二次創作小説(紙ほか)
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- Re.幻想転骨録
- 日時: 2023/05/06 00:52
- 名前: ソラセカン (ID: rS2QK8cL)
- プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13116
……………………ん?ここは…何処だ?
ああ、そうか…俺は負けちまったんだ。
止められると思っていた。
でも、現実は違った。
結局アイツに殺されて…多分世界を壊したのだろう。
この真っ暗な世界がそれを証明している。
いつも懐に入れていたケチャップがちょっとした緩和剤になって俺は一命をとりとめたが、
後ろから崩壊していく世界に俺は呑まれた…気がする。
……結局俺は何も、誰も守ることができなかった。
…希望論もいいところだが、もし[次]があるならば…今度は守れるだろうか。
いや、弱気になるのはもうやめろ。絶対に守らなきゃいけないんだ!
* サンズは今この瞬間、誰よりも強いケツイを抱いた!
この小説のタグ(追加していきますし削除もします)
·東方project
·UNDER TALE
·サンズが努力しまくった世界の1つ
·現在更新停止中(ここ大事)
·現在思い付きで書いてた代償を支払う為に[大幅な設定改変中]
·戦いは弾幕ごっこモードと格闘ゲームモード(非想天則)に別れた描写をすることがあります。
- Re: 幻想転骨録 33話 ( No.47 )
- 日時: 2021/10/27 17:02
- 名前: ソラセカン (ID: 5TWPLANd)
霊夢:[霊符]夢想封印
咲夜:[幻符]殺人ドール
ガギギギギンッ!
???
「通らせないッ…!」
霊夢
「あんたなかなかしぶといわね…」
咲夜
「そんなになってまで護る心意気は感心するわ。でも…」
魂魄妖夢
「例えワタシが死んだとシテモ…幽々子様をお護りする…それが魂拍妖夢の務め!」
霊夢
「…これ以上邪魔をするなら容赦しないわよ。」
妖夢
「掛かってこい!博麗ノ巫女ォ!」
咲夜
「…良いの?霊夢。」
霊夢
「良いわけないわ…彼女、どこか様子がおかしい。」
咲夜
「勝てるかどうかも私は怪しいわ…」
霊夢
「こっちは二人よ。…またサンズ頼りになっちゃうのは辛いけど待つしかないわ。」
サンズ
「ここか…」
魔理沙
「あぁ。霊夢はここが怪しいって言ってたぜ。」
アリス
「サンズ様。私から乗り込んでみましょうか?」
魔理沙
「…アリス…何かそのしゃべり方気持ち悪いぜ。」
アリス
「何言ってるの魔理沙!命の恩人に敬語は必須でしょ!」
サンズ
「え~っと…オイラからも頼む。ちょっと喋りにくいんでな。」
アリス
「わ、分かったわ。サンズさん。」
サンズ
「…まぁ良いか。取り敢えず様子を見てもらえないか?」
アリス
「ん~っと~…とても長い階段が見えるんだけど…」
サンズ
「マジか。結構道程は長くなりそうだな。」
魔理沙
「よし!なら直ぐに霊夢と咲夜の助太刀に向かうぜ!」
サンズ
「待ってろ霊夢…今助けに行く…」
魔理沙
「霊夢達そんなにピンチなのか?」
サンズ
「なんかそんな感じがした。」
アリス
「これが…愛の力ッ!」
サンズ
「どちらかと言うとまだ保護者目線な感じがするがな。」
魔理沙
「まだ…?ふーん?」
サンズ
「おっと口が滑った。」
魔理沙
「これは良い情報を貰ったぜ…フッフッフ…」
サンズ
「オイオイ…文屋に告げ口すんなよ?」
魔理沙
「どうでしょう?」
アリス
「あの~…行かないの?」
サンズ&魔理沙
「「ハッ!直ぐ行くぜ!」」
バシュゥゥゥゥ!!!
