二次創作小説(紙ほか)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

Re.幻想転骨録
日時: 2023/05/06 00:52
名前: ソラセカン (ID: rS2QK8cL)
プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13116

……………………ん?ここは…何処だ?
ああ、そうか…俺は負けちまったんだ。
止められると思っていた。
でも、現実は違った。
結局アイツに殺されて…多分世界を壊したのだろう。
この真っ暗な世界がそれを証明している。
いつも懐に入れていたケチャップがちょっとした緩和剤になって俺は一命をとりとめたが、
後ろから崩壊していく世界に俺は呑まれた…気がする。
……結局俺は何も、誰も守ることができなかった。
…希望論もいいところだが、もし[次]があるならば…今度は守れるだろうか。
いや、弱気になるのはもうやめろ。絶対に守らなきゃいけないんだ!

* サンズは今この瞬間、誰よりも強いケツイを抱いた!


この小説のタグ(追加していきますし削除もします)
·東方project
·UNDER TALE
·サンズが努力しまくった世界の1つ
·現在更新停止中(ここ大事)
·現在思い付きで書いてた代償を支払う為に[大幅な設定改変中]
·戦いは弾幕ごっこモードと格闘ゲームモード(非想天則)に別れた描写をすることがあります。

Re: 幻想転骨録 27話 ( No.42 )
日時: 2022/11/12 22:27
名前: ソラセカン (ID: 5TWPLANd)

サンズ
「…生憎今、お前さんを相手してる時間は無いんだよ。さっさと其処を退いてくれ。さもなきゃ…地獄の業火に焼かれる事になるぜ?」
フラウィー
「フフ…君が肉体を手に入れた様に、僕も肉体を手に入れて強靭なソウルを持ったんだ。僕はもう、君に負ける要素が無いんだよ!」
サンズ
「ヘッヘッヘ…お前とは努力の年期が違う…勝てんぜ?お前は。」
フラウィー
「HAHAHA ! 君が?努力?笑えるね。あ、そうそう。頼みの綱のあの科学者は封じさせてもらったよ。」
サンズ
「は?…そういや口五月蝿い博士のナレーションが聞こえねぇな…てか待て。どうやってあの傍観者に接触したんだ?」
フラウィー
「君の真上でニヤニヤしてたから狙いやすかったよ。君はあの科学者の力に頼っているだ
けなんだろ?ついでに君に絡んでた奴も眠っちゃったけど、これで君は無力だ。」
サンズ
「あ~…そういう事か…二つの意味で納得した。」
フラウィー
「さぁ、その首を死に晒せ!」
サンズ
「確かに前までは博士の力のカケラで戦ったさ…でも今は俺も…」
「ニンゲンだ。」

サンズ:[審判]罪を裁く蒼き瞳

フラウィー
「ッ!!! お前まさか本当に自力で…」
サンズ
「今日も良い天気だ。鳥は歌い、花は咲き誇り、辺り一面雪景色。こんな日にこの世界でまた暴れようとするガキは…」
「地獄に追い返してやるよ」



タァァァァァア!!!

サンズ&フラウィー
「ん?」

スパーーーーク!!!

フラウィー
「ギャアアアアア!! !」
魔理沙
「お前の相手はこの…私だ!」

Re: 幻想転骨録 28話 ( No.43 )
日時: 2022/09/19 21:25
名前: ソラセカン (ID: 5TWPLANd)

その頃紅魔館にて···

レミリア
「フフフフ…」
フラン
「はぁ…お姉様最近一人でずっとクスクスと笑ってるけどなんなのかしら?」
レミリア
「フラン。」
フラン
「なーに?お姉様。」
レミリア
「ありがとね。」
フラン
「! …な、何よいきなり…」
レミリア
「貴女が引きこもり生活を495年ぶりに辞めてくれた事が嬉しくてね…」
フラン
「…まだこんな世界でも捨てたものじゃないなって思っただけよ。そういう意味ではお姉様が異変を起こしたのは感謝してるわ。」
レミリア
「!…こんなに恵まれた姉は私以外いないでしょうね…」
フラン
「ねぇお姉様。相談があるんだけど…」

