二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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学園アリス〜初等部編〜    コメ頼む
日時: 2011/09/18 18:51
名前: 刹那 (ID: ia9Umcvq)

はじめまして、私は刹那と言います。

えっとこの小説は、『学園アリス』のニ次元小説です。
主人公が違ったり、登場人物が違ったりするけど、気にしないでください。

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Re: 学園アリス〜初等部編〜    コメ頼む ( No.20 )
日時: 2011/09/20 10:12
名前: 刹那 (ID: ia9Umcvq)

Mr.ベア—登場してすぐ消えた。
...こんなんで、いいんだろうか。
もっと登場させた方がよかったかな〜。

Re: 学園アリス〜初等部編〜    コメ頼む ( No.21 )
日時: 2011/09/20 10:30
名前: ポコすけ (ID: 5YBzL49o)



おぉ〜!!
なんか続きがどんどん楽しみになってきました!!
更新がんばってください!!

Re: 学園アリス〜初等部編〜    コメ頼む ( No.22 )
日時: 2011/09/20 11:25
名前: 刹那 (ID: ia9Umcvq)

『巨大すぎるひよ子』

薫が『自分の事』について考えていると、委員長と蛍は上を向いたまま固まっていた。

薫「どうしたの?」
裕「かっ薫ちゃん。後ろ...」
薫「後ろ?」

薫が何気なく後ろを振り返ると、そこには巨大なひよ子がいた。
薫は、訳が分からなかった。どんな育て方をしたら、あんなにも大きなひよ子ができるのだろう。

薫「にっ逃げろ!!!」
蛍「そういえば、中等部で突然変異したひよ子が居るって聞いたことあるわ」
薫「突然変異にもほどがあるだろう!体長ゆうに50メートル以上はあるぞ!?」
裕「あっ、あの茂みに隠れよう!」

3人は、茂みに入り込み何とか逃げるのに成功した。

薫「これからどうする?あいつが居たら、身動きがとれない」
裕「この状況を何とかできるのは、流架君しか...」
薫「あいつなら、何とかできるの?」
蛍「流架は、動物フェルモンのアリスだからね」
薫「なら...私がオトリになるから、2人は教室に行ってあいつを連れてきて」

2人は、驚いたように顔を見合わせそれから薫に言った。

裕「むっ無理だよ。そんなこと」
薫「どうして?」
蛍「流架の方はともかく、棗が許さない」
薫「棗が?」
裕「うん」

薫は悩んだ。出来ればやりたくなかったが、このままでは委員長達が危険にさらされる。

薫“先生達を待っていたら、時間がかかりすぎる。やはり、やるしか...”「そうだ!!」

薫は、急に何かを思い出したようで、大きな声をだしたので、委員長も蛍も驚いた。

裕「どっどうかしたの?薫ちゃん」
薫「うん。いいことを思いついた」

薫は笑顔で答え、蛍の方を見た。

薫「蛍、中等部のあれを飼育しているところわかる?」
蛍「えっええ」
薫「じゃあ、そこにいってこの事を伝えてきて。私は、あいつをなだめておくから」
裕「なだめるって、どうするの?」
薫「いいから、委員長も蛍と一緒に行って」
裕「でっでも」
薫「大丈夫」

薫は、笑いながら言ったので、蛍と委員長は中等部へ向かった。

薫「さてと、やりますか」“歌の力を応用すれば、なだめる事くらい大丈夫だろ”

薫は、勢いよくひよ子の前に飛び出し、大きく息をすって歌い始めた。

Re: 学園アリス〜初等部編〜    コメ頼む ( No.23 )
日時: 2011/09/20 15:23
名前: 刹那 (ID: ia9Umcvq)

『棗の怒り』

そのころ、初等部B組に中等部の飼育倶楽部の人達がきて、流架に手伝ってもらうように頼みにきていた。

中等部「頼むよ。お前、動物フェルモンのアリスだろ?」
流架「だから、何で俺が...」

その時は、ちょうど珍しく棗がそばにいないので、中等部の人達もちょっと強気だった。

中等部「いいから、来いよ!」

そう言って、無理矢理流架を連れて行こうとした、その時、大きな音をたててドアが開いた。

棗「てめぇら、何してやがる」

棗が怒り狂った声で、恐い顔をしながら入って来た。多分、クラスの誰かが棗に伝えたのだろう。

中等部「うっ...見りゃあ分かるだろ、こいつのアリスを使って、手伝ってもらいにきたんだよ」

中等部の人達も、おそれながらも棗に向かって強気で言った。だが、それが逆に棗の怒りを買った。

棗「だったら、すぐに教室から出ていけ。お前らの事に流架を巻き込むな」
中等部「なんだと?ちょっと強いアリス持ってるからっていい気になってんじゃねぇぞ!」
棗「だったら、やるか?俺は構わねぇぞ」