アリス
「仲良いわね…」
本当だよ。
霊夢
「ふうっ…やっと片付いたわ…」
咲夜
「それにしてもしぶとかったわね…どんどん気性も荒くなっていったのも…これも異変なの?」
霊夢
「サンズはこの前操られてるって言ってたから多分異変ね。」
咲夜
「でも何だか不気味ね。」
霊夢
「えぇ。まさかダルマ状態になっても襲いかかって来るなんて。」
咲夜
「私達あの妖夢って奴をダルマ状態になる程攻撃したかしら?」
霊夢
「いや?ましてやダルマ状態になんてする訳が無いわ。」
咲夜
「そう…ね。さ、行きましょう……」
ドサッ
霊夢
「咲夜!?あれ?視界が歪む…眠い…異変…サンズ…」
ドサッ
フラウィー
「フフッ♪回収回収♪」
「どう?こんな展開予想出来た?[閲覧者]。」
- 報告 ( No.48 )
- 日時: 2021/10/28 12:16
- 名前: ソラセカン (ID: 5TWPLANd)
しばらく休載致します。
何時も読んで下さる方々には申し訳ありませんが、
そちらの時間で11月20日位から投稿を再開出来ると思われます。
これからもサンズ君の物語を見届けて頂けると幸いです。
by ガスター
此処は幻想郷。ある一人の科学者によってこの世界の時間は止まり続ける。
- Re: 幻想転骨録 34話 ( No.49 )
- 日時: 2021/11/20 11:08
- 名前: ソラセカン (ID: 5TWPLANd)
そして時は動き出す
カチッ
サンズ
「…博士、何かしましたね?」
ガスター
「いや?少し時間を止めていただけさ。」
サンズ
「何の用事で止めたんですか?」
ガスター
「それを聞くのは野暮と言うものだよ。」
サンズ
「そう…ですか…」
カチッ
魔理沙
「うーん。」
サンズ
「うおっ。どうした魔理沙。オイラの顔に何か付いてるか?」
魔理沙
「いや、そうじゃなくて…最近サンズは良くボーッとしてるなーって。」
サンズ
「あー。寝不足かも知れないな。気を付けるよ。」
魔理沙
「嘘だな。」
サンズ
「! …そりゃまたどうして?」
魔理沙
「私も良く嘘付くから何となくだけど分かるんだぜ。…で、一体何を隠してるんだ?」
アリス
「魔理沙…人の事情を探るのは止した方が良いと思うんだけど…」
魔理沙
「此処で聞かなきゃこのままずっとはぐらかされる気がするんだよ。」
サンズ
「…(どうするか…別にバラしても特に変わる訳じゃないしな…)」
魔理沙
「黙秘か…まぁいいや。今は霊夢を迎えに行くのが先だし。」
サンズ
「悪いな魔理沙。この異変が終わったら絶対話す。それで良いか?」
魔理沙
「おう!それで構わないぜ!」
アリス
「そろそろ階段の終わりが見えるわ !」
サンズ
「………」
フラウィー
「キャラ!博麗の巫女を連れてきたよ!…何かメイドみたいな奴はオマケで連れてきた。」
キャラ
「ふむ。上出来だフラウィー。メイドは服従させて雑用でもやらせておくとするか。」
フラウィー
「やったぁ!キャラに褒められたぞ♪」
キャラ
「…(ちょっと引いた)」
フラウィー
「そ、それはそうとそろそろアイツが来るよ。」
キャラ
「あぁ、分かっている。今度こそアイツを殺すぞ。」
フラウィー
「前回は邪魔が入ったけどあの時の博麗の巫女の絶望に染まった顔!また見たいなぁ♪」
キャラ
「白黒の魔法使いの今にも死にそうな顔も中々乙な物だったねぇ♪」
キャラ&フラウィー
「AHAHAHAHAHAHA ! ! ! !」
サンズ
「(今度こそキャラを止めてみせる!)」
キャラ
「(今度こそサンズを殺してみせる!)」
二人はとても強いケツイを抱いた。
…そして此処が。ターニングポイントだ。
- Re: 幻想転骨録 35話 ( No.50 )
- 日時: 2021/11/21 17:44
- 名前: ソラセカン (ID: 5TWPLANd)
妖夢
「…あれ?何で私寝ていたの?ハッ!そうだ!マズイ、博麗の巫女を幽々子様の所に通してしまった…早く向かわなければ…従者失格です!」
ダッ…
この子さっき存在感皆無だったな…
???
