バーズ、レヴィ、ジル
上記のことが許せる人は見ていって下さい!
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- リボーン〜水のキラメキ〜 ( No.22 )
- 日時: 2012/01/23 21:16
- 名前: ユキ (ID: Bhcs08zv)
- 参照: http://yuma-y1995@m2.pbc.ne.jp
日常編〜標的9〜
・・・・・・私、鎖渡した覚えないんだけど?
渡したは渡したよ? ジャンニーイチに
〜見習い武器チューナーと毒舌少女と暗殺計画(前編)〜
「武〜また野球練習〜?」
「おう!わりーな雫、最近全然かまってやれなくて」
「ん〜〜〜・・・平気だよ
試合近いんだもん、仕方ないよ」
「じゃ、行って来るな」
「行ってらっしゃーい」
あっ!今の会話聞いて勘違いしないでよ!!
私と武の家は隣同士、だから武が出掛けるのが部屋から分かって声かけたの!!
ドウセイとかじゃないから!!
「・・・・・・でも暇」
暇は嫌い というより・・・・・・
「1人でいるのが苦手なだけなんだけど・・・・・・」
〜♪
「ん?京子からだ・・・へ〜綱吉の家に集まるのか・・・
行ってみよ♪」
京子からのメールは・・・
ツナ君の家に小さい頃の作文を持って集合するの
花とハルちゃんって子も一緒だよ
と書いてあった
作文って・・・・・・あったあった
私は作文とお菓子をバッグに突っ込むと
パチン
ジャキッ
太腿にベルトをつけ、愛用の銃をしまった
(鎖はママの知り合いのチューナーさんにメンテナンスを頼んで手元に無い)
「いーから!オレの部屋から出るなよ!!?
京子ちゃん達が来るんだからな!!」
「よよっ!
十代目の奥様候補ですか!!?」
「ちっが—————う!」
京子ちゃんと黒川が総合?関係で家に来るってのに・・・
ボンゴレ御用達の武器チューナーが来てややこしくなるし、獄寺くんまで来てそれに混ざるし・・・何より・・・
「オレの部屋に2人をあげれないだろぉ!!」
オレの部屋でまとめるはずだったのに!!
ピーンポーン
[ツーナーくーん]
京子ちゃん達来ちゃった!!
「ちょっと待って!」
バン!
「おまたせ京子ちゃん、黒川・・・ってハルに雫!?」
「こんにちわですツナさん♪」
「やっほ、綱吉」
「出てくるの遅いのよダメツナ」
ツナ君の家に行くと雫にメールしたら「暇は嫌い」の一言でOK、ハルちゃんは「雫ちゃんに会ってみたいです!」でOK
二人ともすぐ打ち解けて良かった♪
「ゴメン、部屋片付かなかったからリビングでいいかな?」
「全然平気だよね、花、ハルちゃん、雫♪」
「平気です/OKよ/平気」
「じゃあお茶とお菓子「綱吉、私持ってきた」あ、ありがとう!
ちょっと座って待ってて、用意するから!」
ツナ君が飲み物を用意してる間に私達は先にお互いの作文を見た
「京子ちゃんはお嫁さんですね!絵もあってキュートです♪」
「ハル、アンタ・・・文章グダグダ」
「花は小さい頃から子供苦手って・・・
ハルの作文はいいじゃん、将来の夢がハッキリしてるから」
「雫ちゃんは優しいですぅ〜(泣」
あれ?雫の作文・・・・・・
「雫、この暁って誰?」
作文に出てきた男の子、暁くんについて聞いてみたら・・・
「!!?」
雫は大きく目を見開いてから話してくれた
「暁・・・・・・私と武のもう1人の幼馴染
産まれてすぐ?から3人で一緒にいたって剛さんが言ってた・・・
それからずっと3人で行動してたんだ・・・幼稚園も小学校も・・・
でも・・・・・・4年前の‘事故’で両親や私の両親と一緒に亡くなってしまったの」
「そうなんですか・・・」
「ごめん、おまたせ・・・ってどうしたの?
四人とも雰囲気が暗くなってるけど・・・」
雫の話を聞いて暗くなってたら、飲み物の用意をしてたツナ君が戻って来た
「ツナ君!!」
「なにがあったの?」
「え〜〜〜っと・・・私の幼馴染のこと聞かれて・・・」
「バカ正直に答えたのよ(怒」
「それで暗くなってたのか(呆
ダメじゃん雫・・・」
「あ・・・あはは(汗」
こんなことがあったけど・・・
その後 ワイワイと賑やかに総合のレポートをまとめることができた
To be continue..
- リボーン〜水のキラメキ〜 ( No.25 )
- 日時: 2012/01/23 21:20
- 名前: ユキ (ID: Bhcs08zv)
- 参照: http://yuma-y1995@m2.pbc.ne.jp
日常編〜標的10〜
〜見習い武器チューナーと毒舌少女と暗殺計画(後編)〜
ドタドタドタ・・・
「?ツナ君、だr「十代目!新しいダイナマイト作ってもらったんす!」
『獄寺くん!?/隼人!?』
「見てて下さい!おらぁ!」
ツナさんの家でお手伝いしてたらいきなり二階から降りてきた獄寺さん
ハヒィ!獄寺さんが持ってるものって・・・
「デ・・・デンジャラスですぅ!!」
「ちょっ、猿が何持ってんのよ!」
獄寺さんが放り投げたダイナマイトは空中で・・・
ポン!
〔クルックー〕
「わー、鳩が出てきたー!すごーい☆」
『・・・へっ?』
て・・・手品ですか?
「・・・・・・ジャンニーニのこと絞めてきます」
「ご、獄寺くんちょっと待った!
