二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【APヘタリア】なにこの小説・・
日時: 2011/05/04 17:11
名前: 匿名希望 ◆cSsNy1w6Kk (ID: eyS/yPyK)

 クリックありがとうございます。

 これはフィクションです。実際の人物、国などは全く関係ありません。ご注意下さい。

 全然小説っぽくないです。


 おきゃくさま

 梨音さん 子桜さん 奏さん 紅葉さん リンさん

 未来さん

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Re: 【APヘタリア】なにこの小説・・ ( No.1 )
日時: 2011/03/13 16:33
名前: 匿名希望 ◆cSsNy1w6Kk (ID: DboXPOuE)



 ____ここはどこだろう?



 空は真っ青に広がっていて、風が気持ちいい。

 自分と同じくらいの背丈の草むらが辺りに広がっている。背伸びをしたら少し先が見えた、けどよろけて尻餅をついた。


 「今、何か物音がしませんでしたか?」

 「いや、俺は聞こえなかったが・・・」
 「俺もー。そろそろ休憩しない?」

 「・・・そうですね。私は向こうを見てくるので、みなさんは待っていて下さい」

 ガサガサ、と誰かが歩いてくる音が聞こえた。
 たぶん誰かがこっちに来る。


 「・・・おや? 迷子ですか?」

 「・・・?」

 白い服を着た男の人が私を見下ろしている。
 私は男の人を見上げている。

 「お母さんはどうしたんですか?」

 私は首を横に振る。
 男の人は右手をあごにあてて腕組みをした。

 「困りましたね・・どこから来たか分かりますか?」

 「・・・?」
 「えっと、おうちは分かりますか?」

 「わかんない」
 「そうですか・・・」

 「気がついたらここにいたよ」

 「気がついたら・・・?」

 「うん。目開けたらここにいたの」

 男の人は目を閉じて考えた。ときどきうなり声が聞こえる。
 私をちらりと見ると、深いため息をついた。

 「私達と同じ、なのかもしれませんね・・」
 「おなじ?」

 「ええ。ご自分の名前は分かりますか?」
 「うん。リエッタってゆうんだよ」

 「リエッタさんですか。私は日本と申します。もしよかったらこの爺にお付き合い願ってもいいですか?」

 「うん。いいよ」


 私は日本さんについていった。
 時折日本さんは心配そうに後ろを振り向くが、そのたび私は笑顔を彼に向けてあげた。
 そうすると彼も少し笑う。


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