二次創作小説(紙ほか)

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フェアリーテイル〜爆発の滅竜魔導士〜
日時: 2020/08/16 01:31
名前: AF (ID: YrQV5zvB)

X791年
【序章編episode.1〜episode.26】
——天狼島帰還後、平穏を取り戻したフェアリーテイルに、一人の少年が訪れる。少年の兄の捜索依頼を機に突如フェアリーテイルの命を狙う刺客達が現れ始める。

【闇の目編episode.27〜episode.48】
殺戮ギルド『闇の目』——少年の兄捜索依頼を機に現れた刺客達の正体はそのギルドに配属されていたのを知る。遂に闇の目は眼を開きエクシードを捕獲。殺しのプロと悪名高いギルドへ乗り込むフェアリーテイルの生死は如何に。

X???年
【エージェント・オブ・ミラー編episode.???】

初めましてAFです。
よくネット小説を読んだり、アドバイスを頂きながら文章の試行錯誤をしております。
コメントくださった皆様ありがとうごさいます!
2012/12/24 参照1000超、みんな、ありがとう!
2016/12/07 閲覧11111達成!ありがとう!

Re: 【FAIRYTAIL】フェアリーテイル〜爆発の滅竜魔導士〜 ( No.47 )
日時: 2016/09/20 21:08
名前: AF (ID: L3qeerbj)

episode.19 ラクサスvs.ライア



ナツ達は馬車に揺られて、ギルドへと向かう。
ナツ「ウプ……」
ルーシィ「ダイトは同じ滅竜魔導士なのに酔わないの?」
ダイト「えぇ……よ、酔いませんよ」
(うぅ…気持ち悪い〜、自分の足で行けば0秒も経たずに着くのに)
運悪く大きくガタッと縦揺れする。
ダイト「う!」
ダイトの顔が青ざめると直ぐに空を見る。
スカイ「やっぱり酔うんじゃ…?顔がやけに青いぞ?」
ダイト(バレたか…!?うぅ…スカイめ、何てこと聞くんだっ)「いや…きっとそれは空が青いからだよ」
ダイト以外の全員は思う。
絶対嘘だ……と。
スカイ「嘘下手だな」
ダイト(真面目め!)

ライア「死者魔法…死者呼動!」
10体の屍を召喚する。
ラクサス「数を増やしても無駄だ!」
ラクサスは放電をするが、屍達は空を浮遊して避ける。
ライア「魔力弾…発射」
屍達は両手から魔力を凝縮させた弾を発射させラクサスが動く間もなく、大爆発を起こす。
フリード「ラクサスーッ!」(奴らが放った魔力弾はとんでもない魔力だったんだ!助かるかどうか…)
ラクサス「フッ…笑わせてくれるぜ!」
エバーグリーン「よ、良かった…!」
ラクサスは雷光弾で相殺させていたのだ。
両者拳がまた激突すると、激しい攻防戦が行われる。
ライアの顔面を殴り、吹き飛ばして岩に直撃させるも、ラクサスの攻撃は止まらない。
ラクサス「ハッ!」
雷光弾をゼロ距離でライアの腹に向かって連続で放ち、爆発を起こしながら腹に打ち続ける。
ラクサスは拳に雷を纏わせ、鳩尾みぞおちに渾身のパンチをくらわせ、ライアはバウンドするように地面に倒れる。
フリード「す、凄い…天狼島の時よりもパワーアップしている…!」
ラクサス「もう、終わりか?あ?」
ライアは何事も無かったように起き上がると、ラクサスは確信したように言う。
ラクサス「ほう…なるほどな、通りで死者魔法が使えるはずだ、死者魔法は一度死んで何らかで生き返った者しか使えないからな」
ライア「しかし、俺は後1ヶ月しかこの世に居られない…ある方が言ったんだ、その間に俺は生者を死者に変える!」
屍達は一瞬でラクサスの後ろに着くがラクサスは裏拳で攻撃しようとするが避ける。
屍は手からラクサスの顔面に魔力弾を打ち付ける。
ラクサス「うぐあっ!」
指を地面に付き摩擦で吹き飛ばされるのを防ぐ。
ラクサスは顔を前に向けた瞬間、屍達とライアが飛びかかってくるので放電する。
ライア「霊獄剣!」
不思議と霊獄剣に雷が吸収されると、それでラクサスの右胸を切り刻み、屍の魔力弾で吹き飛ばす。
ビックスロー「そ、そんな馬鹿なッ!」
ライアは自分の手を見ると、消えかかっているのを見て焦り始める。
そんな様子をマカロフは見ていたのである。

