二次創作小説(紙ほか)

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サトミちゃんちの8男子〜初心に戻って〜
日時: 2017/04/10 18:44
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

皆さん、こんにちはー!
ワタシの小説に遊びにきてくれてありがとうございます!では、早速ですが自己紹介させて頂きます!

名前  ホープスプリング 
性別  女
年齢 高校生
よろしくお願いします!
※注意事項です。
・荒しや暴言などは書かないでください!

♪では目次です!

オリキャラ紹介 >>2>>86>>121
        >>125>>126
        >>131>>141
        >>145>>418
〜第一章〜   
 プロローグ >>3

転校生 瀬世楽リレン現る!
   >>7-12
サトミの夢とソウスケの予言
   >>15-16
サトミの事情
   >>40
夢の呼びかけと男子達のつながり
   >>42
リレンの事情とサトミの決意
   >>49-50

〜第2章〜

水晶玉に浮かぶ不吉な予言
   >>52-58
   
集結そして始まり
   >>60-75  

懐かしき人と記憶ーMEMORY ー
   >>77-80 >>88-106

癒しと歌の奇跡ーCURE&BUDDYー
   >>109-115

心配と未来から来た少女ーCAREー
   >>116-127

夢はシャボン玉ーDREAMー
   >>133-137

家族という名の幸せーHAPPYー
   >>139-140

幸運を味方につけろ!ーLUCKYー
  >>146-149 >>151-161

運命を切り開き愛を叫べーLOVEー
  >>162-179 >>182-188
  >>191-205

終わりは新たな始まり
   >>208-225

〜第3章〜

新たな二人の転校生
>>227-234 >>264>>274-296

月影祭での出来事
 >>297-305  >>307-316

大波乱の予感!?ドキドキの体育祭 >>320-348 >>411-440
>>441-463

天使か悪魔か?謎に包まれる御影ちゃん
>>464-

〜番外編〜

サト8&セーラームーンコラボ!
 また呪い!?妖魔達にご用心!
  >>235-252  >>253-263

サト8全員集合!参照2000超えお祝い会!
    >>268>>271

サト8〜バレンタインで大失敗!?〜
         >>364-381

サト8〜男子たちの華麗なるホワイトデー大作戦〜
        >>385-409

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.114 )
日時: 2015/07/25 10:46
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

続き。

サ「歌を歌うにしても、いきなりコンサートできる訳じゃないし、どうしたら…」
ケ「サトミちゃん、いいの見つけたかも!」
ケノが何やら紙を持ってきた。チラシみたい。
ケ「さっき、チラシ配りの人にもらって、このあとここで、カラオケのコンサートが開かれるのかも」
へえー!そうなんだ!
サ「じゃあ、ちょうどいいね!」
ケ「うん!だからぼく、この大会に出場するかも!」
うん!いいかもね!
ケ「じゃあ、エントリーしてくるね!」
サ「うん!」
…あ、でも心配だから、ついていってあげよう!
サ「ケノ、あたしも行く!」
そしてケノは無事にエントリーをし、あたしは会場で待機。
そしてついに……!大会が始まった!
司会…以後「司」 観客…以後「観」

司「さあ始まりました、カラオケコンサート!エントリーはこれで締め切りさせていただきます!そして!!今回この大会に犬坂ケノさんが参加してくれています!後で決勝戦で歌って頂きますので、後程お楽しみに!」
観「キャアァァァーー!!」
うわお、すごい声援っ。
でもそれだけケノが、大人気だって事だよね。
司「それでは早速、第1回戦を行います!エントリーナンバー1番……」
そうそう。この大会、エントリーする人は、それぞれエントリーナンバーを持ってて、次の人が来たら、スタッフが呼びに行くシステムなんだよね。
ケノは確か、ナンバーが10番だったし、ケノは決勝戦で歌うことになってるし、まだまだ先だね。

