二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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アニバーサリーの国のアリス〜お手紙、お届けします。〜
日時: 2012/01/18 22:35
名前: ペールラ (ID: hFu5/zEO)

パァン!!



森の中、銃声が響いた・・・。


「仕事の邪魔するからだよ。」


ドシャッ
肉の塊が血だまりの池に倒れた。

そして、彼は・・・いや、彼女は返り血を浴びた頬をぬぐって、再び仕事に戻った。

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Re: アニバーサリーの国のアリス〜お手紙、お届けします。〜 ( No.107 )
日時: 2012/03/29 20:52
名前: ペールラ (ID: rcIQsSyG)

第33話「吹雪と悲願」

サアァァァ・・・


メ「うわー・・めっちゃきれい。」

少し、人ごみを避けて外に出た。


外には夜空と美しい桜の雪が散っていた。

こんなにきれいな景色を独り占めしてよいのだろうか?


ゆっくり噴水の塀に座った。


うっとりと見とれていた。


メ「・・あれ。」

一瞬目を疑った。
桜が満開の木に、なぜか淡いピンクじゃなくて目に痛いピンクが映ったからだ。


メ「・・あれ?あれ?;」

その痛いピンクがうつった場所に駆け寄った。


メ「・・・はぁ;」

そこにはボリスが眠っていた。
こんなきれいな桜の中、眠るなんて。
なんてもったいない。
気配に気づいたのか、うっすらとボリスの目が開いた。

ボ「ん・・。」

メ「(あ、起きた。)」

ボ「・・あれ・・メアリー?」

メ「あんた、そんなとこで寝てると落っこちるよ。」

ボ「だいじょーぶ、落ちたとしても着地できるから・・。」

くあぁと欠伸をして伸びた。
ボ「よいしょっ」

トン

ひょいっと身軽に降りて身軽に着地。
さすが猫。

ボ「ここの花、きれいだよなぁ。なんの花だろ?」
メ「桜。」
ボ「?桜?」

メ「そ。」
ボ「この可愛い花?」
メ「ジャポーネでは有名な花よ?」
ボ「へぇ・・」

ボ「んじゃ、この背丈がちっちゃいのも桜?」
メ「え?」
ボリスが指をさしてる場所をみると可愛い桜のようなものが立っていた。


メ「あぁ・・それは海棠だよ。」
ボ「街道?」
メ「・・・;漢字がちがう;」


メ「確かにサクラと似てるけど、垂れ下がって、背丈が小さいのが海棠。」
ボ「む〜?(・ε・`)区別つかねぇ・・。」
メ「ま、あんたは花とは縁がなさそうでよね。」
よいしょっと立ち上がりながら言った。

ボ「それ、失礼。」
メ「さーせん。」

ボ「ん〜・・サクラはアリスに似合うな。」
メ「うん。」
確かにアリスには花言葉も、桜が似合う。

ボ「で、海棠?だっけ。それ、あんたに似合う。」
メ「・・・・///」
こいつ・・海棠の花言葉知ってて言ってんの?


メ「花言葉知ってる?」
ボ「花言葉?」
メ「その花につく言葉。」
ボ「ふーん・・。」
メ「花言葉の事も知らなさそうね・・;」

ボ「つか、お前・・。」

メ「?なに?」


ボ「女口調の方が似合う。」

メ「!///」←いつの間にか女口調。

ボ「にゃははw真っ赤www」

メ「う、うっさい!///(プイッ)」

ボ「あー、顔そらすなよ。」
ボリスの両手が僕の両頬をつつんで、自分の目線に合わせた。

ボ「せっかく可愛いのにさ。」

メ「なっ・・・///」
メ「な、なんで双子とか、あんたとか、そんな簡単にそーゆーこと言ってくるわけっ!?///」
思い切って疑問をぶつけてみた。

ボ「ふーん・・双子もあんたに甘ったる言葉言ってるわけ?」

さっきまでニコニコ笑っていたボリスの顔が少しさめたように口をとがらせた。

メ「な、なんだよ・・。」

ボ「俺はあんたを振り向かせたいだけ。」

メ「・・猫なんて気まぐれだよ。」

ボ「でも、あんたはアリス以上に気になる。」

メ「手、離してくんない?」
話題をそらそうとそう切り出した。

ボ「やだ。」

メ「・・離して。」

ボ「やだ。」

どういってもボリスは嫌だと即答。
自分で手を外そうとしてもさらに手を頭の後ろに回すのではずせない。

ボ「・・あんたの目、きれいだな。」
メ「??」
ボ「宝石みたいですっげぇきれい・・。」
メ「・・あ、ありがと。」
なぜかうっとりと見とれているボリス。
あんま見つめられるとてれるんだけど・・・;

