二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【銀魂】 記憶を探して コメ募集中!
- 日時: 2012/03/17 15:43
- 名前: 甘夏 ◆/jSdQ8DCuQ (ID: w79o9fwt)
ちゃお!甘夏です
これでスレ立てんの何回目だろ…五回目?
どの小説も完結出来ずに放置する飽きっぽい奴です
!注意!
この小説、銀魂と名乗りながら原作キャラあんま出てこねーじゃん!
そんな文句が聞こえてきそうな小説っす
この小説はあくまでもオリキャラ達中心なので、原作キャラは二の次!(ぇ
世界観が銀魂ってだけになってしまいますよ〜
それがNO!って方は、即リレミトしてくださいな
まあ、そんな事は置いといて(…良いのかそれで?
今回こそはちゃんと完結させる!という意気込みでやっていきますので応援よろしくです!
もし放置してもコメが来ると復活します★
☆お客様☆
カノンさん
月那さん
雛苺さん
ルンルさん
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- Re: 【銀魂】 記憶を探して 十話UP! ( No.43 )
- 日時: 2012/03/08 06:03
- 名前: 甘夏 ◆/jSdQ8DCuQ (ID: lWK3zB9M)
おしらせ!
名前の表示は、ルナ(現月姫)は月姫。月姫(現ルナ)はルナです。弥鈴はそのまんまで。
月姫『はい、今度は祝十話です!拍手!』
ぱちぱち、やる気のない拍手をとりあえず返すルナ(月姫)
ルナ「何なんだよいきなり、祝十話だァ?レス数もうすぐ50じゃん、それにこのスレ立てたの去年の11月27日だぞ?
まだ、たったそれだけかよ、やっと二桁かよ」
弥鈴「ええ、でも作者に言わせれば〝まだ〟ではなく〝もう〟だそうです」
月『一話一話が長め(当社比)だし、更新停滞してた時期もあったものね』
ル「てーかさ、これは本編とは全く関係のない奴だけどよ、良いのか?俺と弥鈴がこんな普通に話してて」
弥「本編ではルナさんのことを月姫さんだと思ってますし、仮にも探してるお姫さまですからね?」
月『いいのよ、そんなこと気にしなくて。ご都合主義だわ、いつもの如く』
ル「そうかよ。…んで?確か前回こんなんやった時は、話し合った末に番外編書いたらしいが?」
月『何でルナが…こう呼べばいいの?不自然…そんなこと知ってるの?』
ル「そこんところもご都合主義さ」
弥「まあとにかく本題に入りましょうかお二方」
話がそれていってしまうので修正する弥鈴
ル「本題ィ?んなのあんのか。てかそれなに」
弥「ありますよー。あ、ちなみにこの三人でやっていくので他の人は出ません。まず第一に…」
月『コメントを下さった方々に感謝します』
台詞をかっさらう月姫
ル「出来れば、の話だがこれからもどうかコメントくれy…ください」
月『作者がメッチャ喜びます』
ル「とにかく!これからも〝記憶を探して〟をよろしくお願いします!」
月『よし、言いたいこと言いきったしでは解散〜!』
……。
弥「ああそうですか、この面子での私はこういう役回りですか、そうですか」
- Re: 【銀魂】 記憶を探して 十話UP! ( No.44 )
- 日時: 2012/03/09 19:14
- 名前: 甘夏 ◆/jSdQ8DCuQ (ID: KspNLL5O)
第十一話 「方向音痴って遺伝するの?」
『うん、迷った。これ決定』
今日も沙夜華はいなく、約束通り万事屋へと向かおうとしていたんだけど…
あたしは、ってか月姫が?どうやら方向音痴なようです
昨日は迷ってて適当に適当に進み続けてたら着いたんだよね…今のあたしにそれをする勇気はない
『…だれか新宿かぶき町の万事屋銀ちゃん知りませんかー』
誰にも届かない声。
『…はぁ、疲れた』
帰りたい…でももう家がどこにあるかさえ分からなくなっちゃった
誰か、誰か助け…あああああっ!!??
弱気になっていたその時、あたしの視界に見覚えのあるものが映り込む。それは…
『店で会った…エリザベスさんに…桂さん?』
沙夜華と食事しに行ったお店で会った二人(…と、いうのかしら?)桂さんは、
後日ちゃんと知ったことだけど攘夷志士の人だった。しかもかなり有名な!
あの時の胸騒ぎ当たっちゃったわよ、パトカーがお店に突っ込むし何かもう思い出したくない記憶だったけども…
どうしようかしら。桂さんと沙夜華気が合うみたいだけどあたしはただそこに居合わせただけだし、名乗りもしてないし、つまり赤の他人って訳で。
また何かに巻きこまれるのもまっぴら御免こうむるわ
知らない知らない…
だけども、そんなに上手くはいかないんだよね人生って奴は!
くるっと180度体を回転させてもと来た道を戻ろうとした。けど何故だか後ろからガシッと腕を掴まれて。
『わわっ!?な、何!』
状況が分からず慌てるあたしの耳元で声
「しぃー、静かにしろってルナ。俺だよ俺、月姫だよ」
月姫…というか、ルナの?声だ
何故?なぜカグヤが出歩いてるの?今の姿はルナでそのまま外いちゃ危険なんじゃ
『どうしてここに』
「どうせ道にでも迷ってんじゃねえかって息抜きがてらにお前を迎えにな。まあ俺も江戸の地理に詳しい訳じゃねェしあいつ等に教わってたんだが」
あたしの腕を開放して、後ろを指さす
『あいつらってまさか』
「おう、小太郎にエリー。何お前あいつ等とも知り合い?中々顔広いんじゃないの、あいつ等知ってるとか」
『いやあたしが知り合いというか…沙夜華が。』
「あ…あぁ、だろうな、そうだと思った。定春見てもキャーキャー言うんだろうなあいつは」
そういうカグヤの黒い瞳は細められていて、もう戻れない、懐かしいような…そんな思いが見えた。
って…ええ!?
