二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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レッドレイヴン〜黄色と、薄桃色〜
日時: 2013/01/03 13:55
名前: 実咲 (ID: 2rVxal1v)

初めまして!実咲と申します。
実咲、学生のため更新が遅いこともあります。
荒しなどは、しないでください。
大好きな漫画・レッドレイヴンの小説、精一杯書きます!
キャラ崩壊がひどいです。ごめんなさい。

よろしくお願いします!

追記
名前を「故雪」に変えました。

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Re: レッドレイヴン〜黄色と、薄桃色〜 ( No.28 )
日時: 2012/11/28 20:55
名前: 実咲 (ID: 2rVxal1v)

第十二話 「今〜モニカ目線〜」

翌日。

本部を片付けていると、アンディが話しかけてきた。

「モニカー。これ、覚えているー?」

そう言って見せてきたのは、赤いリボンだった。

「そ・・・それは・・・!」

私はいそいで、アンディから赤いリボンを奪おうとした。
が、アンディはそれをひょいとかわして、私は転んだ。

「ねぇ、覚えてるよね?これ・・・」

そう言ってアンディは私と同じ高さまで下がると、私の首を手でつかむ。

「そ、れ・・・は・・・」

どんどん、その手に力が入っていく。

「何?言ってみてよ」

しばらくしてやっとこその手が離された。

「はぁ・・・はぁ・・・それ・・・は・・・」
「それは?」
「・・・キラの、リボン・・・」
「正解」

アンディはそう言ってすこし笑んだ。

「このリボンね、キラが前に「なくした!」って。すごく焦って探してたんだよ」
「・・・はい・・・」
「そのリボンがね、ゴミ箱にあったんだよ・・・」
「・・・・・・はい・・・・・・」
「どうしてゴミ箱にあったのかな?」
「そ・・・れは!」

私は目を瞑って思い出す。

〜過去〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「モニカってさあ、女子に厳しいと思わないか?」
「あ!俺も思った!」
「いくら自分がブスだからってさ・・・」

部屋から声が聞こえてきたから聞いてみれば、自分の愚痴ばかり。

(・・・私の心は知らないくせに。)

本当にブスで醜いのはそいつらだ。
美しい私は、何もきにすることはない。

「・・・そう思わないか、ウォルター?」

びくっ!

急に密かに想いを寄せる人の名が出てきて、びっくりした。
でも私はそのまま、恐る恐る聞き続ける。

しかし、ウォルターの答えは、悲しいものだった。

「俺もそう思う。・・・というか、キラにもっと優しくしてあげたらいいのに、とか思う。(笑)」
「お前、キラ好きなのかー?」
「・・・もちろん」
「おー!言ったな〜・・・。まっ、レッドレイヴンの男子諸君皆、キラが好きだとおもうけどな」

そのまま、会話は盛り上がっていった。

(なんで!?なんで!?)

私は廊下であることを忘れて、走って部屋に行った。

{バタンッ!}

ドアを乱暴に閉める。

(なんで、キラが?どうして?一番美しいのは、わたしなのよ?どうして!?)

「はぁ・・・はぁ・・・」

しばらくして周りを見た。
だが、私の眼には何も映らない。

私は、美しいよね___________________?

落ち着いてから周りを見渡すと、部屋を間違えてしまった事に気が付いた。
その証拠に、ベットにはキラが寝ている。大っ嫌いな、キラが。

早く出て行こうと、ドアノブに手をやった。

__________________________が。

私は方向を変えて、キラのベットに行った。

そして、キラの髪に手を伸ばす。

しゅるっ

キラのリボンをとって、手に握ってみる。

(普通のリボンじゃない。)

そう、キラは。こいつは平凡だ。
なのに!なのに!

私の眼から、大量の涙があふれた。

リボンを握ったまま、私は急いで自分の部屋に戻った。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「思い出せた?自分のやった罪。」

そう言ってアンディは笑った。
だって!だって!

「私が悪いんじゃない!あいつが!あいつが!私の美しさを奪ったんだ!あいつが!」
「でも、廊下はしったじゃん」

でも・・・そ、れは・・・。

「物盗んだじゃん」

そ、れ、は・・・。

「心美しくいるんじゃなかったの?」

「__________________________私は・・・心は美し、く・・・」

{ガコンッ}

鴉の巣でいなくなった女に、涙をながすものは・・・_______________。

__________________だあれもいやしなかった________________________。

Re: レッドレイヴン〜黄色と、薄桃色〜 ( No.29 )
日時: 2012/11/28 22:45
名前: めた (ID: UcmONG3e)

こんばんわ 更新されてたので見に来ましたよ!
モニカ・・・モニカが不憫・・・

Re: レッドレイヴン〜黄色と、薄桃色〜 ( No.30 )
日時: 2012/11/29 06:10
名前: 黒簾香菜 (ID: xJuDA4mk)

 何かモニカが不憫になってきましたね・・・
というか、オリキャラ死んじゃった後どんなふうに話が展開されていくのか楽しみです♪

Re: レッドレイヴン〜黄色と、薄桃色〜 ( No.31 )
日時: 2012/11/29 08:23
名前: 瑠璃子 (ID: 7JU8JzHD)

おはようございます?
更新早いですね。

というか、モニカが!モニカが!ってカンジですね今。
もの凄くつづきが気になります!
楽しみ!(・ω・)

Re: レッドレイヴン〜黄色と、薄桃色〜 ( No.32 )
日時: 2012/11/29 17:09
名前: 実咲 (ID: 2rVxal1v)

めたさんへ

コメント&読んでくださってありがとうございます!
はい・・・モニカが不憫になってしまいました・・・。
本当は、「やっぱり女は恋故に、争う」みたいな感じにしたかったんですけどね・・・。

黒簾香菜さんへ

コメント&読んでくださってありがとうございます!
本当はオリキャラをどのタイミングでいなくならせるか、すごく迷いました・・・。
「楽しみ」だなんて・・・ありがとうございます!

瑠璃子さんへ

コメント&読んでくださってありがとうございます!
本当、モニカが!モニカが!ってなってますね・・・。
更新は中学受験とかまだないので、習い事のない日以外はできます♪
続き・・・頑張ります!


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