二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【銀魂】 記憶を探して コメ募集中!
- 日時: 2012/03/17 15:43
- 名前: 甘夏 ◆/jSdQ8DCuQ (ID: w79o9fwt)
ちゃお!甘夏です
これでスレ立てんの何回目だろ…五回目?
どの小説も完結出来ずに放置する飽きっぽい奴です
!注意!
この小説、銀魂と名乗りながら原作キャラあんま出てこねーじゃん!
そんな文句が聞こえてきそうな小説っす
この小説はあくまでもオリキャラ達中心なので、原作キャラは二の次!(ぇ
世界観が銀魂ってだけになってしまいますよ〜
それがNO!って方は、即リレミトしてくださいな
まあ、そんな事は置いといて(…良いのかそれで?
今回こそはちゃんと完結させる!という意気込みでやっていきますので応援よろしくです!
もし放置してもコメが来ると復活します★
☆お客様☆
カノンさん
月那さん
雛苺さん
ルンルさん
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- Re: 【銀魂】 記憶を探して 七話UP! ( No.33 )
- 日時: 2012/02/18 08:05
- 名前: 甘夏 ◆/jSdQ8DCuQ (ID: 8zzGCz7V)
- 参照: うん、久しぶり過ぎて月姫の性格変わったかも!
とにかく。
てきとーにてきとーに角があったらとりあえず曲がる、曲がる。
それを繰り返していて辿りついたのは…
『万事屋、銀ちゃん…?まさか』
二階に〝万事屋銀ちゃん〟という看板を掲げたとある家の前に着きました。…何故?
『万事屋ってあの万事屋だよね…どうしよっかな』
いきなりお邪魔するのはやっぱ駄目だろうし…
あ、でも依頼が来なくていつも暇だって神楽ちゃんいってたな。だったら、いいかなぁ?
うん、いいか!
決意をして、階段をとんとん上がる。インターホンを押して…
『ごめんくださーい、月姫ですけどー?』
呼びかけ、そして待つ。
……だがしかし、30秒待っても誰も出てくる気配なし。
留守?
『なーんだ。じゃあ帰r』
「ちょっと待ったァァァァァァア!!!!!」
『ひえっ!?』
くるっと方向転換して歩き出そうとした時、物ッ凄い叫び声があたしを止めた
誰だ…こんな近所迷惑な大声出したのは。聞き覚えのない声だな…
倒れた時みたいに頭が痛い、あれだけの声浴びせられたしそりゃそうか。
『誰…あたしを呼びとめたのは』
「ぜぃぜぃ……はぁ。私、私よ。貴方に用があるの…」
ガラガラガラ、声の主が玄関の戸を開ける。
あたしに用?なんじゃそら。…って、ああっ!?
『真っ白い肌、白銀でふわふわしてそうな髪、真っ赤な目…嘘、この人』
写真のお姫さまじゃん!!!!
そう叫ぼうとしたら、そのお姫さま…えっとルナさまだっけ?に、無理矢理家の中に引きずり込まれた
「しっ!お願いだから静かにしてカグヤ。おr…私の居場所がばれたらまずいんだから」
ぴしゃん!戸を閉めてから人差し指一本立てて、声をひそめて言うその人。
廊下の方に目をやると、銀さんと神楽ちゃんがいた。
『銀さん、神楽ちゃん…どういうことなの?どうしてこの人がここに…それに何であたしのこと知ってるの?』
「依頼人だよ、うちの。…だが、あんたがそういうんじゃどうやらお前の予想していた最悪の事態って奴になっちまったようだぞ?」
依頼人?最後の方はどうやらルナさまに向けて言ったみたい
「ああ…そうみたいだな。ったく、それじゃ俺はどうしたらいいんだか。ディアナの立てた作戦は役に立たねェしよ」
『…え』
何なのこの変わりっぷりは!?人って口調一つ違うだけでこんなに印象変わるもんなの!?