魔法の森上空にて···

魔理沙
「よっしゃ!クリティカルヒット☆」
サンズ
「オイオイ…何で此処に来たんだよ…」
魔理沙
「何でってそりゃ前回の復讐ってのもあるけど…サンズを守りたいってのもあったから…」
サンズ
「俺がそんなに貧弱に見えたか?」
魔理沙
「そーゆー訳じゃ無いんだけど…なんというか…わかんないや。」
サンズ
「?そうか…じゃあ来たからには覚悟しておけよ?」
魔理沙
「合点承知だぜ!」
フラウィー
「クソ女ァァァ!!!」
サンズ
「あ?お前は元クソ花だったっていうのにどの口が言ってんだ?そうだ、魔理沙。霊夢と咲夜は何処だ?」
魔理沙
「あぁ、あいつらなら先に結界が緩んでいている所に向かってったぞ。」
サンズ
「なるほど。心配無いとは思うがちょっと急ぐか。」
魔理沙
「そうだな、何が起きるか分からないし…コイツら前回マジで殺しに来てたしな…」
サンズ
「そういう訳で。道を開けて貰うぜ?」
魔理沙
「レッツ、弾幕勝負!」

[散弾骨]スプラッシュボーン
[魔符]ミルキーウェイ
[棘飛沫]薔薇の棘は心に刺さる


紅魔館にて···

レミリア
「分かったわ。でもちょっと不服ね…まだ私は彼の実力を測りきれていないんですもの。」
フラン
「この私を一撃で沈める位の力量よ。」
レミリア
「…彼は人間なのよね?」
フラン
「今からでも修行してお兄様の役に立ちたいの!」
レミリア
「お兄様て…ハイハイ。そこまで言うなら強くなってやろうじゃない!」


魔法の森上空にて···

魔理沙
「クソッ…アイツ意外と強い…」
サンズ
「埒があかねぇな…」
フラウィー
「HAHAHA ! 君たちが僕に構っている間に計画は着々と進んでいるのさ!」
サンズ
「ヘッ、言ってろ。此処でお前を倒したら随分今後が楽になる。魔理沙、今だ。」

魔理沙:[魔砲]ファイナルスパーク
サンズ:[近道]ショートカット

フラウィー
「!!! あっっぶな!!! 殺す気かお前ら!」
サンズ
「あ~…ギリ避けられちまったか。」
魔理沙
「そっちが殺す気ならこっちも本気でいくぜ!」
サンズ
「そうだ。魔理沙、合体スペル試してみないか?」
魔理沙
「お!そうだな、やってみようぜ!」
フラウィー
「ハッ、下らない。即席のスペルなんて。」
サンズ
「そいつは威力を見てから言うんだな。」

サンズ&魔理沙:[魔骨砲]マスターブラスター

ドゴォォォ!!!

フラウィー
「うわぁぁぁ!」


フラウィ:[防植物]グリーンカーテン

ブチブチブチィ!

フラウィー
「避けられ…うぎゃぁぁぁぁ!!!!!」

ボフッ

サンズ
「マジか…」
魔理沙
「畜生!分身かよ!」
サンズ
「!… まずい!魔理沙!直ぐにその結界の緩みがあるところに行くぞ!」
魔理沙
「え、でも何で。」
サンズ
「アイツも結界内に居るとしたら結構劣勢になってるかもしれねぇ!」
アリス(囚われ)
「行かせない…」
サンズ
「あぁ、この人も居たか…博士と一緒に昏睡状態にされてたんじゃないのかよ…」
魔理沙
「えっと私も手伝うz「魔理沙は二人を助けに向かってくれ!」でもサンズ一人じゃどうしようもないんじゃ…」
???
「私が居るさ。」
魔理沙
「え?誰の声 カチッ
ガスター
「私 だ 。」