ー数時間後ー
あぁ…どうしよう…つまんなくなってきた…
作(もしかしてわりとあきっぽいの?)
うるさい!作者は黙ってて!失礼な!
作(へいへい。ごめんなさいね)
ゴホン。えーっと、でも時間的にもうすぐ、決勝戦じゃないかな。あ、ほらやっぱりそうだった!
司「皆さん!大変長らくお待たせいたしました!いよいよ決勝戦です!まずはケノさんの対戦相手から歌って頂きましょう!エントリーナンバー7番…」
あっ、しまった。相手の名前聞こえなかった!ああー!あたしとしたことが!!  と、その時。
バチン!!
電灯が全てパッと消えた。
え?なに?何が起こったの?
観客の人達も、ザワザワしてる。
あたしはなんとなく嫌な予感がして、会場をあとにして、ケノがいる控え室に向かった。
あたしは夢中で走った。
サ「ケノ…!大丈夫かな……!?」
まわりが暗いけど、そんなの関係ない!  と、思ってた矢先、パッと電灯が一気についた。
ケ「サトミちゃん?どうしたの?」
前を見ると、丁度ケノがいた。
サ「ケノ!大丈夫だった!?」
ケ「明かりのこと?スタッフさんが誘導してくれたから、ぼくは大丈夫だったかも」
あぁーー!よかった……!
ケ「ぼく、これから出番だから、サトミちゃん、途中まで一緒に行こう?」
うん。そうだね!
……あの嫌な予感はきっと、あたしの早とちりだったのかもしれない。その時あたしは、そう思ってた。でも、嫌な予感は、当たってたんだ。
カラカラカラ……
サ「ケノ、今、何か音が聞こえなかった?」
ケ「うん?聞こえなかったかも」
そっか。じゃ、気のせい……
ガラガラガラガラ!!ガシャガシャ!
やっぱり、気のせいじゃない!
上をみたら、まさにパイプが落ちてくるところ!あたしはとっさに、ケノに向かってさけぶ。
サ「ケノ!!あぶない!!!」
ケ「………!!!」
ケノも気がついたけど、もう遅い!まっすぐに、あたしたちに向かって、パイプが落ちてくる!
どうしよう!?このままじゃ、けがしちゃう!!
あたしは、思い出す。あのときケノは、とても嬉しそうに歌うのを楽しみにしていた。なのに……こんなの、何か間違ってる!こんなことになるのは、絶対にいやだ!!
そう思った時、あたしは反射的にさけんでた。
サ「こんなの、いやだああああああああああぁぁぁあ!!!!」
と、その瞬間、あたり一面に、白色の光が、サアアアァァァーーっと………

〜続く〜

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.115 )
日時: 2015/07/25 15:32
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

続き。

ガラガラガラッッ!ガシャガシャーン!!
っ……あれ?パイプがあたしたちに落ちてこない…?
おそるおそる目をあけると…
あたしとケノがいるところだけ、パイプがない。あたしたちのまわりにパイプが落ちてる。あたしたち、助かった………?
?「グムン…グムング…」
そこにいたのは…
サ「シ、シンベー!?」
シンベー「グムン…グムング…」
シンベー、うなずいてる。
ケ「シンベー……!!助けてくれたんだね…!」
ケノがシンベーを抱きしめてる。
二人とも、とても幸せそう。とりあえずみんな無事で、よかった!
シンベー「グムグム…ムグングムグム」
シンベー、何かをあたしに言ってるみたいだけど、何を言ってるか、わかんない…そしたらケノが、シンベーの隣に来て、通訳してくれた。
ケ「サトミちゃんが、自分で危ないって感じて、とっさに腕にあったビーズをつかんで、そのビーズが白のビーズだったから、シンベーが呼ばれたのかも」
そっか…確かにあの時、とっさに何かをつかんだ感触があったからな…それをつかんだのがシンベーのビーズだったんだね。
ケ「あっ、そろそろ行かなきゃ!サトミちゃん、ぼく頑張るから、シンベーと一緒に見ててね!」
サ「うん!ケノ、頑張ってね!」
シンベー「グムン、グムグム…」
シンベーも、頑張れって、言ってるんだね。
サ「じゃ、会場に戻ろっか!」





そして、決勝戦。
今ちょうど、対戦相手の歌が終わったところ。あ、ケノが出てきた。
ケノ、何を歌うのかな…?
司「それでは犬坂ケノさんに歌って頂きましょう!今回は、何を歌われるのですか?」
ケ「ぼく、昔から大好きだった曲を、今日ここで歌いたいと思います」
観「キャアアアァァーー!!」
司「と、言いますと?」
ケ「はい。TRFというアーティストの、BOY meets girl という歌を歌わせて頂きます」
観「キャアアアァァーー!」
てっきり、自分の歌を歌うと思ってたけど、違う曲を歌うんだ。
でも、今ケノが言ってた歌、知ってるような気がする…
昔、たまにママが歌ってたような…
司「それでは歌って頂きましょう!犬坂ケノさんで、BOY meets girl です!どうぞ!」
そして、曲のイントロが始まった。


BOY meets girl それぞれの あふれる思いにきらめきと 瞬間を見つけてる 星降る夜の 出会いがあるように BOY meets girl あの頃は
いくつものドアをノックした 鮮やかに描かれた 虹のドアを きっとみつけだしたくて…