ちょうどそこへ、蛍と委員長がやってきた。飼育倶楽部の小屋にいないので、ここに来たらしい。

裕「るっ流架君、あのひよ子を止めて」
棗「てめぇらもか。お前らの事に、流架を巻き込むな!!」
蛍「そんなこと行ってる暇ないんじゃない?あのひよ子、もうすぐここまでくるわよ」
中等部「どう言う事だ?」

中等部の人達は訳が分からないって顔で、蛍を見た。

蛍「今は、薫が押さえているけど長くは続かないと思うから、もうじきしたら、この学園に突っ込んでくるのよ」
皆「えっえぇぇぇ!!?」

Re: 学園アリス〜初等部編〜    コメ頼む ( No.24 )
日時: 2011/09/21 15:39
名前: 刹那 (ID: ia9Umcvq)

『薫の正式入学』

蛍が流架を説得している間、薫はひよ子を相手に戦っていた。

♪舞う雪は星の欠片 天体に手をのばして 
 行き交う願い   感じているね
 すべては今    モノクロームの中
 
 そっとこぼれた白い息 伝えたかった言葉のかたち
 きっと温もりのぶんだけ 空はほんのり明るくなった
 
 その背中をおす出会い それは望んだイニシエーション
 じっと暗闇目をこらす 孤独はもう終わっていた

 悲しみに濡れた翼 かさなりあう純白へ
 渡しあった 未来へのやさしい勇気

 誰も知らない世界の 夜明けを待っている鼓動
 光を連れて旅立つ わたしにはじまる明日
 舞う雪は星の欠片 天体に手をのばして 
 行き交う願い 信じているよ
 すべては今 モノクロームの中♪

薫はひよ子の攻撃を避けながらも、歌い続けた。
薫はこの『モノクローム』と言う歌を歌うと、アリスの力が格段にまして、強い力を発揮することができる。だが、これは無効化には効果がなく歌い続けることで、ひよ子を安心させるために歌っていた。

薫“歌い続けるのはいいけど、他のアリスにも影響があるから、早めに終わらせないと”

薫がそう考えていると、蛍が流架と棗、鳴海先生を連れてきた。

蛍「薫!流架君を連れてきたから、変わりなさい!!」
薫「よし」

薫は、間一髪力の暴走寸前に抑えることが、できた。

鳴海「大丈夫かい?よく頑張ったね。薫ちゃん、ゆっくりおやすみ」

薫は、鳴海先生のアリスで眠ってしまった。



翌日、薫は学園内の病院のベットで寝ていた。
この学園には、病院まであるのかとびっくりしていると、鳴海先生と蛍と委員長が入って来た。

裕「よかった、無事で。大丈夫だった?」
蛍「まあ、あんたがアレと戦って、かすり傷一つ負わなかったってのが不思議だけどね」
薫「あの後、どうなったの?」

薫の質問には鳴海先生が答えてくれた。

鳴海「あの後、流架君のアリスでジャイアントピヨは無事保護されたよ。あっ!そうそう...」

鳴海先生は、思い出したようにポケットを探り一枚の紙を取り出していった。

鳴海「おめでとう、薫ちゃん。正式に薫ちゃんのアリス学園入学が決まったよ」
薫「ホント!!?よくあの棗が認めたね!」
鳴海「うん。あれには、さすがの僕も驚いたよ。それと、はい」

薫は鳴海先生から二つの星のシールをもらった。

薫「何ですか、これ?」
鳴海「この学校では、星階級と言うのがあってね。その数に大路て、おこずかいの額や部屋なんかが、決まる仕組みなんだ。今回は、学園を守ろうとしたと言う事で、薫ちゃんは『ダブル』からのスタートだからね」
薫「ありがとうございます」
裕「これで、正式に明日からアリス学園の生徒だよ。よかったね」
薫「うん!」“母さん、私、とうとう入学できたんだ。母さんと同じ学校に!!”


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