二次創作小説(紙ほか)
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- Re.幻想転骨録
- 日時: 2023/05/06 00:52
- 名前: ソラセカン (ID: rS2QK8cL)
- プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13116
……………………ん?ここは…何処だ?
ああ、そうか…俺は負けちまったんだ。
止められると思っていた。
でも、現実は違った。
結局アイツに殺されて…多分世界を壊したのだろう。
この真っ暗な世界がそれを証明している。
いつも懐に入れていたケチャップがちょっとした緩和剤になって俺は一命をとりとめたが、
後ろから崩壊していく世界に俺は呑まれた…気がする。
……結局俺は何も、誰も守ることができなかった。
…希望論もいいところだが、もし[次]があるならば…今度は守れるだろうか。
いや、弱気になるのはもうやめろ。絶対に守らなきゃいけないんだ!
* サンズは今この瞬間、誰よりも強いケツイを抱いた!
この小説のタグ(追加していきますし削除もします)
·東方project
·UNDER TALE
·サンズが努力しまくった世界の1つ
·現在更新停止中(ここ大事)
·現在思い付きで書いてた代償を支払う為に[大幅な設定改変中]
·戦いは弾幕ごっこモードと格闘ゲームモード(非想天則)に別れた描写をすることがあります。
- Re: 幻想転骨録 37話 ( No.52 )
- 日時: 2021/12/02 17:18
- 名前: ソラセカン (ID: 5TWPLANd)
魔理沙
「ん~っと…聞き捨てならない言葉が聞こえたんだが?」
サンズ
「大変なのはここからって意味だよ。」
キャラ
「………」
サンズ
「さて、なんとか言ってくれないか?」
キャラ
「チッ…気に食わないが私達は捨てゴマって事なんだよ。」
アリス
「捨てゴマ?それじゃあ…」
サンズ
「!…まさか…」
魔理沙
「この計画を建てたのが別にいるみたいだな。」
サンズ
「あんたを黙らせる程の実力者…か。気になるな。」
キャラ
「気になるか?」
サンズ
「?…あぁ。教えてくれ。」
キャラ
「それなら教えてやろう。あの方は実に強い。私は地下世界のほぼ全てと幻想郷の一部の妖怪を殺してようやくLOVEが56なのだがそれでもあの方のLOVE の足元にも及ばない。」
サンズ
「ッッッッ!?」
驚愕するのも無理は無いだろう…
魔理沙
「…アリス。理解出来るか?」
アリス
「相当な実力者っていうのしか分からないわ。彼の反応からしてヤバいのは分かるけど。」
サンズ
「今の俺じゃ勝てないのは明白か…取り敢えず聞きたい事は聞き終えたし…拘束といきたいんだが。」
キャラ
「私達には逃走手段がある。起きているんだろう、親友。逃げるぞ。」
フラウィー
「まずは煙幕だよね♪「させねぇよ」
サンズ:[操魂] ソウルハンドン
フラウィー
「ぎゃあ!」
キャラ
「それはもう見たんだよ!紫!」
紫(囚われ)
「はい…」
そう言って紫は俗に言うスキマを言われるがままに開く。
キャラ
「じゃあなサンズ!ついでにそこで寝てる巫女に最後を派手に飾って貰おうか!」
ここまでは予定調和…しかし考えてみて欲しい。[あの時点]で既にこの世界の筋書きが変わっているのだよ。
サンズ
「今度はそうはいかないぜ?」
サンズ:[転移魂]ソウルスプレェット
バラバラバラ…
決意の鎖が砕け落ちていく…
キャラ
「は?なんだよそれ…」
サンズ
「してやったり。だ。お前さんにしては気付くのが遅かったな。アリスさんが解放されてる時点で気付ける事を気付けなかった。それがあんたの敗因だな。」
キャラ
「アリス?誰だそいつ。」
サンズ
「お前さんが決意の鎖で縛ってた人だよ。…まさか適当に能力を使ったのか?」
キャラ
「私はそんな奴に能力を使ってない。」
サンズ
「…」
ま さ か の 新 事 実
霊夢
「スヤァ…」
紫
「スピィ…」
魔理沙
「紫をここまで持ってきたけど…親子にしか見えなくなってきたな。」
アリス
「解放された瞬間寝るとか器用なのかしら?」
- Re: 幻想転骨録 38話 ( No.53 )
- 日時: 2021/12/10 06:51
- 名前: ソラセカン (ID: 5TWPLANd)
キャラ
「あ、それもしかしたらあの方がやったのかも。」
サンズ
「嘘だろ…お前さん以外にもケツイを持てる奴が居るのかよ…」
キャラ
「居るみたいだねぇ?」
サンズ
「そうかい…それで。話は変わるが俺はあんたを始末しなければならない。」
フラウィー
「させないよ!「いや、良いんだ。」キャラ…?」
キャラ
「私はもう良い。どれだけケツイしようとその先にはあの方がいる。どうあがいたって、無駄だ。」
サンズ
「!?…それで俺を油断させようって訳じゃねぇだろうな?」
キャラ
「まさか…でも決着はつけたい。」
そう言った彼女の目は強力な、しかし儚いケツイが宿っていた。
サンズ
「じゃ、あの時の決着をつけるとするか。」
淡々と言葉を繋ぐサンズ君。彼はソウルレスなのだろうか?