Re: 【FAIRYTAIL】フェアリーテイル〜爆発の滅竜魔導士〜 ( No.48 )
日時: 2016/09/20 21:12
名前: AF (ID: L3qeerbj)

episode.20 生きる者と



ライアは倒れているラクサスにゆっくりと近づいてる。
ビッグスロー「待てっ!」
エバーグリーン「はぁ…はぁっ…」
ビッグスローとエバーグリーンは辛うじて立てるが、フリードは他の者よりもダメージを負っていたため立てず。
フリード「お、お前ら…!うくっ!」
フリードは少し動くと激痛が体全体に走ると、顔をしかめる。
ビッグスロー「くらえっ!」
人形の口から、強力な光線をライアに向けて放ち、背中にくらわせるも全く効かず。
ライア「くたばれ!」
屍は魔力弾を放ちビッグスローとエバーグリーンを倒す。
ラクサス「うらぁっ!」
ラクサスは直ぐに立ち上がり雷を纏ったパンチをするも、避けられる。
ライアはその腕を引っ張るとラクサスの背中が、がら空きになり、そこに肘鉄をくらわせる。
ラクサス「うはっ!」
ラクサスは倒れ、背中を踏みつけられるとライアは呟く。
ライア「お前から先に死者に変えてやる!」
ライアはゆっくりと腕を広げると、邪悪な魔力が辺りを包み込む。
ライア「死者魔法最大奥義…、霊獄大冥開門!」
突如、大きな轟音が辺りに響き始めると、地面から500mもありそうな扉が現れる。
パンサー「な、何だ!」
その扉は開くと、近くにいるラクサスが少しずつ扉へ吸い込まれ始める。
それにつれて、屍達は消えていく。
ラクサス「し、しまった!」
石を掴み、吸い込まれるのを防ごうとするが、ライアは手をラクサスの背中にかざす。
ライア「霊獄弾」
五発の霊獄弾を当てると、力尽きたのか、手を離してしまう。
ラクサス(全然、力が出ねぇ…、まだジジィに会ってねぇってのに……俺はここで…死ぬ…のか…?)
すると、ラクサスの体が止まり、下を見る。
パンサー「何を諦めてるんだ!」
ラクサスの足を掴む、翼を生やしたパンサー、ガジル、フリード、ビッグスロー、エバーグリーン。
ラクサス「お前ら……お前ら……!俺に魔力を集中させてくれ!あの門をぶっ壊す!」
その声と共に、魔力がラクサスに集まってゆく。
ラクサス「レイジングボルト!」
強い光が雷と共に、現れると門は崩れながら消滅していく。
全員「よしっ!」
ライア「何故だっ!何故、生者どもの周りにはいつも人がいて、俺の周りには人が来ないんだ……!許さん、許さんぞ!」
ライアは怒号をあげると、魔力が爆発的に跳ね上がると、全員驚きライアに振り向く。

望遠鏡でラクサス達のところを見ている男がいる。
カマオカ「ライちゃん、キレたわね」

ラクサス「奴の魔力は無尽蔵か!」
フリード「俺らにはもう、魔力が残ってないぞ!」
しかし、ラクサスは前に出る。
ガジル「ラクサス…?」
ラクサス「俺には皆から貰った魔力が残ってる、待ってろお前ら…最後のケリを付けてくる…」
ライア「貴様らは、皆殺しだ!」
ラクサスは雷を体に纏わせる。

Re: 【FAIRYTAIL】フェアリーテイル〜爆発の滅竜魔導士〜 ( No.49 )
日時: 2013/01/12 15:26
名前: まい (ID: xJq/HYyx)

おお〜すげー!!!

