二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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鋼の錬金術師 —悲しみの雨— お知らせありです
日時: 2010/04/14 17:14
名前: 花桜 (ID: QJSI9r3P)

お久しぶりです!!もしくははじめましてっ!!
小5(4月から小6)の花桜デースッ!!
これは……3作目ですね^^*ハイ!!!!

ルールは守ってくださいね!!

         *rule*

*真似、荒らし、チェンメはやめてください。
*花桜なんて嫌いって言う人も来ないでください。
*鋼の錬金術師嫌いって人も戻ってください。
*オリキャラ無理って方もお戻りください^^*
*キャラ崩壊無理って方も戻ってくださいね!!
*下手などのコメントは受け付けません。

こんだけですっっ^^*
では!よろしくお願いしますね!!!!

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Re: 鋼の錬金術師 —悲しみの雨— ( No.75 )
日時: 2010/04/06 22:05
名前: 花桜 (ID: eD.ykjg8)

ふ〜。お風呂気持ち良かった^^;
プロットか!!この小説はプロットありです!!
まぁ、超!簡単プロットだけどね☆

私も聞きたい事があるんだけどいいかな〜??

Re: 鋼の錬金術師 —悲しみの雨— ( No.76 )
日時: 2010/04/06 22:42
名前: 綺羅奈 (ID: qZXNCSUo)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?409676

おひさー?
おお!更新いっぱいされてる!
嬉しい!
頑張ってね!

Re: 鋼の錬金術師 —悲しみの雨— ( No.77 )
日時: 2010/04/07 14:45
名前: 花桜 (ID: 4CQlOYn7)

  *綺羅奈*

久しぶりー!!(??)
嬉しい!?そんな事言ってもらえて嬉しいよ!!
ありがとう!!頑張るね!!
綺羅奈も頑張ってね^^*

  *今日もバリバリ更新するぞー!!←(叫び)*

       *15話 風の街*

「ふっざけんなぁーっっ!! 」
電話ボックスの中でエドは怒り声をあげた。
「だいだい大佐は急すぎんだよ! いっつも急で急で急すぎる!! だから俺達も慌てるんだよ!! 」
『ハハハ。そこまで言われるとはね。まぁ、頼んだよ。そこに水の錬金術師もいるんだろう? 2人で頑張りたまえ』

ブツッ、と電話が切れると同時にエドは叫んだ。
「こんのクソ大佐がーっっ!! 」
「さん……に……さん……」
「起きろチビーッッ!!!! 」

その言葉が聞こえたと同時にエドは跳ね起きた。
「誰がミジンコチビじゃい!! 」
「大佐さんの夢見てたんだね兄さん。寝ながらブツブツ言ってたよ? 」
「夢……? 」

エドはキョロキョロとあたりを見回した。そこは電話ボックスの中ではなくて汽車の中だった。どうやらエドはぐっすり眠っていたらしい。
「あぁ……。さっきの電話の夢見てた」
「アハハッ! だからあんなに怒ってたんだ」

トロールがクスクスと笑う。エドは頭をかいた。
「さて、と! もう駅についてるんだから!! 早く下りないとまた出発しちゃうよ?? 」
『まもなく次の街に発車します。下りる方はお早めに下りてください』
車内に放送が流れると5人は慌てて下りた。

   *

「この街風が気持ちいいねー!! 」
ウィンリィが体をのばしながら言う。確かに街には気持ちの良い風が優しくふいている。
「そうだね! ……ねぇエド」
トロールがエドの方を見る。

「ところでなんでこの街に来たの?? 」
トロールが聞くとエドは顔をひきつらせて言う。
「この街に風の錬金術が使える少女がいるらしいんだけどよ、1人で生きてるらしいんだ。んであのクソ大佐から様子見てくれってよ」
エドは苦笑いしながら言った。

「その少女の名前は? 」
ロウが聞くとエドは固まる。アルもそれを聞きたかったらしくエドの反応を見てため息をついた。
「まさか……聞いてない、とかないよね? 」
「……悪い」

ここは風の街。街に住む住人は多くはないがにぎわっている街だ。そんな中でエドはロイに頼みごとをされたため、しぶしぶ了解したのだ。
「どうするの? 」ウィンリィが聞く。
「よし……自力で行くぞー!! 」
「えぇぇぇぇぇぇっっ!!?? 」

エドは冗談半分のつもりだったがそれしか方法はない。
「じゃあ私はトロールと2人で行くわね」
「こっちは俺とアルとロウで!! 」
エドグループとウィンリィグループに分かれるとそれぞれ少女を探し出す。特に情報はないがそれでこそ自力だ。

