二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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{D灰}鳥使いの使徒
日時: 2010/12/15 19:13
名前: アル (ID: gksmjqey)

●どうも、こんばんは。アルと言います。
●初心者なので文章力が皆無&いろんな事情により更新が遅い。
・・という最悪な条件がそろっております。
●こんな方は退場されることをお勧めします
○荒らしさん
○中傷する人
○キャラたたきさん
○私、アルが大っ嫌い、D灰が大っ嫌い、という方
その他もろもろ

●またこの作品は原作をほぼ無視しております。
そういうのが駄目な人も退場されたほうがよろしいですね。はい。

それでは 

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Re: {D灰}鳥使いの使徒 ( No.30 )
日時: 2012/03/25 21:58
名前: アルジュナ (ID: ivWOcvW3)

第二十二羽 ACUTER

進み続ける汽車にて
杏瑠side

ジュッ。

光線が頬を掠める。
鋭く痛みが…

横っ飛び。
攻撃をかわす

…危ないわね。

「ティッキー、だから馬鹿正直に攻撃してくるのやめてよ。」
テ「敵だもん。てか馴れ馴れしすぎ」

リナリーかばいながらはさすがに辛い。
…モヤシ共。どこに行きやがった。
二人してモヤシみたいな頭しやがって。
くっそ!!
容赦ないんだけど!!
爪が羽と化したあたしの腕を掴む。

とっさに。

「触るなよ、あたしの羽にさ。【因果】」
テ「!?」

羽毛一つ一つが鋭く尖る。
——————【Acute】
勿論あたしの腕…羽か。
それを掴んでいたティキの手の平には無数の穴が。

おかげで真っ白な翼が赤で汚れた。
勘弁してほしいわまったく!!



テ「質問の続きだ。なんで俺の事知ってる?」
「ノーコメ。ジョイド、ね。」
テ「確かに、オレだってアンタのことは知ってるさ。だがな。
  判ってんのは、アンタが元はうちの季更と仲良しだったってコトと、今お前がエクソシストであるってコトだけなんだぜ?」

「嘘バッカ。季更が全部はいたでしょうが」
テ「ないない、あのコ何も言ってないよ」
「じゃあ期待はずれだ。あたし。もうあんたに用事ないわ。」

本当に、期待はずれ。
知ってると思ったのにねぇ。


一方。
汽車の近く上空時速80kmにて。
アレンside

ノアが2人。
なんでこんなに

そもそもなんで夜神が火炎瓶で空を!?

「後ろ、来てますか!?」
夜「着てるきてる。楽しそうだねぇアレンww」
「楽しんでませんよ!!」

何なんですかこの人はまったく。
もう、危機感というか。緊張感とか、ないんじゃないですか。
降り回すのも大概に…

後方にてAKUMA反応
応戦。

「神の道化!破壊ノ爪!!」
AKUMA「ギィエ!!」
夜神「おおー、初めてAKUMA見たかも。かわいいね☆」
「可愛くないです!!」

「おや、残念。でも止まってくれたからよしとしよ。」
「…追いつかれましたね。火も消えました」
夜「またつけてあげようか?…の前に。」

夜神が走り去ろうとしている列車に向かって。

夜「誅滅。止まってくれると。」

攻撃を…

放つ

「やっ、夜神!!?」


ドォォォォォン…

爆発。汽車は停車し、人間が逃げていく。

「おや、やるな嬢ちゃん。」
夜「何でもいいけどさぁ。ノアのお方。」
「ん?」
夜「林檎もってない?」

「阿保ですか貴方は!!!!!」

この期に及んで…
っていうか。なにやってるんですかこの人!!
きっとけが人が…あれ。

僕らの現在地、空中…?