オレ降りてこないでって言ったよね!」
「すみません十代目・・・って雫にアホ女??!」
なっ!獄寺さんはまた人を・・・
「ハルはアホ女じゃありませーん!」
「ハルちゃん、落ち着いて、ね?」
「・・・・・・京子、雫」
「?どうしたの花」
「私、先帰る・・・頭痛くなってきた」
「(そりゃこの騒ぎだもん・・・慣れてなきゃキツイよね(苦笑い)
ん、綱吉達には言っとくよ」
「ありがとう・・・じゃあ、また明日」
「うん」
カンカンカンカン・・・
あれっ?そういえば・・・あそこにいる・・・人?
「花ちゃんは?雫ちゃん、知りませんか?」
「頭痛くなって帰ったよ(苦笑」
「(そりゃこの騒ぎだもん!!)」
「ツナ君」
「なに、京子ちゃん」
私はツナ君の裾を引っ張って、階段のほうを指差し・・・
「あの子誰?」
宇宙船?みたいのに乗ってる子のことを聞いてみた
「へ?リボーンじゃ・・・
ジャ・・・ジャンニーニ!!?」
「よよよ!(見つかってしまいました!?)」
「ジャンニーニ?」
「はひ!面白い名前です♪」
「(ジャンニーニ?聞き覚えがあるけど・・・)」
降りてこないでって言ったのに!!なんで獄寺くんもジャンニーニも降りてきちゃうかな・・・
「リボーンさんが十代目に見せてきたらどうだって・・・」
「リボーンのせいかぁ!!」
オレが獄寺くんに気を取られてる間に・・・
「初めまして京子さん、ハルさん、しず「海音って呼んでくれる?」よよ?」
「はひっ?ダメなんですか?」
「ハルはOK、京子と花の友人だから・・・
それにテストにも合格してる」
「はひ?テスト・・・ですか?」
出た、雫の警戒・・・そういやハルは名前で呼んでるな・・・
[京子ちゃん、ハルは‘アレ’に気付いたの?]
[うん、会ってすぐに・・・誰ですか?無表情な少女は?って聞いてきたもん]
あっ・・・なるほど・・・てか
「雫!なんか背後に黒い影出てるし!」
「おっと、この許可なく人を名前呼びする失礼極まりない奴に怒りを覚えてさ(黒笑」
「黒いの仕舞いきれてないし!かなりキャラ変わってるし!
ゼーハー、ゼーハー」
「ツナ君すごーい♪」
褒められても嬉しくねー!
「(汗)そういえば獄寺さん」
「あ゛?」
「リボーンさんが呼んでましたよ」
「まじかよ、十代目ちょっくら上行って来ます。
アホ女、十代目に迷惑かけんじゃねーぞ」
「なっ!ハルは迷惑かけません!!」
獄寺くんはハルをからかうとリボーンがいる二階に上がって行った
「・・・・・・綱吉」
「なに雫?」
{隼人、あれ無自覚?}
{うん、無自覚} ←アイコンタクトで会話
ボッフン!
・・・今の音・・・かなり嫌な予感
「ちょっと上見てくる!」
「?行ってらっしゃいツナ君」
「はい♪」
「・・・気をつけてねー」
綱吉が上で変な音がした原因を見に行って数分・・・
「ツナ君遅いね・・・」
「そうだね・・・ってハル」
コン
「んに・・・なんでふか〜」
「ここで寝ないの」
「は〜〜い」
京子は少し拗ねてるし、ハルは隼人がいなくなった途端に眠そうにしてるし・・・
早く戻ってきてよ2人とも(ため息
「お・・・おまたせ〜」
疲れた感じで降りてきた綱吉は銀髪のちっちゃい(ランボくらい)の子を
抱えて降りてきた
「ツナ君☆?誰、その男の子?」
「え?あ、アハハハハハ(やべー、獄寺くんなんて口が裂けても言えないよ)」
「ん・・・ちゅなしゃん、その子はだえでふか〜?」
ハルの呂律が小さい子みた・・・
「・・・ハル、もしかして眠い?」
「すこひ眠いですぅ」
「綱吉、誰だか分かんないけどその子鼻血出してる」
「え?ってわ——————!!京子ちゃん!そこのティッシュとって!」
「うん!(慌」
「(ずびばぜん、十代目(泣)」
ハルは寝ぼけてて状況理解してないし・・・
綱吉と京子は小さい子の鼻血の処理で大変だし・・・
私はいつの間にか来てたアルコバレーノに原因を聞いてみることにした
「ねぇアルコバレーノ」
「なんだ」
「聞きたいことが2つあるんだけど」
「言ってみろ」
「まず1つ、さっきの‘ボッフン’って音は何?」
「10年バズーガの音だぞ」
10年バズーガ?あぁ
「10年後と入れ替わるやつか・・・」
「(!?ツナは言うはずねーのになんで知ってやがる!)」
「2つめ、あの子は誰?そして隼人は?
まさかあの子が隼人だってことはないよね」
「フッ、正解だぞ海音」
「当たっても嬉しくない」
「ジャンニーニがアホ牛のバズーガを弄って、ランボに返す祭に手が滑り
そこへ偶然居合わせた獄寺にあたり暴発」
「そうしたら入れ替わることなく、隼人が縮んだ・・・と?」
め・ん・ど・く・さ・い
「よよよ!すみません皆さん、わたくしが調整を失敗したばかりに」
「(ホントだよ!)」
「綱吉、ランボって今日いるの?」
「いるけど・・・・・・いつの間にか寝てた」
「ランボくんらしいね♪」
起きてたらもっとめんどくさいことになるから好都合
ところで・・・
「ハル、寝ないのほら」
「ハヒィ〜雫ちゃん立たせてくらさ〜い」
「はいはい、シャキッとする」
ピーンポーン
「ゲッ、誰か来た」
「私この子のこと見てるよ」
「ありがとう京子ちゃん、は〜い!」
そういや、隼人が復活・・・してるのかあれ?
