二次創作小説（紙ほか）
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- Re.幻想転骨録
- 日時： 2023/05/06 00:52
- 名前： ソラセカン （ID: rS2QK8cL）
- プロフ： https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13116
……………………ん?ここは…何処だ?
ああ、そうか…俺は負けちまったんだ。
止められると思っていた。
でも、現実は違った。
結局アイツに殺されて…多分世界を壊したのだろう。
この真っ暗な世界がそれを証明している。
いつも懐に入れていたケチャップがちょっとした緩和剤になって俺は一命をとりとめたが、
後ろから崩壊していく世界に俺は呑まれた…気がする。
……結局俺は何も、誰も守ることができなかった。
…希望論もいいところだが、もし[次]があるならば…今度は守れるだろうか。
いや、弱気になるのはもうやめろ。絶対に守らなきゃいけないんだ！
* サンズは今この瞬間、誰よりも強いケツイを抱いた！
この小説のタグ(追加していきますし削除もします)
·東方project
·UNDER TALE
·サンズが努力しまくった世界の１つ
·現在更新停止中(ここ大事)
·現在思い付きで書いてた代償を支払う為に[大幅な設定改変中]
·戦いは弾幕ごっこモードと格闘ゲームモード(非想天則)に別れた描写をすることがあります。
- Re: 幻想転骨録22話 ( No.37 )
- 日時： 2023/06/24 20:39
- 名前： ソラセカン （ID: rS2QK8cL）
???
「へぇ、なかなか面白い冗談じゃない。」
サンズ
「お気に召されたようで…」
レティ·ホワイトロック
「私はレティ·ホワイトロック。レティと呼んで頂戴。」
サンズ
「オイラはサンズ。ジョーク好きのニンゲンだ。」
レティ
「なるほど…確かに異常ね。」
サンズ
「ん？どういう事だ？」
レティ
「こっちの話よ。それであなた達は…異変を解決しに来たのよね？」
サンズ
「まぁ…後ろのやつらはオイラの連れだ。」
レティ
「そ、そう…それでこの異変を止めるつもりなのでしょう？」
サンズ
「あぁ。だからこの異変の首謀者を知らないか？」
レティ
「それは…私よ。」
サンズ
「え、マジでか？」
レティ
「嘘よ。でもこの異変を私は終わらせたくないのよ。」
サンズ
「雪女…だからか？」
レティ
「えぇ、そんなところよ。」
サンズ
「んじゃ、始めるか…」
弾幕スタンバイッ！
サンズ:[骨壁]ボーンウェル
霊夢、魔理沙、咲夜の周りに骨の壁ができレティの妖力ではとても壊せない程の強度となる。
魔理沙
「お、私達働かなくて良いパターンか？」
サンズ
「魔理沙達は親玉の所に行くまで体力を温存しとけ。」
咲夜
「お気遣いありがとうございます。」
霊夢
「でも私達そんなにヤワじゃないわよ？」
サンズ
「まぁな…でも念のためだ。」
サンズは弾幕を撃ちながら避けて会話をしている…
どうやら彼の技量は"前回"以上のようだ。
レティ
「(クッ…舐めプもいいところね…)あなたはスペルを使わないのかしら？」
サンズ
「ん…そうだな、そろそろ決着を着けるとするか。」
レティ
「(来るッ!)」
サンズ
「いくぜ？」
サンズ:[骨炎道]ボーンロード+スケファイヤー
骨に炎が絡み付き触れただけで燃え尽きてしまうような熱さがレティを襲う!
レティ
「うぅ…熱い…どうして…」
レティ:[寒符]リンガリングコールド:easy
熱さのあまりレティのスペルの威力と難易度が大幅に下がった！
サンズ:[近道]ショートカット
ｺﾝ!
