二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 剣と魔法と学園モノ 一緒に冒険しませんか?第二章突入!
- 日時: 2011/12/18 11:00
- 名前: 冒険者 ◆6ITp4OKtkc (ID: Y8BZzrzX)
はじめまして。冒険者といいます。ここでは書くのが初めてです。
二次創作が好きなので、最近初めて遊んでいるととモノというゲームをオリジナルを踏まえて書きたいと思います。
これまで多くのキャラ、ありがとうございました!必ず出します!
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- Re: 剣と魔法と学園モノ 一緒に冒険しませんか? キャラ大募集 ( No.31 )
- 日時: 2011/11/13 12:03
- 名前: 冒険者 ◆6ITp4OKtkc (ID: Y8BZzrzX)
第二十一話 ゆうの、本気だす
「なんだ、腕試しならわたしに言ってくれればよかったのに」
とグレイは笑いながら言った。突如乱入した割にマイペースである。
ちなみにレオたちは外野共々強烈な閃光に目を焼かれたらしく気絶中。今立っているのはゆうの、杏樹、グレイたちのみ。外野は例外なく全員ぶっ倒れていた。グラジオラス、復活しろよ教師なんだから……。
「決闘形式にする?」
「……どっちでもいいわよ」
了ー解とのんきにいいながら、ロザリオを外した。
「杏樹、あたしが逃げろって言ったら逃げて」
「は?」
「あいつ、めちゃめちゃ強いわよ。あたしよりね」
「……え」
「あのばか、おつむはないけど力は強いの。というか、グレイもイリーガルなのよ、あたしと同じでね」
ゆうのの顔が緊迫している。珍しく警戒してるようだ。
「え……イリーガルは、人間だけなんじゃ?」
「全種族に変異種はありえるわ。あたしはブラッドアイ、グレイは堕天、って形でね」
「堕天……?」
聞いたことのない単語に顔をしかめる杏樹。
「天使から魔族の力を手に入れた、あるいは悪の心が芽生えた天使のこと。大体は自我が壊れて化け物になるけど、グレイはイリーガルのせいか、生まれつき強いマイナスの魔力を持ってるの。あたしより魔力総量こそないけど、使い方はあっちの方が断然上手い。しかも魔法も効かない体質だし……」
「……魔法が効かない?じゃあどうするつもり?」
「生身でやるだけ。いつもあいつとの喧嘩はあたし生身よ?」
話によると、入校前からグレイとは知り合いらしく、喧嘩したことがあったいう。インバリルに似た体質をもつ彼女は、フレアもバーストも効かないので、身体能力のみで相手してたらしい。
「……大丈夫なの?」
「答えておくと、全然平気じゃない。殺し合いに発展するから、杏樹は逃げてって言ったの」
「殺し……!?」
ゆうのの口から物騒な単語が飛び出した。
「あのロザリオはね、普段は魔力を封印してるもんなのよ。だからあいつが戦闘態勢に入ったときが一番危ないの」
「ゆうのー?準備できたよー?」
みると、グレイの姿が激変していた。
灰色の翼はドス黒く染まり、灰色の髪の毛も真っ黒に染まっている。
瞳は灰色からゆうのと同じ鮮やかな紅に。
爛々と光るしの瞳はゆうのと同類にして、危険。
そして手には大きなカマ。死神を思わせるそれは、あたかも銀色に光る三日月。その姿は同性の杏樹からみてもとても妖艶で、美しかった。
ただ顔は幼いままなのがアンバランス。
「ゆうの、やるならやろうよ。わたし、今すぐ戦いよ」
カマを振り回し、くるくると宙で舞う。強大な力を持て余してるように見える。
「……いいわよ。準備完了」
ゆうのも負けてはいなかった。
いつかの地獄の業火の如き髪の毛、血を彷彿させる瞳は、グレイと同じ光を放ち、それに加え強い破壊衝動すら宿していた。右手はすでに元に戻り、ぺきぺきと骨を鳴らすとニヤリと邪悪に笑う。
「久々に本気出せるから、すごう嬉しいわ。杏樹、逃げなさい。邪魔」
「……!」
本能的に危険を察知した杏樹は脱兎のごとく逃げだした。
振り返らずともわかる。あれが次元の違う者同士の戦い。
ルールもなく理由もなく、ただ戦いたいように戦い。
結果などどうでもいい。楽しめればいいのだ、と。
- Re: 剣と魔法と学園モノ 一緒に冒険しませんか? キャラ大募集 ( No.32 )
- 日時: 2011/11/13 13:49
- 名前: 冒険者 ◆6ITp4OKtkc (ID: Y8BZzrzX)
第二十二話 マジギレ
「破壊して!蹂躙して!粉砕してやる!!」
「あははっ!やれるもんならやってみてよゆうの!」
ぶんぶんカマを振り回し、けらけらと幼女のように無邪気に笑う。
カマの刃を素手で無理やりつかみ、彼女をぶん投げるように投げ飛ばすゆうの。
獣の争いのような、下品な戦い。そこに人としての知性など欠片も残ってない。言葉が辛うじて彼女たちを人として保っている証だった。
「ぶっ殺す!ぶっ殺してやるこの堕天使が!」
「あははっ!よくいうよこの化け物っ!!」
口汚く罵り合う割に、顔は笑顔である。笑顔で殴り、蹴り、笑顔で切り捨て、笑顔でどつく。
心底戦いを楽しんでいる。そして笑いが止まらない理由は。
「久々に戦うけど……やっぱり全力で戦うのはいいモンよねぇ!そうでしょグレイ!」
「あはははははっ!同感だよ、まったくもって同感だよ!」
お互いが全力でぶつかりあって、なおも壊れない玩具。二人は互いを人間じゃなく、玩具としてみていた。それが楽しい。まわりが弱すぎる。弱すぎてすぐ壊れてしまう。だから全力が出せない。溜まりに溜まった欲求不満、ならば一気にここで解放してしまえばいい。
それだけだ。相手は親友、ならば容赦などいらない。殺す気で、壊すつもりでぶち当る!
