二次創作小説(紙ほか)
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- Re.幻想転骨録
- 日時: 2023/05/06 00:52
- 名前: ソラセカン (ID: rS2QK8cL)
- プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13116
……………………ん?ここは…何処だ?
ああ、そうか…俺は負けちまったんだ。
止められると思っていた。
でも、現実は違った。
結局アイツに殺されて…多分世界を壊したのだろう。
この真っ暗な世界がそれを証明している。
いつも懐に入れていたケチャップがちょっとした緩和剤になって俺は一命をとりとめたが、
後ろから崩壊していく世界に俺は呑まれた…気がする。
……結局俺は何も、誰も守ることができなかった。
…希望論もいいところだが、もし[次]があるならば…今度は守れるだろうか。
いや、弱気になるのはもうやめろ。絶対に守らなきゃいけないんだ!
* サンズは今この瞬間、誰よりも強いケツイを抱いた!
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·東方project
·UNDER TALE
·サンズが努力しまくった世界の1つ
·現在更新停止中(ここ大事)
·現在思い付きで書いてた代償を支払う為に[大幅な設定改変中]
·戦いは弾幕ごっこモードと格闘ゲームモード(非想天則)に別れた描写をすることがあります。
- Re: 幻想転骨録 3話 ( No.6 )
- 日時: 2023/06/24 14:48
- 名前: ソラセカン (ID: rS2QK8cL)
結論から言うと、その博麗の巫女に美鈴さんは負けてしまった。
何が起きたのか理解しようとしていると博麗の巫女に話しかけられた。
博麗の巫女
「あなた人間よね。どうしてこんなところに居るのかしら?」
サンズ
「あぁ。オイラはいつもここの大図書館に通っていてな。何かあったのか?博麗の巫女さんよ。」
博麗の巫女
「そ。でもまぁ、じゃなきゃこんなとこ来ないもの。空の色見てないの?」
サンズ
「そういえば今日は空を見上げてないな……これは異変か?」
博麗の巫女
「えぇ、そうよ。これは異変。そのせいで洗濯物が乾かないったらありゃしない…」
サンズ
「へぇ、それを解決するのが博麗の巫女って訳だ。…この館は毎日通ってたし、内部にはちょっと詳しいんだ。オイラも付いて行っていいか?」
博麗の巫女
「悪いけど、あんたのような一般人に異変解決の手伝いをさせる訳にはいかないわ。」
サンズ
「hehe…これを見てもか?」
何とも言えない音と共に出てきたのは、オイラ愛用のガスターブラスターだ。
博麗霊夢
「ふ~ん。あんたも能力持ってるのね。なら安心かしら。私は博麗霊夢。案内人よろしく頼むわ。」
サンズ
「オイラはサンズ。よろしくな。ニンゲン。」
あ。つい癖で言っちまった。
霊夢
「人間?あんたも人間でしょ?霊夢で良いわ。」
サンズ
「あぁ。よろしく霊夢。」
霊夢
「ハイハイよろしく。じゃ、行きましょ。」
ドゴォォン!
壁が…誰だあの金髪少女…
金髪の少女
「イテテテ…油断した~…」
霊夢
「あら。居たの魔理沙。その様子じゃ負けたみたいね。」
魔理沙
「うーん。思ったより強敵だったな。コイツの魔力下手したら、この館の主より強いぞ?」
パチュリー
「病人だからって舐めて掛からない事ね。…数年前の私だったら負けてたわ。あ、サンズ。そう言えば貴方に何も伝えてなかったわね。今日は来ない事をオススメするわ。」
サンズ
「悪いが、オイラもこの空について気になってきたんだ。その配慮は遠慮しておくよ。」
パチュリー
「私は連戦でも構わないわ。門番が機能してない今、私が立ちはだからないとね。」
- Re: 幻想転骨録 4話 ( No.8 )
- 日時: 2023/06/24 14:57
- 名前: ソラセカン (ID: rS2QK8cL)
サンズ
「一回でも当たったら負け、のルールでどうだ?」
パチュリー
「良いわよ。貴方有利の条件で負けさせてあげる。」
弾幕勝負…開始!