夜明けまで歌ってた あなたが得意なスイートラブソング やけに思いだしちゃって スーツケースに入れとこう
旅立ちを決めたのは 勢いだけじゃないから あなたと過ごした日は 20世紀で 最高の出来事
BOY meets girl 出会いこそ 人生の宝探しだね 少年はいつの日か 少女の夢 必ず見つける
BOY meets girl 輝いた リズムたちが踊り出してる 朝も昼も夜も風が南へと 心をときめかせている

やすらぎがほしかった ほこれる場所がほしかった だけど大切なのは あなたとあの日出会えたことね 
WOW WOW WOW WOW
BOY meets girl それぞれの あふれる思いにきらめきと 瞬間を見つけてる 星降る夜の 出会いがあるように BOY meets girl あの頃は いくつものドアをノックした 鮮やかに描かれた 虹のドアを きっと見つけて 心をときめかせている
BOY meets girl 出会いこそ 人生の宝探しだね 少年はいつの日か 少女の夢 必ず見つける BOY meets girl 輝いた リズムたちが踊り出してる 朝も昼も夜も風が南へと 心をときめかせている…

すごい…ケノ…この曲、ちょっとあたしたちみたいで、感動しちゃった。
司「素晴らしい歌声でしたね!ありがとうございました!では、判定にうつりましょう!今回の優勝者は…」
ケノ…優勝できるといいな…
サ「ね?シンベー」
シンベー「グムン……」
シンベーも、あたしと同じみたい。
司「優勝は……犬坂ケノさんです!」
観「ワアアァァァーーーー!!」
サ「……やった!ケノ、優勝した!やったねシンベー!!」
シンベー「グムン…グムン…」
ケ「わぁ……みんな、ありがとう!」
司「では、優勝した犬坂ケノさんには、もう一曲歌って頂きます!何を歌いになりますか?」
ケ「じゃあ…レモンハニーボーイを歌う、かも!」
司「では歌って頂きましょう!犬坂ケノさんで、レモンハニーボーイです!どうぞ!」
そして、曲のイントロが始まる。
ケノ……とても嬉しそうに歌ってる。
まわりの観客の人達も、ケノの歌声で癒されてるみたい。よかった!
ーこうして、この大会は、大盛り上がりで幕をとじた。



ケ「サトミちゃん、ぼく、勝ったかも!」
サ「うん!すごかったよ、ケノ!」
ケ「ぼくね、最初は、自分の歌を歌おうと思ってたんだけど、気持ちが変わったんだ」
気持ちが変わった?
ケ「ぼく、歌を歌うのももちろん好きだけど、お客さんの笑顔も好きだから…あの曲にしたのかも」
そうだったんだ……
ケ「でも、今回お客さんの笑顔みれたし、とても嬉しかったかも!」
サ「そっか!よかったね!」
ケ「うん!あと、シンベーのおかげでもあるかも。あのとき助けてくれなかったら、今、ぼくここにいないから…だから、サトミちゃん、シンベー、本当にありがとう!」
シンベー「グムン…」
シンベーも喜んでるみたい。とりあえず、よかったね!
サ「あたしの方こそ、本当にありがとう!」

その瞬間、あたりが緑と白に輝いた。

ダイヤ『おめでとう。今回も合格だ』
……ふうー。
ダイヤ『今回も、大切なものを、再び思いだし、そして、学んだな』
はい。
サ「歌って、とてもすごい力を持ってるってわかったし、それに…奇跡が起こるんだなって分かりました」
ダイヤ『そうだな。歌は人間にとって、とても重要な要素だ。それを、お前たちは、体験したのだ』
そうだね。
サ「…あたし、これから残りの試練、めげないで頑張ります!」
ダイヤ『そうか。では、次も、頑張るんだ…では、また会おう……』

その瞬間、あたりが優しい光に包まれた。

ージリジリジリジリッ!
サ「うぅ…ん…?って、あーッ!遅刻しちゃう!」
シ「サトミ様!今日は学校お休みですよ!?」
あれっ。そうだっけ?
シ「はい。今日は、祝日ですから」
カレンダーを見ると……
そうだった。休日だった。
じゃ、今日はゆっくりしよう!

