二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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アニバーサリーの国のアリス〜お手紙、お届けします。〜
日時: 2012/01/18 22:35
名前: ペールラ (ID: hFu5/zEO)

パァン!!



森の中、銃声が響いた・・・。


「仕事の邪魔するからだよ。」


ドシャッ
肉の塊が血だまりの池に倒れた。

そして、彼は・・・いや、彼女は返り血を浴びた頬をぬぐって、再び仕事に戻った。

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Re: アニバーサリーの国のアリス〜お手紙、お届けします。〜 ( No.122 )
日時: 2012/04/06 22:04
名前: ペールラ (ID: rcIQsSyG)

フルーラ様
そうですね、まさにwww
え、そうなの?;

Re: アニバーサリーの国のアリス〜お手紙、お届けします。〜 ( No.123 )
日時: 2012/04/06 23:45
名前: ペールラ (ID: rcIQsSyG)

第37話「パーティノ前ノ血飛沫」


メ「・・・・・。」

ボス「・・なんだ、その目は?」

ん?と銃口を向けてくる男。


メ「・・・・ムカつく。」

ボス「はっ、この俺に歯向かう気か?」

くっくっくっと僕を取り囲んでる黒いスーツを着た男ども。


まぁ、ちょっと前のこと。
夜の時間帯の町をぶらぶらしてた。
今回は珍しく手紙の方が少なくって、すぐに終わったから死神の方の仕事をしてた。

そしたら急に絡まれた。

多分、僕を嫌うマフィアだと思うけど。




メ「うっせぇよ、タバコ臭い口で喋んな。キ●リトー●でも噛んでろ。」


部下1「なっ・・ボス、こいつぶっ殺しましょうよ!」

まぁ待てと言う風に片手を部下の前に出した。
ボス「この女は確かブラッドのやつと仲がよかったろ?こいつを使えばあの男を殺せるんじゃないか。」

メ「ちっ・・。(頭よえぇやつら。)」


あのブラッドが僕をかばうはずがない。
そこまでまともな男とは思えない。

まぁ、アリスは別だけど・・・。


部下2「じゃぁ、そうときまれば・・・。」


ボス「・・殺るか・・。」


メ「めんど・・。」


死神は黒い鎌を罪人に刃を向けた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ア「♪〜♪〜」

エリ「お、すげぇ!もうそんなにできてんのか!」

ア「えぇ!結構上出来よ!」

オレンジの布。


それは、今赤く染まろうとしてる女の子のために作られている服。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ガチ!


バン!バン!バァン!

キンキン!キン!


メ「遅いよ。」

ダン!


部下2「くそっ・・弾切れかよ!」

バサッ!

メ「まぁ、一人だけにしては結構がんばったんじゃない?」


部下2「・・・っ!;」

ドッ!


メ「・・・次は?ボスさん、あんた?(ギロッ)」
トン

ボス「く、くそっ・・・くそぉぉぉぉぉおぉ!!」




・・・・・・・・・・・・・グシャッ・・・・・・・・・・・・・・・


パリーン!


ユ・エ「「!!」」

二人一斉に音がした方に振り向いた。


かっ・・かっ・・

エス「マグカップ・・・。」

ユ「それは・・確かメアリーが使っていた・・。」

エス「・・・・粉々だぜ。」

ユ「・・・・。」

シンプルな真っ白のマグカップがなぜ、血飛沫に見えたんだろう・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


死体の山。

その上に立っている人物。




メ「・・これで最後か。」


薄れていく死体の山。


トンッ
ガシャン!ガラガラガラガ!!



身軽に地面に降りたと同時に一気に死体が消え、時計に変わった。



メ「さて、運ぶか。」


パチン!と指を鳴らすと、月が覆われ空は闇に染まった。


バサッ!
バササ!


その黒い物体の一つがメアリーの腕に止まった。





「仕事だよ。」






どれだけ染まっても自分への悪意は消えないようです。



あとがき
お久しぶりです。パーティの前にちょっと殺s((
自分にはとびきり厳しい。

Re: アニバーサリーの国のアリス〜お手紙、お届けします。〜 ( No.124 )
日時: 2012/04/07 20:51
名前: フルーラ (ID: BnWHiz3B)

メアリーのこの後の展開がとっても楽しみww
続きがんばってね!!

