二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- レッドレイヴン〜黄色と、薄桃色〜
- 日時: 2013/01/03 13:55
- 名前: 実咲 (ID: 2rVxal1v)
初めまして!実咲と申します。
実咲、学生のため更新が遅いこともあります。
荒しなどは、しないでください。
大好きな漫画・レッドレイヴンの小説、精一杯書きます!
キャラ崩壊がひどいです。ごめんなさい。
よろしくお願いします!
追記
名前を「故雪」に変えました。
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- Re: レッドレイヴン〜黄色と、薄桃色〜 ( No.23 )
- 日時: 2012/11/24 11:46
- 名前: 実咲 (ID: 2rVxal1v)
めたさんへ
コメントしていただけるだけども、本当にありがたいです
私も頑張ります♪
めたさんも頑張ってください!
- Re: レッドレイヴン〜黄色と、薄桃色〜 ( No.24 )
- 日時: 2012/11/24 11:58
- 名前: 実咲 (ID: 2rVxal1v)
第十話 「遺体の行方」
その夜、葬式が開かれた。
葬式と言っても、立派なものではなかった。
ただ、鴉の巣の庭に、お墓が作られて、その周りに花がそえられただけ。
遺体は、不思議なことに。
どこにも、なかった。
鴉の巣に運ばれて、目を少しはなしたら。なくなってしまったらしい。
それでも、鴉たちは泣いた。たくさん、泣いた。
一羽の、鴉のため。一人の、少女のため。
たくさん、たくさん。泣きました。
遺体もないのに。少女もいないのに。
でも、誰もそのことにはふれなかった。
ただただ、空っぽのお墓の前で、鴉たちは
__________________すすり泣いた______________________。
- Re: レッドレイヴン〜黄色と、薄桃色〜 ( No.25 )
- 日時: 2012/11/28 20:10
- 名前: 実咲 (ID: 2rVxal1v)
第十一話 「醜さ〜モニカ目線〜」
あの日から。キラがいなくなった日から、もう三年が過ぎた。
今日は、キラの命日。
庭のお墓に行こうと思うと、職員の一人に声をかけられた。
「モニカー!モニカも、お墓に会いにいくのかー?」
「ええ・・・まあ」
「あれからもう、三年もたつのかー・・・。モニカも老けたな♪」
「失礼な!あなただって、十分老けましたよ!」
そう言っておたがい笑いながら、会話は終了して、私はキラのお墓へむかった。
お墓に着くと、そこには赤髪の青年がいた。
「・・・ウォルター・・・?」
「・・・」
ウォルターは必死に拝んでいて、聞こえていないようだった。
「・・・」
しばらくしてやっと私にきずいたらしく、静かに私の方に振り向いた。
「・・・モニカか。悪いな、きずかなくて。」
「・・・大丈夫ですよ」
そう言って、私は淡く微笑んだ。
すると、ウォルターも微笑みを返してくれる。
しばらくして、私の方から口を開く。
「・・・あの日から、もう三年ですね・・・」
「・・・あぁ・・・。
モニカもキラとあんなに仲良かったのに、可哀想だな・・・」
「・・・えぇ、まぁ・・・。」
会話が終了すると、私は空を見上げて、少し笑んだ。
ウォルターと一緒に本部に戻ってから、私はまっすぐ自分の部屋に行った。
(やっぱり、私は・・・)
______________キラが大嫌いです________________。
目を瞑ると、だんだん意識が遠のいていった。
〜夢〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「モニカ、おはよう」
ウォルターが挨拶をしてきた。
(やったー!嬉しい〜朝からラッキー♪)
そう思っているのを隠しつつ、私は少し笑んで返した。
「おはよう、ウォルター」
そう言って、たがいに通り過ぎた。
私は、ウォルターが好き。
仕事でとかの意味じゃなくて、恋愛感情で。
とてもかっこよく、とても大人っぽいのに、私よりも年下ということに驚いたけれども。
だから私は、美しい心でいようと、努力した。
(私の美しい心は、美しい最期のため。)
「キラちゃん今日も可愛いー!」
「ちょ・・・コニー先輩くすぐったいです〜・・・!」
廊下で大きな声でしゃべっていたから、私は二人を注意した。
「廊下では静かにしてください!疲れてる人もいるんですよ!」
私の声が大きかったのもあってか、周りの人がざわめきだした。
「ちょっと言い方きついんじゃない?」
「お前も十分うるさいぞ」
ざわめきがだんだん大きくなってくると、キラは泣き出した。
「・・・ご、ごめんな、さ、い・・・ごめんなさ、い」
コニーはそれをかばって、少し睨んで言う。
「モニカさん、ちょっと言い方きついよ。うるさかったのは私たちのせいだけど、もうちょっと優しく言ってもいいんじゃない?」
耐えられなくなって、私はその場を去った。
しばらくして、キラが部屋に入ってきた。
「あ、あの・・・さっきはごめんなさい・・・。私は気にしてませんから・・・」
「ええ、気にしないでちょうだい。気にする方がおかしいわ」
私は眉を少しあげていった。
「・・・それだけです。失礼しました・・・」
ばたん・・・と音をたて、キラは部屋を出て行った。
「・・・美しい心でいたいのだから・・・」
一番美しいのは、私だ。
たとえ、どんなに外見が醜くても。
心が美しければ、価値がある。
ウォルターの隣にいる、資格があるのだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
しばらくして、目が覚めた。
(・・・あいつの夢なんて・・・)
__________________みたくなかった。
どうやら、五時間も寝ていたらしい。
汗だくで、うなされて。
嗚呼、神様は。
_____________どれだけ、私を嫌っているんだろう。
- Re: レッドレイヴン〜黄色と、薄桃色〜 ( No.26 )
- 日時: 2012/11/28 17:57
- 名前: 瑠璃子 (ID: 7JU8JzHD)
こんにちは!
占いツクールの方ではいつもコメントくれて有り難うございます!
さそっく読みました!
こんなにすごいものを書いてるのに私の駄作なんかを読んでくださっているなんて・・・!
・・・何か申し訳ないです;
私、これから頑張ります!!
実咲さんも頑張ってください!
- Re: レッドレイヴン〜黄色と、薄桃色〜 ( No.27 )
- 日時: 2012/11/28 20:05
- 名前: 実咲 (ID: 2rVxal1v)
瑠璃子さんへ
読んでくださってありがとうございます!
コメント、ありがとうございます!
「すごいもの」だなんて・・・ありがとうございます・・・!
私なんかの駄作小説をすごいだなんて・・・!
瑠璃子さんの方がすごい小説ですよー!
私も頑張りますね!
瑠璃子さんも頑張ってください!
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