サンズ: [骨砲]ガスターブラスター
パチュリーの回りにブラスターを出現させ、狙いをを定めながらビームを撃っていく。
パチュリー:[日符]ロイヤルフレア
サンズ:[魂操]魂コントロール
パチュリー
「ムギュ!」
スペル発動直後にパチュリーを地面
に叩き付ける事で、スペルを封じるのがこの能力の使い方の1つだ。
サンズ:[骨道]ボーンウェイ
追撃で地面に叩き付けた瞬間に、左右に動く骨の道にパチュリーを捕らえて、
その外側にブラスターを配置し、撃つことはあまり無いがこれにより相手の集中力を削っていく。
霊夢
「ただの人間じゃないことは分かってはいたけど…魔理沙を負かした相手をこうも一方的に…」
魔理紗
「あの急に体が地面に叩き付けられるあの技…パチュリーの様子を見ると飛べなくなるみたいだな。魔法使いにとっては厳しい相手だ。」
どうやら魔法使い特効だったらしい。骨が折れる相手なんじゃないか?骨の弾幕なだけに。
サンズ
「さてと…」
注意が疎かになっているパチュリーの頭に、骨密度の低い骨を1つぶつけてやった。
サンズ
「じゃ、この霧の正体を聞かせて貰うぜ。」
パチュリー
「魔法の提唱速度だとまだ敵わないわね…私も無提唱でバンバン魔法を撃てれば良いのだけれど。ま、流石私の弟子ね。貴方ならレミリアの野望も止められるでしょ。霧の正体についてはレミリアに聞いて頂戴。」
サンズ
「ここまで成長出来たのは紛れもなく、パチュリーのお陰だ。感謝してるよ。」
パチュリー
「貴方の努力あっての結果よ。誇りなさい。」
???
「ご機嫌よう♪」
サンズ
「ッ!」
と何か来たので誰よりも早くソイツを青い骨で拘束する。
霊夢
「珍しいわね。アンタが姿を見せるなんて。と言いたい所だけど、久し振りの登場がその姿なのはお笑いね。」
魔理沙
「ハハハ!こりゃ傑作だ!」
随分と煽られているので警戒を緩めた。
八雲紫
「ご、ごきげんよう。私は八雲紫。驚かせちゃった様でごめんなさいね?悪いけど、早速貴方にはこの子の遊び相手になって欲しいの。」
その言葉と同時に オイラは穴に落とされた…
- Re: 幻想転骨録 5話 ( No.10 )
- 日時: 2023/06/24 15:02
- 名前: ソラセカン (ID: rS2QK8cL)
ドスンッ
サンズ
「痛ってぇ…どこだここ…」
???
「お兄さん誰?」
サンズ
「うわっ!っと悪いな急に入っちまって。オイラはサンズっていうんだ。」
フラン
「いいよ。どうせ私以外誰もいない所だし。私はフランドール·スカーレット。好きに呼んでね。」
サンズ
「そうなのか。じゃあフランに聞きたいんだが、ここはどこなんだ?」
フラン
「ここは紅魔館の地下室よ。私ね、恐れられてるの。実の姉にさえだからこんな所で引きこもってる。」
サンズ
「お、おう。何か邪魔して悪かったな。それじゃオイラすぐ出てくから出口教えてくれないか?」
フラン
「あ、待って。」
サンズ
「どうした?」
フラン
「折角来たんですもの。少し遊んでいかない?」
サンズ
「…なにで遊ぶんだ?」
フラン
「貴方他の玩具より頑丈そうね。これなら…」
サンズ
「あー…帰って良いか?」
フラン
「決めた!新しく導入されたらしい弾幕ごっこを試してみるわ!」
サンズ
「こっちの発言聞く耳持たずかよ…こりゃ面倒なもんを押し付けられたな?」
フラン
「アハ♪楽しくなりそう!」
サンズ
「相手してやる、かかってこいよ。」
- Re: 幻想転骨録 6話 ( No.13 )
- 日時: 2023/06/24 15:06
- 名前: ソラセカン (ID: rS2QK8cL)
サンズ
「しかし弾幕ごっこで遊ぶんならこの地下室は狭すぎやしないか?」
フラン
「それもそうね…」
グッ
ドゴーン!
フランの真上が爆発したと思うとその時には穴が空いており、そこからは紅い空が見えた。
サンズ
「おいおい。何も壊して出る必要は無いだろ?」
フラン
「良いのよ。別に減るもんじゃないし。」
いや減るだろ。という言葉は飲み込んでおいた。
サンズ
「そうか、フラン。1つ聞くが、 最 悪 な 時 間 を 過 ご す つ も り は あ る か ?」
フラン
「ッ…!ハハッ、良いねお兄さん!…やってみたいことがあるの。簡単にはくたばらないでね?」
フラン: [禁忌]フォーアブアカインド
フラン1:[禁忌]カゴメカゴメ
フラン2:[禁弾]スターボウブレイク
フラン3:[秘弾]そして誰もいなくなるか?