たまにはこっちも見に来てね!

Re: 【FAIRYTAIL】フェアリーテイル〜爆発の滅竜魔導士〜 ( No.50 )
日時: 2016/09/20 21:17
名前: AF (ID: L3qeerbj)

episode.21 ケリを付ける!



ライア「ガアッ!」
ラクサスは襲いかかってくるライアを見て、上空に小さな雷の球を作る。
そして、ライアは驚異的なスピードでラクサスの腹にパンチすると、衝撃で吹き飛ばす。
ラクサス「ウッッ…!」
ライア「まだまだまだまだだっ!」
ライアは吹き飛ばされる所を先回りする。
両手をハンマーのようにラクサスの首に力任せで、打ち付ける。
そして、うつ伏せになっているラクサスの腹を蹴り上げ、宙に浮かせると、ライアはまた、両手をハンマーのように背中を叩き、地面へと、はたき落とす。
ラクサス「ガハッ!」(早すぎて体がついていかねぇ…………)
ライア「どうだ……痛いだろう?」
ボロボロのラクサスの襟を掴み、ライアは呟く。
ライア「俺には…、そんな感覚なんて無いんだ…」
ライアの右の爪が伸び、霊獄爪でラクサスを数回も切り付ける。
切り裂かれた服は、まるで、花びらのように散っていく。
ラクサスは地面に背を付く寸前。
ラクサス「うぉぉぉっ……!」
根性で踏ん張り、倒れず。
二度と立てなくなるのを、防ぐためである。
冷たい雨が、沈黙の空間に降り注ぎ、雨の音だけが聞こえる。
ラクサス「……」

ライア「……何故だろうな、俺は、同じ人間なのに、お前らとは何故か違う」
ライアは赤い血が、涙のように流れる。
ラクサス「……人間ってのは、皆同じなんかじゃねぇよ…、声、性格、顔つき、他にも色々だが、これだけは言える…人間は全く同じなんかじゃねえって事がっ!!」
ラクサスの言葉と共に雷鳴が響く。
ラクサス「集まったか…」
ライア「何だと」
ラクサスが最初に放った小さな雷の球が莫大な雷の球に変わり、ラクサスはそれに向かってジャンプする。
ラクサス「行くぜ! ハイパーレイジングボルト!」
ライア「霊獄大魔波!」
ライアの掌から臼暗いビームが、ハイパーレイジングボルトと重なると、凄い爆音が聞こえる。
フリード「行けぇ!!」
ビッグスロー「やれぇ!」
ガジル&パンサー「勝てッ!」
エバーグリーン「ラクサスッ!!」
マカロフ「ラクサス……ッ!」
ライア「ウア!」
低く大きい爆音が、妖精の尻尾の中まで聞こえ、山を包み込む程に電気がほとばしった後、大爆発が起きる。
煙の中から二人の姿が見える。
ライア「…何でだ…」
ラクサス「…ハァッ…ハァッ…ハァッ……」
ライア「今のお前なら俺を殺せたはず…!」
ラクサス「ふん…」
マカロフ「それはお前の魔力が汚れきっていないからだ」
フリード「ど、どういう…事だ!」
マカロフ「普通、殺した者の魔力は汚れているが、お前の魔力は殺気が強いだけで汚れきってはいないと言う意味だ」
ライア「お見通しだったわけか………さぁ俺を殺せ、闇のダークネス・アイは負けた者には躊躇ちゅうちょなく始末しにくる…、そんな奴に殺されるくらいなら、今ここで死んだ方がいい!」
ラクサス「何言ってんだよ、せっかくの1ヵ月の命なんだ、その間にやりたい事をやれば良い…」
ライア「やりたいこと…そうか、すまなかったな…」
マカロフ「もう何処かへ行くが良い…ただしかし絶対に人をあやめるのでは、ないぞ」
ライアは少し微笑んだあと、何処かへと消えていったのである。
ナツ「あんだと…!ふざけんな変態!」
グレイ「んだと!クソ炎が!」
ダイト「アハハ…」
エルザ「止めんかっ!!!」
マカロフ(良かったのう、いつものギルドに戻って…ラクサスはまた何処かへ行ったのは少々悲しいがの)
マカロフは窓を見て空を見る。