Re: アニバーサリーの国のアリス〜お手紙、お届けします。〜 ( No.125 )
日時: 2012/04/19 19:25
名前: ペールラ (ID: rcIQsSyG)

フルーラ様
返信おくれました!><;

さて、どうなるでしょうねww
ありがとー!

Re: アニバーサリーの国のアリス〜お手紙、お届けします。〜 ( No.126 )
日時: 2012/04/19 21:35
名前: ペールラ (ID: rcIQsSyG)

第38話「盛大なパーティ」
※アリス視点です。

空が黒い雲に厚く覆われて、白い雪が降り始めたころ。


塔を囲んで、パーティが始まろうとしています。

ブ「まったく・・こんな寒い中、誕生日パーティとは・・はぁ・・」

ボ「まぁまぁ!そう言わずに参加しようぜ?ボスさん。」

にしても、と自分だけに聞こえるようにつぶやいた。

————————本人がいない・・。——————

大きな疑問。
小さな心配。

そんな心境を読み取ったナイトメアが、「本人は・・」と口にした。





・・・・・・・・・・・・ナ「今、着替え中だ^^」・・・・・・・



メ「あーもー・・なんでこんな祝福されるわけ・・?」

壁に向かってはぁ、と少し長めに溜息した。

ア「いいじゃない!こうゆう風にやるのも楽しいわよ?」

メ「まぁ、人それぞれだろうけどさ・・。」
恥ずかしそうに顔を俯けた。
多分、こんな風に祝われたことはないのだろう。
耳まで真っ赤になっている。

そんな可愛い姿についつい頬が緩んでしまう。

ア「よし、じゃあ着替えも終わったし、外に行きましょ!」

え、と素早く顔をこちらに向けた。その表情はどう見ても嫌そうにしか見えない。

メ「い、行かなきゃダメ・・?」

メアリーの宝石のような目が涙目になっている。


ア「(か・・可愛い・・。)」

なんて思ってしまう私はなんなんだろう。
でも、多分前までこんな表情豊かだとは知らなかったから。

結構前はピエロのように笑い、その裏腹、感情のない無機質な鉄のように冷えた目にもなるときだってあった。

それは、『嫌われ者』だったころの彼女。

でも、今は・・



メ「アリス?」

ア「ん?なぁに?」

メ「いや、なんかボーっとしてたからさ・・。」

少し心配そうに見降ろしてくる瞳。

そう、今は宝石。琥珀のような、キラキラ光っている。

ア「ごめんなさい、昔の事思い出してたの。」

メ「昔・・?あぁ・・懐かしいね・・。」


思い出に浸っていると、突然ノック音が聞こえた。


「着替え、終わったか?」

扉の向こうから聞こえる低い声。おそらくグレイだろう。

メ「あ、ごめん。終わったよ。」

ガチャッとなんのためらいもなしに扉のノブを回した。


私は・・まだ、怖くてあの扉のノブを回せない・・・。


ドアの前にたっていた人物はやはり予想通り、グレイだった。

グ「なかなか似合ってるな。」

メ「えっ・・そ、そう・・?」

頬を少し赤く染めてもじもじしているメアリーを見てニッコリ笑うグレイ・・。


ア「(まさに理想の親子図ね・・。)」


・・・・・・・・・親子wwワロタwwwby夢魔・・・・・・・・・


ナ「え、えぇと・・こ、これから、メアリーのぉ・・;」

部下1「ナイトメア様〜適当でいいよーww」

ディ「はーやーくー!」

周りからのブーイングを受けながらもやっと乾杯にたどり着けた。

ナ「えー・・では!」

乾杯!とナイトメアが高々とシャンパングラスを上にあげると待ってましたと言わんばかりに「かんぱーい!!」と寒さに負けない声が響いた。


そして本人は・・


メ「・・・。」
くるくるとシャンパングラスを回しながらぼーっとしている・・。

ア「(まったく・・何考えてるのかしら・・。)」

メアリー!と大きな声で呼んでみたら、こちらに気付いたようで、私に向かってニッコリほほ笑んだ。