なんで浮いてるんですか。
しかも真下は

ティキ・ミックと杏瑠の激戦区。

「どうした、十四番目もといアレン・ウォーカー」
夜「スペックの力だから心配するなモヤシ君!!」
「誰がもやしですか!!!」


「…埒あかね。おーいティキ。」
テ「あれ、ここまで結局追いつかれたの?」
杏「夜神!!調度よかった。リナリーお願い!!」

…リナリーが。気絶しているのが見え

「そして、君はどうするのかな。」

耳もとで誰か女の声…
振り返って、見えたのは、ノア二人と広い草原。
女の人なんていない。

今のは…

夜神はリナリーの保護へ。
僕は空中から地上に。
杏瑠は羽の回収に。

ノア二人は唯こっちを見ている。


…いったい何が起きたんだ?



二十三羽に続く

Re: {D灰}鳥使いの使徒 ( No.31 )
日時: 2012/04/01 23:43
名前: アルジュナ (ID: ivWOcvW3)

第二十三羽 Shall We?

停車した汽車の上空。
杏瑠side

ティキともう一人ノアが合流し、
あたしたちエクソシスト組も合流。

ノアと戦うのは初めてかも☆

テ「んで、ほんらいの俺らの目的ってのは、なんなんだい」
「いや、あたしに聞かれてもねぇ。」
夜「リナチャン、ノックアウト早すぎ…」
ノア「んー、なんだったかな。ああ、そうだ、」
—情報収集だよ

ア「じょうほうしゅうしゅう?」
ノア「そんなご丁寧に平仮名で全部言ってくれなくても。そうだよ」
夜「そんな地味な作業がノアにも出来るなんて驚きね♪」
ノア「酷い…」

じつはあたしも夜神も目の前のノアがなんて名前か知っている。
きっとそれを突き止めに来たんだ。


ノア「この前、エクソシストに持ち帰らせた手紙のことを聞いたのか?お前ら3人は」
ア「手紙?」
夜「ああ、あれか。教団の中に情報を知りすぎてる奴がいるって」

———ヤバい。相当心当たり在る

テ「んで、そいつらがどこまで知ってるかって言う情報を収集しにきたっていうね」

ふと、夜神に保護されて気絶していると思ってたリナリーが…

リ「…何の話?」
ア「リナリー!!」
夜「お目覚めかい?」

起き上がる。きついだろうに。
え、リナリーの扱いが酷いって?
作者が土下座するってさ。

ノア「お目覚め、か、お嬢さん。今ね、教団の中に裏切り者がいるって話をしてるんだよ」

その言葉を聞いたりなりーが、悲痛そうに顔を歪める

リ「アレン君を、連れて行く気?」
ノア「十四番目じゃねえよ?不特定多数のエクソシストが、裏切り者になりえるってお話」

———ヤバい、リナリーむっちゃ動揺してる。

言い出せないぞ。いえるわけがないぞ!!
裏切るわけでもないのに裏切りとかいわっると!!

ア「どういう意味なんです!」
夜「簡単じゃん、エクソシストの中に裏切り者になりそうな奴が何人もいるってことでしょ」
リ「夜神、なんでそんなに怒ってるの?」
「ノア、汚い口を閉じな。あんたの口車には乗らないわよ」

こういうしか…

ノア「おや、それは失礼。」
テ「さて、どうする?ここであったのもついでだ、少年、やるか?」
夜「あたしが相手をするよ?もやしがいなくなるとユウ君がキレるから」

「いい、よく聞いてね三人とも」

逃がすしかないわ。
ノア2人に勝てるかしら

「あたしが、羽を散らすから、その隙に箱舟で逃げな」
ア「な、何言ってるんですか杏瑠!!そんな事…」
リ「そうよ!仲間なのに…!」
「聞き分けのないことを言うんぢゃない!!お母さんは悲しいぞ!!」
夜「母親じゃないだろw」

すっとぼけて上げた。

ノア「あのさぁ、逃げるとか、わかんないように作戦言えば?」

あ、突っ込みどうも

「問題ない。いい?準備しなよアレン!」
ア「杏瑠…!」
夜「ここは言うとおりにした方がいいのでは?任務もあるし」
リ「でも…」
夜「杏瑠が負けると思うのかな、二人とも」