フラン4:[Q.E.D.]495年の波紋
フラン達
「「「「ごめんねお兄さん。でも、お兄さんなら耐えてくれると思うと押さえられなかったの!壊しちゃったらその時にもう一回、謝ってておくね!」」」」
凶悪。その一言以外に言い表す言葉が見当たらないほどの、弾幕が襲い掛かって来る。だが、口振りから察するに、アイツは結構な数の命を奪ってきている…それも遊び感覚で。
サンズ:[審眼]罪を裁く蒼き瞳
この[眼]は本来、ステータスの低い俺が戦える用に作ったものだ。今回はあの時と違って時間があった。だから片眼だけではなく両眼で完成させたものだ。まぁ…[まほう]の仕組みがあっちの世界とはまた違うみたいで、ニンゲンになった俺が魔法で再現するのには苦労したものだ。
サンズ
「甘やかされたのか、それとも誰にも止められなかったのか。ここらでキツイ灸を添えてやるか。」
サンズ:[審砲]ジャッジメントブラスター
サンズ
「これが俺のグレートなスペルだ。とくとご覧あれ。」
フランの周りを100を越える数のガスターブラスターが包囲しフランドールを弾幕ごと吹き飛ばした。
- Re: 幻想転骨録 7話 ( No.15 )
- 日時: 2023/06/24 15:16
- 名前: ソラセカン (ID: rS2QK8cL)
審判の結果…アンタには………
罰を受けて貰うぜ。
フラン
「ここは…ウグッ!」
フランドールに今までやってきた悪行の重みが。痛みがのし掛かり、罪悪感に苛まれる。
聞こえる声
「人をなんだと思ってやがる!」
「僕の事は大切にしてくれるって!言ったじゃないか!」
「お前が俺を殺したんだ!」
「何が実験だよふざけやがって!」
「私はアンタの人形なんかじゃない!」
「さぞかし楽しかったよな!」
「お前には分からないさ!」
「信じてたのに!」
「何でお前みたいのに殺られなきゃいけなかったんだよ!」
「お友達…だと思ったのに…」
「嘘だったのか?」
「くたばれ!」
フラン
「えっ、あっ、ご、ごめっ、えっ、なんで。」
聞こえる声
「人殺しといて何その態度?」
「どうせ謝る気なんてないんだろ!」
「お前が俺達にやってきた苦しみを味わえよ!」
まさに地獄。そんな表現が正しいであろう空間にフランドールはいた。
フラン
「ごめんなさい…ごめんなさい…」
フランの精神は崩壊しかけていた。
自覚していないだけで人はどれほどの罪を犯すのだろうか。
その罪の全てが、人の恨みが声になったように自分を責められ続けたらマトモな精神で居られるのはどれほど存在するのだろうか。
しかしフランにとって永遠とも思える時間も終わりを迎える。
サンズ
「よぅ、フラン。地獄の底でしっかりと反省出来たか?」
そんな呑気な声が聞こえてきた。
フラン
「助けて…」
少女はそう願った。が、さっきまで自分はこの人を理不尽にも襲ったのだ。許して貰える筈がない。
サンズ
「一つ約束してくれるならいいぜ?もう絶対に悪戯に命を奪わないってな。」
選択肢は有るようで無かった。
フラン
「うん…[約束]する…」
サンズ
「よく言ったフラン!じゃあこの最悪な時間はおしまいだ。[約束]したもんな?」
すると暗い暗い空間に亀裂が入り…少女は目を覚ました。
フラン
「…サンズは!?」
???
「とっくに帰ったわよ?」
フラン
「あ!お姉様!」
レミリア
「全く、世話の焼ける妹ね。私も疲れてるんだから、もう暴れないでよ?」
フラン
「うん!サンズと約束したからね。」
レミリア
「約束?そんな余裕あったかしら?」
フラン
「え、でもさっきまで私サンズと話してたよ?」
レミリア
「サンズは気絶したあなたを運んで来てそのあと宴会の準備で帰ったわよ?」
フラン
「えっ?」
フランは若干の違和感を抱きながらレミリアと一緒に博麗神社に向かった。