二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 剣と魔法と学園モノ 一緒に冒険しませんか?第二章突入!
- 日時: 2011/12/18 11:00
- 名前: 冒険者 ◆6ITp4OKtkc (ID: Y8BZzrzX)
はじめまして。冒険者といいます。ここでは書くのが初めてです。
二次創作が好きなので、最近初めて遊んでいるととモノというゲームをオリジナルを踏まえて書きたいと思います。
これまで多くのキャラ、ありがとうございました!必ず出します!
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- Re: 剣と魔法と学園モノ 一緒に冒険しませんか? キャラ大募集 ( No.46 )
- 日時: 2011/12/18 01:30
- 名前: プッツンプリン (ID: 6saKl71G)
ども、オリキャラ投稿させていただきます。
名前/読み ラムダ
性別 男
種族 人間
年齢 14
職業 鬼妖の魔人
概要 身体に鬼神を憑依させて戦う職業。憑依魔法が得意
戦い方 身体に鬼神を憑依させて、あとは、ひたすら殴る蹴る
武器 棍棒 体術 憑依魔法
性格 軽いノリで、話しやすい。でも、やる時は真面目にやる
容姿 黒のショートヘアに、藍色の瞳
その他 バハムーンにやられかけたのでトラウマになっている
一人称 俺 三人称 お前ら
サンプルボイス
「変だろ?おれ、バハムーンがトラウマって...」
「ふざけんな!」
「おっ、元気ですか〜?」
「やぁやぁ、諸君」
「蹴るぞ」
- Re: 剣と魔法と学園モノ 一緒に冒険しませんか? キャラ大募集 ( No.47 )
- 日時: 2011/12/18 10:17
- 名前: 冒険者 ◆6ITp4OKtkc (ID: Y8BZzrzX)
どうも!お久し振りというか放置してて忘れていたおばかな冒険者です。いやはや、いけないいけない……フォルテシモの小説に悩んでてこっちを一ヶ月近く考えてませんでした……。しかもなんか新しいキャラ投稿!?すいません、ありがとうございます。勿論採用です!
と、まあこっちも亀更新になっちゃいますが、それでもよければゆっくり付き合ってください。
- Re: 剣と魔法と学園モノ 一緒に冒険しませんか? キャラ大募集 ( No.48 )
- 日時: 2011/12/18 10:46
- 名前: 冒険者 ◆6ITp4OKtkc (ID: Y8BZzrzX)
第二十九話 破壊の代償
「熱っ!?クッソー!なんなんだこれ!?卑怯だぞ!」
「勝負に卑怯もクソもあるか!文句があるなら黙って倒れろ!」
ギンッ!ギンッ!ギギギッ!
剣と刀がぶつかるたび火花を散らす。
ゆうのは体の痛みを覚えていた。節々が悲鳴を上げている。腰、膝、肩、指先、全ての関節と言う関節が焼きつくような痛み。
ヤバい。中途半端に解放してるから、体を闇の魔力が焼いている。
そう自覚できた。イノセンスをこれ以上解放すると多分、死ぬ。
「っ!!」
重い一撃でレオを吹き飛ばす。がゆうの自身も体勢を崩す。
「うわっ?!」
レオが勢いを殺せずスっこけた。
「が……ごほ、げほ!」
腹部に強烈な痛み。続いて内臓から何かが吐き出すような感じ。ゆうのは膝から崩れ落ちるように倒れ、嘔吐してしまう。見ると、血だった。
(……ヤバい……ここんとこのセーブをしすぎたせいで……)
「よっしゃ覚悟しろゆうの!……っておい血吐いてるぞ!?大丈夫か!?」
チャンスと想い、レオが斬りかかろうとして、ゆうのの吐血に気付き、慌てて駆け寄ってくる。
「……何よ?早く止め、さしなさいよ……」
「馬鹿か!こんな状態で戦うとか……お前死ぬ気か!?」
ゆうのの体から黒い霧が蒸発するように消え、刀も虚空に消えた。
「はぁ……はぁ……」
「ゆうのさん、大丈夫!?」
リリス先生も駆け寄るが、無視して立ち上がる。
吐血の量だって半端じゃない。普通の人間なら死んでいる。イリーガルゆえに、彼女だから立ち上がれたのだ。
「勝負は、終わってないわ……」
「まだ戦うつもりなの?!ダメよ、これ以上は——」
「うるさい!邪魔するなぁっ!!!!」
感情を一杯に込めたゆうのの絶叫。それはリリスどころか会場一帯の喧騒すら黙らせた。その瞬間、ゆうのは動く。
ありったけの力で、レオの顔面目掛けて拳を突き出す!