ハルを立たせながら隼人を見ると、顔が真っ赤
おもしろーい♪
「よっす、笹川、三浦、雫」
『山本くん!/武!』
訪ねて来たのは武だった・・・
くっそー、ジャンニーニの奴・・・元に戻ったらぜってー果たす!
つか雫のやろうはなんでオレ見てニヤニヤしてんだよ!
「よっす、笹川、三浦、雫」
『山本くん!/武!』
ゲッ、なんでこんな時に野球バカがくんだよ!!
「ツナー、オヤジが寿司作りすぎたから持ってけって」
「あ!ありがとう!」
「ところでツナ、コイツ誰だ?」
野球バカは十代目に寿司を渡すとオレを指差しそう聞いた
「武、人を指差しちゃダメ」
「おっ、わりーな」
「(えーーーーっと名前名前(汗)」
「その子はハヤテ、でいいんだよね?綱吉」
「(ナイス雫!!)うん、獄寺くんの従兄弟なんだ」
「(ジ———————————)」
「どうしたのハルちゃん」
「ハルもハヤテ君ギュウってしたいです!」
アホ女もといハルは眠気が取れたらしくオレを抱っこしたいと言い出した
んなっ!ただでさえ今心臓がおかしいのに!
オレが黙ってることを了解だととった笹川はオレをハルに渡しやがった
「(獄寺くん顔真っ赤っか(苦笑)」
「(ヤバイ面白い♪)」
「?」
ギュッ
「可愛いですぅ♪」
心拍数ヤベェ!
「よよっ、初めまして山本さん」
「ん?誰だ」
「わたくし、ボンゴレ専属武器チューナーの息子、ジャンニーニと申します」
「よろしくなー♪ん?なぁジャンニーニ」
「よよ?なんでしょうか」
「後ろに見えてる鎖って・・・」
「父上が日本に行くなら持ってけと‘ヒュン’よよ!無くなりました!!」
ジャンニーニが鎖を取り出した瞬間、雫の奴が凄い速さで鎖を取った
「無くなってないよ。
アナタのお父さんによろしく伝えてね、メンテナンスありがとうございましたって」
「ええええぇ!雫のだったのそれ!!?」
「うん、ジャンニーイチさんにメンテナンス頼んだの」
なんか話から置いてかれてるような・・・
「ハヤテ君はほんと獄寺さんにソックリです♪」
そりゃ本人だからな・・・
ふと視線を庭のほうに向けると・・・
「!!?」
奇妙なかっこをした2人組みが・・・
アイツ等!十代目達は気付いてないのか?
「ハヤテ君なに見てるんですか?
あっ、空が綺麗ですね〜」
結論、見えてない
どうする?オレのダイナマイトは使いもんになんねーし・・・
色々考えてる間に二人組みは開いてる窓から侵入してきた
「・・・・・・ハヤテ、どうしたの?」
雫は十代目達から離れると、オレに話しかけて来た
そうだ!さっきコイツの側通ったとき火薬の匂いがした!
「あそこに変なヤツラがいる、みてて」
オレはあえて使えねーダイナマイトを二人組みに向けて放った
〔クルボ!〕
ゴン!
よっしゃ!当たったぜ!
「グッ」
「ガッ」
「!なんかいる!」
雫は銃を取り出すと二人組みの方へ発砲した
獄寺くんがいきなり手品みたいなダイナマイトを投げた瞬間
〔クルボ!〕
ゴン!
「グッ」
「ガッ」
鳩が何かにぶつかって変な鳴き方をしたのと同時に誰かの呻き声が聞こえた
「!なんかいる!」
雫はどこからか銃を取り出し、声のした方へ発砲した
「京子ちゃん、見ちゃダメ!」
「二人とも危ないのな!」
オレは京子ちゃんの目を覆い、山本がオレ達を護ってくれた
ドサン!
「なっなぜバレタ!」
「お前等ヴェルデの部下だろ。
アイツは昔からこの手の研究をしてたからな」
山本の肩に乗ったリボーンはジャンニーニから変な縄を受け取るとそれで締め上げた
「ツナ君、もういい?」
「だあぁ————!ゴメン!もう大丈夫だよ!」
京子ちゃんの目、手で塞いでるの忘れてたぁ—————////
「はひ!泥棒さん退治なんてハヤテ君凄いです!」
「ハル、こいつ等泥棒じゃないし第一褒めるとこ違う」
オレを暗殺しにきた二人組みを退治できたことを祝?して皆で山本の持ってきたお寿司を食べた
To be continue..
オマケ↓
「・・・・・・ハル」
「なんですか雫ちゃん」
「いつまでハヤテを抱っこしてるの?」
「ハヤテ君が嫌がるまでです!!」
「(獄寺くん食べるのに集中してて聞こえてない(汗)」
「(隼人嫌がってなかったんだ(呆)」
「ん—————!」
「どうしたの京子ちゃん!」
「あ、きっとワサビが当たったのな〜」
「えぇ〜!」
「お茶が効果的だぜ?」
「京子ちゃん!はいお茶!」
「あいがと、ちゅな君」
「賑やかですね、十代目ファミリーは」
「そこがこいつらのいいことろだぞ」
- リボーン〜水のキラメキ〜 ( No.28 )
- 日時: 2012/01/23 21:25
- 名前: ユキ (ID: Bhcs08zv)
- 参照: http://yuma-y1995@m2.pbc.ne.jp
日常編〜標的11〜
〜秘められた力〜
「やまもと〜、雫は〜?」
「そういや今日いないっすね」
あっ(汗)ツナ達に今日休むこと言ってなかったのな(汗)
「あーーーーーっと・・・・・・
今日は休みなのな」
「えっ?体調崩したの?」
「いや、そうじゃないのな」
「じゃあなんでだよ」
「こないだ雫、鎖メンテしてただろ?