「死ねえええええええええええ!!!!!」
「消えろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
破壊音だけが建物を震わせ、野次馬の意識を取り戻させる。
「あれが……規格外の戦いなの?」
杏樹は怯えを隠せなかった。
ゆうのとまともにやり合うあのセレスティア。黒い羽、黒い髪の毛。
あれが堕天。セレスティアの中で、禁忌と言われる魔の力。恐ろしい。
化け物がゆうのならあれは死神だ。その表現がぴったりだ。
杏樹の目には笑いながら互いを殺そうとしてるゆうのたちの戦いと言う殺し合いが異常にしか見えない。あれがゆうのの全力?
桁が違いすぎる。あの負けだって、まさかあれは油断していたから?
そういえば彼女は笑いながら油断して負けたと言っていた
あながち嘘ではなさそうだ。あれだけのポテンシャルを持ちながら、負けるなどまずありえない。
「……怖い」
ありえない。何もかも。常識の外側だ、あんなもの。
どれだけ修行や努力を重ねても届かない領域ってものが必ずあるものだが、あれはまさにそうだ。
もう、非常識。この言葉がちょうどいい。
「あははははっはははははっは!!!!」
グレイと名乗ったあのセレスティアも、相当だがゆうのも相当壊れている。戦闘を始めた途端性格が壊れた。
「うっらぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
普段はあんなに戦闘を好むような性格じゃない。知り合ってそこまで長い時間過ごしたわけじゃないけれど、それくらいは分かる。
なのに。
「殲滅して!撃砕して!抹殺してやるーーー!!!!」
「できるならやってみなよっ!!!」
あんな風に、暴走してるみたいな感じじゃないのに。
- Re: 剣と魔法と学園モノ 一緒に冒険しませんか? キャラ大募集 ( No.33 )
- 日時: 2011/11/16 14:09
- 名前: 冒険者 ◆6ITp4OKtkc (ID: Y8BZzrzX)
第二十三話 またこうなりました
「……」
「……痛っ」
「あ、ごめんなさい」
その夜。杏樹は馬鹿二名の治療に専念する羽目になった。結局、本当に互いがぶっ壊れるまで戦いまくり、ゆうのは左腕骨折、肋骨にひびが入り、治ったばかりの両足に大きな裂傷を拵えた。
対するグレイも右腕と左翼を複雑骨折、頭を強打して脳震盪を起こしていた。慌ててすっとんできたリリィ先生に、ゆうのとグレイはこってり絞られていたのだった。
といっても流石に回復力は半端ない。並みの骨折程度なら正しい処置さえしてしまえばものの数時間で完治してしまった。
今はグレイはぐったりとベットに横たわり、ゆうのは足の傷跡に包帯を杏樹に巻いてもらっていた。
「ゆうのの馬鹿ー……久々に帰ってきて早々なんで痛い思いしなきゃいけないのー…」
「あんたがあたしの相手するとかいうからいけないのよ。あたしたちがやりゃこれぐらいにいつもなるでしょうが」
「理不尽だー……」
「痛いのはあたしだって同じだってノ。この馬鹿」
「……二人ともほんと何してんだか……」
杏樹は呆れながらせっせと手順を進める。
「結局、グラジオラス先生も脳震盪起こして明日は休養取るらしいわよ?ゆうの、ごめんね私のせいで……」
「杏樹は悪くないわ。あたしが手加減ていうかしっかりしてなかったせいだから」
幸い、建物にも大きな被害が出なかったこと、あとは手合わせには怪我が付き物ということで、二人には大した罰は下りなかった。
「結局速度特化は試せなかったな。といっても一番使いやすいから問題なさそうだけど」
「そう?」
「そうね。んで、グレイ荷物さっさと退かしてよ。邪魔なんだけど」
「今無理……頭痛い。何かくらくらするぅ……」
「いまだに脳震盪状態から回復してないのね」
「そういうことじゃない?」