「ぶべらちゅ!?」
それは油断していたレオの右頬を確実に捉え、場外まで錐揉み回転で吹き飛ばす。完全な不意打ちだった。
……向こうの方でどっかーん!という何かが地面に直撃したような音が響く。
ゆうのはその体勢のまま、崩れるように倒れた。
「ゆうのさん!?」
「勝ち、よね……。全く、半端なこと、するんじゃ……なかった」
呟く間にも吐血は続く。血飛沫になってフィールドに鮮やかな模様を描く。ゆうのの瞳も髪の毛も通常の色に戻っている。
「これで……グレイも、杏樹も、少しは楽できるよね」
「ゆうのさん!?聞こえてる?!」
「……?」
視界がどんどん狭くなる。ああ、そうか。あたしは血を流しすぎたのか……。
「ゆう……さ……?」
「……」
暗くなる。狭くなる。そして、完全にブラックアウトした。
- Re: 剣と魔法と学園モノ 一緒に冒険しませんか? キャラ大募集 ( No.49 )
- 日時: 2011/12/18 10:59
- 名前: 冒険者 ◆6ITp4OKtkc (ID: Y8BZzrzX)
どうも、冒険者です。
突然ですが。
これより、第二章に突入します。
これまで投稿して頂いたキャラは、第二章より登場すると思われます。それにより、キャラ投稿を締めくくりさせていただきます。
今までありがとうございました。2章はまだあまり考えてませんが、取り合えず年始くらいには復活する予定です。
亀更新になりますがそれでもよければ付き合ってください。
それでは、よいお年を。
追伸。気まぐれで更新するかもしれません。フォルテシモは相変わらず更新していますので。
- Re: 剣と魔法と学園モノ 一緒に冒険しませんか?第二章突入! ( No.50 )
- 日時: 2011/12/18 15:27
- 名前: 冒険者 ◆6ITp4OKtkc (ID: Y8BZzrzX)
二章
崩壊する日常
「え!?ゆうのが!?」
「嘘……あんな体で!?嘘ですよねリリス先生!」
「落ち着いて、二人とも」
リリィに言われ、杏樹とグレイは乗り出した体を椅子に沈める。
それは唐突だった。三学園交流戦も終盤、というか昨日で決着がついた。一週間にも及ぶ大規模な交流戦は、杏樹たちの通う学園が優勝。優勝に導いたパーティは、ゆうののパーティだった。ただし、ゆうのは初戦にこそ勝利を収めたものの、二回戦以降は一回も出ていなかった。
というのも、ゆうのの体は自分の闇の魔力に焼かれ、ボロボロになっていたのだ。いくらイリーガルといえど、自身の魔力には抵抗が無い。そのため保健室で集中治療をずっと受けていたのだ。
その間、面会謝絶の状態がずっと続いていた。交流戦も終わってお見舞いにでも行こうか、と話していたところにこの知らせが飛んで来た。
「……保健室の窓を破って、出ていったみたい」
担任のエルフもかなりつらそうな顔をしている。この場に呼ばれたのはグレイ、杏樹、そしてレイスだ。
「あいつ……何がしたかったんだ?」
レイスの疑問も尤も。なぜ、逃げ出す必要がある?
リリィ先生のここまで悲しそうな顔はみな、始めてみた。
「ゆうのさん……あの体は、そんなにもう耐えられないのに」
「そんなに悪い状態なんですか?!」
杏樹が叫び聞く。リリィ先生も頷いた。
「杏樹さんなら分かると思うけど、彼女の体は元々寿命が近いの。そう、イリーガルは寿命が短いから、極端に」
「……知ってます。ゆうのが、言ってました。3年以内に、自分は死ぬって」
「そして、このたびの戦闘行為、そして長年の闇の魔力を抑えこんだ事による磨耗……彼女は人一倍強かったから、それが災いになってね。自覚無しに体が傷ついていたの」
「……そんな」
杏樹は激しく後悔した。あの時、戦術指南なんてしなければよかった。魔力を解放する薬なんて上げなきゃよかった。私は馬鹿だ。どうしようもない馬鹿だ……。
「先生方、ゆうのの行方は分かりますか?」
「そうだよ!今からでもゆうのを追えば!」
レイスの言葉にグレイがすぐ賛同する。だが先生達が一同に首を横に振った。
「何で!?何で追わないんですか!」
「……追えないように、魔力を全て使い切っているの、彼女」
リリィ先生が呟いた。杏樹の顔が更に真っ青になった。魔力を、使い切った?あの、大海のような魔力を?
「恐ろしいことにね、学校の発電システムのバッテリーにありえないほどの魔力が補充されているのが今朝、みつかったわ。調べてみたら、ゆうのの闇の魔力だった」
「「「!?」」」
言葉を失った。発電室に忍び込んだ?ゆうのが?
あのセキュリティーの塊のような場所に?
「この学園約3年分くらいの魔力かしら。電力に変換すれば、半世紀くらい補充すなくてもいいくらい。世界一の貯蓄量を誇るあのバッテリーがオーバーヒート寸前で今稼動しているの。信じられる?」
「……ゆうの、ほんとに全部魔力を捨てたんだ」
グレイが呟いた。レイスが苦い顔で腕組をする。
「そういうことか。魔力探知機に引っかかることを恐れたあいつは、全部の魔力をバッテリーに流し込み、追っ手を撒いた訳だ。恐ろしい奴だな、本当に」
基本誰かを追いかける場合、特定の魔力を追いかけて見つけ出す。
ゆうのはそれを見越して微量たりとも探知できないレベルまで絞りつくし、捨てていった。その行為の意味は。
——追ってくるな
つまりは、拒絶。もう誰にも関わりたくないと言う、ゆうのの最後の意思。
「ゆうの……」
杏樹は放心したように言った。折角、仲良くなれたのに。
「……引き続き、私達はゆうのの行方を追います。だから、みんなは学業に励んで。以上で終わります」
リリィ先生の言葉で、先生達が一斉に立ち上がる。
これで会議はおしまいだ。
「ゆうの……約束を、守らせてくれないの?」
杏樹の心は途惑いと混乱とでぐっちゃになっていた。
「ゆうの、逃げ出すなんてわたし、許さないよ」
グレイは怒りを込めてそう呟いた。
「全く……世話の焼けるリーダーだな。まぁ……これも忍者故の仕事か」
レイスは苦笑しながら腕組みを続ける。
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