二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 《銀魂》アルバイト剣士、月詠壱里参上! 七夕騒動篇
- 日時: 2011/02/25 19:46
- 名前: ポルタ (ID: MMm5P7cR)
ポルタと申します。
二次小説を書くのは初めての初心者です。
さて今回は「銀魂」の二次創作小説となります。
文章っていうか、文才が死ぬほどない奴なので、どうか手加減をお願いします……。
この小説を見て下さったあなたは偉人です。
コメントを下さった方はマジ神様です。
どうぞ、ごゆっくりしていってください!
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- Re: 《銀魂》アルバイト剣士、月詠壱里参上! ( No.25 )
- 日時: 2011/01/22 09:44
- 名前: 葵 (ID: /jbXLzGv)
初めまして!
凄く面白いし、書き方も上手いですね!
尊敬します!
零君かっこいいですね…良いキャラ(((
壱里ちゃんも可愛いですし…本当もう惚れます。
- Re: 《銀魂》アルバイト剣士、月詠壱里参上! ( No.26 )
- 日時: 2011/01/22 11:05
- 名前: ポルタ (ID: MMm5P7cR)
>甘夏さん
来て下さったんですか!
貴方様は神どころか、宇宙そのもの(?)です。
後光が差して見えます!
お、兄妹三人ですか?
零くん、取替えっこできるかな?
零「僕は裏の万事屋ですからね。壱里もセットでいいなら行きますよ」
壱「兄妹喧嘩で家がぶっ壊れるかも!」
あっさり承諾です!
家の補強工事をしたらお問い合わせください!
また来て下さいね。
>葵さん
初めましてですね。
コメントありがとうございます!
零「そんなにほめるとバカ作者がつけあがりますよ」
壱「あはは、作者はお調子者なのだ、にゃははん」
早くも調子に乗り出した作者……。
……零くん、壱里ちゃん。良いキャラだって。
零「お褒めに預かり光栄です」
壱「ありがと、葵ちゃんっ!」
零「またのお越しをお待ちしております」
壱「よろしくだよ!」
作者の台詞は、ぜーんぶ月詠兄妹が代弁してくれます♪
- Re: 《銀魂》アルバイト剣士、月詠壱里参上! ( No.27 )
- 日時: 2011/01/22 11:38
- 名前: 甘夏 (ID: e5znF6u2)
どもっ!
う、宇宙…!後光…!
すいません!それは私とは違う次元です!
零くんや壱里ちゃんが暴れたらきっと家なんて粉々になりそうですな!
補強工事ですか……うちにはそんな金ないですね…。
でも取り換えたいですね…!
沙羅「金くらい用意しなよ。
あっ!はじめまして!零さん、壱里ちゃん♪」
あ、上は私のオリキャラの杉田 沙羅です。
なんか出しちゃいました…!御免なさいっ!
また来ますよ。
- Re: 《銀魂》アルバイト剣士、月詠壱里参上! ( No.28 )
- 日時: 2011/01/22 11:40
- 名前: ポルタ (ID: MMm5P7cR)
第十三話『シスコンに妹離れは辛い』(零視点)
「鬼さんこちら、手の鳴る方へ!」
壱里が『壱撃破壊』と刻まれた刀を天人に見せびらかすように、空に掲げた。それを合図のようにして「いけ!」と、天人が叫んだ。
あっという間に天人は壱里を取り囲む。
八方塞がり、四面楚歌の状態。
「うらあああ!」
と、天人が声を上げて、壱里に飛び掛る。
集団戦法に慣れていない壱里は、後ろを見ようともせずに、
「やあああっ!」
と、重なるようにして斬りかかる。
その後ろに、三人の天人が刀を振りかぶっているのが見えて。
まずい……!
「壱里!」
一歩前に出ようとした僕は、肩を掴まれて、止められた。
振り向くと、それは坂田さんだった。
「……坂田さん」
「見てみろよ」
「?」
坂田さんに促され、壱里を見る。
壱里は、まるでバットでもスイングするように——空中で一回転をして、一瞬で天人を薙ぎ払った。
「! ……っ、立て直した?」
「あいつ——何度倒れたって起き上がる奴だよ」
坂田さんが意志強く、何かを訴えかけるように僕を見た。
出会って一日も経っていないけれど——それは、確信している目だった。
「あいつは、壱里は——自分の敵と戦おうとしている」
「て、敵……?」
「それはな」
わずかに、肩を握る力が強まる。
坂田さんは言った。
「妹としての、いつも兄ちゃんに守ってもらっている自分と戦おうとしてるんだよ」
僕は、沈黙する。
そして、もう一度壱里に目を向けた。
「ぐううぅっ!」
と、うなりを上げて、必死に天人に立ち向かっていく。
壱里が戦っているのは、天人ではなく——貧弱な自分だったのだ。
そこには、妹ではなく。
一人の武士が、戦っていた。
「……ふふ」
僕は、笑う。
坂田さんの手を払い、一歩前に出た。
「おい」
「妹を助けにいくんじゃありません」
僕は、振り向く。
そして、言葉を紡ぎだした。
「あの——半人前の武士と共に戦いたくなっただけです」
二人そろって、一人前。
それでいいじゃないか。
「お前……」
「それでは、参りましょうか——」
僕は『幽月』を空に掲げた。
そして、一気に突っ込む。
再び体勢を崩した壱里に斬りかかる天人に——垂直に刀を下ろす。
「兄ちゃん!」
「さあて……」
人生初——兄妹による共同戦線。
「月に代わってお仕置きです——なんて、言っておきましょうか」
- Re: 《銀魂》アルバイト剣士、月詠壱里参上! ( No.29 )
- 日時: 2011/01/22 11:52
- 名前: ポルタ (ID: MMm5P7cR)
第十四話『
「月に代わってお仕置きです——なんて、言っておきましょうか」
そんな風に、呟いて。
兄ちゃんは、私に斬りかかる天人を、次々となぎ倒して行く。
「まだまだ半人前ですね、壱里」
「な……」
「刀の軌道が滅茶苦茶です。後ろに気をつけなさい。基本的な動作ができてませんよ」
兄ちゃんは、いつもの説教くさい口調で言った。
それが——私を励ます。
「余計なお世話!」
と、笑って。
敵を斬る。
「……僕もやりますっ!」
「私も戦うアル!」
「じゃあ、俺もいくかね——」
三人が、うずうずした様子で挙手する。
そして、それぞれが敵を倒す。
神楽ちゃんは、敵を吹っ飛ばし。
新八は、薙ぎ払い。
銀さんは、荒々しい刀の軌道を描く。
このメンバーは、無敵だ。
今なら、なんでもやれる。
私は、戦いに勝った。
妹として、守られていた『壱里』から。
勝利を勝ち取った。
高揚と興奮で、テンポを上げて斬っていく。
私は、半人前だけど。
みんなの力が集まれば、十人前なんて軽い。
「壱里」
「何?」
「強くなったじゃないですか」
全く、敵いませんね——その成長ぶりには。
そう呟いて、また敵を斬っていく。
私は答えた。
「当たり前!」
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