まるで密度の薄い物体が何かにぶつかったような音が響く。
サンズ
「オイラの勝ちってことで良いか?」
レティ
「…私の負けか。」
サンズ
「さて、異変の首謀者は何処に居るんだか。」
そしてサンズ達は道中"誰にも会わずに"魔法の森に着いた。
やはり彼女が囚われの身だからなのかあの猫は出て来ないな…
さて、シナリオ通りだとこの後魔女がやって来るのだがどうなることやら？
- Re: 幻想転骨録23話 ( No.38 )
- 日時： 2021/09/11 15:06
- 名前： ソラセカン （ID: 5TWPLANd）
？？？
「待ちなさい！」
誰かに呼び止められサンズたちは呼ばれた方向へと振り向いた。
サンズ
「え〜っとあんた誰だ？」
アリス・マーガトロイド
「私はアリス・マーガトロイド。あなたが有名なあのサンズ君…で良いのかしら？」
サンズ
「あぁ、オイラはサンズ。そんで何でオイラの事知ってるんだ？」
アリス
「あら、知らなかったのかしら？貴方結構な有名人なんだけれど。」
サンズ
「あ〜…あの宴会騒ぎでか。」
アリス
「えぇ、そうよ。なんでも幽香と魔理沙と霊夢のスペルを剣を一振りしただけで
消し飛ばしたと聞くわ。」
サンズ
「まぁ…そうだな。」
アリス
「ということで貴方に今から弾幕勝負を申し込むわ。」
サンズ
「えぇ…」
アリス
「何よ。」
サンズ
「いや今オイラ達異変解決の為に急いでるんだが…」
アリス
「急いでるようには見えないけど？」
後ろを向くと霊夢達はBone wallの中でどこから持ってきたのかちゃぶ台があり、
その上にお茶が乗っていて一息をついていた。
サンズ
「………」
サンズは無言で魂ハンドンを使用し、霊夢達を遥か彼方の空へと吹き飛ばした。
サンズ
「オイラ急いでるんだ。」
アリス
「う、うん。それは良く分かったわ。でもタダでここを通しはしないわ。」
サンズ
「何が目的だ？」
アリス
「それは勿論…」
サンズ＆アリス
「弾幕ごっこか」「弾幕ごっこよさっきも言ったでしょ?」
サンズ
「何でこうも幻想郷の住人は好戦的な人が多いんだ？」
アリス
「だって此処トラブルが無さすぎて暇なのよ。」
サンズ
「今は絶賛異変解決で忙しいってのにこいつらは…」
アリス
「幻想郷は貴方が思っている程危険な場所じゃないわ。」
サンズ
「そうかい…忠告ありがとさん。」
アリス
「ところで貴方は一体どんな世界に居たの？」
サンズ
「ん？あぁ、地下の世界に居たんだ。」
アリス
「どうして？」
サンズ
「俺も良く分からないが人間達がモンスターの魂を奪うことの出来る力を恐れて、
俺は元々モンスターなんだがその力は地下世界全部のモンスターの力を集めて戦ったとしても
それでやっと人間一人分の魂の力なんだ。」
アリス
「急に壮大な話になってきたわねぇ…」
サンズ
「だから…その当時は一方的な虐殺となってしまい俺達はボコボコにされた。」
アリス
「………」
サンズ
「問題はそこじゃねぇ。それから俺達の世界では色々あって
人間の魂を奪う命令が下された。」
アリス
「？解せないわね。人間に勝てるの？」
サンズ
「…事情があるのさ。そして６つの魂が集まり残り一つとなったある日…始まった。」
アリス
「ここからが本編かしら。」
少年説明中…(霊夢と話した内容と同じ為省略)
サンズ
「って訳だ。だからもう俺は甘えない。」
アリス
「…でも少しは彼女らを頼っても良いんじゃないかしら？」
サンズ
「全てを周りに任せて結局見殺しにした俺がやっていい事じゃない。」
アリス
「それで貴方を心配する人が居るのよ？」
サンズ
「…知るかよ。」
アリス
「それを彼女らの目の前で言ってくれるかしら？」
サンズ
「ったく余計なこと話さなきゃ良かったぜ…さっさと始めるぞ。」
アリス
「私としたことがお節介だったかしら…まぁ良いわ。始めましょう。」
弾幕スタンバイッ！
……彼は少し無気力な所があるな。
それが引き金になること位は教えた方が良いのだろうか？