それの調子見てるのな」
『どこで?』
見事にはもったのな〜
雫はこの間鎖をメンテしてもらっていたが、中間テストやら俺の試合やらで調子を見ることができなかったからと言って・・・
何も平日(しかもオレの苦手な教科ばっかりの日(泣)
休まなくってもいいと思うのな〜
‘たまには自力で頑張れ’って・・・
「商店街の八百屋のおっさんが持ってる山ん中なのな〜」
「山持ってるとかすごーーー!」
「・・・・・・道迷んねーのかよ」
「ん?それなら平気だぜ(笑」
「(なんか凄いこと言いそうな予感)」 ←超直感
「 小さい頃から遊んでたからな♪ 」
「・・・・・・(あれ?このコンビ意外とすげぇ?)」
「(やっぱゆったーーーー!!?)」
「放課後見に行こうぜ♪」
「平気なのかよ見に行って」
「気が散ったりしないかな・・・」
「あぁ、雫の場合逆なのな 止めにいかねーと倒れるまでやるのな 」
「さすがにそこまで分かんなかった」
〜放課後〜
「こっちだぜ」
「ややこしみちじゅーーーん!」
「さすがに疲れたぜ(ゼェハァ」
山本に雫のところまで連れて行ってもらってるんっだけど・・・
遠いよ場所が・・・(泣き
「いたいた、おーーーい雫ーー!」
「?あれ、武。
もう学校終わる時間?」
「おう、その様子だと飯食ってねーな?」
「・・・・・・そういえばお腹減ってる」
「やっぱりな(苦笑い」
気付いてなかったのー!!?
獄寺くんも呆れちゃってるし!
「綱吉も隼人もお疲れ様、此処まで来るの大変だったでしょ?」
「ほとんど獣道じゃねーかよ!」
「雫1人で来たの?」
「ん〜〜〜〜1人」
「すっごい危険だよね?!」
「そうでもないよ〜、あっそうだ!」
雫は側に流れてる川の中に足をつけると・・・
「少し離れてて〜」
無邪気に笑い、目を伏せた
「ツナ、獄寺、もうちょっとこっち来ないとびしょ濡れになるぜ」
「ハッ!?なんでテメーに指図されなきゃなんねーんだよ」
あっ、でも・・・
「オレもそんな感じする・・・」
「じゅ、十代目がおっしゃるなら」
「雫ー、OKだぜー!」
山本が雫に声をかけた瞬間
パシャン
雫の足元の水が小さく跳ね・・・
「すげぇ・・・」
いくつかの水球となり、雫の周りを漂い始めた
‘水よ、我の意に従い形づくれ’
雫がツナ達に力を見せ始めてすぐ
二人は声を出すことも忘れて見入っていた
‘描くは幼き狼、名は’
「アリア!」
バシャン
〔アオォ—————————ン!〕
久しぶりにアリア出すとこ見たのな〜
「あ!あの子!」
「知ってるのか?」
「雫が色々教えてくれた時に雫の側に控えてた」
「水で出来てたんだ・・・アイツ」
「ツナ、獄寺、これからだぜ♪」
『?』
‘我の神獣、今この場において姿を現すことを許可する’
「神獣・・・?」
‘海の王者鯱、その名は’
「カイル!」
〔・・・・・・・・〕
「すっごい静か———!」
カイルは雫のお袋さんが、雫の為にって生み出した奴なのな
「アリア、カイル、綱吉と隼人に挨拶」
〔アウッ♪〕
〔・・・・・・〕
アリアはオレ達に駆け寄って来ると・・・
駆け寄って?
「やべ!アリア、ストップ!」
「?どうし・・・」
ドン!
「ガッ!!」
『獄寺!/獄寺くん!』
アリアはスピードを緩めず獄寺の腹にタックルを決めた
「!?ゴメン隼人!アリア戻ってきなさい!」
〔クゥ?〕
〔・・・・・・(グイグイグイ)〕
〔ガウ!〕
「ゲッホ、ゴッホ、ウェッホ」
「アリアはまだ精神年齢幼くって・・・カイル、ありがとう」
〔・・・・・・♪〕
ツナとオレはむせ込んでる獄寺の背中をさすって
「カイルだけでも挨拶しておいで、アリアは私の側」
〔・・・・・・(スイィ〜〜)〕
雫はカイルだけこっちに寄こした
「久しぶりだな、カイル」
「カイル、オレは綱吉、よろしく」
「・・・隼人だ」
カイルはオレ達に鼻を摺り寄せて挨拶してきた
「カイル、アリア、また今度出してあげるから戻って」
〔・・・(コクン)〕
〔ァゥ・・・〕
相変わらず良く懐かれてるのな〜
雫が出したアリアっつう狼はすげースピードでオレに突っ込んで来やがった
「獄寺くん大丈夫?」
「わりぃ、止め切れなかったのな」
「なんとか・・・」
くそ、体格がデケーくせにスピード出しやがって・・・
パシャン
「隼人」
「雫、アイツの精神年齢いくつだ・・・(怒」
「あ〜〜〜・・・2歳ちょっと?」
「幼くないよね?それ」
「雫の創った動物達は創られた年数によって精神年齢が決まるのな。
それと、精神年齢は人間と一緒なのな」
「だからか・・・」
あれ?
「つか何で野球バカがそんなに詳しいんだよ」
『幼馴染 だから/だもん』
「(息もピッタリー!)」
「とりあえず帰ろう?私お腹空いてるのにようやく気付いたから(笑」
「そういうこと今言う?!」
キュルルルルル〜
『・・・・・・』
「今の誰だ?」
「私じゃないよ?鳴ってたら気付くもん」
「同じく、てかオレは腹へってねーからな」
「////オレです」
「・・・プッ」
「わ//笑うなよ!山本!//」
「あ!そうだ!」
雫は手を打ち合わせると
「私の家においでよ!ごちそうするよ♪」
オレ達を夕飯に誘った
「じゃあオレ、母さんに連絡いれる!」
「オレも親父に・・・」
「武の家は隣でしょ!!」
アハハハハ♪
「・・・・・・」
オレがこんなとこいていいのか・・・?