さっきまでれっきとした女口調だったルナさま、一変してまるで男だ。
「じゃあルナはこれからどうするアルか?私でよかったら力になるヨ!」
「あんがとな、神楽ちゃん。でもこれは俺が…ってかルナが解決しなくちゃいけない問題だしな。なぁ?」
『いやその…状況が全く理解できない。とにかく誰か説明して』
とにかくあたしは、履物を脱いで上がり、事情の説明を受けた。
それは今まで全く考えもしなかったことで、頭がこんがらがって…でも、一つの謎が解けたんだ。
でもあたしは…それが嘘であってほしいと、樹のせいで会って欲しいと心から望んだ。
- Re: 【銀魂】 記憶を探して 八話UP! ( No.34 )
- 日時: 2012/03/03 15:05
- 名前: 甘夏 ◆/jSdQ8DCuQ (ID: .7T494ht)
第九話 「…沈黙。」
「あっと…どっから説明すりゃあ良いんだか」
『最初っからで本当お願いします、あたしに分かるように』
今、あたし達は居間(…と、いうのだろうか)でテーブルをはさんで向かい合って座っている
気を使ってくれたのか、万事屋の三人は外に出てくれた
「ああそうかい、分かったよ。…ったく、どうして俺がよりによってあんたにこんなこと。
…お、そうだ。俺のこと、ってかルナのこと知ってるって事は…誰に聞いた?」
何ていうか、マイペースな人だ。そして、口調はまるっきり男。…アレこれどこかで聞いたことある気が
問いかけるルナさんにあたしはこう返した
『弥鈴ちゃん。真選組で医療班の隊長さんとして働いている女の子』
ルナさん、ほぉって感じに目を細める
「は…ん、そうか弥鈴が。意外。ま、それがあいつの選んだ道なんだな…」
…さっきから感じる、この違和感は何かしら。
ルナさんがこの容姿でこんな言葉使い、それはとても違和感を感じるの、
だって仮にも(ごめんなさい)とある星のお姫さまなら、こんな言葉使い絶対にあり得ない、許されないと思うの。
それに、この人〝ルナ〟と自分はまるで別人かのように喋ってる
これが、何か関係している筈!
『…?どういうこと?その言い方だと、ルナさんと弥鈴ちゃん知り合いみたい』
「おうそうさ、知り合いっちゃ知り合い。あくまでも〝俺の〟であって〝ルナの〟じゃないんだがな。
ていうか、カグヤ。さんなんて付けなくていいからさ」
『…?あ、いやでも仮にも…あ、ごめんなさい…お姫さま?だし』
「そんなんが理由じゃあな、俺だったらとっくに王室派の連中にとっつかまって処刑されてら。
いいって、呼び捨てで。…んま、ルナって呼ばれるのあんま良い気はしないんだがな」
『え、どうして?』
「あんた、俺と会ってから疑問詞ばっかじゃない?そして俺は長文ばっか。
あのね、俺はあくまでも俺であって、ルナじゃないから。それだけだよ」
『えっ…!?』
何かやっと話が本題に入った気がする。
どういうこと、「俺はあくまで俺であって、ルナじゃない」?
と、いうことは?
『精神の、入れ替わり…?』
「そー、ご名答だよ譲ちゃん。あんたやっぱ頭いいんだね、見直しはしないけど」
ぱちぱちぱち、やる気のない拍手をするルナさま。…いいや、女の人
『え、じゃあ…本当のあなたは、誰なの?』
「んー…言って欲しい?」
『…言って欲しい』
彼女の瞳が、子供の様な、悪戯めいた輝きを灯した。
あたしは少し迷ってから頷く。
『もののズバリ、俺は本当は〝白玉月姫〟って、いうんだよ』
- Re: 【銀魂】 記憶を探して 八話UP! ( No.35 )
- 日時: 2012/03/03 15:04
- 名前: 甘夏 ◆/jSdQ8DCuQ (ID: .7T494ht)
…重苦しい沈黙があたしの体にまとわりついているように感じてならない。
『あたしが、二人…?』
「あんた、まだ気が付いてないのか。自分で言っただろ?精神の入れ替わりって」
そんな、嘘
どうして?