———負けるかばぁか

ア「相手はノア二人ですよ?」
「勝てるわボケェ!!!とっとと準備しろやぁ!!!!」
ア「!!!?」
リ「…無事で、合流してよ!」
「任せなさい!!いくよアレン!!」
ア「もう…!!はい!」

ノア「おや」

散翼さんよく!!!」


羽がバっとまう。
あたしの後ろにいる3人を包むように。
見えなくなったろ、

テ「逃がすなよ!」
ノア「ほいほい。…ていっ!!」

ノアが羽を吹っ飛ばした。

そこに

て「逃げられてんじゃん。どーすんのこれ」

誰もいないことに感謝しますわ。

「んで。ティキ、佳央、あたしとやるの?」

佳央っていうのは、もう独りのノア?
あたしは何でも知ってるよ

テ「…判ったことがひとつ。」
佳央「おう、少なくともこいつが」

「教団の裏切り者だ」




第二十四羽に続く

Re: {D灰}鳥使いの使徒 ( No.32 )
日時: 2012/04/01 23:58
名前: アルジュナ (ID: ivWOcvW3)

参照の意味がわかった今日この頃。
こんなにあるのにコメントがないという悲劇の中。
呟くだけで終わるという悲劇を重ねる。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
番外 

ハジマリ

—ねぇ…どこまであるくの??—


「君が望むまで」


—ねぇ、いつになったらつくの??—


「君が認めれば」


—ねぇ、いいかげんにおしえてよ!!—


「…ほらついた。ここが、君の望んだ世界への入り口となるばしょ。」

僕は、【物語ノ番人】
君が望んだ。だから
僕はこの世界から別の世界へ。
道を教えた。
僕のこの行動が、彼女たちを巻き込んで過ちを造った。
僕は悪くないよ、だって











求めたのは君だから










僕は【物語ノ番人】
気紛れで無邪気なカミサマ。


始めは時間制限があった。
でも。
とある事故で彼女たちは戻れなくなった。
仕方がないから、僕は、
彼女たちが今いる物語に、彼女たちを介入させてあげた。



彼女たちは、ある使命が在る。
その世界にある、とある石を探して持ち帰る。
そして、どこかにある石碑に埋め込む
それしかもう帰る方法がないんだよ?
知っているけど、まだ石は見つからないみたい

石碑の場所は、分ってるハズ。
制限時間なんてないから、あせらずに。

僕は【物語ノ番人】
善神lively

物語と物語を繋ぐ、カミサマ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


あとがき的なもの。

単純な謎解きのためのヒント。←

Re: {D灰}鳥使いの使徒 ( No.33 )
日時: 2012/04/15 20:44
名前: アルジュナ (ID: ivWOcvW3)

第二十四羽 VS、NOAHs

教団。コムイside

僕「《黒の教団へ伝えろ。我らのもつ情報は、すでに教団の内部の誰かが知っている。
     誰かを探り当ててから、再びこの地、ギリシャ・アテネの町に来られよ》
  …レノア君。君はわかったって、言ったよね」

僕の部屋。
我ながら今回は少し散らかしすぎたかな
その、壁にもたれるオレンジ髪の少年は煙草を取り出し、僕を探るように見つめてくる

ポ「まぁね。それを受け取った…というか、拾ったのは僕ですし」
僕「どういう意味なんだい」
ポ「教えてあげましょうか?僕が聞いたことあることです。2年の出そう生活の中でね」

意味深な表情で彼は変わらず僕を探るように見つめる

ポ「あ、でも。誰かは教えません。面白くないでしょ。答えを見ちゃったらさ?」
僕「そういう問題なのか?」
ポ「まぁ、いいです。意味は教えてあげましょう」

—————簡単な話、エクソシストの中に、裏切る要素のあるものが居るって事です

そう聞き取れた言葉は、ますますわからない

僕「え。情報を知りすぎることがどうして裏切りになるんだい…?」

僕がそういうと彼はさもばかげているとでも言うように見下してきた

ポ「情報を知りすぎている。そこから見えるのは何です?」
僕「…教団の、隅から隅までが、見えている…?」
ポ「ノアが持っているという情報以上のことを、【やつ等】は知っているんです。つまり、いつ教団に反旗を翻せばいいかもわかる」
僕「で、でも、どうしてエクソシストだって…」