「?隼人、どうしたの」
「・・・・・・オレも・・・行っていいのか?」
「当たり前じゃん! 友達じゃん♪ 」
トックン
日本に来るまで1人で生きてきたオレ
「獄寺くん早く〜」
十代目に会って、人を護ろうと思った
「何してるのな、獄寺」
山本に会って、競い合う楽しさを知った
そして・・・
「隼人、山の中はすぐ暗くなるから行こっ♪」
雫に会って、友達の暖かさを始めて感じた
「わりぃ、今行く」
オレ、大事な人達見つけたぜ
To be continue..
後書きという名の謝罪
途中から題名からズレタ話になったーーー!!
ってか獄寺のキャラがおかしーーー!!
- リボーン〜水のキラメキ〜 ( No.32 )
- 日時: 2012/01/23 21:28
- 名前: ユキ (ID: Bhcs08zv)
- 参照: http://yuma-y1995@m2.pbc.ne.jp
日常編〜標的12〜
〜笹川了平と書類整理〜
「今日って何かあったっけ?」
「全校朝会が・・・」
「うおおおお!!!
死ぬ気で登校する———!!!」
ダダダダダダ!!
『ツナ!?/綱吉!?』
武とのんびり学校へ向かって歩いていたら目の前の道路を凄いスピードで
走り抜けた綱吉の姿を見た
え〜〜っと・・・また死ぬ気状態かな?ってあれ?
「何か落としてる、鞄勢い良く振るからだよ(ため息」
「?・・・(笑)雫」
「何落としてったの?」
「これ」
これって・・・
「拾ったの私達で良かったかもね」
「早く届けてやろうぜ!」
「うん!」
シュウゥゥゥ・・・
「くっそ———リボーンの奴〜〜〜〜
間に合いはしたけどまた恥かいたよ・・・」
「紛れも無い本物・・・」
やべー!?人ひっかけてる——っ
「だっ大丈夫ですか?」
ゴロゴロゴロ———ッ
死ぬ気で走ってきたオレの右腕に引っかかってた(多分)先輩
「聞きしに勝るパワー・スタミナ!
そして熱さ!!
やはりお前は百年に一人の逸材だ!!」
転がり起きるといきなり意味不明なことを言ってきた
「我が部に入れ!沢田ツナ!!」
「えっなっ
なんでオレの名前・・・!?」
つか微妙に違ってるし!!
「おまえのハッスルぶりは妹からきいているからな」
「い・・・妹?」
えーとオレのハッスルを(ハッスルとは多分死ぬ気モードの事)知っていて
尚且つ‘ツナ’ってオレを呼ぶのって・・・
「お兄ちゃーん」
「どうしたキョーコ!?」
「キョーコ・・・?
とってもなじみ深い・・・」
声のする方を向いたオレの目に飛び込んで来たのは・・・
「も————
カバン 道におっことしてたよ!」
先輩のカバンを持った京子ちゃん
だ————!またパンツ一丁の姿見られた————!!
「スマン」
「あ・・・ツナ君おはよ!」
「え?は?」
「?
何で二人でいたの?」
京子ちゃんは不思議そうにオレと先輩を見比べたあと
「あ まさかお兄ちゃん、ツナ君つかまえてメーワクかけてないでしょーね!」
「ない!」
うん、認めたくないけどこの人京子ちゃんのお兄さんだね、この人
さっきっから‘お兄ちゃん’って呼んでるし
「ツナ君 お兄ちゃんのボクシング談義なんか聞き流していいからね」
「ボクシング・・・?」
「そういえば自己紹介がまだだったな。
オレはボクシング部主将2年笹川了平だ!!
座右の銘は“極限”!!」
あ・・・熱い・・・!!!
京子ちゃんとは正反対の人だ
「お前を部にかんげ「つーなーよーしー!」極限遮ったのは誰だ!」
「あ!雫ちゃん!山本くん!」
お兄さんの話をタイミング良く遮って駆けてきたのは雫と山本の幼馴染コンビだった
「オッス、ツナに笹川、先輩」
「おはよう京子♪お久しぶりです了平さん」
「む!なんだ二人だったか!」
雫と山本、知り合いだったんだ・・・
[ツナ、ちょっといいか?]
「?」
山本はオレを京子ちゃん達から少し離すと‘服きちゃえ’と言って来たから急いで着た
[ツナさぁ・・・来る途中でコレ、落としていったのな]
[へ?]
山本に釣られて小声で会話したら渡された物・・・
!!?オレ、こんな大事な物落としてたのなー!!
[ありがとう!]
[どういたしましてなのな♪]
「沢田!放課後にジムで待つ!」
「あ、ちょ、オレ話が・・・」
お兄さんはきょくげーん!とか叫びながら走っていってしまった・・・
「私が武と綱吉の為に分かり易く説明するね。
まず、京子が綱吉が最近活躍が凄い事を了平さんに話した
その結果了平さんが綱吉に興味を示し、ボクシング部への入部を勧めることにした。
そして、綱吉の実力を知ろうと放課後ボクシング部の部室に来るよう伝えた OK?」
「分かり易かったのな」
「スゴーイ雫ちゃん!」
話を聞いてなかったオレにもちゃんと理解できたもん
綱吉のことを気に入った了平さん
自分の部活に入れる為に仮の試合をやる!と言ってるから
武と京子、隼人と綱吉の付き添いでボクシング部の部室に向かってたんだけど・・・
「手、止めないでよ」
「はい」
応接室にいます、1人で
なんでこんなことになったんだっけぇ————!!