『ッじゃあ、あたしは、あたしじゃ無くて……何?』
どうしてあたしが?
「お姫さんだよ、あんたは。月のな。
そして俺は月姫だ、そっちの事情に振り回されて、いい迷惑だぜ全く…」
あたしが…?
「あんた、銀時に轢かれて記憶喪失になったんだって?だからこんなややこしい事態になっちまったんだ
沙夜華が万事屋にあんたを次々に襲う謎の事故のこと、依頼したんだってな。謎が一つ解けただろ?
あれは事故なんかじゃない、反王室派の連中がルナを狙って故意に起こしたんだ」
淡々と告げる___月姫。
言ってる事、全部本当だって分かる。表情がマジだから。
でも、信じたくない
だって信じたら…自業自得、何だろうけど、
あたしが今まで…と言っても一週間ちょっとだけど、信じてきたもの、その全てが、嘘だったなんて!
「…ルナ、なぁお前はどうする?ちょろっと俺に着いて来てくれれば、記憶全部元通り、全部思い出す。でも…」
気を、使っているの?この子は。
『頭こんがらがった、時間を頂戴、せめてもう少しだけでも…!』
元はと言えば、本当なら本当の月姫はこんな騒動に一切かかわりがなくて
あたしが、巻き込んでしまったんだろう。
この事態をどうするか、それは月姫の言ったとおりあたしがどうにかしなくちゃいけないんだ。
…でも!
『あなた…優し過ぎるのよ、致命的に、爆発的に優し過ぎるのよ。
あなたはただ、巻き込まれただけなのに、こんな気を使って…!』
「…それ、褒め言葉?致命的に、爆発的に優しいって何となく分かるけど、今まで聞いたことないぜ」
笑う彼女、容姿に合わない言葉使い。
俯くあたし、容姿に合わないこの暗さ。
この体は、やっぱり月姫みたいな男勝りで明るくって、強い人じゃないと駄目なんだわ。
本当の、月姫じゃなきゃ。
- Re: 【銀魂】 記憶を探して 九話UP! ( No.36 )
- 日時: 2012/03/04 08:49
- 名前: 甘夏 ◆/jSdQ8DCuQ (ID: LpcnUUvD)
- 参照: あいつを覚えている人物が果たしているかどうか
≪…オイ、聞こえているか?≫
とぼとぼと、家へと帰るその途中で何か聞き覚えのある声がした
『……誰だったっけ?』
≪またか、どうして忘れる。桜鬼だ!≫
あぁ、そういやそんな怪しい人(…なのか?)にも変な世界で会った気がする
『ねぇ、桜鬼?あなたは最初から知っていたの』
問いかける。
前に会話したのは病院から家に行く時だっけ?
その時桜鬼は言った≪お前のことを調べていたらいろいろと面白いものがあったんでな≫ってね
『あんたの言っていたその、面白いものって何よ?』
≪…それは、お前も見当は付いているだろう?≫
あぁ、やっぱりそうなんだ
『あたしさぁ…関係ない人巻き込んじゃって、本当莫迦。ルナだった頃の記憶…思い出す、べきなんだよね』
≪そうだろうな≫
『でもさ、思い出したくないって言う自分がいるんだよ。なんでだか』
人間の感情とは、不思議なものですね…
そう言って目を細める、ルナが脳裏に浮かんだのは、何故?
- Re: 【銀魂】 記憶を探して 九話UP! ( No.37 )
- 日時: 2012/03/04 10:45
- 名前: ルンル (ID: CmU3lREQ)
はじめまして><!
ルンルといいます!
すごくおもしろくて、キャラの動かし方がめっさ上手ですね^^
参考にしたいぐらいです〜!
・・・あ、ちなみに甘夏さんほど、うまくありませんが小説かいてます
しかも、同じ銀魂!なんか、はずかし・・・^^;
てなわけで、よろしくい願いします<_ _>!
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