サンズ
「博士。少し黙ってて貰えませんか?」
スミマセン。
キャラ
「博士?…あぁ。今回は君だけの力なんだろう?…強くなってくれたじゃあないか。」
サンズ
「ある意味あんたのお陰とも言えるが…俺はお前が弟を殺したことを赦しはしない。」
キャラ
「分かっている。さぁ、始めようか。」
サンズ
「…今日は良い天気だ。鳥は唄う隙もなく殺された。だが、ようやく理解した。あんたも被害者だって事を。」
キャラ
「………」
サンズ
「抗う事の出来ない力。勝手に口から出てくる言葉。操られ続ける体。」
フラウィー
「お前ごときに…何が分かる。彼女の狂い続ける心を理解できるとでも?」
サンズ
「結局。俺達みーんなただの玩具に過ぎない。」
キャラ
「そして、この世界も誰かに創られたもの。いつ終わらせるのかもソイツの自由。」
サンズ
「そんな世界で生きていく気持ち…」
キャラ
「いつ壊されても可笑しくない恐怖…」
サンズ&キャラ
「あんたらに理解できるか?」
…まぁ、気にしないでくれ。そちら側の人間達よ。
サンズ
「でも今はそうじゃないよな。」
キャラ
「その中でもやっぱり楽しんだ者勝ちって事さ。」
サンズ
「だから俺は審判をする。」
キャラ
「だから私は殺し続ける。」
定められた運命の中でも必死に闘う者を見て、あなたはケツイを抱けましたか?
魔理沙
「一切、着いていけないんだが。」
アリス
「魔理沙~!霊夢が起きたわよ~!」
魔理沙
「やっとかよ…何か雲行きが怪しくなってきたから助けてくれ~。」
霊夢
「ふぁ~?んもう私は眠いってにん…スヤァ…」
魔理沙
「オイ。寝るなこのやろう。」
霊夢
「私は最強の巫女なのよぉ?寝てても大丈夫だもん…」
魔理沙
「ったくこんの怠け巫女がぁ~!」
霊夢
「あれ?ってか咲夜は?居ないの?」
魔理沙
「知らないな。もうここには居ないだけじゃないか?」
霊夢
「あの咲夜だからしょうがないか。」
咲夜
「呼んだかしら?」
霊夢&魔理沙
「うわぁ!?」
- Re: 幻想転骨録 39話 ( No.54 )
- 日時: 2021/12/24 17:25
- 名前: ソラセカン (ID: 5TWPLANd)
咲夜
「何よオバケでも見たような反応しちゃって。」
魔理沙
「そりゃお前の事を話してたら急に本人が現れたら驚くだろ…」
霊夢
「あ~ビックリした。目も覚めちゃったわ。」
咲夜
「それは良かったわね。それで状況なんだけど…」
少女説明中… これ便利だよね…
霊夢
「なるほど。理解不能ね!」
咲夜
「この世界…幻想郷のことかしら…だとしたらそれを作った賢者達…八雲 紫が賢者ということを彼女らは知らないということになるわね…」
魔理沙
「まぁ、サンズも人里にずっと住んでたし知ってる事も無い…か。」
霊夢
「サンズなら気づきそうな気がするけどなぁ…」
咲夜
「はぁ…彼氏自慢はいいからさっさと帰りましょう?」
霊夢
「えへへへへ…サンズが…彼氏…///」
魔理沙
「なに素直に受け取ってんだよ…ま、帰るぞ。」
霊夢
「え?サンズは?」
魔理沙
「[全部任せておけ。先に帰ってて良いぜ。]だって。いやぁ助かったぜ…」
霊夢
「いつも積極的な魔理沙らしくないわね。」
魔理沙
「まぁまぁ♪」
咲夜
「帰りは八雲 紫に頼もうかしら?」
霊夢
「いや、そういう話じゃなくて…」
魔理沙
「霊夢、帰るぞ。」
霊夢
「?…」
魔理沙という少女…案外まんざらでも無いような…リストに入れておこう…
- Re: 幻想転骨録 40話 ( No.55 )
- 日時: 2021/12/24 17:22
- 名前: ソラセカン (ID: 5TWPLANd)
その後の闘いは…一方的なものとなった。
サンズ
「最後の闘いなんだ、もっと激しく暴れたって文句は誰も言いやしねぇよ。」
キャラ
「ハァ…もう私と…君では…大分実力の差がついてしまっていたようだ…」
サンズ
「あれから俺が本当に何もしていないとでも思っていたのか?」
キャラ
「軽くそれをどこかで期待していたよ…」
サンズ
「さて、そろそろ終わりだな。」
キャラ
「ッ!まだだァ!」
キャラ:ラストスペル[決意ノ星屑] ディターミネイションスターダスト
サンズ
「he…良いぜ。全部避けきって終いだ。」