〜30分前〜
「ツナ、先輩あんまり力加減しないから気を付けるのな」
「ツナ君、お兄ちゃんがムリヤリ誘ってゴメンね・・・」
「十代目に無理を言う奴はオレが果たしますのに・・・」
「山本アドバイスありがと、
京子ちゃんが謝ることじゃないよ、
獄寺くん果たしちゃダメだよ!」
「綱吉、ナイスツッコミ」
「褒められても嬉しくないことだよ雫」
帰りの会も終わり(部長さんのところへ昼休みの内に部活を休むことは伝えてあった)
仲良し5人で喋りながらボクシング部の部室を目指していた
キーンコーンカーンコーン
ピーガガガガガ
《1−A海音雫、至急応接室に・・・ガッ!》
《ドガッ》
《海音雫、5分以内に応接室に来ないと・・・咬み殺すよ》
ガ———、ブチッ
『・・・・・・・・・』
今の声は確かこの学校の権力者・・・
「雲雀さん・・・」
何か私やらかしちゃったっけ(汗
「ヒバリさんって誰?雫」
「雫!オレが説明しとくから急いで行くのな!!」
「ゴメン!ありがとう!」
私は荷物を掴み直すと応接室に向かって走り出した
—2分後—
2・・・2分で着いた・・・
私は応接室の前で深呼吸をすると
コンコン
トビラをノックした
【誰?】
「1−A、海音雫です」
【入りなよ】
「失礼します」
ガチャ
「御用はなんでしょうか?」
「キミのクラスが提出して来た書類に少し不備があってね・・・
直させようと教室まで行ったら残ってた女子全員がキミがクラス委員だと言ってきたからね」
はぁ?私がクラス委員!?
絶対私が武と隼人と仲良くしてるのを気に入らない子達が言ったんだろうな・・・
「本来私は環境委員ですが・・・いつの間にかそうなってるみたいですね(ため息
どの書類に不備があったんですか?」
「ワォ!キミがクラス委員じゃなかったんだ」
「えぇ、まぁクラスではほとんどの委員会の仕事を行ってますから・・・」
「ふ〜〜〜ん・・・あぁ、ここで直して行ってね。
それと・・・」
雲雀さんは差し出していた書類とは別に数枚、目の前に出してきた
「・・・この書類は」
「キミの所属する環境委員会の書類なんだけど・・・
随分いい加減な奴みたいだね、委員長」
いい加減って・・・
受け取ってみてみると・・・
うん、雲雀さんがそう言うのも分かるかも
委員会に所属してる人の名前の漢字は違うわ、書いてある日にちはちゃんとしてないわ・・・
私は思い切りため息をついてしまった
「分かりました、訂正しておきます」
それから私は1時間かけて全ての書類を訂正し終えた
目の前で黙々と書類の訂正を続けている草食動物、海音雫
本当ならやらなくていい仕事を文句を言わずに進めてる
珍しいこ・・・
この子が入学してきた当初、髪色が明らかに校則違反だということを注意しに行ったのが最初だった
『ねぇ、そこのキミ』
『?私ですか?』
『うん、キミの髪色校則違反だよ』
『えーーーっと、私の髪一応地毛です
私ハーフなんで・・・』
『ふーーーーん・・・
まぁいいや、染めてるんじゃないなら用はないな
いつまでも残ってないで早く帰りなよ』
『はい!サヨウナラ雲雀さん』
今思えば初対面の時も他の草食動物とは違ってたな・・・
大概の草食動物は初対面であってもオドオドビクビクしてて余計咬み殺したくなるけど
海音雫の場合、真っ直ぐボクの瞳を見てたよな・・・
「雲雀さん、終わりました
チェックお願いします」
「ん・・・・・・OK、キミ、仕事速いね」
「いえ、これ以外で何かありますか?」
「今日はもうないから帰りなよ」
「はい!
あ、今度から環境委員の書類は私が書いちゃいます」
‘間違いがあるたび私呼び出すの大変だとおもうので’と小さくボクに笑って見せた
「失礼しました」
キイィィィ・・・
バタン
「・・・調子狂う
まぁいいや、風紀委員より使える子見つけたし」
飲み物ぐらい奢っておけばスムーズにやってくれそうだ
この時ボクは気付かない内にほほ笑んでいたらしく、見回りから戻って来た草壁に
「なにか良いことでもありましたか?」と言われてしまった
「たけし〜つなよし〜はやと〜きょうこ〜」
「あ、雫ちゃん戻って来た」
生徒玄関のところに立っていたら走って戻って来た雫
「ケッ、おせーじゃねぇか」
「ゴメンゴメン、環境委員とクラス委員からの書類に不備があったらしくてさ
訂正してたら結構時間かかっちゃった」
「あれ?環境委員の書類なら分かるけど・・・なんでクラスのまで?」
「・・・たまたま?」
あ、今何か隠したのな雫
「取り合えず帰ろっか」
ツナの一言で歩き出すオレ達
「ねぇ結局どうなったの?了平さんと綱吉の模擬試合」
「ツナ君が勝ったよ♪」
[芝生頭の奴、十代目のパンチくらって額から血流れたぜ]
[しかも‘お前のボクシングセンスはプラチナズムだ!!必ずむかえにいくからな!’って]
[(汗)]
「お兄ちゃん尚更ツナ君のこと気に入っちゃったんだよ〜」
「・・・綱吉ドンマイ」
「アハハハ(苦笑」
その後、別れ道のところでツナと笹川、獄寺、オレと雫に別れた
「・・・なぁ雫」
「ん?」
「何もされてないよな?」
「心配性、あの人がそんなことするわけないじゃん」
「そうかもしんねーけどさ・・・」
「ただ、本当はクラスの書類関係で呼び出されて、環境委員の書類がついで」
「そうだったのか、遅いから心配したのな」
「ほんと心配性だね、武は」
「雫だけなのな」
「はいはい、早く帰ろう」
「おう」
To be continue..