次々出てくる疑問はまるで
闇雲に闇の中を走ってぶつかるもの全てを思わせる。
愚問だね、と彼は笑う

ポ「ノアと接触する可能性のありそして、中央の者ではないと言えばエクソシストでしょうが。」
僕「で、でもなんでエクソシストが裏切るんだい??」
ポ「中央の、汚いところまで見えている。とか?
  それ以外にも理由はありますけど。本人たちに聞いてくれます?そういう事は。僕じゃないのは確かですけどね」

じゃ、と彼は一方的に会話を終わらせ、ここから出て行った
残ったのは散らかった資料の残骸と。もやもやと埋め尽くすまさかの可能性

———裏切り?汚いところは判っている…それを、所謂革命的なのでも起こすのだろうか?それとも

ここのもの全てを、殺してしまうのか


そして僕はとある疑問にぶつかる

(待てよ…?確かあの時夜神は…)

判ってても、教えられないといった。
ということは

(…まさか!!!)

一方。
杏瑠side

佳央「お前一人で大丈夫なのかぁ??」
「どうせ暇つぶしなんでしょ?」
て「兎に角。お前がその【裏切者】とやらなら、聞き出さなきゃいけないな」

ティキも佳央も、面白そうにあたしを見てる
何が面白いのか。

「言うぐらいなら、お前等の死を以って、あたしも死ぬわ」
ティ「な、なんていった??」
佳央「要するに、言うぐらいならオレラを殺して俺も死ぬ!!見たいな?」
「まさか、死ぬのはごめんだわ」

帰っていいかな。もう。

「んで、どうするのかな?おじさんがた」
て「おじさんって。まだ30いってないんだけど」
佳央「オレ何か19だもんね」
「どうするんだよ・とっとと答えろ吹っ飛ばすぞ」
ティ「怖い怖いwwじゃあ、殺りますか」
佳央「左に同じ」
「まぢかんべん・じゃあ受けて立とうじゃない」

余裕。
2人とかまじ余裕

刹那、

「あぶなぁ!!」
ティ「もう始まってるって」
「わぁってるわよ!!【羽嵐】!!」

両腕は、真っ白な翼と化している。
それを思いっきり打ち振るった
白い羽が、吹雪の様に舞う

ティ「いたたたたたたt!!!!?」
佳央「馬鹿!!これはイノセンスだって!!」
「まだまだ行くぞ!!【蝉時雨】!!」

その羽が今度は時雨のように上空から降り注ぐ
こういうの(切り裂くのもだけど)大好き☆
行動を縛ってるわけじゃないし、簡単に動けるハズ。
でもやつ等は攻撃をかわすので必死なのかしら?

ティ「くっそ、白ばっかで前見えねぇ!!」
佳央「しっかりしろよ馬鹿!!切り傷だらけじゃねえかお前!!」

そこに、黒が混じる
団服黒とかマジKY!!
あたしは両腕の翼を硬く、固く、操作する
そうこうするうちに両腕は白銀の鋭利な刃物と貸した

「【劔羽】」


刹那に奴。ティキに近づき。

頚動脈をめがける

ガキィン!!!!

ティ「っ!!」
「ちっ!!」

はじかれちゃった。
流石に上手く行かないか
背中を佳央に蹴られる

佳央「調子乗るなってっ!!!」
「っ!!!!」

たたきつけられる前に、体勢を整える。

さぁて、どうしようか。


二十五羽に続く

Re: {D灰}鳥使いの使徒 ( No.34 )
日時: 2012/04/17 22:07
名前: アルジュナ (ID: ivWOcvW3)

第二十五羽  TELL

草原。ティキside

目の前の白銀の少女は翼で切り裂こうと飛びかかってくる

「あーあー、もう、そんな無作為に…」
杏「うるさいなぁ。集中すれば?」
佳央「おまえがいえた台詞かよ!!」

ノア2人にエクソシストの、しかも新米が一人。
勝てない筈がないんだ

「まぁまぁお嬢さん。堕ちな!!」

ガキッ!!!!