キャラ…彼女も被害者の一人と言えよう。
フラウィー
「折角キャラが頑張っているのに僕が何もしないなんて事ある?」
フラウィー:ラストスペル[願いの花]君と共に逝けるのなら
サンズ
「流石に厳しいな…こっちも反撃を…」
キャラ&フラウィー
「「さぁ、終わりだ!」」
サンズ
「…俺はお前らを絶対に許すつもりは無い。でも、多少の救いがあっても良いんじゃないかと思った。」
そう言いながら彼は悲しそうに彼女達を消し飛ばす威力のある兵器を展開する。
サンズ
「審判の結果…あんたらは少し罰を受けてもらう事にした。」
キャラ
「分かってるさ!でもその前に私達の弾幕を掻い潜れるのかが見物だね!」
サンズ
「いいや、今すぐ罰を受けてもらうぜ?ガキンチョ。」
サンズ:[審判]蒼く輝く審判の両眼
キャラ
「ふーん?両目が光る様になったんだ?それが何か変化があるの?」
サンズ
「まぁな、結構魔力をまだ喰うから持って302 時間位か。」
キャラ
「常時発動を目指してるのか…」
サンズ
「俺にはまた護らなければならない存在が出来たんだ。今度こそ諦めてたまるかよ。」
サンズ:[審判砲]ジャッジメントブラスター
本人も薄々気付いてはいると思うがこの技は…[慈悲]の技なのだろう。
- Re: 幻想転骨録 41話 ( No.56 )
- 日時: 2022/02/23 12:14
- 名前: ソラセカン (ID: 5TWPLANd)
キャラ
「此処は…何で私は此処にいるんだ?」
アズリエル
「君!大丈夫?」
キャラ
「え。」
そこには彼女にとってかつての親友の姿があった。
何とも嬉しそうな顔をしてるな。
ん?何故サンズ君がこちら側にいるんだい?
此処は別の世界で本来俺達は入れない空間だからじゃないですか?
なるほど。
アズリエル
「君人間だよね?ここに落ちてきちゃったの?」
キャラ
「あぁ。そうだ。私は…自殺をしに此処に来たんだ…」
アズリエル
「そ、そうなの!?やめなよ!そんな事 !」
キャラ
「おいおい。私が自ら自殺するような奴に見えるか?冗談だよ。冗談。」
アズリエル
「…趣味悪い冗談はやめてよ...それに僕は初めて君に会ったんだしそんな事分かるわけ無いだろ?もう!」
キャラ
「!…なるほど、そういう事か。なんでもない。早速だけど此処はどこなのか教えてくれないか?」
アズリエル
「うん!分かった!案内するね!」
これは…彼女の追憶か?
多分ね。君自身、この力について完全に把握出来ていないから断定は出来ないがね。
しかし俺は…彼女らを裁く為にあの技を撃った...この世界の終わりになんとなくの予想がつきます。
…まぁ、見ていけば分かる事だ。
アズリエル
「ほら!着いたよ!ここがHome...え?」
キャラ
「どうしたんだアズリエル…そんな...」
塵…
これは…なかなか凄まじい事が起きているみたいだ。
アズリエル
「なに…これ…とても嫌な感じがする…」
キャラ
「何で…どうして…?」
何かが来る気配がしますよ、博士。
それはまるで好奇心の塊のような、動く虐殺機械がそこにあった。
キャラ
「アズリエル。取り敢えず此処から離れながら作戦会議だ。これからについて考えなければならない。」
アズリエル
「で、でも!パパとママがこの先に…」
キャラ
「バカ!此処に塵が飛散していて私達の存在を認知してこちらに戻ってきたとしたら相当厳しい闘いになる。それに君の親は優しいだろ?こんな非道を見逃す訳がないじゃないか。」
アズリエル
「そう…だね…でもどうして君が知ってるの?」
キャラ
「フッ…さぁ?どうしてだろうね?」
アズリエル
「…君にそんな風に笑われる資格なんてない。」
どす黒い何かがアズリエル王子の体から…!?
…俺の能力の真価…
キャラ
「…確かに…私は咎人だ。そして、操り人形だ。今度は私にもチャンスをくれないだろうか?」
アズリエル
「謝るべきは僕の方だ。ごめんなさい、キャラ。」
キャラ
「記憶が戻ったのか?」
アズリエル
「うん…さっきまで君に何回もズタズタにされてたけどね…」
なんだかグチャグチャな話になってる様な…
本来は二人同時に裁く技では無いようだな…
タッタッタッタ…
キャラ
「来たか。」
アズリエル
「まさか僕たちにとってのラスボスは君だったのか。」
フリスク…!