- Re: 【銀魂】 記憶を探して 十話UP! ( No.45 )
- 日時: 2012/03/12 19:22
- 名前: 甘夏 ◆/jSdQ8DCuQ (ID: YO.h.a0k)
「あぁ、これ?どうよ、結構似合ってんだろ」
『ええ、まぁそうだけど…(あたしとしてはやっぱり後ろの二人の方が気になる』
くるっと振り返った先にいたカグヤは、男装をしていた。
白銀の髪は、黒髪ロングのヴィッグで隠して、紅い瞳はカラコンでも入れているのかこちらも黒く。
服は銀さんか新八君にでも借りたのかな?男物の着流し着てる。
それだけじゃ、多分彼女が女だって大体の人が分かると思うんだよね。でも、カグヤの纏う雰囲気が、もう男そのもので。
口調だって、完璧な男。この人が男装した女だなんて、知らない人が聞いたら誰も信じられないだろう。
「おーそうだ、小太郎が言うにここらに旨い店あんだって。一緒に行こう…」
「かーつーらァァァァァァア!!!!!」
どっかーん!!
あたし達の少し後ろ…桂さんとエリザベスさんがいた辺りで爆発
これは、これは…!あれだ、デジャヴ。
「ちっ、土方さんのせいでまた逃げられちまったじゃねェですかィ」
「テメェがあんなでけェ声あげてバズーカ打つからだろうが!!追うぞ!」
騒がしいパトカーが通り過ぎていった
「…一緒に行こうと思ったが、あいつら逃げちまったしまた次の機会にな」
『…そうね』
バズーカによって上がった土煙が収まり、そこに何かが落ちているのが見える。
拾い上げてみると…〝んまい棒〟…ですって。
(ソーダフロート味ってかいてある…おいしいのかしら?)
「んー…ま、行くとこ無くなっちまったし。帰んか万事屋」
『うん』
なんか今日のあたしって返事ばっかりしてる気がする。
あたしとカグヤ、二人並んで歩きだした…。
- Re: 【銀魂】 記憶を探して 十話UP! ( No.46 )
- 日時: 2012/03/13 16:07
- 名前: 甘夏 ◆/jSdQ8DCuQ (ID: YaQzuwJ5)
第十二話 「人の話を聞きましょう」
とことこ…カグヤと並んで歩きだしたものの、あたしって方向音痴だし、どこに行くかも分かんない。
とりあえずカグヤについてってるだけのあたし
『…カグヤぁ、どこに向かってるの?』
「うーん、俺も分かんね。…って、嘘だって嘘!ナイフ構えんなって俺、自分に殺されんのなんてまっぴら御免だ」
『真面目にお願いね、じゃないと迷子だからねあたし達』
「へいへい」
そしてまた歩いて。
傍から見れば、あたし達どんなふうに見えているんだろ?
…カップル、とか?
カグヤは完璧な男だし、さっきの会話だって傍から見ればじゃれてるように映るかもね
カグヤの横顔を眺める。でもこれは本当は自分の横顔で…
と、いうか。
自分、あたしはよくあんな突拍子もない事信じられたな。今となってそう考える。
別に、ちゃんと考えてみて『そんなのありえない』って信じなくなった訳じゃない
ただ単に、どうしてだろうって。
…これも、彼女の人柄かしら?
男勝りで、口調が荒くって、でも致命的・破滅的に優しくって、まっすぐで、この人の言うことなら信じられるって、信用していいんだって
そう、思えるんだ。
「…ん?どうした?…ルナ」
『ううん、何でもないの』
前のあたし、ルナはどんな人間(ってか天人?)だったんだろう。
記憶がないあたしはそれを知らない、でも何となく感じることは、
今とあんまり変わらないんじゃないかな。
それだけだった。
- Re: 【銀魂】 記憶を探して 十一話UP! ( No.47 )
- 日時: 2012/03/17 15:42
- 名前: 甘夏 ◆/jSdQ8DCuQ (ID: w79o9fwt)
- 参照: 最近沙夜華にまともな出番がない件
ぴたっ。
カグヤとあたし、同時に歩みを止める
「感じる…まさか」
『あっ…やば』
思い出した思い出した!ここらへん、何か見覚えあると思ったら沙夜華の職場のすぐ近く!
…ど、どうしようやばい。カグヤ(パッと見完全な男)と一緒にいるとこみられて変な誤解されたら…!!
「ルーナぁー…ちゃん?とりあえず分かるんだろ、逃げようぜ」
『…読心術でも使えるのあなたは?』
「いやまさか。さーやとは従姉妹だし幼馴染だし、なーんか近づくと何となく感じるんだよね、あいつを。
まさかこの体でもそうとは思わなかったけど」
まるであたしの心を読んだかのようなタイミングでカグヤが言うものだから、疑ってしまう
あー…確かそんな設定…じゃなくてこと、聞いたような気がする
『逃げましょう』
カグヤの手を取り歩き出すあたしたち、傍から見ればカップルが手を繋いで仲良く歩いているように…?うひゃあ!
その時はうまく逃げられたと、気が付かれなかったと二人でほっと胸をなでおろしたんだけど…
「んなっ…(どーして私のかぐちゃんが知らない男の人と一緒にいるのぉーーーー!!??)」
しっかりバレてましたとさ☆
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