Re: 幻想転骨録 29話 ( No.44 )
日時: 2022/11/13 07:30
名前: ソラセカン (ID: 5TWPLANd)

サンズ
「博士!」
ガスター
「完全復活だよサンズ君。彼の能力は[植物を操る程度の能力]で間違いないだろう。でもまさか彼が幻覚作用のあるエンジェルストランペットも使ってくるとは…これは色々と考察が捗ると思わないかい?」
サンズ
「元気そうで何よりですよ。」
ガスター
「最悪な[あり得たかもしれない世界線]と[懐かしいあの頃]の夢を見たよ。」
サンズ
「まーた意味深な事を言ってますねぇ…」
ガスター
「まあまあ。そんな事は置いておいて早く救わないと。」
サンズ
「そうですね…じゃあ、ナレーション頼みますよ?」
ガスター
「任せなさい!」

カチッ

サンズ:[操魂]ソウルハンドン

アリス(囚われ)
「アァァァ!離せ!」
サンズ
「頼むから大人しくしていてくれ!」
アリス(囚われ)
「アアアアアアアアアアアアア!もう!」
サンズ
「マズイッ!」

ザクッ…

彼女のソウルにひびが入る。

アリス
「あ…うあ…」
サンズ
「そんな…」
アリス
「…ごめんなさい…私かなり迷惑掛けちゃったみたいで…」
サンズ
「駄目だ…」
アリス
「貴方なりに私を助けようとしてくれたのでしょう?ありがとね…」

もう…時間切れのようだ。

アリス
「これは必要な犠牲だった筈よ。だから悲しまないで。ましてや私達、初対面なのよ?」
サンズ
「そんなはずがない!俺が、俺が…クソッ!」
アリス
「その気持ちだけで十分よ…閻魔様には貴方の功績と、この異変に乗じて起こっている事態について伝えておくわ。…最後位、マウント取れて良かったわ!…なんちゃって。」

バリーン

彼女のソウルが砕け散った…

サンズ
「…畜生。」

失った命は1つの記録として保管される…君の記憶の中に

サンズ
「博士…戻してください…」

分かった…堪えるんだぞ…

カッカッカッカッカッカッカ…


???にて···

???
「あら、こんな事が起こるものなのかしら?」
???
「どうしました?[姫様]。」
???
「長生きしてみるものね…」
???
「気にしなくて良いわ。やっぱりみたらし団子じゃなくて三色団子を戴けるかしら?」
???
「はぁ、畏まりました。」
???
「たまには外に出て、見聞を深めるのも良いかもしれないわね…」

Re: 幻想転骨録 30話 ( No.45 )
日時: 2022/09/19 21:59
名前: ソラセカン (ID: 5TWPLANd)

それから何度も何度もサンズ君はアリス·マーガトロイドを救おうと努力した。
だが何度やっても殺ってしまう。
サンズ君は途方に暮れた。
この終わらないループに気付いている者はこの幻想郷にもある程度存在する為、
ちょっとした異変だと思う者も出てきそうだ。

サンズ
「はぁ…はぁ…」

バリーン

サンズ
「アアアアア!!!」
魔理沙
「サンズ…?」
サンズ
「博士 !」

…分かった。だが少し休まないか?