Re: 【FAIRYTAIL】フェアリーテイル〜爆発の滅竜魔導士〜 ( No.51 )
日時: 2016/09/20 21:20
名前: AF (ID: L3qeerbj)

第22話 ドラゴンヘッドアイランド



赤いレッド・アイの件から、一週間後。
マカロフ「オッホン………、聞けぃ!」
グレイ「何だ?」
マカロフの号令により、全員は一斉に振り向く。
マカロフ「これから…」
手を突き上げ、人指し指と親指を立てる。
マカロフ「安息の地、“ドラゴンヘッドアイランド”に行く事にする!ただし、残る者もいるぞ」
ー五分後
マカオ「ちぇ、俺は残りか、行きたかったな〜」
ワカバ「へっ!お前は女の子の水着が見たいだけだろうよ」
マカオ「何だと、同じことを考えてたくせに!」
ダイト「認めちゃうんですね…」
すると、ミラジェーンは、睨み合う二人の間を割って入る。
ミラジェーン「でも、ギルドに残る人も、とても大事な事なんですよ」
ミラジェーンはニッコリと笑うと、マカオとワカバの顔が緩む。
マカオ&ワカバ「分かりました〜」
二人の言葉が被ったのが気に入らないのか、また睨み合ってしまう。
そして、行く者達の支度が終わる。
エルザ「しかし、何故急に行く事になったのだ…?」
マカロフ「うむぅ…」
マカロフは一瞬真剣な顔をし、まぶたを閉じると、勢いよく瞼を開ける。
マカロフ「ピッチピチの美女の水着姿を見るためだぁー!」
エルザの殺気と、凍てつくような鋭い目線を感じとり、マカロフは冷や汗をかく。
マカロフ「あぁいやいやっ、冗談冗談!息抜きのためだ」
ナツ「おーし、お前ら行くぞ!」
ダイト「待って下さいよ、ナツさん」
走り去るナツと、それに続き、ダイト、スカイ、ハッピー、ルーシィ、グレイ、エルザ、ジュビア、ガジル、パンサー、ウェンディ、シャルル、マカロフが続く。
ウェンディ「皆、速いよ〜」
シャルル「しっかりしなさい、ウェンディ」
ナツ「船、でけぇな!」
ルーシィ「ここが船着き場ね、案外そんなに遠くはなかったわね」
ナツは先に、ドラゴンヘッドアイランド行きの船に、勢いよく乗った瞬間、少し揺れたため、酔い始める。
ハッピー「ナツはすぐに突っ走るんだから」
しばらくすると、船の大きな汽笛とともに、船がゆっくりと動き始める。
パンサー「かっ、雷か!」
パンサーは汽笛を雷と勘違いしたため、耳を抑える。
スカイ「今のは、汽笛でござるよパンサー、相変わらずでござるな」
カマオカ「負け犬の、ライちゃんの罰はどうするのかしら、始末屋“ラミ・ラー”」
ラミ「嫌だなオカマさん、始末屋だなんて……、まぁ…もちろん殺すけどね」
ラミは薄い金色の眉までかかっている髪に、黒ずくめの服を着用した男。
ポケットに手を突っ込み、外へと歩き出す。
カマオカ「オカマじゃなくてカマオカよ!」(昔から、心が読み取りづらい子ねぇ…、“あの方”の次に強いかも知れないわね)


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