- Re: 幻想転骨録24話 ( No.39 )
- 日時： 2023/06/25 09:27
- 名前： ソラセカン （ID: rS2QK8cL）
サンズ:[骨弾&骨壁]弾骨結界
アリス
「! 博麗の巫女と似たような技ねぇ。」
サンズ
「そうか。ならいい。」
アリス
「(彼、怒ると冷たくなるタイプね…)冷たい態度ね。今の気温よりも悪寒を感じる程に。」
サンズ
「喋ってる余裕があるのか？」
アリス
「ｯ…伊達に長生きしてないわよ 。」
サンズ
「じゃあもっと密度上げても問題無いよな？」
すると弾骨結界の10mの幅だった空間が7mになり骨の数も増える。
アリス
「流石に…これは…キツイかも？」
サンズ
「へへへ…余裕無さそうだな？」
アリス
「あーもー！私は攻める側の方だっていうのに！」
アリス:[操符]乙女文楽
アリスがサンズの魔力よりも大きな力でスペルを終了させて自分のスペルを放つ。
サンズ
「おぉ。ちょっとは本気出してくれたか？」
アリス
「貴方は一切本気になんてなってくれないみたいだけどね…」
サンズ
「本気なんて出したら…疲れちまう。」
アリス
「………ﾁｯ」
サンズ
「なぁ。」
アリス
「何よ。」
サンズ
「あんたの目的は…弾幕ごっこじゃないよな？」
アリス
「そうだとしたら？」
サンズ
「目的が知りたいな。」
アリス
「じゃあそれを弾幕ごっこd…[操魂]ソウルハンドン
サンズ:[骨砲]ガスターブラスター
[骨道]ボーンロード
これは酷い。まさかの会話キャンセルからの不意討ちである。
アリス
「…ッ不意討ちは知っているから耐えれるわ…」
サンズ
「駄目か…」
アリス
「ねぇ。貴方は何故此処に来たの？」
サンズ
「それは…分からないな。具体的な意味が。」
アリス
「あと少しでどうにかなる事態があるというのに邪魔をしにきたという意味と…」
「あなたの存在が…世界ごと消された筈の存在が何故残っているのか。」
サンズ
「!…博士。」
ｶﾁｯ
ガスター
「大方、君の予想通りだろうね。」
サンズ
「アリスさんも手玉に捕られていただなんて…」
ガスター
「これは推測なんだが…私達は足止めを食らっている。」
サンズ
「もう異変の首謀者も乗っ取られている可能性が高いってことですか？」
ガスター
「そんな所だろう。」
サンズ
「なんとか助ける方法は無いんですか？」
ガスター
「君の能力で出来なくはないだろうが、成功するかどうかは別の話だ。下手をすると魂を砕いてしまい…殺してしまう。」
サンズ
「………」
ガスター
「まぁ成功するまでやればいいだけの話さ。」
サンズ
「は？」
ガスター
「言っただろう？私は時間魔法の大半を習得していると。」
サンズ
「時間を巻き戻せると？」
ガスター
「そうとも。決意の力が無くとも私は時間軸を移動出来る。」
サンズ
「･･･マジかよ」
ガスター
「まぁ私に掛かれば余裕なのだよ。」
サンズ
「でも、流石にそれはいくら戻せるからといっても…」
ガスター
「そんな甘い事を言っていたらこの先君が大切にしている彼女達でさえも巻き込まれて…殺されたらどうする気だい？」
「そしてその時君は正気でいられるのかな？」
サンズ
「………」
ガスター
「私は何時でも手伝えるという訳ではない。」
「今、この瞬間に練習をしておいた方が賢い選択肢だと[私]は思うがね。」
サンズ
「(あくまでも自分は責任取らない言い回ししやがって…)」
ガスター
「何をしているんだね？早く決めたまえ。」
サンズ
「俺が悩むの分かってて言ってるでしょう…」
ガスター
「フフフ…当たり前だ。」
サンズ
「あﾞ～もう！」
ガスター
「決まったかい？サンズ君。」
サンズ
「えぇ。決まりましたよ。」
ガスター
「答えを聞かせてくれ。」
サンズ
「俺は…アリスさんを犠牲にする。」
ガスター
「そうか…なら、完璧に仕上げてきなさい。」
サンズ
「勿論…!」
*サンズは非情な行為をする為にケツイがみなぎった
- Re: 幻想転骨録 25話 ( No.40 )