サンズ
「休んでる暇なんて無いですよ!」
魔理沙
「だ、大丈夫かサンズ!?」

これじゃあ[前回]の二の舞だ…何とかしなくては…


白玉楼はくぎょくろうにて···

霊夢
「此処に春が集められているのね…って咲夜?」
咲夜
「…霊夢。私ちょっと休憩したいんだけど…」
霊夢
「はぁ?ここまで来て何言ってんの?さっさと行くわよ!」
咲夜
「あ、そろそろまた…」

カッカッカッカッカッカッカッカ…

霊夢
「此処に春が集められているのね…って咲夜?」
咲夜
「これ別の異変始まってるけどどう対処したら良いわけ?」


???にて···

???
「今なら団子マイスターになれる気がするわ。」
???
「何を言っているんですか?」
???
「そうね…うん…」
???
「どういうことですか?[お師匠様]。」
???
「姫様が変人なのは今に始まった事では無いわ。いつも通りよ。」」
???
「そうですね!いつも通りでした!」
???
「あぁ!?」
???
「はしたないですよ、姫様。」


人里にて···

???
「なんだ…?この違和感は…[歴史]が書かれたと思ったら消されてまた書き直しているような…」
子供A
「ねーねーせんせーどーしたのー?」
子供B
「あそぼあそぼー!」
???
「おぉそうだな!さぁ先生とおにごっこだー!」
子供達
「わーい!!!」


紅魔館にて···

レミリア
「どういうことだ…運命がグチャグチャに捻り曲がっている…こんな事例は初めてだ…」
フラン
「お姉様ー?サボらないでよー!」
レミリア
「あぁ、ごめんね?直ぐ戻るわ。」


あれこれ結構の人にバレてない?

Re: 幻想転骨録 31話 ( No.46 )
日時: 2021/10/17 17:14
名前: ソラセカン (ID: 5TWPLANd)

サンズ
「はぁ…はぁ…」

バリーン

サンズ
「チクショウ…」

カチッ

ガスター
「1つ聞きたい事があるんだが良いかね?」
サンズ
「…えぇ、どうぞ。」
ガスター
「君は良く移動するときに近道を使っているね。」
サンズ
「はい…そうですね…」
ガスター
「今、君はアリスさんのソウルを引っ張ろうとしている。」
サンズ
「はい。引っ張る事で体ごと持ってきて鎖を断ち切ろうとしているのですが…」
ガスター
「そしてそれが失敗していると。」
サンズ
「えぇ。どうしてもあと少しの所で鎖が邪魔を…」
ガスター
「その練習を幾らやったとしても意味は無いよ。」
サンズ
「なっ…!?」
ガスター
「成功したとしても確実にソウルに傷が付き直ぐに割れて死んでしまう。」
サンズ
「…」
ガスター
「だが打開策がない訳じゃない。」
サンズ
「 ! 」
ガスター
「さっき私は君に近道を良く利用しているねと聞いたがそれで疑問なんだ。」
「ソウルを近道することは可能なのか?」
サンズ
「!それは…分からねぇ…思い付きもしなかった…」
ガスター
「幾ら科学者から身を引いたといえど少々鈍っているのではないのかい?」
サンズ
「ハッ…そうかもしれないなw…不甲斐ないぜ。」
ガスター
「まぁ、この案で頑張ってみてくれ。ここがターニングポイントなのだから。」
サンズ
「了解。」

カチッ

アリス(囚われ)
「ウガァァァ!!!」
サンズ
「ったく…このくだり何回見たんやら。」

263回 は見たと思うぞ。

サンズ
「ワーオ。気が狂いそうだ。」
「さっさと終わらせるか。」

サンズ:[移転魂]ソウルトランスファー

サンズ
「おっと危ない。危うく握っちまう所だったぜ。」

一発で成功させた…

魔理沙
「何が起こったんだ!?」
アリス
「助かった…」
サンズ
「はぁ…やっと救えた…」

縛るソウルが無くなったからなのか決意の鎖が消えている。

アリス
「ありがとう。この恩は絶対返すわ。」
サンズ
「こちらこそありがとうございました。何回も殺してしまって…」
アリス
「?」
サンズ
「あぁ、いえ何でも無いです。」
魔理沙
「しっかし凄いなサンズは。あんな事も出来るのか。」
サンズ
「…そうか。早く霊夢達を迎えに行かないと…」
魔理沙
「そうだな!」


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。