- リボーン〜水のキラメキ〜 ( No.35 )
- 日時: 2012/01/23 21:30
- 名前: ユキ (ID: Bhcs08zv)
- 参照: http://yuma-y1995@m2.pbc.ne.jp
日常編〜標的13〜
「雲雀恭弥、面白ぇーな」
〜雲雀恭弥さんは最凶風紀委員長〜
「夏休みもあっという間に終わって何かさみしーなー」
「補習ばっかだったしな」
夏休み終わってすぐの昼休み、オレはいつも通り屋上で昼を食べていた(雫は委員会の仕事でいない)
「つーか最近アホ牛がブドウブドウってウザくねースか?」
「確かになにかあるたびに言ってる気が・・・」
「栗もうまいぞ」
ヒュンヒュン
サクッ サクッ
「いだ!いだだ!!
リボーンだな!」
いきなり飛んできてオレに刺さった栗(毬栗)
声に聞き覚えがあって振り向いてみれば・・・
「ちゃおっス」
「いたい いたい
刺さってる————!!」
「これは秋の隠密用カモフラージュスーツだ」
毬栗のコスプレをしてトゲの部分をワザとオレに当たるように立ってるリボーンが
「100人が100人振り返るぞ!」
だいたい学校に出没するなって言ってんのに!
リボーンはそんなオレを気にせずいつもの服に着替えると
「ファミリーのアジトを作るぞ」
と言い出した
「うみね〜〜」
「なんですか委員長、私は今委員長がやるはずの書類を作成しているんですけど?」
「うっ、いや、あの、この書類を風紀委員長に提出してきてほしいんだが・・・」
「他の方に頼んで下さい(キッパリ)」
「いや!
キミしかヒバリさんの機嫌を損ねることなく提出ができる人がいないんだ!」
「・・・何故先輩達は雲雀さんの機嫌を 毎・回 損ねるんですか?」
「し、知らない!頼む!このとおり!」
「ハァ、委員長まず私のことをあだ名で呼ぶのやめて下さい」
「?読み方‘うみね’でいいんだろ?」
「先輩の書類の不備が多い理由分かりました、私の苗字の読み方は‘かいね’です。
あ〜もう!先輩と喋ってると頭が痛くなってきます!」
「なっ!ハッキリ言わなくたって良いじゃないか・・・」
・・・ちょっと言い過ぎたかな?
私はため息を吐くとしゃがみ込んで拗ねてる先輩の前まで行き
「書類提出してきます、代わりに今度ジュース奢ってくださいね?」
先輩の手から書類を抜き取った
「!!?ありがとう海音!」
「あ、今私がやってる書類に手つけなくてかまいませんから。
先輩は委員長の肩書きだけ持っていて下さい、仕事は私が行います」
「海音マジ天使!」
訳の分からない事を叫んでる先輩をムシして教室から出た
お昼・・・食べないでもいっか、武には委員会の仕事中に食べたって言えば大丈夫
取り合えず早くこの書類届けなきゃ
「君、誰?」
こいつは・・・
風紀委員長でありながら不良の頂点に君臨する
ヒバリこと雲雀恭弥・・・・・・!!!
「なんだあいつ?」
「獄寺 待て・・・」
「風紀委員長の前ではタバコ消してくれる?
ま どちらにせよ、ただでは帰さないけど」
「!!んだとてめ———」
「消せ」
ビュッ
ビ
ヒバリの挑発に乗った獄寺が一歩前に出ると、ナニカが獄寺の咥えていたタバコを真っ二つに切った
「なんだこいつ!!」
そうだ、雫から聞いたことがある・・・
ヒバリは気にいらねー奴がいると相手が誰だろうと
仕込みトンファーでめった打ちにするって———・・・
「ボクは弱くて群れる草食動物が嫌いだ
視界に入ると 咬み殺したくなる」
「(こいつ・・・)」
やっかいなのにつかまったぞ・・・
オレと獄寺が固まっていたら後ろから
「二人とも何があったの?」
ツナの不思議そうな声が聞こえてきた
「ツナ、どーやら小僧に嵌められたらしいぜ」
「?どーいうこと、山本」
そうだ、応接室という単語が出てきた段階で気が付かなきゃいけなかったんだ
「獄寺、ツナのことを」
「あぁ、山本にしちゃい「ヤマモト?ツナ?ゴクデラ?・・・あぁ、君たち海音と良く群れてる奴だったんだ」
雫の名前が出てきて一気に緊張が走った
「さっさと入れ」
ドガッ
「うわあぁ!」
いきなり小僧の声が聞こえたかと思ったらツナがオレ達に突っ込んできて三人して応接室の床に倒れこんだ
「・・・咬み殺す」
ビュン!
「やっべ(汗」
オレは起き上がろうといた獄寺を(悪いとは思いつつ)軽く蹴り飛ばし、ツナを背負って反対側へ咄嗟に飛んだ
「ゲホッゴホッ!あにすんだ山本!」
「わりぃ!あのままだと三人して攻撃くらいそうだったからよ!」
「や、山本!前!前!」
「おっと!」
ヒバリは途中から両手にトンファーを構え、オレ達に攻撃してきた
コンコン
【失礼します】
『!?』
しばらくして聞こえたノック音と雫の声
ガチャ
「ひば・・・綱吉に隼人に武?なんでここ「邪魔だよ」へ?」
ビュオ!
「っ!雫!」
雫に向かってまでトンファーを振り下ろしたヒバリ
雫は間一髪のところで避けて、オレ達の側まで来た
「おっとっと」
「雫、大丈夫?」
ヒュン
「隼人!危ない!」
書類届けに来たら巻き込まれたケンカ
綱吉達のところに行く時咄嗟に雲雀さんの机の上に書類を置いた
どうしよう・・・書類が渡せたけど、綱吉達の加勢した方がいいのかん?