「おっやっと到着〜。遅いよおチビさん達〜」
1つの家の屋根の上で中性な顔立ちの少年。ホムンクルスのエンヴィーが言った。その隣には少女。同じくホムンクルスだろう。
「エンヴィー。これからどうするの? 」
暗い青色のポニーテール。瞳は赤色のホムンクルスがエンヴィーに聞く。エンヴィーは「ククッ」と笑った。

「あの少年。あいつが大嫌いな奴って言ってたから。とりあえず見張りを頼まれただけだしな。見張っとかないと何度も殺されちまうよ。でも僕はおチビさんの行動を見ていたいだけさ」
「あ、そう」
少女はフゥとため息をつく。エンヴィーはものすごく楽しそうだ。

「とりあえず見張るしかないわね。あの少年とエルリック兄弟。もう日が近いってのに死なれちゃ困るからね」
「さっすがナルネ。理解力がよくて嬉しいよ」
ナルネ、と呼ばれた少女はあっそという目でエンヴィーを見た。エンヴィーはナルネに向かってホムンクルスではないかのようにニコッと笑った。
☆……☆……☆……☆……☆
次回予告

 「ゴメンなさい! ……生きてますか〜? 」
  「って電話すればよかったんだーっっ!! 」

  出会う運命の少女。風を操る少女。
   1人で生きる少女は本当に明るかった。

 『少女の名はマイ・スエル。家族をホムンクルスに殺された少女だ』
第16話「風と少女と鋼達」に続く。
☆……☆……☆……☆……☆

Re: 鋼の錬金術師 —悲しみの雨— ( No.78 )
日時: 2010/04/07 20:08
名前: 綺羅奈 (ID: 5YBzL49o)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?409676

ぐおおおおお!!!
ナルネが出てる!!
ほんの少しだけど!!
出れてるーー!!感激!!
はぁはぁ、落ち着きましたww
出してくれてありがとう!
これからも頑張ってね!

Re: 鋼の錬金術師 —悲しみの雨— ( No.79 )
日時: 2010/04/07 20:56
名前: 花桜 (ID: 2AbPFXim)

 *16話 風と少女と鋼達*

「このあたりで風の錬金術が使える少女、知りませんか? 」
「さぁ……知らないな」
ウィンリィとトロールは頑張って聞くが情報は特になしだ。2人は顔を見合わせてため息をついた。

「知ってるよ。マイちゃんじゃないのかい? 」
「知ってるのか!! 頼む! 詳しく教えてくれ! 」
一方エド達は情報を手に入れた。おばさんに詳しく話を聞くとエド達は歩きだす。
「よし。これでいいな! 」
エドが歩きだした瞬間強い風がふいた。

ビュオォォォォ……。と怒りを表すような音を立てて風がふきぬけた。
「わっ! なんだこの風!! 」
「台風並みだーっっ!! 」
エドとアルは叫んでいるがロウは普通に立っている。それもそうだ。だってロウは水で壁を作っているのだから。

「「ロウの意地悪ーッ! 」」2人が言うと。
「自分達で壁作ればいいんじゃないのかよ」
ロウにあっさりと言われた。そこで早速エドは手を合わせた——瞬間、風が止んだ。
「あれ? 風やんだな」

エドは手を合わせるのをやめて手を下ろそうとした瞬間——。
「キャァァァァァァッッ!!!! 」
少女の悲鳴が“エドの頭上”から聞こえた。エドが顔を上げると同時に空から少女が降ってきた。
『ドシーンッ!!』
巨大な音を立てて少女はエドの上におおいかぶさった。エドは足をかろうじてピクピクと動かしている。

「兄さん! 大丈夫!? 」
「いぎでぎねぇ……(いきできねぇ)」
エドが言うと少女が慌てて体を起こした。

「ゴメンなさい! ……生きてますか〜? 」
「ぶはっ! なんでお前落ちてきた!? 」
「風操って遊んでたんです。風に乗って。そしたらいきなりコントロールが悪くなって……それで落ちちゃったという訳でーす!! 」
少女はニコニコと笑いながら言った。反省の色は全くと言っていいほど見えない。

「ところで! お3方誰か探してますよね? 」
「あ、うん。どうして知ってるの?? 」
「風に乗りながら見てたんだ! 鎧とあの有名錬金術師と“チビ”がずっとグルグルグルグル走り回ってるんだもん!! 」
少女はニコッと笑った。が、禁句の発言をしてしまっていた。エドは頭に怒りマークをなんこもつけながら拳を握ってなんとか我慢していた。