グレイは元々ゆうのと同室のため、旅の大量の荷物が部屋の隅に山のように積み上げられていた。その中にお土産も混ざっていた。
「これが杏樹の分、これがあたしの分……ん?ねえグレイ、この飴玉なに?」
「スノードロップっていう特産品の飴玉……食べていいよ」
ゆうのの手には澄んだ透明な飴玉がある。何だか爽やかな匂いもする。
「じゃあ遠慮なく」
口に放り込むと、ミントのような爽やかな味。匂い通りだった。
杏樹も口に放り込む。
「美味しいわね」
「のどにいいんだって……」
ぐったりと突っ伏したままグレイは教えてくれた。彼女が言っていたのは雪国のスノードロップという場所。飴玉と同じ名前の地方だ。そこで彼女は地下迷宮に住み着いた魔獣を討伐してきたのである。
「うぅー……」
ああみえて彼女もまたイリーガル。並みの冒険者よりは腕は立つ。ただし、強いだけでその他は底辺以下だが。人見知りはする、一人じゃないと戦おうとしない、誰とも会話しない、案内した人を捨てて突っ込んでいく。問題だらけだ。その辺は学園が考慮してくれた不良生徒という肩書が皮肉にも役に立ったわけだ。
「杏樹、一応あの馬鹿も戻ってきた訳だし、この際杏樹もここに来る?」
「え?」
何かとんでもないことをゆうのは言いだした。杏樹は元々違う部屋だ。自室がある以上、他の部屋に泊まるのは色々不味い。だがゆうのには杏樹の都合などしるか、であり杏樹もそこまで大した事情がある訳じゃない。同性だしパーティーメンバーだから別にいいだろう。と判断した。
「っつかもう来ちゃっていいわよ。というか、来い」
「ちょっ……」
こうなるとゆうのは止まらない。愚図るグレイと戸惑う杏樹を引っ張り廊下に出る。
暗い廊下を進み杏樹の部屋に到着。止める杏樹を無視して侵入。その間、杏樹の部屋から女の子の悲鳴やら嘆きやら怒号やらが聞こえたと後に隣人は語った。
結局。杏樹もゆうのの部屋に住むことになりました。強制的に。
- Re: 剣と魔法と学園モノ 一緒に冒険しませんか? キャラ大募集 ( No.34 )
- 日時: 2011/11/16 15:28
- 名前: 夏蜜柑 ◆aJcICQYfCU (ID: gpPx10DG)
お久しぶりです!
なんかてんやわんやですごいですね!
杏樹、これからも皆と仲良くしてね!
杏樹「は?お前に言われてもやる気でない。冒険者さんにいわれたらやる。」
うっわ性格悪!
まぁ、こんなことでこれからも杏樹をよろしくお願いします。
- Re: 剣と魔法と学園モノ 一緒に冒険しませんか? キャラ大募集 ( No.35 )
- 日時: 2011/11/16 16:44
- 名前: ショコラ (ID: sopKm/an)
ショコラと言います。
名前 エイラ・キリカ・ミカリス
性別 女
種族 天使
年齢 16
職業 属性魔法剣士
概要 天使のツバサは詠唱呪文で出し入れする。風の力で空を飛べる。
狼男みたいなジャンプ力を持つため、
家の屋根や高い壁をを越えることが出来る。
他の種族と人間は信じられない。
とても辛く悲しい過去を持っている。
戦い方 地・水・風・火・雷・光・闇・時間・空間これら全てを操りながら体術 剣術で戦う。
武器 聖剣オラシオ
性格 心を開けば優しいがそれ以外は無視。
容姿 蒼い縦一本線の模様の半そでと
少し長めのスカート、その下に短パンをはいている
その他 三人の人間の友達を殺め、都市ひとつを滅ぼして
人間や色々な種族から非難されていたので心を深く閉ざした。
一人称、三人称
サンプルボイス
「・・・・・。」
「・・・・・エイラ。」
「・・・・貴方達を・・・・・・信じて・・・みるね。」
「私・・・・・は・・・・・。」
「私はもう逃げないこの罪を生きて償う。
生きて沢山の人たちを助けて罪を償いたい。」
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