ーCURE&BUDDY編終わりー

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.116 )
日時: 2015/07/26 12:32
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

続き。

〜CARE編〜

今日は祝日。ゆっくり、のんびりしようと思ったんだけど…
シ「サトミ様!今日は祝日です。さらに、今月は7月。と言えばやはり、お祭りです!ここから近くで、お祭りをやっていますので、行きましょう!」
って言われて……
サ「えーっ、でも、外あっついよー。家で休みたい〜。シノだって試練、見てたでしょ?疲れちゃったから、休ませてよ〜」
シ「何をいってるんですか!お祭りといえば、屋台でございますよ!唐揚げに、お好み焼き、たこ焼き、かき氷…その他様々な食べ物がたっくさんあるんですよ!これは、行かなければ損です、サトミ様!」
サ「まあ、確かに美味しそうだけど…」
だからって……今日行かなくても…
シ「そうと決まれば、準備をして、出かけましょう!」
えーっ……めんどくさいなぁ〜…
でも正直言って、食べ物は食べたいんだよね。まあ、しょうがないか。
サ「わかったよ、シノ!あたしも行く!」



そして今あたしは、出かけるための準備をしてる。と、その時。
コンコンコン。
サ「はあーい。どうぞ〜」
ガチャ…
サ「あれっソウスケ!どうしたの?」
ソ「サトミ、これからどっか行くの?」
サ「うん。ここの近くで、お祭りやってるらしいから、シノと一緒についてくんだ」
ソ「そうなんだ。偶然だね。おれもそこの近くで、占いをやることになってるんだ」
へえー、そうなんだ!
ソ「じゃあ途中まで、一緒に行かない?」
サ「え、別にいいけど…」
でも、ソウスケ、シノとうまくいくかな…ちょっと心配。
ソ「えーっ、ちょっとサトミ、ひどくない?」
サ「ちょっと!また心の中よんだでしょ!?」
ソ「なんかさ、くせになっちゃって…」
じゃあ、直したらどうなの!
ソ「ごめんって。あ、そういえば、シノが準備できてるから、サトミを呼びにいってって頼まれてたんだよな。なんか、そろそろ行くから、なるべく早く準備してってシノが言ってたよ。おれもほぼできてるから、下行って待ってるね」
サ「うん。あたしも準備できてるから、すぐ下いくってシノに言っといて!」
ソ「オッケー。言っとく」
そう言って、ソウスケはあたしの部屋をあとにした。よし!じゃあ、下に行くとするかな!



サ「ちょっと出かけてくるね!」
するとダイカがたずねてきた。
ダ「どこに行くのでござるか?」
サ「ここの近くで、お祭りやってるらしいから、シノと出かけてくるの」
続いてミッチーがたずねてきた。
ミ「ソウスケさんも、一緒に行くのか?」
サ「あぁ、ソウスケは、そこの近くで占いをやることになってるみたいだから、途中まで一緒にね」
今度はケノが話してきた。
ケ「お土産、買ってきてね」
サ「うん。もちろん!……そういえば、ブンゴとゲンパチは?」
すると、ケノがこたえてくれた。
ケ「あの二人は、ちょっと用事があるから、出かけて行ったかも」
ふーん、そっか。
シ「サトミさまー!そろそろ出発いたしますよー!」
サ「あ、呼ばれてる。じゃあ行ってくるね!」
ミ・ダ・ケ「行ってらっしゃい!」