「その人誰なの? 」
「分からないんだ。兄さんがその子の名前聞くのを忘れていたから」
「え? 電話使えばよかったのに」
その言葉で数秒間の沈黙ができた。拳を握っていたエドもハッとなり、アルは少女を見たまま硬直してロウは無表情だった。ロウはどうやらその方法が考えついていたらしい。

「って電話すればよかったんだーっっ!! 」
エドが叫ぶと、
「僕達すごく時間を無駄にしちゃったよーっ! 」
アルも叫ぶ。ロウは自分の機械鎧を見ている。
少女はめをぱちくりとさせた。

「よかったら、電話。貸してあげようか? 」
「あぁ。ありがとうな……」
エド達は少女の家に行って電話を貸してもらう。そして代表でエドが電話をかけた。
「もしもし大佐? 」
『鋼のか? どうかしたのか? 』

いつもと変わらぬ口調でロイが喋る。エドは頭をぽりぽり掻いて照れくさそうに言った。
「そ、その……ずっと1人でいる少女の名前聞くの忘れてたからよ……教えてもらおうと思って」
『全く。君は聞くのが遅いよ。私はずっと待っていたというのに』
「へいへいすいませんでしたね!! で、その少女の名前教えろよ」

エドが面倒くさそうに言うとロイはため息をついた。そして言う。
『少女の名はマイ・スエル。家族をホムンクルスに殺された少女だ』
「家族を……ホムンクルスに!? 」
『そうだ。ところでマイ・スエルの様子は? 』
エドはフッと鼻で笑った。

「とぉーっても元気ですよ」
『出会ったのか? マイ・スエルと』
「あぁ。ひょんな理由でな。今一緒にいるよ」
エドはアル達の方を見る。マイはニコニコと笑いながらアルとロウと楽しく会話をしていた。

『そうか。なら安心だ。ところで鋼の。また少し、頼みたい事がある』
「またかよ! ……なんでしょうか?? 」
『お前達の今いる風の街で事件が相次いでいる。子供が誘拐されるという事件だ。鋼の。貴様の力で解決できるか? 』

少し馬鹿にしたようなロイの言い方にエドはカチンと来た。
「上等じゃねえか……。誘拐事件解決でもなんでもやってやらぁーっっ!! 」
『その意気だ鋼の。まぁ、頼んだぞ』
「了解」
エドは静かに電話を戻すとアル達の元に戻った。エドが戻ってくるとアル達はエドの方を見た。

「どうだった? 」
「お前、マイ・スエルって知ってるか? 」
エドは少女を指さして言う。少女はめをぱちくりさせる。そして自分の顔を指さした。
「私」
「あ、そう。お前——。ってお前かよぉッ!? 」

マイはこくりとうなずく。エドとアルとロウは「あ、そう」同時に言う。しばらくするとウィンリィとトロールがやってきた。
「ありゃ〜。もう先に見つけてたか!」
トロールが「失敗」という顔をした。

「私の名前はウィンリィ・ロックベル!! エドの機械鎧技師よ! 」
「私はマイ・スエル! よろしくねウィンリィ! 」
マイとウィンリィは握手を交わす。

「そういや自己紹介まだだったな。俺はエドワード・エルリック。んでこっちが弟のアル」
「よろしくね、マイ」
「俺はロウ・ルーラー。そっちがトロール。よろしく」
マイはこくこくとうなずく。皆はそれぞれ握手を交わした。

「あ、そうだ!! 」
「?? どうしたのエド」
エドは無気味にニヤッと笑う。その笑顔に周りのみんなはビクッッとなった。エドはマイに向かって手を合わせた。

「頼むマイ!! 俺とアルとウィンリィとトロールとロウ! お前の家に泊めてくれないか!? 少しこの町で仕事があってな!! 」
「いいよっっ!! 喜んでっ!! きっと家が明るくなるよ〜!! 」
「じゃあ早速マイの家に!! 」

6人はマイの家に向かって行った。
☆……☆……☆……☆……☆
次回予告

 「マイの家広いねぇ〜ッ!! 」
  「ところでこの町の仕事って何? 」

    風ふく町のとある家。
  そこには明るい空気がたくさんあった。

 「私の名前はメクラス・ルセイドズ。よろしくね、小さい小さい子供さん」
第17話「光の家と闇の人物」に続く。
☆……☆……☆……☆……☆


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