「う…うぅ…」
キャラ
「起きたようだね、ごきげんよう。私はキャラ。人柱の一人である幽々子君。目覚めは如何かな?」
幽々子
「最悪よ…私の計画を邪魔した挙げ句に私を利用しようとするなんてねぇ。」
キャラ
「本来は向こうに拘束してあるあの博麗の巫女がここにきて貴女を止めて異変解決…というシナリオが無い。」
「これがどういう事か分かるかい?」
幽々子
「分からないわ。そもそもなぜ何故私が負ける事が確定しているのかしら?」
キャラ
「まぁまぁ♪兎に角私達イレギュラーがこの世界に来た影響でこの世界のシナリオもぐちゃぐちゃになっているのさ。そして私達の最終的な目的はこの世界の破壊。貴女のソウルは[g…ドガァァァァァ!!!来たか!」
サンズ
「よぉ。」
キャラ
「殺気が隠しきれてないぞ?」
サンズ
「he…あんたもな。」
魔理沙
「何処だ植物野郎 ! この手で焼き払ってやる!」
アリス
「霊夢大丈夫?今愛しのサンズ君が迎えに来てくれたわよ?良かったわねぇ~♪」
霊夢
「スヤァ…」
アリス
「寝てるだけみたいね…安心したわ。」
フラウィー
「僕を呼んだかな?「マスタースパーク!」ギャァァァァ!」
サンズ
「さて、今度は容赦しないぜ?」
キャラ
「あっそ。好きにすれば?最後に笑うのはこの私だ。」
サンズ
「だ と 良 い な」
弾幕スタンバイッ!
サンズ
「ま、手加減無しの本気でいくぜ?」
サンズ:[疑問] 何故最初から本気を出さないのか?
これは…不可能弾幕に近い密度をしているな。
キャラ
「クッッソ!またウザイ弾幕だァ!こんなもの…」
キャラ:[殲滅]エクステミネイションスラッシュ
殺意の籠った斬撃がサンズ君の弾幕を7割 程掻き消す。
サンズ
「ありゃりゃ。掻き消されちまったな。おめでとさん。初級編クリアだ。」
魔理沙
「あっちも派手にやってるな!私も負けてられないぜ!」
フラウィー
「余所見していて良いのかな!」
フラウィー:[飛来植針] 降り注ぐ薔薇の花
魔理沙
「たかが植物!」
フラウィー
「されど植物ということをお忘れなく。」
魔理沙
「ゲッ…地面に落ちた薔薇から地面が変な色に…」
フラウィー
「弾幕ってのはこうやって相手を徐々に追い詰めていく頭脳戦なのさ!」
魔理沙
「は?何言ってるんだ?弾幕はパワーだよ。」
魔理沙:[魔砲]ファイナルスパーク
ゴオォォァァァ!!!
フラウィー
「チッ…この脳筋娘が!」
魔理沙
「カッチーン。あったまきたぁ…コイツは一度ボコボコにしないと気が済まないぜ…」
フラウィー
「幻覚でも見て寝てろ!」
魔理沙
「気絶するのはお前だ!」
霊夢
「スヤァ…ジュルリ…」
アリス
「呑気ねぇ…」
霊夢
「サンズゥ…」
アリス
「フフッ、可愛いわね♪」
霊夢
「ワタシヲタベテェ…」
アリス
「!?!?!?」
- Re: 幻想転骨録 36話 ( No.51 )
- 日時: 2021/11/23 12:11
- 名前: ソラセカン (ID: 5TWPLANd)
サンズ
「終わりだ。」
キャラ
「ちくしょう…」
魔理沙
「ざまぁみやがれ!」
フラウィー
「こんな奴に…」
アリス
「勝ったみたいね!」
霊夢
「スヤァ…」
アリス
「いつまで寝てるのかしら…?」
魔理沙
「ったく…呑気な奴だぜ…」
サンズ
「hehehe …巫女がこんなんでも成り立ってるのが幻想郷だ。」
魔理沙
「それだけ今が平和になったって事か?」
サンズ
「かもな。」
サンズ君…分かっているとは思うが…
サンズ
「あぁ。地獄はこれから。だろ?」