メ「あ、あのさ・・ほんと、離してくんない?」
ボ「いやだ。」
メ「・・・;」

なんか思い出したようにボリスの目が見開かれた。

ボ「そういやさ。」
メ「な、なに?」
ボ「前、ボスさんに会いに行った時、途中の道端でさ。」
メ「(コクコク)」
ボ「きれいな赤い花があったんだよ。」
メ「赤い花・・?」
ボ「うん。それも、あんたに似合う。」

秋の赤い花・・・・

メ「・・・へぇ・・。」
ボ「?どうした?」
メ「いや・・思い当たる花があったから・・。」

ボ「見た目は・・」

メ「いいよ、言わなくて。」

・・少し、ショック・・。

ボ「・・ごめん。」
頬に当ててた手を離して僕の頭を撫で始めるボリス。
メ「なっ・・なに///急に・・;」
ボ「いや、なんか悲しそうな顔してたから・・。」

メ「・・・///」




メ「・・・・。」
ふと、ママの死にざまを思い出した。

僕の「悲しい思い出」




あとがき
意味わからんですね。
桜の花言葉=優れた美人・淡泊
海棠の花言葉=温和・美人の眠り・妖艶
彼岸花の花言葉=悲しい思い出・独立

最近花の三代王、牡丹・芍薬・ユリがそろってうはうはしてますw
まぁ、ユリはカサブランカだけど☆
芍薬が麒麟丸って言う名前で惹かれました。
無駄話失礼しました。



Re: アニバーサリーの国のアリス〜お手紙、お届けします。〜 ( No.108 )
日時: 2012/03/29 22:36
名前: ペールラ (ID: rcIQsSyG)

カット集「落下」
第四話



やべぇ;今、あいつがいるんだって・・!



ボ「おい、メアリー!」

名前を呼んだ瞬間上から・・。

ガンッ!!


ボ「いだっ!!」
メ「ぎゃっ!」

↑頭ゴン。

ペールラ「!?」

メ「いったぁ・・・;」
ボ「いってぇ・・・;」

メ「ご、ごめん・・;足滑らせた;」
ボ「別にいけどさ・・;」

ペールラ「おー;大丈夫か?お二人さん。」
ボ・メ「「へーきです・・ノ」」

ペールラ「ならよかったけど・・;」



ペールラ「カットね。」





無駄話
さっき、麒麟丸調べたら珍しいやつだった・・。


Re: アニバーサリーの国のアリス〜お手紙、お届けします。〜 ( No.109 )
日時: 2012/03/30 20:31
名前: フルーラ (ID: BnWHiz3B)

ついに舞踏会シーンが始まりましたねwww
メアちゃんのドレス姿をぜひまじかで拝みたいものです。

あ、あとアリスのドレスも気になります!!

小説面白かったよw
これからも応援してますw


Re: アニバーサリーの国のアリス〜お手紙、お届けします。〜 ( No.110 )
日時: 2012/03/31 10:20
名前: ペールラ (ID: rcIQsSyG)

フルーラ様
ですねーwwwこんな感じわかんないけど。((
wwwでも、今回もドレスは着ないっていうねw

あ、アリスさんのドレスは映画の時のドレスです。

ありがとー(′∀`*)ノ
これからもよろしく!


コメ返信遅れてゴメンネ!

Re: アニバーサリーの国のアリス〜お手紙、お届けします。〜 ( No.111 )
日時: 2012/03/31 11:00
名前: ペールラ (ID: rcIQsSyG)

カット集「ドジふみ」

双子は思いっきり地面を蹴ってメアリーに向かって刃を向けた・・。

ガチン!ドドドドドド!!

ディ・ダ「っ!」


ペールラ「いっだ!;」←かすった。

メ「え、ごめん!;」

ディ「あーあ・・・。」
ダ「まぁ、かすっただけましじゃない?」

ペールラ「そりゃ・・そうだけど・・・っ;;」←足かかえてはねてる。


ペールラ「やばい・・、血がだらだら・・;」


メ「ぎゃー!!ごめん!500S&Wでしたー!(涙目)」

ペールラ「うちを狩るか!!カット!!(ブチ切れ)」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


メ「ほんきの方がいいかな・・?」

コオォォォォ・・・・・

ダ「銃が・・鎌に・・。」





全員「ゴクリ・・・・」




メ「・・・あ、あれ?;;」


ペールラ「なら、ない☆」←怒ってる

全員「ズコー;」


メ「す、すいません・・。(泣)」

ペールラ「・・・・(ブンッ!)」←アイポッド投げ

メ「いだっ;(バゴン)」





説明
500S&Wについて
狩猟用の弾。リボルバー専用。拳銃の弾の中で一番威力が高い。





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