- 日時： 2022/11/12 22:15
- 名前： ソラセカン （ID: 5TWPLANd）
ガスター
「フッフッフ…良いねぇ…今の君の眼は私の好きな決意を固めた人間の眼だ。」
サンズ
「…んじゃ時間を進めて下さい。」
ガスター
「うむ。成功する事をを祈っているよ。」
ｶﾁｯ
アリス(囚われ)
「貴方の様な不安要素はいらないの。私の前から消えて頂戴。」
サンズ
「アンタを助けるまでそうはいかねぇ。」
アリス:[迷宮]人形ノ館
オリジナルスペルも容易いという訳か…
サンズ
「クｯ…密度がえげつねぇ…」
アリス(囚われ)
「どう？今にも当たりそうよね？当たっちゃうわよね…さっさと当たれ！」
サンズ
「アリスさんの精神状態も可笑しくなってやがる…さっさと牽制しねぇと…だが…」
密度が濃すぎる…加えて威力も凄まじい。こんなもの喰らった日には大怪我ものだな…
サンズ
「取り敢えず…ブラスターで何とか…」
[骨砲]:ガスターブラスター·集
ブラスターがアリスの弾幕を消し飛ば…ない…
サンズ
「これじゃ駄目なのか…」
彼はどうしても心の甘さを捨てきれていない…どうしても手加減をあの宴会の時ですらしていた…
アリス
「ﾁｯ…さっさと当たって死ねば良いのに。」
しょうがないのかも知れない…彼は多少性格がひねくれてはいるものの、誰よりも他人を失う事を恐れている心の優しいモンスターだったのだから。
サンズ
「もっとだ…」
そう言って骨の壁を造る。ガリガリと削れていく音が鳴り響く。
サンズ
「もっと強く…」
「もっと速く…」
「なるべく相手を傷付けない様に…」
…欲張りな事を言うものだ。
アリス
「あぁ焦れったい！」
サンズ
「今だ！」
サンズ:[操魂]ソウルハンドン
アリス
「ｸﾞｯ!ｸﾞｧｧｧｧ!!!!」
サンズ
「慎重に…相手の魂を引きずり出す！」
!…これは…これが…キャラの能力だと言うのか？
サンズ
「なんだこれ…」
そこには赤黒い魂から飛び出る縄の様な物がアリスの魂らしき物に絡み付いて離れない様にしている２つの魂が出てきた光景だった。
サンズ
「ここからが本番って事か…？」
彼にとって、厳しい戦いという事は間違いないのだろうな…
- Re: 幻想転骨録 26話 ( No.41 )
- 日時： 2022/11/12 22:18
- 名前： ソラセカン （ID: 5TWPLANd）
アリス(囚われ)
「ｸﾞｱ、ｹﾞﾎｯ…」
サンズ
「痛いよな…苦しいよな…」
「今 楽 に し て や る よ」
ｸﾞｼｬｧ！
彼の骨がアリスの魂を突き刺す。
アリス
「ﾋｭｰ…ﾋｭｰ…」
サンズ
「ヒヒヒヒ…」
彼は笑っている。
アリス
「どうして…こんな事を…殺さないで…」
止めろバカ！その言葉はフラグだ！
サンズ
「ヘッ。」
ｽﾞｼｬｧ！
尖った骨がアリスの脳、脇腹、首、心臓へと突き刺さる。
アリス
「アァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!…うっ。」
アリスが奇声をあげる。…ん？
なんだこれは。幻想郷が…荒れ果てている？
どういうことだ。何もかもがおかしい。
サンズ君？………!?
何故君が…
博士ｯ！! !
ガスター
「ハッ！」
サンズ
「大丈夫ですか!?博士！」
ガスター
「…サンズ君？」
サンズ
「えぇ！貴方の[作品]サンズですよ！」
ガスター
「お、おぉう。」
サンズ
「何をﾎﾞﾔｯとしてるんですか！」
ガスター
「悪い。少し居眠りをしていたようだ。さぁ、研究を進めよう。」
サンズ
「はい！博士！」
……………………
…………………
………………
……………
…………
………
……
…
ここは…
様々な世界線…ありとあらゆる可能性…
下手すると意識を持っていかれそうな…そんな感覚だ…
ん？…私は寝ている？
サンズ
「クソッ…何でお前が此処にいる！」
「フラウィー！」
フラウィ
「やぁ！こんにちは♪」
「ここから先は、行き止まりさ。」