ア「もぉ、せっかくの誕生日なのに盛り上がらなくちゃ!」

小走りでメアリーの方に歩み寄った。

メ「へ?あ、う、うん・・。」

ピ「メアリー!」

メ「Σ(・д・;)ピ、ピアス!?」
向こうから某ウサギを思い出させるようなシーン。
思いっきりメアリーに抱きつくとギュウゥと力強く抱きしめた。

ピ「メアリー!誕生日おめでとー!」
メ「あ、ありがとっ・・///」

グルグルと混乱しながら懸命にお礼の言葉。

大変ね・・。と心の中で思いながら二人の可愛い会話を眺めている。


ピ「ね、ちゅうしよ!」

メ「へっ!?///」

さっき真っ赤だった顔がさらに真っ赤になり始めた。メアリーにとってピアスの予想外の発言に驚いているようだ。


ア「・・・なんか私おじゃまね!」

じゃ!と片手をあげてお料理の方に向かった。後ろからアリス—!と、助けを求める声が聞こえたがあえて振り向かない。それが礼儀だと思う。


ピ「だめ・・?」

うるうると可愛く目を潤ませながら甘えた声。

メ「うー・・;」

メ「あーもーわかったよ!で、でも一回だけね!」

ピ「やったー!」

はぁ、と溜息をついた瞬間、グイッと引き寄せらた。


チュッ



メ「っ・・///;」

甘いキス

突然のリップ音

ゆっくりと唇が離れると反射的に目をそらしてしまった。
でも、ピアスがニッコリ笑っていることはわかる。


「「メアリー!」」


そんな空気を邪魔するようにゴスッと言う効果音が付きそうな勢いで、抱きついてきた双子。

ピ「Σぴっ;」

さすがに重いため、雪の上に身体が投げられた。

メ「お、おもっ・・・;」

ダ「メアリー、誕生日おめでとう!」

ディ「おめでとう!」

メ「うん、わかった。わかったから下りて・・っ;」

はーいと下りる双子。

メ「たっく・・」
かおや服についた雪をはらいながらも文句。
だが、その顔は微妙に微笑んでいるように見える。

ディ・ダ「「はい、これ!」」

同時に目の前に出された赤と青の箱。
箱には大きなリボンが付いている。

メ「・・僕に?」

コクコクと大げさに頭を縦に振る。

ピ「あ、そうだ・・俺もあったんだ!」

ディーとダムのプレゼントを受け取ったあと、ピアスの物を受け取った。


メ「あ、ありがと・・。」


やっぱてれくさいなぁ・・・・。

ディ・ダ「「開けてみて!」」
ピ「俺のも^^」
メ「え、いいの?」

と言っておきながらいそいそと開ける自分。

そして出てきたのは・・

メ「・・え、いいの?こんなごーかな・・。」


赤い箱からはユリの紋章のペンダント。

青い箱からはカギと羽のブレスレット。

ピアスからもらった袋からはオレンジと黄色のストライプのマグカップ。


ピ「前にマグカップが割れちゃったらしいから・・。」


メ「あ、そっか・・。」

すっかり忘れていた。
あのあと、時計を運んだあと、ユリウスがコップが割れたって言ってたっけ・・。

メ「ありがと^^いいコップだね。」
ピ「よかった・・気にいってくれて^^」





そんな二人だけの空気になっているのに感ずいた双子はむー・・とほっぺを膨らませていました。






あとがき
すいません、すいません!最新遅れました!ポケモンにはまってました!ワタッコ可愛いよ、スイクンかっこいいよ、ウインディかっこいいよ!((
説明
ユリの紋章=永遠の豊かな愛
カギ=相手の心を開く
羽=上昇
ペンダント=災害から守る。
ブレスレット=金運上昇。
結構意味があるんですね。
ディーのは青い箱。ダムは赤い箱。二人とも未来を表しました。

メアリーの服装

白い腕の袖口がぶかぶかのブラウス。
茶色の袖なしジャケット。
オレンジから黄色のグラデーションロングスカート。

です!
スカート穿いてるだけでも結構な進歩です!




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