杏「おあいにく様、そうは行かないわ」
佳央「ウエ○タンショー?」
「自重しろ」

がっ!!!

俺の腕と、奴の腕がぶつかり合い、火花を散らす

純白の羽は刀と化し、オレを切り裂こうと空を切る
漆黒の爪は少女を捕まえようと、草を刈る

互いに、傷すら負わずに対峙し続ける
とはいえ

佳央「オレのこと、忘れんなって!!」
杏「!!」

佳央の蹴りもとめられたが
2:1で、どうやって勝つ心算か

杏「流石ノア!!やっぱ2対一きつい!!」
「降参なら今のうちだぜ?」
佳央「逃げるなんて選択肢与えんのか?」

俺がそういう風に言ってやると

杏「は?何言ってんの?お前、よく生きてこれたね」

普通に馬鹿にされてしまった
こう来るともう

「よし判った、全部ぶっ壊してやる」
佳央「馬鹿だなお前」
杏「ちょろいな」

手から、光線を放つ

杏「っっ!!」
「おらどうした。まだまだ行くぞ」

次々と放つ光線をかわしながら奴は近づいてくる

杏「…鳥牙チョウガ

そして、その足が鋭い鉤爪と化す

「おお、やるな」
杏「何?喧嘩売ってんの?」
「もう喧嘩してるようなもんだろ」

腕の劔羽といい、足の鉤爪といい。
全身で活動してくるタイプかよ

奴の鉤が頬をかすった

「いった!」
杏「もう一発…」

佳央「もう俺帰るー。つーか用事があるんだ。」
「おう行け。そして二度と帰ってくんな」
杏「よそ見してる場合か!!」

オレが前を向いた瞬間

ザシャ…

鈍い音。激痛

そして

「…は?」

うつむく先に、赤

佳央「ハァ!!?」

なんだ。何が起きた。

状況が全て入ってきた
血が噴出しているのはそう
オレの右腕があった場所

そしてオレの右腕は無様に転がっている

奴がそんなオレに容赦なしで攻撃を仕掛けてくる

杏「旋風!!」「!!!」

佳央が寄ってくる

佳央「お前なにやってんだ!!腕切れてんぞ!!」
「見りゃァ判る」
杏「言っただろ?よそ見してる場合かって」

おれはのこったひだりうでから光線を放ち、奴を退ける

腕一本落とされた。
奴の左足の鉤爪に血がべったりとついている
足で腕を切り落とされるとは。

「やってくれるなお嬢さん」
杏「からかうのも大概にしてよ。あたしイラついてるんだ」
佳央「テメェ…!!」
「いい佳央。行け」

俺は佳央を睨む

佳央「ハァ!?馬鹿かお前!!」
「おう馬鹿だ。おらとっとと行け、かえって来るなって言っただろ。そもそも腕が落ちたのは貴様のせいだ」
佳央「はぁぁ!!?お前がよそ見するのが悪いんだろ!!」
「よそ見させるほうもどうかと思うが。兎に角。とっとと行け。オレの左腕が二の舞になる」

佳央は露骨に舌打ちして、箱舟で消えていった。

この場にはオレと奴とさっき落ちたオレの左腕だけ

杏「ふーん。死ぬ覚悟が出来たんだ」
「不意打ちとは汚いな。正々堂々来いよ」

オレが挑発(?)すると奴は嘲った

杏「正々堂々??笑わせんな。勝つためならなんだってするよ?だって生きたいもの」
「はっ。」

そういい終えて、また切りかかってくる
残る左腕ではじく

キィン!!!

杏「この期に及んでまだ抵抗を…」
「俺が負けるわけないんだよ!」

蹴る
不意を突かれたのか奴が吹っ飛ぶ

杏「っ…!!」

「お互い様だよ。お嬢さん」


二十六羽に続く

P.S. コメントこないwwww


参照400超えありがとうございます♪


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