「海音雫」
「へ?」
ドガッ
『ツナ!/綱吉!/十代目!』
私が名前を呼ばれ、雲雀さんの方に振り返ったと同時に飛んできた綱吉
「ツナ!!」
「武、落ち着いて気絶してるだけだから!」
「1匹」
「のやろぉ!! ぶっ殺す!!」
「隼人!無闇に突っ込んじゃ!」
ツナが攻撃をくらい気絶したことにキレた隼人は怒りのままに雲雀さんへ突っ込んで行った
ガッ
「2匹」
「てめぇ・・・!!!」
「武・・・」
久しぶりに武が怒ることみたかも・・・って
こんなこと考えてる場合じゃない!
綱吉を辛くない体制で床に寝かせ、隼人も頑張って近くまで連れてきた(意外と軽かった隼人)
ビュ ビュ ビュ ビュ
「ケガでもしたのかい?
右手かばってるな」
『!』
ヤバイ!骨折箇所まだ完治してないのに!
怒られること覚悟で私は制服から鎖を取り出して・・・
ヒュン!
武の右腕を蹴ろうとした雲雀さんの足に絡みつかせた
「ワオ、キミ何を持ってきてるんだい?
校則違反だよ」
「そんなの分かりきってますよ・・・
ただ髪色のせいで絡まれやすいんで護身用に持ち歩いてます」
シャラン
「サンキュー、雫」
「武にケガされると調子狂うからね」
「(何?この二人、今まで咬み殺してきた草食動物とナニカが違う?)」
「あ—いつつつ・・・・・・
ごっ・・・獄寺君!!」
良かった、綱吉は目を覚ました
「へ〜〜、起きたんだ」
「雫」
「うん!綱吉、大丈夫?」
「山本!雫!」
私は山本のフォローをしながら綱吉に駆け寄った
「っ!アブねぇ!」
ドッ!
武は私と綱吉に向けて飛んできたトンファーから護ってくれたけど・・・
ドザッ
「山本!」
打ち所が悪かったらしく気絶してしまった
っ!小さな気配が一つある・・・こういうことは癪だけど、来るまでの時間稼ぎぐらいしますか
「次はどっちが先に咬み殺されたい」
「私が相手になりますよ、雲雀さん」
「雫!?」
私は武を隼人の横に寝かせると綱吉に笑いかけた
「大丈夫、守る者がいれば女子でも強くなれるから」
「大丈夫、守る者がいれば女子でも強くなれるから」
雫はそう言うと鎖を構えてヒバリさんと対峙した
「他の誰かを護るなんて考え、ボクには理解できないな」
「私だって、護る相手は限られてきますよ?
大事な人をもう二度と失いたくないですから」
大事な人?・・・あぁそうか、雫も山本も目の前で失ってるんだっけ
ヒバリさんと雫の戦いを見ながらオレは山本達の側にいるしかできなかった
「悔しい・・・」
こんな時もヘタレなオレが惨めだ・・・
「だったらお前も死ぬ気で戦え」
「リボーン!!?」
ズガン
「?」
「(ようやく来たよ、アルコバレーノ)」
「うおぉおぉっ
死ぬ気でおまえを倒す!!!」
「何それ?
ギャグ?」
ガッ
「!綱吉!」
違う、こんな悲痛な叫びが聞きたいんじゃない
「アゴ割れちゃったかな
さーて キミも救急車にのせてもらえるぐらいグチャグチャにしなくちゃ」
「(流石にちょっとヤバイかも・・・(汗)」
ググッ
「ん?」
「まだまだぁ!!!」
ゴッ
オレも雫みたいに誰かを護る為に強くなりたい
オレが飛んできたレオンを掴むとレオンはスリッパに変形してくれた
「(トイレのスリッパ———!!?)」
「タワケが!!!」
パカァン
「(凄いいい音したぁ!!?)」
ヒバリさんはフラフラしながら体制を整えると・・・
「ねぇ・・・
殺していい?」
っ、殺気が・・・
ヒバリさんの変化に気が付いたのか、雫も応戦体制を山本と獄寺君の側で取っていた
「そこまでだ
やっぱつえーなおまえ」
「君が何者かは知らないけど ボクは今イラついてるんだ
横になってまっててくれる」
リボーンがヒバリさんの気を引いてる内にオレは三人に駆け寄って山本を担いだ(獄寺君は雫がおんぶしてる)
頼む、まだ死ぬ気モード続いてくれ!
「おひらきだぞ」
「っ!綱吉!早くここから」
「分かってる!!」
『わざと会わせたぁ!!?』
「キケンな賭けだったけどな、打撲とスリ傷ですんだのはラッキーだったぞ」
「はぁっ何だよそれ?」
「お前達が平和ボケしないための実戦トレーニングだぞ。
鍛えるのは実戦が一番だからな、海音が来たのは予想外だったけどな」
リボーンさんはオレ達のケガの手当てをしてくれてる雫を睨みつけた
でも雫は平然として
「私だって環境委員の書類を提出しに行ったら三人がいたんだもん。
しかもかなり無茶な理由で雲雀さんに戦い挑んでたし・・・」
「なんでお前はケガしてねーんだよ」
「多分かなり手加減されたんだと思う、かなり不服だけどね・・・
よし、隼人の治療終了っと」
「サンキュ」
「つーかどーしてくれんだよ!
ぜってーまた戦うことになるよ!!」
うわあああぁぁぁ
「まーまー、落ち着くのなツナ」
「安心して下さい十代目、必ず追い返してやりますから」
「・・・仕事残ってるの忘れてた」
「雫なんか言ってることズレテル———!!」
「ケホケホ、あの赤ん坊気に入ったよ
また会いたいな・・・・・・ん?」
草食動物が出て行った後、机のうえを見たら一枚の書類が
「これは環境委員会の・・・あぁそうか」
海音はコレを届けに来たんだ・・・
そういえば、大事な人をもう二度と失いたくないって言ってたけど・・・
「・・・調べてみる価値はありそうだね 哲」
「へい、なんでしょうか恭さん」
「海音雫の過去について調べてみてよ」
「わかりました」
To be continue..
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