サ「ねえねえシノ、ほんとにこの近くでお祭りやってるの?」
シ「はい!やってますよ!」
ふうーん、そうかなあ……屋台らしきものが見えないけど…
ソ「おっ、あれじゃない?ウィング祭ってやつ」
シ「そうですね!あれですよ!サトミ様!」
あっ、ホントだ。見えてきた。屋台とかも、たくさんある!
サ「わあー!いろんなものがたくさんあるね!」
するとソウスケが担当の人を見つけたみたい。
ソ「あぁいたいた。じゃあおれ、こっちだから、二人とも、気をつけて」
うん!ソウスケもね!
サ「……にしても、ホントに楽しそうなものばかりだね!」
シ「少しは気晴らしになりましたか?」
え?
シ「最近サトミ様は、お疲れになっているのではないかと、思いまして」
ああ…まあ、確かに。
シ「だから、こういう楽しい場所にサトミ様をつれていったら、少しは気が楽になってくれるのではないかと、考えついたので、ここにお連れしたんです」
そうだったんだ……
サ「シノ、あたしのことを心配してくれて…」
シ「サトミ様は、ボクにとって、誇りですから!だから、楽しんでもらえて、よかったです!」
シノ…
サ「ありがとう、つれてきてくれて!」
シ「いえ、そういってもらえて、光栄です!」
よおーし、たのしむぞー!
シ「それから、ここのお祭りを主催しているのは、山下家なんですよ!」
へえー、そうなんだ……って、
サ「山下家!?ってことは、ここにフネおばさんもいるってこと!?」
すると、シノは首をふった。
シ「いえ、とんでもない。ここを主催しているのは、確かに山下家ですが、フネおばさまは、オーストラリアにいらっしゃるので、ここの責任者は、ゲンパチ先輩なんですよ」
サ「ゲ、ゲンパチ!?」
そうしたら、別の声がかかった。
ゲ「まわりに人が大勢といるのに……君は、もう少し小さい声で話せないのか」
シ「あ、ゲンパチ先輩!」
そう。ゲンパチが迷惑そうな顔ですぐそこにいた。
サ「ここを主催してるって、本当なの!?」
ゲ「ああ。確かに、僕が主催している。だが、ひとりでやっているわけではない」
え?どういうこと?
?「あ、お前らも、ここに遊びにきてんの?」
サ「ブンゴ!?」
ブ「よぉ」
そう。ブンゴだった。
サ「なにしてんの、ここで!」
ブ「なにって、見りゃわかんだろ。兄貴の手伝いだよ」
ひとりでやってるわけではないってことは…
サ「ブンゴと二人で、ここのお祭りを開いてるの!?」
ブ「あぁ、まあな」
なぜかブンゴがめんどくさそうに言う。
サ「てことは、朝用事があるって出かけて行ったのは、そのためだったってこと!?」
ブ「お前、声がうるせーよ。もう少し小さな声で話せねーのかよ」
だって、びっくりだったから……
サ「でも、すごいね。ふたりでこんなことができるなんて…」
いつか言ってたよね。ふたりで何かをやりたいって。その夢に一歩、近づいたんだね。
ブ「屋台やアトラクションはたくさんあるし、楽しんでったら?」
うん!そのつもり。
ブ「でもさ、兄貴。ここ、かなり広いし、ふたりに案内さしてやろうぜ」
ゲ「それもそうだな」
ブ「二人とも、案内してやっから、ついてくれば?」
こうして、ブンゴとゲンパチは、ここのお祭りを案内してくれたんだ。

ー続くー

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.117 )
日時: 2015/07/27 11:42
名前: ホープスプリング (ID: SFu6B5ia)

続き。

ゲ「ここはアトラクションのコーナー。主に、射的、金魚すくい、スーパーボールすくいなどがある」
ブ「で、こっちが屋台。まあ、お前らも知ってるだろーけど、たこ焼き、かき氷とか、いろんなもんがあるから」
へえー!確かに、楽しそうなものばかり!
ブ「で、ここがオレらがいる本部。なんかあったら、この本部が動き出すシステム。まぁ、あんまここの仕事はねーけど」
そっか。何かあったら、ここに来ればいいんだね。
サ「ホントに、たくさんのものがあるね!」
シ「見るからに、ワクワクしてきますね!」
シノ、目を輝かせてる。あたしも同じ。
ゲ「僕たちからは以上だ。何か質問はないか?」
ブ「なければ、オレら戻るけど」
うん!特に問題ないし、大丈夫!
ブ「じゃ、オレらもどるわ」
うん!
ゲ「けがのないよう、楽しむように」
うん!わかってるって!
そうして、二人は本部の方へ戻って行った。
なんかホントにあの二人、すごいな。
夢に一歩、近づいてる気がする!あたしも、頑張らなきゃね。
でも、とりあえず、今は楽しもう!
サ「ねえねえシノ!まず、何からする?」
シ「サトミ様が好きなものをやってください!」
え!?いいの!?やったあー!
サ「じゃあ、射的からやろうかな!」
シ「じゃあ僕は、隣で見ていますね」



う〜ん、射的って、難しいな〜…コルクがあと一本しかない…と、思ってたら、シノがアドバイスをくれた。
シ「サトミ様、もし、狙うものがあるのならば、そのひたいを狙うといいですよ」
シノは、大真面目に話す。でもやっぱり、暑苦しい…いやいや、とりあえずやってみるか!
サ「えーっと、ひたいを狙って…」
シュッ……パアーン!
店員「おめでとう〜!よく当たったねえ〜!」
お店のおじさんが、ニコニコしながら商品を渡してくれた。
サ「やったー!シノ、当てられたよ!」
シ「よかったですね、サトミ様!」
シノも嬉しそう。ちょっと暑苦しかったけど、当てられたし、シノのおかげだよね。
そのあとあたしたちは、お昼ぐらいまでずっと遊んでた。その時間だけ、試練の事を忘れて、楽しめたんだ。

ー続くー

Re: さとみちゃんちの8男子〜初心に戻って〜 ( No.118 )
日時: 2015/07/27 22:56
名前: cinnamon (ID: 76LSjzh0)

シノ…おぬしなかなかやるのぅ(^ω^)←またまたキャラ崩壊中
更新頑張って!


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